弾性スタッコ壁|塗替えリフォームは水性セラミシリコンがおすすめ

リフォーム体験

リフォーム壁の塗替え前は艶消しで重厚感があったお家が、リフォーム後テカテカの輝く壁に変わって安っぽくなった!?

 

そんなご近所のお家を見たことありませんか?

 

元々艶のある壁が経年劣化でくすんできたところ、壁の塗替えリフォームで見違えることは良く見かけます。しかし、艶が無い壁から艶のある壁へ変わると、壁の意匠も変化し、なんだか変。ハウスメーカーは自社独自の壁を売りにしており、自分のお家がどんな種類であるかを事前にリサーチし、壁の塗替えに適した塗料を知っておりて損はありません

 

特にスタッコと呼ばれる外壁は、コテによる手作業で独特の風合いを醸し出しています。同じようなモルタル系の意匠性が高い壁は、どこのハウスメーカーで建築したか、分かる人には分かるという大事な自己満足要素なのです。

 

そんな壁の風合いにほれ込んで、決して安くはない費用をかけて建築したお家の個性を、無知なリフォーム業者の言いなりで壊してしまっては元も子もありません。

 

スタッコ素材の壁だからこそ「その家へのこだわり」を持って欲しい

恐らくスタッコなどの検索でここへ辿り着いた人は、個性的な家を売りにするハウスメーカーで、決して安いとは言えないお値段でお家を建てられた方々だと思います。そしてセンスをとても大切にしている人たちでしょう。

 

こだわりの家なのだから自分の家を知って業者を選ぼう

センスの無い、ただ工事費用が欲しいだけの業者が沢山います。インターネットでスタッコ系の検索を行っても、業者関係者のみで実際の経験談はほぼ皆無です。結果、よく分からないまま業者の薦める塗料のままに壁の塗替えリフォームへ突入してしまっているのです。

 

近隣の同じハウスメーカーのお家を事前にリサーチすると参考になる

わたしのご近所で、同じハウスメーカーの立派なお家があり、先日壁と屋根の塗替えリフォームを行っていました。壁の色は「白」。

 

リフォームが完成したその家は、リフォーム前と比較して壁に若干の艶がありました。幸いなことに、大きな切妻屋根と全体のイメージがハウスメーカーそのものだったので、その程度では違いが大きく出ませんでした。しかし、明らかに残念な感じには見えます。

 

このブログで語る実際の経験を知れば後悔する可能性は低くなります

わたしは自分の家にこだわりがあります。特に壁の意匠性は気に入っており、この風合いが崩れることを絶対に避けたいと考えています。

 

きっとここへ来られた方は、同じ考えで色々調べているのでしょう。

 

出来るだけ今のイメージを残したい。それをメインテーマに壁の塗替え用塗料を選定した経緯を綴りますので、同じ思想の方々に少しでも参考となれば幸いです。

 

壁の塗替えリーフォーム用の塗料の種類について

壁の塗替えリフォームの検討段階で、以下の記事で色々と調べた結果を書いています。詳細について興味のある方は覗いてみて下さい。ここでは重要事項だけピックアップします。

 

 

壁の塗替えリフォーム用塗料は6つに分かれる

  1. アクリル系
  2. ウレタン系
  3. シリコン系
  4. フッ素系
  5. 光触媒系
  6. 無機系
1.アクリル系

耐久5~8年、コスト1,500円/㎡

コストは安いが、耐久性が悪い。塗替えが頻繁となり長い目で見れば割高
2.ウレタン系
耐久8~10年、コスト2,000円/㎡
コストと耐久性のバランスが若干劣る。塗替えが頻繁となり長い目で見れば割高
3.シリコン系
耐久10~15年、コスト2,700円/㎡
コストと耐久性のバランスがよく、選択方法によっては最もコスパがよくなる
4.フッ素系
耐久15~20年、コスト4,300円/㎡
最も耐久性に優れるが、ほとんどが光沢のある塗料。コストは高いが今後の主流候補
5.光触媒系
耐久15~20年、コスト4,600円/㎡
実際に20年経過した家は無く耐久性は未だ不明(メーカー想定値のみ)。コスト高い
6.無機系
耐久20~25年、コスト5,000円/㎡
耐久性に関し実証結果は無くメーカー推定値のみ。コストが高いので人柱になる覚悟で

 

わたしが選択した塗料の種類

選択肢は「シリコン系」一本です。本当はフッ素系を使用したかったのですが、塗料の調査を行う段階で「艶消し」の選択肢がほぼ無いことが分かり断念しました。

 

また、屋根の塗替えも同時に行う予定のため、次回(15~20年後)の塗替えタイミングを合わせることを考えると、壁にフッ素系の塗料を使用するとバランスが悪くなるというのも大きな要因です。実際、コスト面も辛いですが。

 

シリコン系を採用するメリットとして、長年培った実績があるため、スタッコ壁に適した塗料も研究されていることです。逆に言えば、選択すべき塗料がここにしかなかったとも言えます。

 

デメリットも考えなくてはいけません。わたしの希望は15年以上持つ塗料です。しかし、シリコン系塗料の場合は、各メーカーの製品カタログ値は最大で15年。大半はそれ以下。

 

立地環境が幸いして、新築後20年経過していますがスタッコ壁はチョーキングやひび割れも無く未だ綺麗です。即ち、最大の15年とカタログに書いてあっても、それ以上持つという僅かな期待もあり、最終的に「シリコン系」で決めた次第です。

 

わたしがシリコン系の中で「その塗料」を選択した理由

シリコン系塗料を弾性スタッコへ使用する方針で決まりました。次はシリコン系の中でどの製品を選択するかです。シリコン系と一括りにしても、歴史が長いだけに豊富な種類を各社売り出しています。無機系塗料とは関連しないとは思いますが、特に気になるのはセラミック配合塗料です。

