麻疹の女性が新幹線で移動したのはいつ?うつった?潜伏期間は?症状は?

はしか1 家庭の医学

麻疹がここに来て流行しています。

その最中、何と麻疹(はしか)の40代女性が新幹線という密室で移動していたことが分かりました

もし、自分が同じ車両にいたら!?そう思うとゾッとします。

 

女性が移動した日と時間、万が一同乗していた場合の潜伏期間や症状など、麻疹がうつったかどうかの確認方法をまとめておきます。

 

 

麻疹の女性が新幹線で移動した日時

新幹線での移動は「2月8日」ですが、既に2月6日に発熱していたようです。

 

その後、東京に1泊で滞在し、2月10日に再び新大阪へ向け新幹線で移動。

麻疹と診断されたのは、3日後の2月13日です。祭日が入ることで傷を深めてしまった感があります。救急病棟などの受診を検討すべきだったかもしれません。

 

 

帰りの新幹線は日曜日。三連休の中日ということで家族連れが多いことが容易に想定できます。

抵抗力のある大人が多い平日ならともかく、恐らく沢山の子供も乗車していたと思うので、老婆心ながら心配してしまいます。

 

心当たりのある人は乗車した新幹線を再度調べ、念のため医療機関を受診した方が良いでしょう。

 

なお、東京滞在中の行動や、病院を受診するまでの行動については調べきれませんでした。

 

麻疹(はしか)に感染したかどうか?潜伏期間と症状について

もし、同じ新幹線に乗っていたら…。自分に麻疹(はしか)がうつって(感染)いるか気になります。気になる人のために、麻疹(はしか)の潜伏期間と症状などについてまとめておきます。

 

麻疹(はしか)の潜伏期間

10日~12日

 

麻疹(はしか)の初期症状

  • 発熱や咳などの症状で発症
  • 38℃前後の発熱が2~4日間続く
  • 倦怠感(小児では不機嫌)
  • 上気道炎症状(咳、鼻みず、くしゃみなど)
  • 結膜炎症状(結膜充血、目やに、光がまぶしい)が発症し次第に強くなる
  • 乳幼児では消化器症状として、下痢、腹痛を伴うこともある

 

発疹が出る1~2日前

「カタル期」「前駆期」

  • 頬粘膜に1mm程度の小さな白く隆起した小さな斑点が出る⇒コプリック斑という
  • コプリック斑は発疹出現後2日目ぐらいに消える
  • 口腔粘膜は発赤し、口蓋部には粘膜疹が出る場合もある

 

麻疹(はしか)の末期症状

「カタル期」「前駆期」の後、一度体温が下がるが、再び高熱になります。

高熱は発疹出現後、3~4日程度続いて徐々に元気になるが、体力がきちんと戻るまでに1ケ月は要する重症な病気であるようです。

 

 

麻疹(はしか)の恐ろしい感染力について

 

国立感染症研究所の説明が分かりやすいの引用します。

重要な部分を赤字にしましたが、その部分を読むだけで感染力の凄まじさが良く分かります

 

麻疹は麻疹ウイルス(Paramyxovirus科 Morbillivirus属)によっておこる感染症で、人から人へ感染します。感染経路としては空気(飛沫核)感染のほか、飛沫や接触感染など様々な経路があります。感染力はきわめて強く、麻疹の免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染するとされています(インフルエンザでは1~2人)

不顕性感染(感染はしても発症しない=症状がでない)はほとんどなく、感染した90%以上の人が発症します。発症した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前(発疹出現の3~5日前)から発疹出現後4~5日目くらいまでで、学校は解熱後3日を経過するまで出席停止となります(麻疹は、学校保健安全法に基づく第二種学校感染症に指定されており、学校をお休みしても、欠席扱いにはなりません)。なお、感染力が最も強いのは発疹出現前のカタル期です。

 

まとめ

麻疹(はしか)が近年流行の兆しがあり、どこかで調べようと思っていましたが、今回の麻疹患者、新幹線移動の話題をきっかけに重い腰を上げました。

 

色々な情報を見て、はっきり言えることは「感染力の高さ」と「重症な症状」です。

 

正直、先般の沖縄での流行から考えても、身近な話題だとは思っていませんでした。恐らく、新幹線を利用した40代の女性についても、単なる風邪だと思い込んでいたかもしれません。それだけ最近では身近とは言えない病気となっています。

 

しかし、昔は必ず子供がかかる病気として、乗り越えなくてはならない壁?のような病気だったと記憶しています。

 

医学の発達と共に、日本での発症は激減しましたが、激減することによって自分が感染者であることを疑えなくなっているのです。流行のタイミングがインフルエンザの流行中と同じであれば尚更でしょう。

 

昨今はインフルエンザ対策に気を配る傾向があり、インフルエンザを患った際のツラさもほとんどの人が味わっています。ツラさが分かっているからこそ、自分がインフルエンザにならないよう防御し、インフルエンザにかかった人には、人にうつさないような処置を行います。

 

インフルエンザは確かに恐ろしい病気ですが、今回、麻疹(はしか)について改めて知ると、インフルエンザなど比較にもならない程の重症性がある病気だと理解しました。

 

今回、不幸にも同じ車両に乗り合わせた人に感染していないことを祈るばかりです。