進研ゼミ|老舗が培った勉強方法がやる気を引出す

education23 具体的な学習方法

誰でも知っている「進研ゼミ」。

 

自分の子どもが小さい頃に、こどもちゃれんのしまじろうを与えていませんでしたか?そんな有名な進研ゼミの有用性を真剣に分析しました。幼児から大学受験まで網羅し、今や日本の大学は進研模試による偏差値に左右されるという超巨大学習企業が作った学習メソッドは今でも通用するのか?

 

実績面で見ると、難関大学合格者は進研ゼミを行っている場合が多い。但し、進研ゼミ一択であったかは疑問が残る。難関大学合格者は進研ゼミを基礎学力維持のために利用し、多くの問題と振れる機会を作っていたのです。

 

進研ゼミを基礎確立の土台とし、抜け漏れ無きよう塾や予備校を利用することで鉄壁の学力を培ったことは周知のことだと思います。また、進研ゼミを運営するベネッセは、各大学の入試傾向を最も分析しており、その情報は進研ゼミの利用者へ惜しげなく配布されます。

 

基礎学力向上と受験戦略に長けた情報を配信する「進研ゼミ」。そんな教育界をけん引する老舗の教材について情報をまとめてみましょう。

 

進研ゼミとは

岡山県に本社を置く「株式会社ベネッセコーポレーション」が主催する教育システム。

 

なんと幼児期から大学受験、社会人、シニアまで網羅する一大教育会社。

小さな子どもはみんな「しまじろう」のぬいぐるみを持ってましたよね?

あれも「こどもちゃれんじ」というベネッセコーポレーションの商材。

 

ここでは、大学受験までの特徴を分析していく。

 

  1. 小学講座
  2. 中学講座
  3. 高校講座

 

小学講座

昔は紙の添削が中心であった進研ゼミ。

しかし現在では、乱立する他社のオンライン講座に負けず劣らずの戦略を打っている

 

◆学習のしかたは2通り

 

①従来のスタイルを踏襲した「チャレンジ」

 

この方法は昔からあるが、粘り強い子どもが頑張って行っているというイメージが強い。

それだけ「やり続ける」ことが大変な学習方法だ。

 

しかし、実際に行えば、添削による復習や教科書に合わせた進度など、計画性を養うにはもってこい。

 

多くのパターンが最終的には教材も開かないまま終了していく。

 

それは昔の話。

 

現在は子どもに飽きさせない工夫が満載である。

 

それでも大変な教材であることには変わりないので、是非子どもの個性と相性を良く見比べて欲しい。

 

②タブレットで学ぶ「チャレンジタッチ」

 

紙媒体を「チャレンジパッド2」という、独自のタブレットを使用した学習へ改善。

他社のオンライン学習メソッドのほとんどが、自宅のPCや自前のタブレットを使用しての学習であるが、進研ゼミでは独自タブレットを全員へ支給する。

 

6ケ月以上の受講であれば無料で進呈されるが、その前に退会した場合は端末代金として「14,800円」を請求されるというシステム。

 

価格的には相当安いので、おもちゃに毛が生える程度のタブレットだと思って差し支えないが、子どもが興味を持って学習するのだから、高級なipadとそん色ない。

 

小学校でも英語教育が開始され、タブレットがあれば、聞く・読む・書く・話すとバランスよく学習できる。

古くからの学習方法よりも、こちらをお奨めする。

 

但し、他社オンライン学習と同様、家庭内にインターネット環境を準備する必要があることを忘れてはならない。

 

◆プログラム的思考力を養う

 

小学校で必須となる「プログラム的思考力」についてもきんと網羅されている。

ご存知の通り、小学校でコンピューターのプログラミング言語を学ぶわけではなく、思考力を養うための新学習方法である。

 

算数・理科・社会の一例から論理的思考を養うことで、頭の回転が良くなるのでしょう。

そんな学習についても、進研ゼミ小学講座は既に網羅しているのだ。

 

