子供の将来を親が考えるべきなのか?
この言葉だけを考えれば賛否あるでしょうが、別に子供が選択すべきことを全て親が決めるというわけではありません。
人生に有利となる当たり前のことを、きちんと子供の頃から理解させる方法を考えるべきと言っているのです。
学習方法は多種多様ですが、スタートラインはどの子も一緒の筈なので、先ずは親が理解し考えることが重要。
そんな見地から子どもの教育設計について、主にユダヤ式学習方法を中心に考えてみましょう。
放任主義の親御さんには関係ない話なので、興味のある方のみご覧ください。
子どもが小さいうちに勉強クセをつけさせることは本当に大事なの?

先ずはっきり言えることは、小さいうちにルーチンを身につかせることが非常に重要であるということ。
遊びも勉強も子どもにとって楽しければ同じものです。
大きくなってからでは、勉強は遊びとは別のものと認識し、意識の高い子どもしか机に向かわなくなるのは、ご自身の経験から理解して頂けると思います。
小さいうちは「おだて」に乗りやすい
自分の子ども(男の子)もそうでした。
幼稚園から公文式とい学習に取組んでいましたが、褒めればほめるほど沢山の枚数をこなしていました。
また、沢山やれば進度も進むので、表彰されたりして本人もご満悦だった時期がありました。
一方で、女の子はマイペースで、褒めてもあまり変わらなかったです。
子どもの性格によりますが、半数は「褒めて伸ばす」ことが出来ます。
ユダヤ式勉強法は参考になる

もっと早く知っていれば…
と、後悔したのが、この「ユダヤ式勉強法」です。
最も、知っていたとしても根気よく実践できたかは自信がありません。
わたしは、前の会社で、若い同僚の子育てにこの勉強法を奨めていました。
実践できずとも、理屈を知ることでも教育の概念が変わると思います。
ユダヤ人が優秀なわけ
ユダヤ人は世界のマイノリティー(少数)ですが、ノーベル賞をはじめ、金融、経済の中枢にかかわる人材が多い人種です。
彼らの教育にその原点があり、その手法が書かれた本も何種類か出版されています。
いくつかの手法(生活の一部)がありますが、わたしが特に感銘をを受け、子どもの教育大事であると思った「ハブルーター(対面学習)の家庭での実践」について簡単に説明します。
ハブルーター(対面学習)は親子関係も円滑になる
皆さんも経験していると思いますが、勉強をして、理解したと思っていてもテストの結果が悪い。
理解したつもりが、実は曖昧なままで終わっていた。
これは、一人で勉強し完結した結果で「分かったつもりになっていた」のです。
そんなことが続けば、当然勉強への意欲も薄れ、親はテストの点を酷評し、最悪、家庭崩壊に繋がる可能性があります(大げさですが)。
- 勉強への意欲(習熟)
- 親子関係の円滑化
これらを一発で解決出来るのが、家庭で行う「ハブルーター(対面学習)」です。
方法は簡単!
毎日学校や塾で教わったことを親が聞いてあげるだけ。
親はその話を間違っていても否定はしません(正すことは必要でしょう)。
子どもは、毎日親へ教わったことを話すため、真剣に授業を聞き理解しようとします。
最初はうまく説明できません。
それでも構いません。
本人が何を理解し、何が曖昧になっているか分かれば良いのです。
たったこれだけのことで、学習してきたことを復習し、親子のコミュニケーションも円滑になるのです。
実践するにはハードルが高い
共稼ぎ世帯がほとんどの昨今、聞くための時間を親が避けるのか?
ルーチンとして毎日続けられるのか?
それぞれの家庭で超えなくてはいけないハードルがありますが、この学習方法は非常に効果的だと思うので、できるなら子どもが小さい内に実践すると良いと考えます。
事実、東大を出たある著名な方の親は
- わたしは勉強をしなかったから知らないことが沢山ある
-
○○ちゃんが先生になって、学校で教わったことを毎日教えて欲しい
そう言って、この学習方法(ハブルーター)に近いことを行っていたそうです。
詳しく知りたい方は、書籍の購入をお勧めします。