 

メーカーについては色々と悩みましたが、新築時に使用した弾性スタッコのメーカーであり、唯一スタッコに合う塗替え用塗料を販売している「エスケー化研」に絞り、そのメーカーの製品から業者の薦める塗料を含め選定することで動き始めました。

最後まで悩んだ塗料2つの商品

塗料メーカーは「エスケー化研」を選択。その大きな理由はアートフレッシュという商品の存在でした。弾性スタッコの意匠壁の最適な塗料をネットでかなりの時間調査しましたが、外壁リフォーム関係はかなりの業者間競争がある模様で、一般のブログなどで実体験を配信しているサイトには中々たどり着けません。ほとんどが同じようなことばかり書いた業者サイトばかり。

 

それでも、丁寧に検索を重ねた結果、業者配信情報のみですがこの塗料を知ることになりました。

 

一方、業者からは水性セラミシリコンという塗料を紹介されました。価格的にはアートフレッシュと同じ価格で施工できるので、どちらを選択してもOKです。

 

業者がこの塗料を薦めてきたのには理由があります。後から知ったのですが、この業者、わたしの家を施工したハウスメーカーの指定リフォーム業者になっているとのことで、過去に弾性スタッコへの施工経験が豊富にあるとのこと。

 

それだけ経験があるのなら、わたしの考えではアートフレッシュをてっきり奨めてくると思いましたが、次の理由で水性セラミシリコンを薦めてきたそうです。参考にして下さい。

 

  • 築10年程度であればアートフレッシュを薦めている
  • 築20年と間が長い場合は水性弾性セラミシリコンを薦めている

 

はっきりした理由は分かりませんが、ハウスメーカーからの推奨でもあるようです。

 

最後まで悩んだ塗料2つの商品をサンプル比較

この写真は塗装前に頂いたサンプル板です。左が水性セラミシリコンで右がアートフレッシュです。驚いたことに、スタッコの陰影はセラミシリコンの方がはっきり出ています

 

一方のアートフレッシュは若干ぼやけたイメージ。塗料に細かい粒が含有されており、細かい凹凸面を埋めることで、全体の凸凹段差が低くなったのかもしれません。

 

ちなみに、真ん中にある色シートの一番上が、この色のサンプルになります。

 

 

この段階では「水性弾性セラミシリコン」に心が動いていました。

 

色の選択をしなくてはならないことを後で気づいた

塗料の特性に力を注ぎ過ぎたため、色の指定について忘れていました。色については次の三色についてサンプルを作成して頂き、最終的にはここから決める予定です。

 

 

(上段)水性弾性セラミシリコン
19-80B 22-90D 19-90C
(下段)アートフレッシュ

 

写真ではイメージが付き難いと思うので、色の感じを簡単に説明します。ちなみに、真ん中の番号をその色を示す色番号です。

 

  • 左=茶色が入ったベージュで少し暗い感じ
  • 中=薄い黄色で明るい感じ
  • 右=薄いベージュ系ですが限りなく白に近い感じ

 

また、塗料による質感も何となく判断出来るでしょう。上段の水性弾性セラミシリコンは凹凸の風合いを残し、陰影を濃くしています。一方、下段のアートフレッシュについては、上塗り感が強く、全体的にぼってりしています。

 

弾性スタッコの場合はアートフレッシュ一択だと考えていましたが、こうやって見る限り、コテ押しによる意匠面の凸凹の高さが大きいと、アートフレッシュの特性が逆に風合いを崩してしまうのかもしれません。

 

ジョリパット仕上げのように、平面が適度にあるような意匠壁には合うかもしれません。

ちなみに、エスケー化研の公式サイトによる塗料の期待耐用年数は次の通りです。

 

  • アートフレッシ 10年~12年
  • 水性セラミシリコン 12年~15年

 

わたしは「水性セラミシリコン」を選ぶことにしました。

やっぱり大切なことはコストである

今回、施工に際して相場が分からず困りました。インターネットでは数多くの業者が自社を宣伝しており、過去の施工事例も合わせ情報を載せており参考になりました

 

インターネットでは自分の住む地域の相場がピンポイントで分からない

しかし、インターネットでは日本全国、その施工店がある地域の情報のため、自分が住む地域の情報をつかむのがとても難しく苦労しまたのも事実です。

 

そこで参考になったのは、見積り比較サイトでした。

 

見積り比較サイトでは、地域を選んで合い見積もりを依頼できるので、大変申し訳ありませんが、地元の会社との比較と価格折衝の相手として利用させて頂きました(すみません)。

 

もちろん、とても安い情報もありましたので、一度その業者を読んで詳細を話すのも手です。

そのためには、きちんと自分の家に関する情報を把握して、その要望に応えられる業者であるかどうかの指標を作りましょう

 

比較サイトを賢く使って地元業者から最安値を引出そう!

わたしは近所の施工実績から、ある程度業者を絞り込んで交渉を行いました。もちろん他に数社からも見積りを頂き比較しましたが、値段の開き(高過ぎ)があって折衝も何もできません。そこでネットの比較サイトを利用しのですが、驚くことに目当ての業者よりも安い見積りが出ました

 

利用したのはのは2社。どちらも「屋根」「外壁」共に見積りできました。

 

無料 屋根・外壁塗装の見積り比較サイト(プロぬり)公式サイト

外壁塗装を無料で一括見積もりするならこちら 外壁塗装駆け込み寺 公式サイト

その価格を使って目当ての業者に交渉を行い、更に10万円前後のコストダウンに成功!

 

訪問販売で来るリフォーム業者は絶対信じちゃいけませんが、ネットの比較サイトは上手に使って得をした方が良いと切に感じました

 

参考になれば幸いです。