◆学習にかかる費用

 

ここでは「チャレンジタッチ」を利用した場合で算定しよう。

進研ゼミでは「6ケ月」「12ケ月」の一括払いでお得になるが、分かり難くなるので毎月払いの費用を紹介している。

 

  国語 算数 理科 社会 英語 プログラム 入会金 月額
1年生準備 0円 3,343円
1年生 0円 3,343円
2年生 0円 3,343円
3年生 0円 4,062円
4年生 0円 4,865円
5年生 0円 5,632円
6年生 0円 6,323円

教科の網羅性を考えると、公文式などと比較して「安い」部類に入る。

 

何れにしても、進研ゼミをやりきるには、粘り強さと親の協力が必要だ。

 

 

中学講座

中学講座の目的は、ズバリ「目標とする高校に合格すること」だ。

そのために、小学校6年生の準備段階から、中学3年生の受験準備講座まで隙間なくカリキュラムが組まれている。

 

受講生は特に難しく考えることなく、そのカリキュラムに沿って学習すれば自然と学力が上がる。

 

小学講座で利用したタブレットは中学講座でも健在だ。

それどころか「電子辞書」まで準備されているので、英語対策を早々に行えるのが特徴。

 

◆実技を含めた9教科を網羅した学習が行える

 

高校受験に必須な内申書。

受験当日の筆記試験の結果だけでは測れないため、普段の学習態度と成績も重要となる。

特に受験科目と関係のない科目は、普段の成績が内申書に大きく影響する。

 

そんな忘れられがちな科目までも網羅している進研ゼミは、通信教育としては最強である。

但し、小学講座でも書いたが、こつこつ頑張れる粘り強い意思が無いと、教材を開かないまま山積みとなって、結局は親に無駄なお金を使わせる結果となりかねない。

強い意思があれば、これほど網羅性のある教材は珍しいので、是非頑張って欲しい。

 

◆もちろん「さかのぼり学習」システムも用意されている

 

わたしが最も重要だと考える「さかのぼり学習」。

昔の進研ゼミなら先へ進むことが中心であったが、現在の潮流を考え、きちんと「さかのぼり学習」も用意されているのだ。

 

しかも、24時間個別に質問可能なシステムなので、分からないをそのままにすることがない。

 

中学時代の学習は、大学受験の時にも大きく影響する。

取りこぼしを無くすためには「さかのぼり学習」を行い、分からないを無くすことが最も重要な要素となる。

 

但し、分からないことを分かっているのに放っておくような子どもには用のない存在なので、親が子供の個性を十分理解し、横道に逸れないように道を正す「見守り」を行って欲しい。

 

◆高校受験を成功させる

 

都道府県×志望校レベル別に、受験本番までに身につけたい力をカリキュラム化。最短距離で合格を目指せるよう学習が設計されている。

通信教育なのに、なんと電話での進路相談も行える。

 

こつこつきちんと行えば、中学程度の学習であれば「取りこぼしなく」習得出来、しかも進路相談まで行う体制は、高価な学習塾よりもリーズナブル。

能動的に行える子どもであれば、目標を達成することは間違いないであろう。

 

◆学習にかかる費用

 

進研ゼミでは「6ケ月」「12ケ月」の一括払いでお得になることは前出の通り。小学講座同様、分かり難くなるので毎月払いの費用を紹介している。

なお、中学講座での学習教科数は9科目である。

 

  入会金 月額
1年生 0円 6,578円
2年生 0円 7,059円
3年生 0円 7,835円

 

教科の網羅性を考えると、小学講座よりも更に安い印象。

 

進研ゼミの中学講座まで行うような子どもは、学習の厚みを増すために、実は塾と併用している子ども多い。そんな生徒は双方を確実に行う粘りがあるので問題ないが、進研ゼミ一本で学習している生徒は自分との闘いになることを理解し、強い心で臨んで欲しい。

 

