子どもの教育。最も重要なのが「幼児期の教育」。
幼稚園・保育園の時期、ここで頭の回転を良くすれば、将来の勉強が楽になるでのす。
とは言え、世の中にあふれている怪しげな幼児教育ではなく、正統的な方法を試みることをお奨めします。
「勉強クセ」と「勉強のやる気」を必ずこの時期に付けさせて下さい。
【幼児期】教育についてまとめておきましょう。
【幼児期】の定義
「0歳」~「小学校4年生(9歳)」程度。
この時期に習得する必要のある課題は、
- 頭の回転を鍛える
- 愛情をたっぷり受ける
「0歳」開始に拘りはなく、様子を見て、または選択した学習方法に沿って臨機応変に対応。
学習方法は子どもとの「相性」を考える
親がいくら考えても、実際に行う子どもとの「相性」が悪い学習方法はお奨めできない。
そこで、子どもの個性をシンプル3つのカテゴリー項目からマッチングさせ、その組み合わせから相性の合う学習方法へ導くことにした。
3つのカテゴリー
- 性格
- タイプ
- 競争心
1.性格(Personality)
4つのパターンから最も近いものを選択しましょう。
- 褒めると調子に乗る
- 既に落着きがある
- 集中力がある
- 引っ込み思案
2.タイプ(Character)
ここは5つのパターンがあります。
- 意外としつこい
- こつこつタイプ
- 計画通り出来る
- 何事にも興味なし
- ゲーム好き
3.競争心(Competitive Spirit)
競争心は年齢によって大きく変化するかもしれません。
他の項目でも同じですが、親御さんの性格を当てはめて総合的に判断することをお奨めします。
- 負けず嫌い
- 他人は気にならない
- 競争は嫌い
そこで問題になるのが子どもとの相性。
褒めれば褒めるほど先へ進む子もいれば、押しても引いても中々響かない子どももいる。
性格、タイプ、競争心は子どもたちの個性なので、そこをきちんと把握して何を行うのかを決めて欲しい。もっとも、年齢を重ねれば個性も変わる可能性も否めない。
あまり難しく考えても仕方がないので、この先中学校程度までは次の視点で組み合わせて個性とのマッチングを考えて行きたい。
性格 | タイプ | 競争心 |
褒めると調子に乗る | 意外としつこい | 負けず嫌い |
既に落着きがある | こつこつタイプ | 他人は気にならない |
集中力がある | 計画通り出来る | 競争は嫌い |
引っ込み思案 | 何事にも興味なし | |
ゲーム好き |
幼児期は難しく考えない
幼児期であれば、これだけ多くの分類に当てはめる必要はない。
-
性格 タイプ 競争心 褒めると調子に乗る 意外としつこい 負けず嫌い -
性格 タイプ 競争心 引っ込み思案 ゲーム好き 競争は嫌い
この2つで大まかに当てはめて行けば問題ない。
「2」の個性は、いわゆる「おとなしい」子どもだ。
良い場合は、しっかりこつこつと学習をこなすだろうが、「1」にも「2」にも属するが少し違う個性の場合は「若干の障害」があることも視野に入れる。
幼児期の学習バリエーション
幼児期の学習バリエーションをまとめると以下の表になる。
次項では独自ランキングを紹介するが、あくまでも守備範囲の広い学習方法が中心となる。
もし、積極的で何事にも興味を示す子どもなら①のルートを。
消極的で物怖じする、または何事ににも興味が出ないような子どもなら②のルートを考えて欲しい。
ルート①
<1>ユダヤ式学習を全般で実施しつつ ⇒ 公文式を9歳まで行う
ルート②
<1>ユダヤ式学習を粘り強く行いつつ ⇒ 5歳からは小学校入学準備でデキタス(またはすらら)


<2>オンライン家庭教師一択
子どもの教育に「絶対」はないことを必ず認識して下さい。
幸いなことに、現在はオンライン学習が発達し、その結果「無料体験」がほとんどで行える。
「無料体験」により、その子と相性の良い学習方法を粘り強く探せばOK。
わたしはユダヤ式学習方法を特に奨めているが、この方法を現実的に行うのはとても大変なので「こんな方法もあるのだ」程度の知識を本で学ぶだけでも良いと思う。
親が真剣に向き合うことが大切であり、無理な方法を続けても意味が無いから。
「行く価値のある大学」へ進学できるのは、同学年で20%~25%。
ほとんどの子どもが大した大学へ行けないし、半分は高卒以下で終わることを再認識。
しかし、幼児期の教育は「まだ可能性を模索する段階」なので、色々なことを試す価値がある。
放っておけば高卒で終わるような学習環境が、「行く価値のある大学」を目指すレベルまで進めるかもしれない。
この時期に目標とすることは「頭の回転をよくする」こと。
頭の回転が良ければ、知識は自然に付く。
幼児期に頭の回転を良くすれば、一生頭の回転が良いままになる。
大きくなってからいくら努力しても、パフォーマンスは上がらないのだ。
周りの人に聞いて欲しい。
幼児期に素地が良かった、またはきちんと教育を受け結果を出している子どものほとんどが、それなりの進路を進んでいる。
「結果を出している」をきちんと読んで下さい。
子どもの頃、金にものを言わせて多くの習い事をさせたが、パッとしないままの子どもはやっぱりの結果です。
幼児期の学習ランキング