一生に一度になるかもしれない『お伊勢参り』。
思い切って10の御朱印を1日で授かる計画を立案し実行しましました!
起点はこの『二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)』の御朱印から。
夫婦岩が見える遥拝所の『輪注連縄』でお清めを行い、旅のスタートです!
二見興玉神社の御朱印 御参拝とおすすめポイント
今回、到着は午前7時過ぎで、ナビの設定間違いで竜宮社側(伊勢シーパラダイス側)からの訪問です。
先ずは鳥居を通る前に「一礼」をお忘れなく!
右手に海を眺めながら、左手に竜宮社。しばらく歩くと夫婦岩が見えてきます。
そのまま社殿も通り過ぎ、一端『二見浦海岸』側の鳥居を抜け、改めて参拝の開始。
周辺のお店は開店前。参拝客はごく少数。とても静かで荘厳な雰囲気は、これから始まる御朱印の旅路を否応なく盛り立てます!
二見興玉神社参道で夫婦岩から流れる海風で心を清める
有名なのは伊勢湾に浮かぶ『夫婦岩』ですね。5月~7月は二つの岩の間から日が昇り、この美しいご来光を目当てに多くの観光客が訪れます。
空気が澄んだ冬の時期も、抜けるような濃い青空とオーシャンブルーのコントラストがとても美しくおすすめです。
はっきり言って、二見興玉神社は行くべき!です。
御朱印集めに興味が無くても、風光明媚なこの場所は万人受けするのは間違いありません!
古来より伊勢神宮ご参拝起点の地は清く美しい海風が薫る
わたしは初めて参拝しましたが、伊勢湾を望む眺望が間近で海に沿って建立された二見興玉神社は、自然と心が洗われる。
本当にお伊勢参りのために「沐浴」を行ったという、正式な参拝手順の歴史が目に浮かぶような雰囲気が十分に味わえます。
手水舎では既に帰りの無事を祈ってくれる…『無事カエル』
手水舎(ちょうずや)でお清め。
御祭神の『猿田彦大神』の神使である有名な『かえる』がお出迎えです。
メインは遥拝所の『輪注連縄』で正式なお清めの代わりを
再度社殿を通り過ぎ、夫婦岩を眺めながら、遥拝所の『輪注連縄』でお清めを行います。
痛いところをこの縄でさすれば痛みまで取れると言う。
さあ、ここからが本当のお伊勢参りの始まりです!
『輪注連縄』を授かる場合は、忘れずに200円を奉納しましょう。
お清めが済んだら本殿へご挨拶し御朱印を授かり『神様との縁』を結びましょう
手水舎(ちょうずや)、輪注連縄でお清めが済めば、いよいよ本殿への御参拝が叶います。
お願いだけではなく、きちんと日々の感謝を申し伝えることをお忘れなく。
御参拝が終われば、お目当ての御朱印を授かりましょう!
本殿横の社務所では、朝早くからの参拝客に備え7時30分の到着でも対応可能な状態でした。
お守りも同じ社務所で購入できますよ。
御朱印を授かれば、あとは次の目的地へ移動するだけです。
でもちょっと待って!
せっかくなので、二見興玉神社参道の見どころを巡りましょう♪
まずは『さざれ岩』。
巨大な古樹に囲われた神社とは違う海風に囲われた場所
多くの神社が、古樹に囲まれたうっそうとした荘厳な雰囲気を醸し出していますが、二見興玉神社はそんな神社の既成概念とは違う趣。
しかし、木々に包まれた神社同様にとても落ち着きます。
同じ敷地にある竜宮社は漁業の神様であることも、この場所なら頷けますね。
お百度参りは出来ませんが『竜宮社』にご挨拶をして御参拝は終了
帰りも鳥居の前で、二見興玉神社の方向へ向いて『感謝を込めて一礼』をお忘れなく!
余裕のある旅なら、この場所で一泊するのも良いかもしれません。
ご参拝に合わせ、美味しい海の幸を頂ける場所であることは容易に想像できるでしょう!
