倭姫宮は歴史(神話)ロマンを感じながら訪れる場所|御朱印も授かれます

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一生に一度になるかもしれない『お伊勢参り』。

思い切って10の御朱印を1日で授かる計画を立案し実行しましました!

内宮の別宮『月讀宮(つきよみのみや)』から

内宮の別宮『倭姫宮(やまとひめのみや)』へやって来ました!

二見興玉神社、伊勢神宮(外宮)、月夜見宮、伊勢神宮(内宮)、猿田彦神社、佐瑠女神社、月讀宮と参拝し、倭姫宮は8か所目の御朱印となります。

ここでは、倭姫宮(やまとひめのみや)の見どころをお伝えします。

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倭姫宮の御参拝とおすすめポイント

倭姫宮は後述していますが、1923年(大正12年)11月5日に鎮座祭が執り行われたという、とても新しい別宮です。

倭姫命は第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の第4皇女で、紀元前3年?(垂仁天皇26年)に伊勢の地に天照大御神の祠を創建。

御神体である八咫鏡(やたのかがみ)を祀ったのが伊勢神宮内宮(皇大神宮)の始まりだと言われています。

また、内宮の創建と共に、祭祀や神職の制度を定め、神道の基礎を作ったと伝えられる。

倭姫宮は皇女倭姫命の功績に感謝した人々が嘆願し、皇大神宮の別宮として創建が許可されたという歴史を持つ新しい別宮なのです。

倭姫宮1

斎宮(さいくう)の起源とされる倭姫命

かつての天皇家では、未婚の皇女を伊勢に遣わせて天照大御神へのご奉仕を行っていました。

それを『斎宮(さいくう)』と呼び、西暦1,333年 後醍醐天皇皇女の祥子内親王まで続き、その後途絶えたそうです。

伊勢の地で天照大神を祀る最初の皇女で、これが制度化されて後の斎宮となったのです。

斎宮(さいくう)の細かい内容はとても長くなるので割愛しますが、倭姫命が伊勢神宮に大きな係わり持っていたことが伺えます。

どうして伊勢の地に天照大御神が鎮座することになったのか?

時は一代遡って、第十代 崇神天皇の時代。

宮中には『倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)』と『天照大神』の二柱が祀られていました。

この時代に疫病が国内で流行し、国民の大半を亡くしてしまうという悲劇が…。

『天照大神』を宮中の外で祀る

崇神天皇は二柱の神が共に祀られていることは安らかではなく、疫病の引き起こしたと考えました。

そこで皇女である豊鍬入姫命(とよすぎいりひめのみこと)に託し、天照大御神を「大和の笠縫邑(かさぬいのむら)」で祀らせることに(場所は定かではない)。

この時から天照大御神を祀る場所が宮中の外となり、その奉仕を行ったのが豊鍬入姫命(とよすぎいりひめのみこと)です。

『天照大神』相応しい鎮座地を求め倭姫命の巡行が始まる

そして、倭姫命が登場する垂仁天皇(すいにんてんのう)の代となり、天照大御神の鎮座地としてより相応し場所を探すよう命じたことが、倭姫命巡行の始まり

倭姫命は次の経路を巡行し伊勢の地に辿り着く。

  1. 大和(奈良県桜井市三輪町、三輪山周辺)の地を旅立ち
  2. 琵琶湖に近い滋賀県坂田郡近江町付近から
  3. 岐阜県本巣郡巣南町居倉まで行き
  4. 伊勢の国(三重県)の桑名、亀山、津、松坂などの各地を巡行し
  5. 現在の伊勢神宮内宮の五十鈴川周辺に入った

その時、「天照大神から御神託があり、現在の伊勢神宮(内宮)の地に定まった」ということなのです。(但し、巡行経路については諸説あります)

倭姫宮2

邪馬台国の卑弥呼は倭姫命という説

神を祀る役目(斎宮)であったことが由来。

邪馬台国の卑弥呼は、巫女(シャーマン)であったことから、共通点として人物比定されたものですが、この説への同調者は少数であるということです。

邪馬台国の卑弥呼については、天照大御神がそうであったという説もありますが、神話の世界を共通化させることは出来ない。

故に、あくまでも仮説以外の何者でもないでしょうね。

しかし、ロマンチックではあります。

せっかくお伊勢参りに行くのであれば、内宮、外宮の双方からも近い『倭姫宮』への参拝は必須です。

歴史(神話)ロマンを感じながら是非参拝しましょう!

倭姫宮の駐車場

『ナビ設定』おすすめの行先(徒歩5分以内の無料駐車場)

皇大神宮別宮 倭姫宮:クリックでgoogleマップへ
〒516-0014 三重県伊勢市楠部町5

倭姫宮(やまとひめのみや)の駐車場は唯一、神宮徴古館側入口の横にある駐車場のみです。

また、台数は普通車3台と障がい者用の駐車場が1台の計4台のみ

平日であれば、横で少し待てば空きが出ます。

駐車場事情が非常に悪いことを念頭に置いて下さい。

その他の駐車場

神宮徴古館の駐車場を使用する他は無いでしょう。

倭姫宮の御朱印を授かる前の基礎知識

御祭神

  • 倭姫命(やまとひめのみこと)

倭姫命(やまとひめのみこと)

皇大神宮を伊勢の地に祀った皇女

倭姫命は、記紀に伝える古墳時代以前の皇族で、第11代垂仁天皇の第4皇女になります。

母は皇后日葉酢媛命。

天照大神を磯城の厳橿之本に神籬を立てて、垂仁天皇25年3月丙申、伊勢の地に祀った皇女とされ、これが斎宮の直接の起源であるとも伝えられています。

御神徳

芸能関係の上達、興業、家内安全など

また、内宮を伊勢の地に鎮座させたことから、「全て良い方向へ導いてくれる」神様とも言われます。

倭姫宮の歴史

1923年(大正12年)11月5日

創建

倭姫宮の御朱印

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授かれる場所

  • 参道途中の宿衛屋
  • 午前5時頃~午後6時前後まで(季節によって変わります)
  • 初穂料:300円
  • 平日の待ち時間は0~1人程度
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次は『伊雑宮(いざわのみや)』へ!

『ナビ設定』おすすめの行先(徒歩5分以内の無料駐車場)

伊雑宮駐車場:クリックでgoogleマップへ
〒517-0208 三重県志摩市磯部町上之郷364

ルート

皇大神宮別宮 倭姫宮 から 伊雑宮駐車場:クリックでgoogleマップへ
ルート:18.8km(30分)

その他の駐車場

無料駐車場はトイレ付で台数も十分確保されています。

周辺に有料駐車場はありません。

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