2023年1月にレビューを行ったSOUNDPEATS Capsule3 Proが1年半もの歳月を経て、新たにCapsule3 Pro+としてリニューアルしました!
名称的には品名の最後に「Pro+」とプラスを模しただけで見間違いしそうですが、内容的には全く別物と言っても過言ではないMEMSドライバーが採用されています。
今までの「お手軽」な完全ワイヤレスイヤホンというイメージを払拭させる音作りにきっと驚くでしょう。
もちろん、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+では、特徴の一つであるノイズキャンセル(ANC)の機能もアップしています。
今回リニューアルしたSOUNDPEATS Capsule3 Pro+はこんな方々に最適!
- 派手なドンシャリ音よりも繊細な再現性を求めたい
- 更に進化した高性能なノイズキャンセル性能で没入感に浸りたい
- 最初に選ぶ完全ワイヤレスイヤホンを探している
今回も発売前の約半月、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+を徹底的に試せたのでぜひレビューを購入の参考として下さい。
それでは、「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+レビュー|旧Capsule3 Proとの違いも比較(ワイヤレスイヤホン)」について書きます。
前モデルのSOUNDPEATS Capsule3 Proレビューはこちら↓
【この記事で解決する疑問と悩み】
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の使用感レビュー
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の音質とノイキャン能力
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+と前モデルとの違い
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のメリットとデメリット
- MEMSドライバー採用でこの価格はすごい
- 音の空間再現力が秀逸
- ノイズキャンセル性能が高い
- 価格の大幅アップ
- ワイヤレス充電不可
- 充電時間増加と使用可能時間の短縮
長年製造業に従事し豊富な知見を活かした
分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の基本情報
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の大きな進化ポイントは「MEMSドライバー採用」により立体感のある高品位な音質となったことと、「ノイズキャンセル機能(ANC)」の性能アップです。
また、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は「マルチポイント」にも対応しています。
一方で、完全ワイヤレスイヤホンとして使用可能な時間が少し短くなり、同時に本体からイヤホンへの充電時間が長くなった点と価格のアップが少し残念です。
では、実際にSOUNDPEATS Capsule3 Pro+の「特徴」と「スペック」を確認しましょう。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の特徴
特徴
- MEMSドライバー+XAA-2000 Aptosパワーアンプチップ
- マルチポイント対応
- 日本オーディオ協会の「Hi-Res Wireless」認証取得
- LDAC高音質コーデック対応
- 最大45dBANCノイズキャンセル機能(Adaptive ANC)
- 風切音軽減機能の搭載
- 片側3マイク搭載によるクリアな通話音質
- 70ms遅延ゲームモード
- イヤホンのみで6.5時間、ケース込みで43時間再生可能
MEMSドライバーとは?
アメリカのxMEMS Labで開発されたシリコンウェハーから作られる半導体部品のドライバー。
電圧をかけることでシリコン製の振動板が開閉し音を出す仕組みで耐久性も特徴の一つ。
大量生産が可能な上、品質にバラツキが少なくエイジングも不要と良いことばかりだが、電圧をかける必要があるため別にパワーアンプチップが必要となる。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は価格以上の価値
スペック的にはバッテリーの持続時間を除き、前モデルSOUNDPEATS Capsule3 Proの良い部分を踏襲しつつ、音質を大きく変えてきた印象です。
その大きな変化点は「MEMSドライバー」の採用が大きく、この技術を使用した他の完全ワイヤレスイヤホンの製品構成は数万円と高価。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は価格がアップしたとは言え、1万円台で購入できる最安値に近いMEMSドライバー採用の完全ワイヤレスイヤホンと言えます。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のスペックと前モデルとの比較
項目 | Capsule3 Pro+ 新モデル | Capsule3 Pro 旧モデル |
---|---|---|
ケースサイズ | 50 × 67 × 26 ㎜ | 50 × 67 × 26 ㎜ |
重さ | 48.0g | 48.0g |
ドライバー | MEMSドライバー 12㎜バイオセルロース製 ダイナミックドライバー | 12㎜バイオセルロース製 ダイナミックドライバー |
パワーアンプ チップ | 搭載 XAA-2000 Aptos | 非搭載 |
充電ケーブル | USB-A to C | USB-A to C |
モード | Adaptive ANC 最大-45dB/1.8kHz | 最大-43dB/1.8kHz |
マルチポイント | ◯※ | × |
耐水規格 | IPX4 | IPX4 |
通信方式 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
コーデック | LDAC AAC SBC | LDAC AAC SBC |
再生可能時間 | 最大6.5時間 ケース込み 最大43時間 | イヤホン本体最大8時間 ケース込み 最大52時間 | イヤホン本体
カラー | ブラック | ブラック |
