テレビと学歴、年収に相関関係ってあるのか?有りそうもない内容について私見を展開。
探求していくと思わぬ結論に達しました。
結局テレビの何を求めているのか?テレビを必要としない世帯。そもそもテレビ制作会社の内容(コンテンツ)のレベルが下がっている。
テレビはテレビ放送を見るためだけではない。
好きでも嫌いでも、テレビを買う能力が無ければ意味はない。
そういうわけで、最近テレビを買ったので、テレビを買う消費者心理から「学歴」と「年収」の相関関係があるのかを調べてみたくなりました。
果たしてどうなんでしょうか?
新しいテレビの購入検討を行う3つ理由
どんなときに新しいテレビを買うのでしょう?
考えられる条件を羅列してみましょう。
- 今使っているテレビが壊れた(または壊れそう)
- 今のテレビは購入から10年以上経過
- 新しい技術(4K、8K)などに追従して買い替える
今使っているテレビが壊れた(または壊れそう)
これは相当な緊急性を要しているので、新製品の値段が落ち着くまで待とうとか考えずに、現状の予算や環境を前提に検討を行うはずです。
お金が無いのに買わなくてはならない
こんな場合は、少なくとも現行のテレビと同サイズでなるべく安い製品を探します。場合によってはスペックダウンもあるでしょう。
それでも買わなくてはならないのか?テレビなんか要らないと思うか?ここも環境でいかようにも変わるでしょう。
「テレビなんか要らない」という選択肢の場合、テレビに依存することなく生活できる前提があり、その前提条件によって、学歴や年収との相関がありそうです。
例えば、本をよく読む人や他に趣味があってテレビを見る必要(暇)を感じない場合は、教養レベルが高く、学歴や年収がそこそこである可能性が想像できます(乱暴ですが)。
生活が困窮して買えない場合も考えられますが、一概に年収が低いとも言えません。
何故なら、生活レベルは色々あり、例え年収が1,000万円あってもそれ以上の贅沢を望み借金まみれかもしれないから。
では「スペックダウンしてでも絶対買う」場合はどうなのか?
テレビの見方はそれぞれです。
最も多いのは「テレビをつけていないと落ち着かない(通常の生活)」でしょう。一方でテレビだけで多くの情報を収集する人や、映画などのコンテンツを鑑賞するディスプレイとして絶対に必要な人もいます。
お金があるので選択肢は広い
予定外の出費であることには変わりないでしょうが、お金に糸目をつけないのなら選択肢は広いでしょう。
ただし、お金の無い人同様に「テレビに対する依存度(興味)」によって買うか買わないかの判断も存在します。
テレビ命、コンテンツ用ディスプレイが絶対必要となれば、己の欲求のまま、お金の許す範囲一杯で購入するはずです。
お金を一杯払えるので、学歴は分かりませんが年収が多いことは予想可能。
テレビを必要としない人は、お金があっても無くても傾向は同じと考えられます。
今のテレビは購入から10年以上経過
ここは大いに迷うところで、大きく2つに分かれます。
まず、10年とかの考えは全くなく、壊れるまで、もしくは調子が悪くなるまで待つという人。
次に、10年をひとつの基準に、テレビの調子などは関係なく購入を検討し始める人、もしくは必ず買い替える人。
10年経過すると、強制的な買い替え需要の「地デジ化」や「4K/8K」という更なる技術進歩が発生します。
この間に「3Dテレビ」などもありましたが、このように買い替えの意欲を刺激するほどではないものを含めれば、各家にあるテレビが10年という節目を迎える時には必ず何かの検討材料があるのです。
壊れるまで使用するという固い意思を持った人は、情報に流されないというより、情報を能動的に取りに行くことはなく、どちらかというと収入が低い傾向にあるようです。
もちろん、テレビに興味が無い場合はこの限りではありません。
新しい技術(4K、8K)などに追従して買い替える
テレビが好き、新しい技術が気になるという人は、ほんど趣味の世界に近い。
この場合、収入が多かろうが少なかろうが、自分の気になることへの出費は惜しみません。
また、技術的な中身を作る側であれば高学歴である可能性は高いですが、消費者側であれば、わざわざ分解するために買う人はいないでしょう。
テレビと学歴の相関関係はあるのか?