そして、これから頑張ろうとする人は、資料を請求した上で、自分自身が行えるかをきちんと判断することが重要だ。

 

 

 

高校講座

高校1年生が行う学校以外の学習方法で、進研ゼミは利用者数ナンバーワンになったそうだ。

わたしのブログを見て頂いている読者のほとんどは、お子さんを大学まで進学させることを願っており、進学する(またはした)高校は県下有数の進学校だと思う。

 

職業高校へ進学した場合、進研ゼミの講座を受講する必要はまったく無い。

進研ゼミは大学を目指す、県下有数の進学校の1年生に最も選ばれた学習メソッドであることを数字が証明したわけである。

 

◆何故、進研ゼミを選ぶのか?

 

はっきり言って、申し込みが簡単だからだ。

わたしの上の子どもがそうだったが、学習塾へ行くのを嫌う生徒もおり、そんな子どもにも最適なのが通信教育である進研ゼミだ。

 

また、進研ゼミの母体であるベネッセは、今では大学受験模試を主催するまでとなり、日本で最も多い生徒数を分母に偏差値を出している。

 

そして、学習者数が多いということは、日本でトップクラスの大学へ進学したという実績も出しやすいので、更に受講者が増えるという算段だ。

 

◆進研ゼミだけで一流大学へ進学できるのか?

 

進研ゼミだけで行けるかどうかは定かではない。

なぜなら、東大や京大へ進学する生徒たちは、入試本番で取りこぼしが出ないよう、あらゆる角度から勉強を進めるからだ。

 

しかし、今後無くなるセンター試験であれば、基礎的な学習内容がどれだけきちんと理解されているかを測るわけで、進研ゼミの学習メソッドをきちんと理解出来ればそれなりの得点率を得ることは可能である。

 

その基礎力をもって、目標とする大学の赤本や過去問を解き、きちんと対策することは必ず必要となる。それが理解出来ていない生徒は受験に失敗するわけだ。

 

センター廃止後の受験対策も結局同じで、基礎力をもって対策しなければ何をやっても同じなので、その点をフォーカスすれば進研ゼミで行う学習の重要性が理解できるだろう。

 

◆学習にかかる費用

 

ここでも毎月払いの費用を紹介する。

なお、高校講座での学習教科数は1教科から指定できるが、下表では3教科の契約で代表的な事例として算定したものを掲載。

 

  入会金 月額
1年生 0円 9,980円
2年生 0円 9,420円
3年生 0円 9,782円

 

学習塾や予備校へ行くよりも遥かに安い。

安いということは、受動的になれば情報が入ってこないということだ。

それが通信教育の良い面でもあり悪い面でもある。

 

わたしのお奨めとしては、きちんと受動的な学習(塾や予備校)を行いつつ、基礎の抜け漏れ対策として進研ゼミを行うことが最も効果が高いと考える。

しかし、その通り出来る生徒は少なく、本当に行えるのであれば「行く価値のある大学」の中でも、上位の大学へ入学することも不可能では無いだろう。

 

そういうことが出来ない受験生が大半なので、多くの生徒が偏差値50以下の大学へ進学する。

やる気のある生徒、やらせたい親御さんは、覚悟を決めて資料請求をして欲しい。

やれば間違いなく結果は出る。

 

 

対象の子どもとお奨め度

オンライン学習の「すららネット」や「デキタス」とは一線を画す「進研ゼミ」。

ちょっと困った子どもには学習を完遂することは先ずできない

子どもの個性をきちんと測って、その上で学習すべきかを決めることが肝要。

 

しかし、食わず嫌いでは何も分からないので、最低でも資料を請求し家族で考えることが大事。

内容が難しいとかそういう問題ではなく、「やり続ける」粘りが必要な教材であることを理解して欲しい。

 

とは言え、「行く価値のある大学」を目指すなら、どの教材を選択しても粘りは必要であることも重ねて理解して欲しい。

コスト的には高価ではないので、試しに行ってみても大した負担にはならないだろう。