液晶・有機ELテレビおすすめの現物確認方法|価格 寿命?比較 ?

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「必要な製品を絞り込む」ことが出来たら、次はいよいよ現物確認です。

ビジネスの世界でも「三現主義」、現場・現物・現状の確認が重要なことは常識ですが、更にここでは「比較」も含めて、絞り込んだ液晶・有機ELテレビが買うに値するのかを見極めます。

 

【液晶・有機ELテレビおすすめ具体的な選択方法】はこちらの記事で確認!

 

上の記事では、液晶・有機ELテレビを購入する検討段階では、価格、寿命も大事ですが、先ずは比較準備を行うために「自分が必要とする機種」の絞り込みを行わなければならないことを解説しました。

基本概念を基軸に考えた、具体的な選定行動には大きく分けて「2つ」の行動が必要でしたね。

 

  1. 必要な製品を絞り込む(前編)
  2. 現物を比較する(後編)

 

「必要な製品を絞り込む」ことは自宅で行える事前準備。「現物を比較」するのは家電量販店へ出向く必要があります。しかし、既に自宅の環境、必要な機能などのスペックを十分比較した後なので、映像の好み(品質)と音の特性(音質)、そしてデザイン性だけを現物で確認すれば済みます。

 

何よりも他社製品との比較が行えるため、本当の意味で満足の行く買い物へ繋がることでしょう。

 

この記事では、現物を比較する具体的な方法について解説します。

 

なお、液晶・有機ELテレビ購入にあたっての「基本概念」にいては、こちらの記事をご覧下さい。

 

自分にとっておすすめの液晶・有機ELテレビ

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自分にとっておすすめの液晶・有機ELテレビの選択は終わりましたか?

必要な製品を絞り込む具体的な選定方法で解説した内容に沿って行えば、自宅で簡単に選択出来たはずです。

 

液晶・有機ELテレビの選択肢は広いですが、自身のライフスタイルに合致する製品は意外と少ないかもしれません。求めるものを明確にすれば、自ずとポイントが見えてきますよね?

 

  • 視聴環境
  • 設置スペース
  • 求める機能
  • 省エネ性能
選択した「求める機能」はきちんと整理しておく

選択肢で最も大きなポイントは「求める機能」だと考えます。

視聴環境は今更大きく変えるのは難しく、設置スペースについては画面サイズを決める重要なポイントですが、最大値が分ればそれ以上は望めません。また、省エネ性能は有機ELテレビ以外は大きくマイナスにならないでしょう。

 

逆に機能については、メーカーの独自性も加わり、また、購入者が「絶対に譲れない」という機能があれば選択肢は大幅に狭くなって行きます。だからこそ重要なので、自身の考えをきちんと整理することが肝要です。

現物がイメージと違ったら再度考える

希望の液晶・有機ELテレビを明確にして大手家電販売店へ出向いても、実際の映像や音、デザインがしっくり来ない場合や、他の機種に突然目移りすることもあるでしょう。

そんな時は慌てず、一度内容を持ち帰り再検討をすることをおすすめします。

 

選択した液晶・有機ELテレビと比較して、内容的に譲れる機能であるか否かを冷静に考えることが大事。

最後は必ず「費用対効果」を判断する

誰でも「安くて良い物」を買いたいと考えます。しかし、その判断は第三者が行うのではなく自分自身なのです。人に流され、掲示板のおすすめを鵜呑みにしても、それは第三者の気持ちを受入れたに過ぎません。

 

ここまで価格を考えずに来たのは、価格有りきでは時間がかかってしまうため、先ずは自身の希望を盛り込み、そこから現物を確認しつつ「妥協」するためです。

 

人それぞれの経済環境はもちろん、生活環境によっても、無理して良い物を買う必要は無い場合があります。また、その逆も然りで、無理してでも買いたくなる場合もあるのです。そのためにも選択肢は広く取って、そのまま購入するか否かの費用対効果を判断するのです。

 

準備が整ったら、さあ、実際に現物確認を行いましょう♪

 

液晶・有機ELテレビおすすめの映像確認方法

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先ず理解しなくてはならないことは、家電販売店の照明はとても明るく、そして展示されているテレビは最高輝度の状態であること。言うなれば、全てのテレビが最高画質になっているのです。