充電時間 | 1.5時間 ケース本体 2時間 | 本体→イヤホン1.0時間 ケース本体 2時間 | 本体→イヤホン
受賞歴 | VGP 2024 SUMMER 金賞/コスパ賞 | VGP 2023 金賞 2024 American Good Design Awards プラチナ賞 |
定価 | 13,880円 | 8,480円 |
※マルチポイント接続は「PeatsAudio」アプリ上で機能をオンにします。また、マルチポイント接続時はLDAC再生は行えません
既に解説した通り、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+最大の利点はドライバー方式に現状ではまだ高価なMEMSドライバーを採用したことに尽きます。
ノイズキャンセルの強化も相まって、より没入感に浸れる完全ワイヤレスイヤホンへ進化した言えるでしょう。
バッテリー持続時間は多少犠牲にはなりましたが、それを超える音質であるか否かを評価することが購入の鍵となります。
なお、防水性能は「IPX4」のまま変化がないので、強い雨の日や激しいスポーツでの使用は引続き避けた方が良さそうです。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ レビュー
それでは、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の概要と実際に使用した印象をレビューします。
パッケージ内容と付属品
パッケージについては、前モデルでは人の顔を模していましたが、今回はシンプルに製品を前面に出しとてもセンスの良い仕上がりになっています。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+がどのようなイヤホンか一目で判断できます。
外装を取り除くと更にシンプルな箱が現れ、左の写真のように開きます。
中には右の写真に写った「本体」以外に、「USBコード「イヤーピース」「シール」そして「ユーザーガイド」が付属品として収められていました。
イヤーピースを袋から出すと2種類(SサイズとLサイズ)用意されており、本体に装着されているイヤーピース(Mサイズ)を含め3セットになります。
また、充電用のUSBケーブルは本体側が「Type-C」を採用し、充電器側は「Type-A」となるので、充電器の有無は事前に確認が必要でしょう。
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+本体
(イヤホン格納+イヤーピースM装着済み) - USB-A to USB-Cケーブル
- イヤーピース2サイズ(S/L)
- 取扱説明書(各国語)+シール
本体のデザインと充電時
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の本体意匠は、前モデルSOUNDPEATS Capsule3 Proよりも艶消しが少し強いブラック仕上げです。
金色のロゴによっても違いが判断できるでしょう。
ケース内部の構造に変化はなく、ケースへイヤホン本体を収納する際はマグネットで引き込まれます。
挿入方向を間違えても、形状違いと磁石の反発で誤挿入が行えない仕組みも変わりありません。
充電ケーブル(Type-C)は本体下部にあり、充電中は横向きになるSOUNDPEATSらしさ?は今回も継続。
なお、本体中央のLEDが緑の時は100%の充電が行えている状態です。
ケースのLED表示については以下の表を参考にして下さい。
LEDの色 | バッテリー残 | 充電時 |
---|---|---|
🟢 | 100%〜50% | 常時点灯=100% 点滅時=70%〜99% |
🟠 | 49%〜10% | 点滅時=20%〜69% |
🔴 | <10% | 点滅時=<20% |
重量の確認
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+はスペック重量が48gです。
実際に測定した結果、手元のモデルは50.1gと2.1gほど重い個体で、差異は4%。これを大きいと見るか小さいと見るかは購入者次第でしょう。
イヤホン単体とケース本体のみの重量は以下の通りで、イヤホン単体は4.9g、ケース本体が40.3gでした。
前モデルSOUNDPEATS Capsule3 Proでは小数点が測れない測りでイヤホン単体が5g、ケース単体が39gだったので、やはりケース単体の重量が若干重くなった感じです。
前モデルSOUNDPEATS Capsule3 Proでも書きましたが、イヤホン本体の重さはかなりシビアで、0.1gの違いでも装着感が変わることがあるので注意が必要です。
ペアリング方法
SOUNDPEATSのイヤホンは以下の通りBluetooth接続が簡単なのも魅力です。
前モデルSOUNDPEATS Capsule3 Proと同じ方法で接続可能。
機器:接続先デバイス(スマホやPC)
行動:Bluetooth設定画面を開く
機器:SOUNDPEATS Capsule3 Pro+
行動:ケースからイヤホン本体を取り出す
機器:接続先デバイス(スマホやPC)
行動:「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+」を選択
一回接続すれば、次回はケースからイヤホンを取り出すだけで自動で接続される機能も踏襲。
万一接続がうまく行かない場合は、ケースの充電ポート横にあるスイッチを3秒間押し続ければペアリングを再開します。
接続方法については、事項で解説する操作方法も参考にして下さい。
操作方法
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の機能を操作する際は、写真のように「ゴールドのSマーク」がある部分が接点となります。
ボタンではなく、タッチするだけで機能操作が簡単に行えます。
電源のオン/オフ
電源オン | イヤホンをケースから取り出す または イヤホンを左右それぞれ1.5秒ロングタップ |
電源オフ | イヤホンをケースからへ戻す または イヤホンを左右それぞれ10秒ロングタップ |
音楽再生
再生/停止 | 2タップ(左右どちらでも可能) |
音量アップ | 1タップ(右側) |
音量ダウン | 1タップ(左側) |
曲送り | 1.5秒タップ(右側) |
残念ながら「曲戻し」はありません。これはSOUDPEATSの仕様ですが、いつか改善して欲しいところです。
電話(通話)
受ける/切る | 2タップ(左右どちらでも可能) |
着信拒否 | 着信中1.5秒ロングタップ |
