大卒を高卒と偽り勤務 38年でバレて懲戒免職 神戸市職員

education08 子供の私的教育論

表題、なんでこんなことしたんですかね?

わたしの感じたことを書きますが、あくまでも「私見」です。念のため。

記事内容

神戸市は26日、最終学歴を詐称したとして、経済観光局の男性事務職員(63)を懲戒免職にしたと、発表した。大学を卒業していたのに採用試験の際に履歴書には高卒と記載し、高卒以下に限定されている区分を受験して合格し、1980年5月から勤務していた。

市が匿名の通報を受けて確認したところ、78年3月に大学を卒業していたことが発覚した。市は2006年度に学歴の全庁調査をしていたが、この職員は上司に虚偽の報告をしていたという。

Yahooニュースより(11/26(月) 18:06配信 神戸新聞)

 

考えられること

 

  1. 難関大学を卒業したが、就職で有利な初級公務員(当時)で受験することを選んだ
  2. 行く価値のない大学を卒業したため、高卒で初級公務員試験を受ける方が有利だった

 

その他、色々考えられますが、おおまかに想像できるのは上記の2つでしょうね。

 

「1」としたら、受験を行った1980年を振り返らなくてはならない。

 

◆日本は対米輸出の急増で、世界最大の貿易黒字国へ

◆輸出が顕著、貿易摩擦が深刻化

◆1981年 レーガンがアメリカ大統領に

◆アメリカは軍事支出の激増によって財政赤字は拡大

◆アメリカは高金利政策をとったためドル高に~輸出競争力低下

◆アメリカは財政赤字と経常収支の赤字が同時に進行

 

日本の景気は悪くなかったようです。

わたしの記憶では、1985年にいったん景気が落ち込んだが、それ以降は有名なバブル景気へまっしぐら。

 

となると、一流大学を卒業していれば、就職に困ることは無いように思われる…。

 

では、「2」であったら。

 

いつの時代でも、行く価値のない大学を卒業しても、景気に左右されず就職はタイトです。

そう、多くの人は優秀な高卒よりも彼らが劣ることを知っているからです。

一般人が知っていて、企業がそれを知らないはずはありません。

 

彼らの就職成功先は「公務員」だけです。

 

ん?そうだったんだ。

当時の公務員試験は確か「初級」「中級」「上級」。

(今は、総合職(院卒、大卒程度)、一般職(大卒程度)、一般職(高卒))

 

上級=大学卒業程度以上

中級=大学卒業程度

初級=高校卒業

 

確か、初級公務員は高卒のみの定義があったような気がした。

だから入りやすい「一般職」を選んだんだ。

わたしも高校卒業時に、保険のため同じ試験を受けました。

 

国家公務員 行政職B とかいうやつ。

受験の際、すごい違和感があったのは、スーツ組がいたことです。

大半は学ラン(古い)着て受験してましたが、スーツ連中がぽつぽついました。

 

あとで聞いた話ですが、公務員ラブな人は浪人してまで受験していたそうです。

わたしは受かりましたが行ってません。でも、行きたい人は沢山いたみたいです。

 

多分この人もそうだったのかもしれません。

年齢が既に63歳で、「再任用職員」だったみたいです。

他に悪さした人が二人いましたが、同じ再任用職員でも「係長」「課長」だったので、採用基準が違うのでしょう。

 

出世は望まず安定を。

今の若者みたいですね。

 

だとすると、「1」も「2」も可能性はありますが、「2」行く価値の大学を出た人にはたして初級試験が受かるでしょうか?

 

これはきっと「3」がある。

そこそこの大学出たけど、絶対公務員になりたかった。

 

やっぱり「行く価値のある大学」を目指すって大事ですね。

 

番外編でした。