転職成功者は5%|転職失敗は95%という事実をしっかりと認識する

job_change03 転職について

転職で成功する確率は「5%」前後だって知ってますか?

 

転職を経験した知り合いがいたら「その人はどうなっているか?」。

また、会社を離れた元同僚は「今以上の会社で働いているのか?」。

 

この辺の価値観は、実際のところは「本人」にしか判断できないでしょう。

当然、新しい会社での給与面などは本当のところは教えてくれないでしょうし。

 

だから、今転職を考えているあなた自身が判断しましょう。

会社のレベルが上がったのか(下がったのか)?

給与は多分高い(低い)?

 

転職者の本音は分からない

 

転職した本人と直接話す機会があって、状況を確認しても恐らく「転職して良かった」と答えるかもしれない。

 

それはそうですよね、自分の転職失敗や新職場での辛い出来事を語ってもしょうがないでしょうし。

多くの場合は、その後風のうわさで「あいつ会社辞めたって」という情報が入る。

 

でも、転職の成功、失敗ってどう判断するのでしょうか?

それを考える場合、転職を行うに至った経緯も重要になると思います。

転職を考える人の思考を考えると、

 

  1. 今の給与に満足していない
  2. 会社がブラックで耐えられない
  3. 本人に諸事情があり転職せざるを得ない(田舎に帰る必要性など)
  4. 会社のリストラまたは早期定年を選択した

 

今の給与に満足していない

元々がお金目当てですから、現在の給与よりも良い条件がなければ転職を行うことは無いでしょう

即ち、転職することで給与がアップするので、転職が行えれば「成功」になります。

あくまでも給与面だけを見れば。

 

給与が上がればその他はどうでも良い、という考えが前提ですが、通常はその他の不満が別に生じて「失敗」になる。

 

  • 給与は上がったが、残業が倍になってワークライフバランスが滅茶苦茶になった
  • 管理職などでは、会社のレベルが低すぎて無茶な要求が増加し捌ききれずに精神を患った

 

など、付帯の問題が発生し、トータル的に成功者とは言えない状況に陥ります。

 

会社がブラックで耐えられない

最低最悪のブラック企業であれば未だしも、ブラックと決めつけているのが本人の尺度であれば転職の成功は望めません。ブラックと考える対象が何であるかをきちんと把握し、それをクリアすることを目指すことが必要です。

 

問題がクリアとなる転職が叶えば「成功」となりますが、ここでもその他付帯要因を含めて成否判断は実際に就業し始めて分かるでしょう。

 

もし、総合的に見て前職よりも劣るなら「失敗」だし、自分が考える前職のブラック部分だけがクリアーになれば、たとえ給与が三分の一になっても、通勤に2時間かかっても、人間関係が悪化しても「成功」です。

 

本人に諸事情があり転職せざるを得ない(田舎に帰る必要性など)

「失敗」も「成功」も無いと思われますが、実際は違います。

 

どこでも良いと最初は考えますが、実際に就労すると多くの問題が発生します。

この場合の転職で、給与がアップすることはほとんど無いでしょうし、仮に現在大手に勤めていればそれ以上の会社へ転職できる人は特別な知識を持った人だけ。

 

仮に今以上の会社へ転職しても、それが満足に至るかは分かりません。

レベルを下げても、レベルを上げても、転職先の企業は「あなたに期待」をします。

 

今まで培った技術をそのまま使えれば問題ないでしょうが、大半は転職先の商品や流儀に合わさざるを得ないないので、そこが上手く立ち回れないと会社にも居ずらくなるでしょう。

 

会社のリストラまたは早期定年を選択した

大半は現状以下となり、給与が下がるだけなら未だ良い方で、仕事の量は大幅に増えワークライフバランスまで狂ってしまうことも少なくありません。

 

それでも働かなければならないわけで、その会社に合わなければ最終的に精神まで病んでしまうかもしれない。

 

そんな中で「成功」したと感じる人は余程ラッキーだったのでしょう。

 

管理職採用への期待値はスーパーマン並み

転職の方法にも色々あって、例えば管理職経験者が転職先でも管理職になる場合、転職先では既にマネージメント能力を持ち合わせているのだから多くを教えなくても仕事が可能だと勝手に判断します。

 

確かに、仕事の本質についてはその考えが当てはまりますが、転職先の流儀や新しい産業の内容までは教育されないと分かりません

 

会社としても教育することで戦力化するのが早まるはずですが、中小企業では残念ながらそこがスキップされてしまうのが殆どです。

 

訳が分からない業務を「自分で調べて」行うのですから、作業効率は上がらず結果がなかなか出せない状況となります。

 

しかし、転職先の社長はそうは思いません。

分からないことは自分で調べるのは当たり前。

新しい産業についても自分で勉強し、既存の社員以上の知識を得るのは当たり前。という不幸の連鎖が始まります。

 

更に酷い場合は、教育資料が無いのはお前が作らないから。と、何が先やら何が後やら訳が分からなくなる。

 

ワンマン経営者の場合はこのような横暴な人が多いようですから、転職時の面接では自分が見られていると考えるだけではなく、自分自身で経営者の質も見極めることが肝要

 

自分が出来ないことを押し付ける経営者が多いことを理解せよ

 

色々と問題点を羅列しましたが、転職先がよほど安定した企業ではない限り、多くの会社は問題を抱えているのです。

 

特に「中途採用」がメインとなっている会社は、多くのルールが整備されていません

 

そのため、中途で採用された人材も不満を抱え離職が多くなり、再度中途採用者を募集するのです。

 

ルールが整備されていないということは業務効率も悪く、経営者の要求が雪だるま式に多くなり、結局は業務がこなせずに評価を下げることに繋がるでしょう。

 

逆に言えば、このような会社の弱点を転職者が解決すれば、一気に評価が高まるのです。

 

この辺りがネックとなって「転職失敗」となるのでしょう。

面接まで行って、転職者、経営者双方納得して入社したにも関わらず、ミスマッチな転職結果となるのはお互い不幸です。

 

しかし実際は多くの転職がミスマッチになっていることが、転職成功者が5%前後しか居ないという大手エージェントの調査結果に繋がったのです。

 

更に突き詰めると、一部の中小企業経営者は自分の会社の実力を考えず、転職者に過度な期待(人頼み)になり過ぎていることが大きいとわたしは考えます。

 

経営者自身が優秀であれば、先ずは自身で会社の体裁を整えているはずですから。