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Bluetoothのバージョンとイヤホンのコーデック(圧縮)の基礎知識

Bluetoothのバージョンとコーデックを解説した記事のアイキャッチャー

Bluetoothイヤホンを購入したいけど、スペックを見ると色々な専門用語が羅列してて意味不明?と思った人も多いのではないでしょうか?

この記事では「Bluetoothのバージョン(Ver.)」と「コーデック」という、音質にかかわる大事な音源圧縮技術について簡潔に解説します。

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【この記事で解決する疑問と悩み】

  • Bluetoothバージョンの意味
  • コーデック方式の意味
  • 各コーデックのメリットとデメリット
この記事の著者
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長年製造業に従事し豊富な知見を活かした

分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun

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Bluetoothのバージョン

Bluetoothの世代バージョンの主な特徴は以下の通りです。

世代バージョン進化ポイント
Ver.11.0一般公開
1.1一般普及
1.2無線LANとの干渉改善
音質改善
Ver.22.0最大通信速度3Mbpsの切替可能
2.1ペアリング高速化
省電力化
Ver.33.024Mbpsのオプション追加
Ver.44.0超低電力消費
LE(Low Energy)
4.1インターネット接続可能
4.2高速化
Ver.55.0通信速度が4.0の2倍
通信距離が4.0の4倍
通信容量が4.0の8倍
5.1方向探知機の追加
5.2LE Audio規格の追加
5.3LE Audio時のConnection Update高速化
Bluetoothのバージョン

Bluetooth世代間の互換性

Bluetooth1.0〜3.0までは「クラシック」、Bluetooth4.0以降は「LE」という2つの規格に分類され、通信方式と使用目的が分かれます。

この2つは互換性が無いので注意が必要。

更に両方の機能を搭載した機器もあり、Bluetoothのロゴで対応状況が判断できます。

  • クラシック対応(Ver.1.0〜3.0)=普通のロゴ
  • LEのみ対応(Ver.4.0〜)=Bluetoothの下に「SMART」の表記
  • 両方の規格に対応=Bluetoothロゴの下に「SMART READY」の表記

Bluetoothバージョンの選び方

音質については基本的に仕様上の変化はなく、コーデックの種類によって変わってきます。

先ず、普通に音楽などの音声をイヤホンで聞くのであれば、Bluetoothのバージョンは4.0以上が理想。

新しく購入するならバージョン5.0以上を選びましょう。

Bluetoothの最大出力と最大通信距離

電波の最大出力と最大到達距離は「Class」で表します。

Class最大出力最大通信距離
Class1100mW100m
Class22.5mW10m
Class31mW1m
BluetoothのClass

ワイヤレスイヤホンなど音声に関わる機器については「Class2」の適用が多いです。

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主なコーデック(圧縮)技術

高価なイヤホンを購入しても、再生機器が高音質なコーデックに対応していないと意味がありません。

コーデックの種類は技術進歩により年々増加していますが、実際に使用する機器の対応状況を理解して最適な製品を選択しましょう。

音質の良い順番に並べると、以下のコーデックが現在の主流です。

コーデックメリットデメリット
SBCBluetooth機器全てに対応遅延を感じる
標準的な音質
AACSBCより高音質
SBCより低遅延
Apple製品が主流
aptXAACより高音質
AACより低遅延
CD音源相当
Androidが主流
aptX LLゲーム対応低遅延aptX並みの音質
Androidが主流
aptX HDハイレゾ相当aptXより遅延
Androidが主流
aptX
Adaptive
高音質・低遅延
接続の安定性
Androidが主流
HWA高音質・低遅延HUAWEIが主流
Samsung
Scalable
Code
高音質・低遅延Galaxyが主流
LDAC超高音質若干遅延あり
SONYが主流
Bluetoothコーデックの種類

基本的には全ての機器が「SBC」に対応しているので、単純に音を聴くという点では困りません。

ただ、機器によって音声品質や遅延を少なくする対策を施したコーデックも用意されているで、最も優位なコーデックに対応した製品を選ぶことが肝要。

例えば、iPhoneを使用している場合は「AAC」コーデックに対応する機器を選択し、Androidスマホなら「aptX」コーデックの中でどこまで対応可能かを確認します。

多くのコーデックに対応している機種の場合、最も良いコーデックを自動で選択するので安心しましょう。

そもそも何でコーデック(圧縮)が必要なの?

デジタル素材は圧縮して効率よく利用することができます。

デジタル音源も同じで、限られた時間であれば電波に載せて送れる情報量が多いよりも少ない方が早く転送できますよね。

ワイヤレス技術であるBluetoothを利用して、多くの情報をより軽く、より早く転送するために必要な圧縮技術がコーデックです。

コーデックは日々多くの情報量を運べるよう進化しています。

また、Bluetoothを利用したワイヤレス技術は便利な反面、当初の技術では音の遅延(元の音源より音が遅れて届く)が発生していました。

この遅延問題もコーデックの進化に伴い改善されています。

使用する機器間で同じコーデックに対応する必要がある(重要)

コーデックの注意点として、音源を再生するデバイスと音源を受けるイヤホン側の双方が求めるコーデックに対応している必要があります。

音楽を良い音で聴きたいから「LDAC」対応のイヤホンを購入しても、再生する機器が「AAC」しか対応していなければ音質は「AAC」しか利用できません。

ハイレゾ対応の安価なイヤホンが増えてきましたが、再生する機器によってはポテンシャルが発揮できないことに注意しましょう。

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Bluetoothのバージョンとコーデックの基礎知識まとめ

この記事では「Bluetoothのバージョンとイヤホンのコーデック(圧縮)の基礎知識」について書きました。

Bluetoothの基礎知識
  • 音楽を聴くならBluetoothのバージョンは4.0以上
  • Bluetoothを便利に使うならClass2が最適
  • コーデックは音声データの圧縮技術で音質や遅延に影響がある
  • 使用する機器同士が同じコーデックに対応していることが必要

各技術に関して細かく解説すると混乱するので、この記事では機器を選択する際に迷わない基本的な内容のみを解説しました。

例えば、iPhone14で音楽をイヤホンで聴きたいのなら、Bluetooth4.0以上のバージョンでAACコーデックのイヤホンを選択すれば良いことが分かります。

ハイレゾ対応の機器で音楽を再生するなら、再生機器が対応するコーデックが「aptX Adaptive」と「LDAC」のどちらに対応しているか確認して最適なイヤホンを選びましょう。

以上、えだまめくん(@edamamekun_ns)による基礎知識の解説でした。良い買い物をして下さい♪

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