 

但し、テレビスペースに展示された商品全てが同じ方向に向いているとは限りません。天井の照明方向を先ずは確認し、明るさや映り込みのムラが無いか「条件面」を把握しましょう。

店内の環境を把握する

例えば以下の図のように、長い蛍光灯(またはLED)が設置していた場合、壁Aへは明るく反射し易くなりますが、壁Bについてはさほど影響は受けません。コンビニエンスストアを見れば分かりますが、長い蛍光管の場合はこのような影響が出るので注意が必要です。

有機ELテレビの配置には要注意

特に高価な有機ELテレビは、輝度が低くく反射し易い製品が多いため、壁B側の展示で美しく見せようとする店舗もあります。

 

参考図1

映り込み確認は画面を消してみる

視聴環境を同一に合わせた確認は難しいので、映り込みは画面を消して一度見るようにしましょう。画面を消すことで映り込みの度合いと方向が確認出来るので、その後映像を写しなが気になる内容であるかチェックしましょう。

コントラストの差を凝視

コントラストとは簡単に言えば白と黒の差です。

この差が大きければ大きいほど、映像に「深み」を与えます。

 

以前、こちらの記事でも書きましたが、黒を1とした場合、白の明るさがコントラストの強さになります。

 

パネル方式 白の明るさ 黒の明るさ
有機ELパネル 1,000,000 1
VAパネル 5,000 1
IPSパネル 2,000 1
同じ方式のパネルでもメーカーによって違いが出る

コントラスト比については数値だけでは語れない、各メーカーの映像づくりも影響してきますので、隣り合った同じ映像を写すテレビの「奥行き感」を見比べましょう。

 

最近、IPSパネルのハイスペック機種であるTOSHIBA REGZA Z730X とPanasonic VIERA GX850(販売終了)を見比べる機会がありました。この時感じたのはGX850の奥行の深さで、同じIPSパネルでも違いが出るものだと感心しましたが、残念ながらGX850は販売終了となっています。

有機ELパネルと液晶パネルを比較しても意味がない

数値を見て分かる通り、IPSパネルでは有機ELパネルには到底太刀打ちできません。その理由を確認することには意味がありますが、価格が二倍のテレビを比較する意味は無いので、液晶と有機ELは切り離して比較すべきです。

各メーカーの色づくりが自分の好みと合うのか?

どのメーカーでも謳い文句が「元(素材)の色を忠実に表現」という似たような文言。しかし、その忠実性には「弱め」「強め」があり、本来の色味を実現すると「弱め」傾向の地味な感じとなります。

メーカーの個性に左右されない

昔からメーカーごと、色の特徴について固定概念があります。

しかし、技術は日々進歩しており、固定概念に惑わされず最新機種ごとに比較を行わないと進化は分かりません。

鮮やかな色に引き込まれやすい消費者

Panasonic VIERA が人気になる理由は、派手な色づくりにあることは間違いありません。ビビット(艶やかさ)を売りにしているはずのSHARPと比べ、その色味は明るく綺麗に見えます。

求める色について冷静に判断を行った方が良いでしょう。

4Kテレビ以上を選択する際の注意点

フルHDと4Kテレビの違いは「解像度」の違いです。要は点で映像像が作られているとすれば、その点が多ければ多いほど細かい描写が可能で、大きく写し出したものがより繊細に映るという原理です。

 

故に、4Kテレビのデモ画像では4K解像度をフルに活かした映像を映しているため、綺麗に見えるのは当然なのです。有機ELテレビも全く同じ。

 

液晶・有機ELテレビを購入する主な目的が、映画や4K素材の視聴なら優先度が高いでしょうが、通常は地デジ放送を視聴するというテレビ本来の使い方が多いはずです。

 

必ず「地デジ」放送の映像比較を行うようにして下さい。

デモ画像から切り替えると結構な「違和感」があるはずです。

 

液晶・有機ELテレビおすすめの音質確認方法

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音質の確認はうるさい店内で行うしかありません。休日は混み合うので朝早く、出来れば平日に訪問した方が良いでしょう。近くのテレビは音声を消して、お目当てのテレビだけ音声を流せば確認は行えます。

 