二見興玉神社の御朱印 駐車場情報
二見興玉神社「ナビ」おすすめ設定住所(徒歩5分以内の無料駐車場)
二見興玉神社「ナビ」おすすめ設定住所(徒歩5分以内の『有料』駐車場)
二見興玉神社の御朱印を授かる前の基礎知識
二見興玉神社で御朱印を授かる前に、少しだけ二見興玉神社の由来などを事前勉強しておきましょう♪
神様のことを知っていれば、御参拝時、気持ちの入り方が違ってきますよ。
二見興玉神社の御祭神
- 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
- 宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)
- 綿津見大神(わたつみのおおかみ)竜宮社
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
道開き(導き)の神
天孫降臨の際に、天照大神に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内した国津神。
二見興玉神社(三重県伊勢市二見町)の由緒書によれば同神社の境内の海中に位置する興玉神石は天孫降臨の際に猿田彦が降り立たれた神跡であると伝えられている。
境内に蛙の像が多いのは、猿田彦大神の神使が蛙であったため。「カエル」を文字って「無事に帰る」「お金が返る」という験担ぎによって神徳を受けた人々から献納されたものです。
御神徳
開運招福、家内安全、交通安全
宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)
稲の霊の神(食糧を司る神)
豊受大御神(伊勢神宮外宮の正宮)に随行してきた神と言われている。
明治時代に二見興玉神社へ合祀された。
御神徳
衣食住産業の繁栄
綿津見大神(わたつみのおおかみ)竜宮社
海を司る神
イザナギ神、イザナミ神の間で8番目に生まれた子供。日本神話で最初に登場する。
ちなみに、『天照大神』『月夜見尊』『須佐之男命』はこの後、死んだイザナミ神を追ったイザナギ神が黄泉の国から戻り、禊を行った際に誕生しました。
御神徳
海上安全、漁業繁栄、学業成就、安産、家内安全
二見興玉神社の歴史
729年~748年(天平年間)
夫婦岩に注連縄を張り遙拝所を設けたのが始まり。西暦1910年(明治43年)
輿玉社(猿田彦大神)と三宮神社(宇迦御魂大神)が合祀。1945年(昭和20年)
栄野神社を合祀。
伊勢神宮参拝の起点が「二見興玉神社」
伊勢神宮へ参拝する前には、古来より清き渚と称された二見浦で沐浴(禊)を行う慣わしがあったことが由来(祭典に奉仕する前も同様)。
現在でも、神宮式年遷宮のお木曳行事やお白石持行事への参加者は、二見興玉神社で祓い清めを受けることが慣わしとなっています。
これらを『浜参宮』と言うそうです。
二見興玉神社の御朱印
二見興玉神社で御朱印が授かれる場所
二見興玉神社の御朱印
- 本殿横の社務所
- 7時30分頃には開いてます。終了は17時前後
竜宮社の御朱印
- 竜宮社横の社務所
- 9時00分から17時前後
初穂料
- 各々300円(通常の御朱印)
二見興玉神社の御朱印帳
写真のようなオリジナルの御朱印帳が販売されています。
モチーフは『夫婦岩』と『二見カエル』で、写真は日の出をイメージしたデザインの御朱印帳で、この他に夜をイメージした青い御朱印帳も選択可能。
今回のお伊勢参りにあたり、写真の御朱印帳を先ず購入しました。
生まれて初めての御朱印帳デビューでしたが、デザインも良く、表紙にビニールもかかっているので汚れも安心。
おすすめです。
二見興玉神社の御朱印帳が買える場所
- 御本殿横の社務所(朱印を授かれる場所と同じ)
- 通販でも購入可能(社務所へお問い合わせ下さい)
- 電話番号:0596-43-2020(8:30~16:00頃まで)
二見興玉神社オリジナル御朱印帳の価格とサイズ
- 価格:1,200円
- サイズ:縦16cm×横11cm
御朱印帳購入時の注意点
二見興玉神社オリジナル御朱印帳を現地で購入する場合、既に最初の1ページ目に二見興玉神社の御朱印が押されています。
もし、伊勢神宮の御朱印を最初のページに授かりたいというこだわりがあれば、事前にご自分で御朱印帳を用意することをおすすめします。
二見興玉神社では毎月23日が『二見(ふたみ)の日』!
2018年7月23日より、毎月23日限定の御朱印が授かれます。
『二見(ふたみ)』という地名にあやかって、毎月23日のみ限定。
二見の日と通常の二見興玉神社 御朱印は何が違うの?
内容は昭和初期まで使用していた御朱印の復刻版。
蛙と注連縄2本をモチーフとした印と夫婦岩と海をモチーフした御朱印が押され、参拝日と奉拝の文字が手書きとなります。
通常、真ん中に鎮座する「二見興玉神社」の文字は入りません。
夫婦岩と海をモチーフした御朱印については、現在の御朱印とほぼ同じですが、中に彫られた文字が相違します。
初穂料
500円(通常は300円)です。
ご参拝の日程が合う方は、是非授かって下さい!
二見興玉神社の御朱印を授かったら 次は「伊勢神宮(外宮)」へ!
「ナビ」おすすめ設定先(伊勢神宮 外宮 第一駐車場)
- 平日の伊勢神宮(外宮)駐車場はとても空いている
- 第一駐車場が満車でも、その奥に第二駐車場があるので安心
安全運転で移動して下さい。