転職の成功事例を見ても分からない?|転職理由から問う成功と感じる理由

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転職の成功とはどういう意味なのか?

転職成功の事例を転職エージェントのサイトでよく見かけるけど、面接が上手く行って転職出来たとか、良い案件をエージェントが探してくれた結果だとか、知りたい情報と何か違うと感じませんか?

転職を思い立った人たちには、転職すべき理由があり、その理由についてどれだけ網羅出来たかによって、転職の成否が決まるのではないでしょうか?

もちろん、それを具現化するためにエージェントがどれだけ「役に立った」のかは知っておく必要はあります。

しかし、最終的には「転職を行わなくてはならない事情や理由」であって、その問題をきちんとクリアーできなければ、単に仕事や会社が変わっただけに過ぎないのです。

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転職理由ランキングから自分の都合を探す

下の表は、転職エージェントのdodaが発表した2018年の転職理由ランキングです。

恐らく、これから転職しようと考えている人たちに当てはまる項目が網羅されていると思うので、先ずは自分の都合と照らし合わせてみましょう。

順位理由
1位ほかにやりたい仕事がある
2位会社の将来性が不安
3位給与に不満がある
4位残業が多い/休日が少ない
5位専門知識・技術を習得したい
6位幅広い経験・知識を積みたい
7位U・Iターンしたい
8位土日祝日に休みたい
9位市場価値を上げたい
10位会社の評価方法に不満がある
11位雇用形態を変えたい
12位業界の先行きが不安
13位不規則な勤務が不満
14位人間関係がうまくいかない
15位転勤したくない
16位昇進が望めない
17位家庭環境の変化によるため
18位倒産/リストラ/契約期間の満了
19位ノルマが厳しい
20位顧客のためになる仕事がしたい
21位経営が閉鎖的
22位風通しが悪い(意見が言いにくい)
23位女性が働きにくい環境であることが不満
24位尊敬できる人がいない
25位肉体的につらい
26位社員を育てる環境がない
27位けがや病気
28位人と接する仕事がしたい
29位裁量権のある仕事に就きたい
30位ルーチンワークでつまらない
31位個人の成果を評価してほしい
32位和気あいあいとした雰囲気の会社で働きたい
33位年功序列なのが不満
34位離職率が高い
35位企業がコンプライアンス違反をしている
36位勤務スタイル(派遣常駐型)が不満
37位チームで仕事がしたい
38位成果主義の企業で働きたい
39位マネジメントスキルを身につけたい
40位スピード感についていけない

自分の都合に当てはまる内容が無ければそのままでOKです。何故、転職を行うのか?という理由をもう一度見つめ直しましょう。

この表を見ただけではイメージが付き難いので、分類(層別)を行い、傾向を分析したいと思います。

4つの大分類に層別すると見えること

40項目の転職を行う理由について、以下の4つに大分類(層別)が行えます

転職理由4分類
  1. スキル/価値の向上
  2. ワークライフバランス
  3. 会社への不満
  4. 自分の都合/仕方の無い事情

1.スキル/価値の向上

向上心を持った、戦略的な転職です。現状のスキルを更に磨いたり、違うスキルを習得したりすることを目標にする場合や、自分の価値に見合った年収増額など、今置かれている状態よりも高い所を目指す前向きな転職と言えます。

特徴
  • 多少の障害はいとわない
  • 仕事の内容がハードになっても構わない

2.ワークライフバランス

現状では、仕事と家庭(私情)のバランスが仕事よりになっているため、両方のバランスが良くなる会社へ転職したいというのが理由となります。

転職に際して最も重要なことは、私生活とのバランスなので、給与面や仕事の内容に関する優先順位は低くなります。

特徴
  • 仕事中心の生活は避けたい
  • 年収や仕事の内容はこだわらない

3.会社への不満

誰もが持ちうる会社への不満ですが、ほとんどの理由が他との比較が行えないため、転職へ踏み込むためにはそれなりの覚悟が必要な立ち位置です。

井の中の蛙で、外の世界を知らないということは、もしかしたら今の世界(会社)が最も良い場所かもしれません。

現状に何一つ不満が無いという人間は恐らく居ないので、冷静に考え、実行へ移すかを決める必要があるでしょう。

特徴
  • 今感じている不満を無くしたい
  • 年収や仕事の内容は出来るだけ変えたくない

4.自分の都合/仕方の無い事情

何かの事情で地元へ帰らなくてはならなくなった。

会社が潰れた、リストラに遭ったなどがこの分類に入ります。

積極的に行う転職ではなく、外的要因が大きいため、流されるがままに転職してしまう可能性があるため、失敗に至ることも少なくありません。

特徴
  • 何しろ新しい仕事に就きたい
  • 年収や仕事の内容は出来れば変えたくないが贅沢は言えない

4つの分類に理由を当てはめて考えてみる

4つの分類に先ほどの転職理由40項目を当てはめてみましょう。

もし、40項目に自身の理由が無ければ、4つの分類に出来るだけ当てはめて下さい。

分類順位理由
スキル1位ほかにやりたい仕事がある
/価値の向上3位給与に不満がある
5位専門知識・技術を習得したい
6位幅広い経験・知識を積みたい
9位市場価値を上げたい
10位会社の評価方法に不満がある
11位雇用形態を変えたい
16位昇進が望めない
20位顧客のためになる仕事がしたい
28位人と接する仕事がしたい
29位裁量権のある仕事に就きたい
30位ルーチンワークでつまらない
33位年功序列なのが不満
37位チームで仕事がしたい
38位成果主義の企業で働きたい
39位マネジメントスキルを身につけたい
ワークライフ4位残業が多い/休日が少ない
バランス8位土日祝日に休みたい
13位不規則な勤務が不満
15位転勤したくない
会社への2位会社の将来性が不安
不満12位業界の先行きが不安
14位人間関係がうまくいかない
19位ノルマが厳しい
21位経営が閉鎖的
22位風通しが悪い(意見が言いにくい)
23位女性が働きにくい環境であることが不満
24位尊敬できる人がいない
25位肉体的につらい
26位社員を育てる環境がない
31位個人の成果を評価してほしい
32位和気あいあいとした雰囲気の会社で働きたい
34位離職率が高い
35位企業がコンプライアンス違反をしている
36位勤務スタイル(派遣常駐型)が不満
自分の都合7位U・Iターンしたい
/仕方の無い事情17位家庭環境の変化によるため
18位倒産/リストラ/契約期間の満了
27位けがや病気
40位スピード感についていけない

すっきりしました。

転職理由が叶うことで、成功か失敗かを判断しなくてはなりません。

単純に再就職できたから「成功」ではないことを、きちんと理解した上で転職活動へ望みましょう。

まとめ

4つの大分類と40の転職理由を基にした話でしたが、人によっては4つの分類中の2つ以上が関連することもあるでしょう。

その場合は更に注意が必要です。

例えば、年収増加を狙うがワークライフバランスも崩したくない場合を考えると、転職成功と感じる幅が極端に狭くなります。

最悪の場合は、年収は希望通り大幅アップしたが、残業や休日出勤ばかりで自分の時間が全然持てないから退職した。

なんてことにも成り兼ねません。

転職後にワークライフバランスの方が重要であったことに気づいても遅くはありませんが、出来れば最初から「何が最も重要視されるのか」を明確にして転職市場へ参入する方が、誰も不幸にはならないのでより効率的です。

少なくとも、最も重要視される「お金の問題」をどうするかを基軸に、収入が増加すれば何事も犠牲に出来る方向性なのか、収入が減少してでも何かを大事にしたい方向性なのかだけは必ず明確にして転職に臨んで下さい。

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