転職|失敗|面接に手応えがある時こそ面接官と会社を冷静に観察しよう

job_change06 私的転職論

転職の失敗はしたくないですよね?

できればこれから転職する皆さんに、失敗という辛酸をなめるようなことが起きないよう、面接官を見て会社の良し悪しを判断する方法を教えます。

 

転職の失敗は誰にでも起こりうる可能性があります。しかし、お互いが「良く見せようとするシチュエーション」、転職で重要な面接の場面ですが、会社の違和感をどうやって感じ取れば良いのしょうか?

 

面接で意気投合する。良いことか?悪いことか?

転職の面接は相手の経営者を査定する重要な機会でもあります。採用する側だけが有利なのではなく、面接される側も会社に対する違和感を感じられるかが勝負となります。人を欲する会社はそれなりの理由があることも頭の片隅に置いておいても損はないはずです。

 

 

「話し好き」「同じ話が多い」そんなワンマン社長は要注意かも?

例えば、初めての面接で役員双方と意気投合した。これで採用はほぼ確実。計画通り再就職が行えるとこの時点ではハッピーな気持ちが高まるでしょう。

 

小さい会社であれば、面接官は社長と役員の2名なんてことは多々あります。社長は話好きで、話の内容も共通点があれば相手も喜ぶはずです。面接を受ける方は適当に頷き、話に合わせ話題を振れば更に話は盛り上がり、気が付いたら、何度も同じ話をループ状態

 

とんとん拍子に違和感を感じるべき?

そんな時は要注意。もしあなたがその会社へ入社したら、良い話ばかりで済むはずは無いのです。

失敗をして、怒られる時も「話が延々とループ状態」になるというリスクを想定しましょう。

 

給与の要望も満額受入れ。話が上手く進む時こそ要注意

年収で生活環境はガラリと変わります。ましてや転職であれば、余程の人材なら年収アップでしょうが、普通の人材が地方へ戻ればその土地の基準価格からの再算定となり、大半は年収ダウン。そのダウン幅をいかに縮めるかが勝負のカギであると同時に、真実を見逃す穴となるのです。

 

 

自分の要求が通り易い。それだけ人材難である証拠と疑え?

話が盛り上がっても、何れ質問コーナーが来ます。

 

例えば、給与面としましょう。そこで「年収はどれくらいいただけるのですか?」と聞いたとする。すると「いくら欲しいの?」と聞き返され、「〇百万円くらいいただけると生活も困りません」と思い切って求人内容にあった最高値で言ったとします。

 

それを聞いても、顔色も変えず頷くだけだったらどう思います?

 

わたしだったら、受け入れてくれたものと有頂天になってしまうでしょう。報酬というものはそれなりの期待があって支払われるものなので、覚悟を持って会社に貢献したいという気持ちが生まれ、「絶対に頑張ろうと」心に誓っていると思います。

 

この時点では、社長も自分も期待値のゴールは同調していたと思われるが、実際の道のりについては大きな隔たりがあることを見落としているかもしれないのです。

 

ブラック企業|面接だけでは分からない

自分の会社をブラックだと言う企業は何社あるだろう?多分1社も無いでしょう。どこの会社の経営者も他社の問題は否定するけど、自社は問題は無いと解釈する。だって、何がブラックか理解していないんだ(自覚している場合もある)もん。それが事実です。

 

 

着衣の乱れは心の乱れ。理想と現実を混在していないか?その経営者

給与の問題に対する気づきは、経営者と自身の間で報酬に対する成果プロセスの認識違いに気を付けることでした。

 

では、製造業を例に、引き続き質問を想定しましょう。

 

製造業の場合、派遣社員やパート、準社員、社員が混在しており、社員のモラルがその会社の良し悪しとして判断出来ます。わたしの場合、その判断方法の一つとして、作業服の使用範囲を確認しています。

 

大手製造業の場合、社員が作業服のまま通勤することを禁止します。その理由は、会社の名前の入った作業服でパチンコ屋やスーパー、はたは居酒屋などへ行くことは避けるべきで、また、トラブルになった場合も会社のイメージを傷つける可能性があるからです。

 

質問:「御社は作業着での通勤を許可されていますか?」

 

その時、面接官はどんな顔をするか見ておきましょう。少し困った顔をして、はっきりと「許可していない。会社の更衣室で着替えるルールである」と答えたとします。

 

言葉だけを信じれば、小さな会社だが社長も口だけではなくきちんと社員のモラル管理をしている。と感心したと思います。

 

しかし、質問の内容を聞いて「少し困った顔」をしたのなら、嘘である可能性を疑った方が良いでしょう。

 

「残業少」「休日多」ってどこまで信じればいいんだろう?日本語の解釈に注意!?

次に気になるのは「ワークライフバランス」だと思います。

 

もし、管理職の募集へ応募していたら「管理職は何時ころに帰っていますか?また、休日出勤はあるのですか?」と質問したくなります。

 

わたしも転職する際の理由のひとつに、単身赴任からの解放がありました。都会で電車通勤し、週末車で自宅を往復することでワークライフバランスが大きく崩れていました。会社を辞めて自宅に帰ることでこの問題を解決する必要があったのです。

 

例えば答えが、「夜8時ころまで残る場合もあるが、大体それより早く帰っている。休日出勤については、必要に応じて行っているようだが毎週では無い。各管理職の自己管理に任せている」

 

大抵こんな答えが返って来ます。この話を聞いて、夜8時まで会社にいることは稀で、休日出勤もほとんど無いものと受け取れます。もともと年間休日が少なければ、少ない土曜日の休みを休日出勤に取られたら大変です。

 

多分、この時点で多くの人は安心します。

 

でも、実際のところは入社し、自分に降りかかるまでは何も分からないのです。もし、ワークライフバランスに重点を置く転職であれば、もっと細かく突っ込んで確認することをおすすめします。

 

そもそも「コンプライアンス」という言葉を知っているか怪しい?

もし、管理職や役員候補として面接を受けるのであれば、必ず「コンプライアンス順守に問題ありませんよね?」ということを質問しましょう。

 

大手企業にいると、環境問題で企業が潰れるリスクや法規順守、従業員の過剰残業やメンタルヘルスに注意を図ることを学ぶ。特にコンプライアンスについて、中小企業(特に零細企業)は甘く考えており、下手をしたら問題の起きた部署の管理職や役員だけに責任を押し付けかねないのです。

 

実際に同じ地域のブラックと言われていた企業は、社員の自殺問題があって書類送検された時、社長では無い人間がその対象となっていたという事例があります。

 

面接官は「特に問題はない。廃液処理などしっかり管理している。また、従業員の残業についても役員まで管理徹底している」と多分答えます。

 

あなたは安心するでしょう。給与面も活動内容も問題がなく、正に理想の職場だと。あとは自分の問題として、人間関係がもつれると厄介なので、そこは毎日笑顔で接すれば嫌われることも無いだろう…と。

 

しかし、これらの話は入社してからではないと、事実を確認することは出来ないということをきちんと認識しましょう。そして、違和感があれば詳細を、詳細を聞いても違和感が払しょくされなければ「縁が無かった」と諦める勇気も必要です。