なお、一般的には薄型テレビの音質は悪い評価なので、あまり厳しい目で見るよりも、「普通」と思える音質であるかを体感的に確認することをおすすめします。

普段よく見る番組を選ぶ

各メーカーが主張する音の個性は、映画などの音を意識したものがあるので、普段の視聴環境(地デジ)を再現して音を聞くことをおすすめします。出来れば、普段自宅でよく見る放送の時間帯に訪問すれば、自宅のテレビとの違いが分かり易いはずです。

メーカーが売りにしている技術はデモ画面で確認

上位機種となれば、スピーカー音質や独自の音作りについて拘りがあるはずです。デモ画面では映像だけではなく、音質についても意識した作品となっているので、拘りの内容を最高の状態で確認してみましょう。

 

また、テレビ内システムの「機能」を確認し、シネマ音声やワイド音声などのバリエーションも出来れば聞いてみましょう。

 

液晶・有機ELテレビおすすめのデザイン確認方法

デザイン

 

上図に3つのポイントを明示しました。

テレビの裏側や側面にも気を配りたい所ですが、常に見える全面でこの場は解説します。

Point ① パネル周囲

地デジ化によって液晶テレビが普及してから、同じテレビでもデザイン性で最も変化があったのがこの部分ではないでしょうか?そして、デザイン(技術)の変化に伴い、同じスペースでもより大型画面を設置できるようになりました。

サイズのコンパクト化

10年以上前の液晶テレビと比較して、パネル枠が細くなった分同じスペースで5インチ以上の大型化が図れます。また、一般家庭では横のスペースよりも縦の方が余裕があるため、スピーカーの位置も左右の配置から下部方向へデザインが変遷していることを注目しましょう。

太い枠は安っぽい

ビジネスホテルに設置された安物の液晶テレビはパネル枠が太く、武骨な感じでとても安っぽく見えますよね。

自宅へ設置した際、部屋に溶け込む丁度良い太さを見極めましょう。

今風の細さでも安っぽい物はある

パネル枠のスリム化はパネル技術の進歩によるものですが、メーカーによっては拘りなく、如何にもプラスチックという風合いの製品もあるので、妥協出来るかを現物で確認するべきです。

Point ② スピーカーの位置とデザイン

パネル枠で解説した通り、スピーカーの位置は下部が主流となっています。

パネルデザインとの統一感

通常パネルの色は黒です。

全体的にはモノトーンを中心とした配色で、どのメーカーも変わり無いように感じますが、スピーカー部分のネット色はパネル枠の艶や黒の質で風合いが変わるので確認しましょう。

スピーカー面積のバランス

スピーカーが異様に大きいことも考えられるので、バランス的に好みに合うか確認べきです。また、下部設置が主流になっているため、設置場所は確認済かもしれませんが、視聴位置(座って目の位置)は再確認すべきです。

Point ③ 台座(脚)

最も目立つ場所が台座(脚)です。

液晶・有機ELテレビ全体の雰囲気を司ると言っても過言では無いのですが、購入者のほとんどはここに注目しません。

高級感は大事

設置スペースの関係で選択肢が無い以外は、目立ち過ぎないが高級感がある仕様を意識して選択すると幸せになれるでしょう。写真のPanasonic GZ2000 は上手に高級感を演出しています。

普段の使用を意識する

真っ黒な素材を使用している場合、特にピアノブラック風の艶がある素材はホコリが目立ち易いので注意。マメに掃除を行っているなら良いのですが、無精であれば尚更意識すべきポイントですね。

 

液晶・有機ELテレビ「費用」対「効果」の計り方

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感性が絡み、生活環境や経済状況の違う比較対象では、費用対効果を算出するのはとても難しい。満足度の置き場所がどこになるかを明確な数値では表せないのですから。

 

しかし、ここで解説した選択行動を取れば、あとは価格の妥当性で判断できます。

現行のテレビでは画質性能で価格が左右される

細かい機能を除けば、最新の液晶・有機ELテレビの価格は画質によって左右されます。画質の違いは主に2つで、液晶テレビであるか有機ELテレビであるかの違い。

液晶テレビの価格格差

最新の液晶・有機ELテレビの購入を検討している人は気づいていると思いますが、過去に高級品とされていたIPSパネルが今や普通となり、各社のエントリー機は同じような価格となっています。価格の差が発生する条件は「どこのメーカー」であるかということだけです。