それでは、テレビと学歴の相関関係は成り立つのか?
上述の「新しいテレビの購入検討を行う3つ理由」では、はっきり言って相関関係は分かりません。
私見として考えを書くと、
- 学歴がある=テレビ番組はあまり見ないが、コンテンツ視聴用としてテレビが必要
- 学歴がある=テレビよりも別のことに忙しい
- 学歴がない=テレビがついていないと落ち着かない(リビングはいつもテレビがついている)
- 学歴がない=テレビよりも別のことに忙しい
学歴があろうとなかろうと「テレビよりも別のことに忙しい」という共通点が見いだせます。
この理由も共通しており、「仕事が忙しくてテレビなんか見る暇がない」「パソコン作業を行っている」「本を読む」など。
結局は、テレビを見ない理由の中身まで追求しないと学歴との相関関係は追求できないようだ。
テレビと年収の相関関係はあるのか?
テレビと年収の相関関係はどうか?
- 年収多=インテリアの一部として、大型テレビを定期的に買い替えている
- 年収多=新技術大好き、コンテンツ視聴大好き~オーディオ(趣味化)
- 年収少=テレビは一家団欒の必需品だが最新型ではない
- 年収少=新技術大好き、コンテンツ視聴大好き~オーディオ(趣味化)
基本的にお金があれば、大型テレビの設置も可能。というか、大きな、豪華なリビングでちゃちなテレビが設置してあると不釣り合いな感じにもなりかねない。
逆に、リビングへテレビを設置すること自体がインテリア感を損なうという考えもあり、テレビを設置しているという前提を覆されることもある。
テレビの俗物感は人によって差があることは否めない。
趣味の世界に入れば、年収に限らず共通性が出てくる。
新技術や、コンテンツ視聴については、好きな人にとっては何事にも代えられない嗜好なのだ。
あえて突っ込むなら、揃えられた自慢の設備内容。
お金が無ければ住居の広さも限られ、最新式のテレビであっても55型程度までしか設置できない場合があるだろう。
一方、広い家に住んでいれば、同じ最新式でも70型を設置する。
テレビを使用する物理的な環境は、更に細かく見て行かなくては判明しそうもない。
結論
はっきり言って相関関係は無いに等しい。
昨今のテレビ離れ。
番組内容の劣化が叫ばれて久しいが、わたしも同意見である。
テレビ愛というものがあれば、大抵の男は「大きく」「最新式」のテレビに引かれる。
今回、わたしもテレビを買い替えたのですが、その理由は以下の通り。
- 現在のテレビが10年以上経過した
- 今より大きいテレビが欲しかった
- テレビの能力が時代遅れになっていた(無線LAN、画質、大きさ、ネットTV)
- テレビの価格が安くなった
- 4Kテレビに興味があった
- 4Kテレビのチューナーが内蔵されていて、直ぐに4K視聴が可能
- 録画機能に不満があった
さて、自分の経験から私見をアップさせて頂きましたが、これは学歴、年収の相関関係から考えたら「普通」の内容です。
欲しい時が買い時。学歴も年収もありません。
しかし、「買える」能力が必要であることは明確です。
「買う」ことができるのはそれなりの収入が必要であることは否めない事実なのです。
更に、「買える」ための能力を有するには、「高卒でもそれなりの就職戦略」「行く価値のある大学へ行く学歴戦略」が必要となる。
子どもたちに同じ悩みを抱かせない。
即ち、豊な人生を歩むための戦略は、就職などの将来性は元より、先ずは選択肢の幅を広げられる「教育」をきちんと行うことが重要。
テレビの価値観も変わるはずだ。