 

同じ様なスペックでは、メーカー独自の機能が自分が欲する内容であれば満足度は高いでしょうし、逆に欲しい機能が好きなメーカーに無かった場合などは妥協も必要となり満足度は変わってきます。

 

例えば私、REGZA Z720Xを購入しましたが、その後バックライトの斑点現象など話題となったものの、独自機能のタイムシフトやリーズナブルな価格から満足度の高い買い物が出来たと思っています。

 

選択行動と価格が一致したケースは費用対効果の満足度が高くなります。

有機ELテレビの価格格差

有機ELテレビについてはIPSパネル液晶テレビ価格の二倍で、この差は全く別物の立ち位置だと考えた方が良いでしょう。有機ELテレビは新技術のため、新しい製品ごとに進化が見られますが、内容的にはデメリットの解消がほんの少し進んだだけで、根本的には買い控えは継続すべきだと考えます。

 

それでも欲しい人にとっては魅力的なテレビなので、自宅の視聴環境で、期待した映像美が見れれば満足度は100点になるはずです。また、デメリットである寿命についても勘案しているので、例え5年程度で画質劣化が見られても問題ないでしょう。

 

選択段階から自分の好みを明確にし、例え割高でも理想的であれば適正な物と判断できます。

選択肢を間違ず、想定より出費が少ないこと

満足度の数値化は難しいですが、自分の理想とする機種の選定は行えます。

機種の目途が立てば、お金には糸目は付けない!という人は僅かで、普通は出来るだけ安く買いたいと考えます。即ち、支払ったお金が「惜しい」と思うことが無ければ「費用対効果を出せた」と思えるわけですね。

 

最新の高価な機種を購入すれば、最高のスペックを手に出来るのは当たり前です。しかし、視聴環境や目的が伴わなければ別に無理して購入する必要もなかったのでは?

 

結局、費用対効果とは、本ブログで解説した「選択行動」を経た上で、納得の行く「コスト」を投資したことで計れることが分るはずです。

 

  • 「選択行動」に不備があれば費用対効果は薄くなる
  • 「選択行動」にマッチした「コスト」が費用対効果を上げる

 

液晶・有機ELテレビおすすめの現物確認方法(まとめ)

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現物確認の重要性は、スペックでは計れない部分を他社製品と比較し確認することです。選択行動に間違いが無く、現物確認で納得すれば、即購入行動へ進む重要なフェーズなので慎重に行って下さい。

映像の確認
  • 画面への映り込み有無(強度)
  • コントラストの比較
  • 映像(色)づくりの好み
音質の確認
  • 普段の番組を見た時の違和感の有無
  • メーカーの強調する機能の確認
デザイン性の確認
  • パネル枠が細くコンパクト化が図られ美しい仕上がり
  • スピーカーの位置とパネルとの親和性
  • テレビ台座(脚)に高級感

 

最新の液晶・有機ELテレビは何がおすすめ?

スペックを基準とした製品評価があれば便利ですね。

 

液晶・有機ELテレビの買い時は、価格推移を調べた方ならご存知の通り「新製品」は割高です。しかし、家電業界のモデルチェンジ速度は早く、値段が下がるのを待っている間に次の新製品が発売されてしまいます。ある程度の評価指標がないと何とも言えない所です。

液晶テレビが無難?

現行の液晶・有機ELテレビでおすすめを聞かれれば、「無理せず、液晶テレビの一番良い物を選べ」となります。もし、お金に余裕があって、寿命や省エネ性能を気にしない視聴環境が整っている人であれば、Panasonicの有機ELテレビをおすすめする場合もあるでしょう。

画面サイズでも左右される?

但し、大画面(65型以上)を視野に入れている人であれば、経済事情に関係なく液晶テレビをおすすめします。55型を超える有機ELテレビでは、視聴環境によっては輝度性能に不安があるからです。

 

何れにしても一般的な家庭であれば「選択行動」が重要となるので、「選択行動」の参考指標があれば、嘘か本当か分からないレビューを見るより自分の考えで行動出来ます!