通話切替 | 通話中2秒ロングタップ |
曲送り | 1.5秒タップ(右側) |
その他機能
ペアリングモード | ケース充電部横のスイッチを3秒押す |
音声アシスト起動 (デバイス付属) | 3タップ(右側) |
低遅延モード (ゲームモード) | 3タップ(左側) |
ノイズキャンセルモード 外音取込モード ノーマルモード切替 | 1.5秒タップ(左側) |
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ の使用感
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+を前モデル同様に以下の環境で使用感と装着感を試しました。
残念ながら結果は前モデルと同じです。形状的な変化が無いイヤホンなので、仕方ありませんね。
状況 | マッチング | 理由 |
---|---|---|
ランニング ジョギング | ❌ | 軽めなら問題ないが、激しい動きの場合耳から外れる時がある。また、夏場など大量に汗をかく環境ではIPX4では耐久性に不安。 |
トレイルランニング | ❌ | ランニングとジョギング同様に、激しい動きと汗への対応に不安。また、万一耳から外れた場合、トレイルでは紛失する可能性がより高くなる。 |
ウォーキング | ⭕️ | 車の危険が無い歩道では快適に使用可能。細い道で危険察知が必要な場所では外音取込モードを活用すれば安全に使用可能。 |
PC作業中 | ⭕️ | ノイズキャンセリングで没入感に浸れ、外音取込モードを活用を活用すれば生活音にも気が配れる。 |
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+も前モデル同様、スポーツにはあまり適しませんが、通勤/通学などの普段使いではバッテリー持続時間も長く最適な使用環境と言えるでしょう。
ただ、-43dB 1.5kHzから-45dB 1.8kHzへ進化したノイズキャンセル(ANC)機能に大きな差は感じられませんでした。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ の音質
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+最大の進化ポイントは、MEMSドライバー採用による高音質化です。
かなり期待しつつ、ハイレゾ音源やAAC音源を比較視聴を行いました。
ハイレゾ音源
今回はWeb上でハイレゾ音源のサンプルを提供している「e-onkyo music」でその進化を確認しました。
前モデルのSOUNDPEATS Capsule3 Proもドンシャリ感の少ないコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンでしたが、今回Capsule3 Pro+でハイレゾ音源を聴くとクオリティーが格段に進化したことが分かります。
前モデルでは纏まりのある単なる「いい音だな〜」という感覚でしたが、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+はそこに圧倒的な立体感による空間表現を感じさせてくれます。
特にクラシック系の音源では、オーケストラの前列と後列の音の違いや、金管楽器の伸びやかな高音、そして上品でありながら存在感のある低音が実際にホールに居るような臨場感で味わえました。
ドンシャリ音に慣れた人だと少し大人しめに思え、物足りなさを感じるかもしれませんが、実は伸びやかで濁りのない音に仕上がっているのです。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の音はクリアーで立体的な再現性の高い内容でした。
通常のAAC音源
では、普段スマホなどで最も聴く機会の多いAAC音源ではどうでしょうか?
データ量の不足については仕方の無い話ですが、再現性という点では元の音源をしっかりと上品に再生していました。
ボーカルのある音源ではその特性をスポイルせず、バックの演奏も立体感の感じられる内容だったので、イヤホンの違いだけでこの変化は少し驚きです。
特に有名ギターリストのロックバンドなどは、ギターが前面に鳴る感覚も感じられ、それぞれの特性をきちんと再現できていると思います。
逆にMEMSドライバーの再現性が高いことにより、圧縮率の高い音源では粗が目立つと感じる人もいるかもしれません。
お気に入りの「Boston Symphony Orchestra,Krystian Ximerman & Seiji Ozawa」のラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番では、ピアノとオーケストラの間に少し揺れを感じました。
これは中音域の再現性が少し控えめなのかもしれませんが、総合的に見ればどの楽器が鳴っているのかが分かるほど空間を感じられるイヤホンであることには間違いありません。
- 立体感と遠近感が感じられる空間再現性の高さ
- 低音と高音のメリハリが感じられ楽器ごとの音が分かりやすい
- 全体的に穏やかな音作り
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の音質は穏やかながら立体感のある再現性の高さが魅了である一方、ドンシャリ好きには少し物足りない?玄人好みのイヤホン。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のメリット・デメリット
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のデメリット(気になる点)はどんなところでしょうか?
メリットとデメリットをまとめてみました。
メリット(良かった点)
- MEMSドライバーによる音源の再現性と空間表現
- 高レベルのノイズキャンセル機能
- ハイレゾ対応(LDACコーディング対応)
- 機能に対するコスパの良さ
MEMSドライバーによる音源の再現性と空間表現
最新技術のMEMSドライバーがSOUNDPEATS Capsule3 Pro+最大のセールスポイントであり、音場の広いその音作りは秀逸であることが実際にレビューして確認できました。
高レベルのノイズキャンセル機能
安価なイヤホンでは「-40dB以下」が普通ですが、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+では前モデルの「-43dB」から更に進化させ「-45dB」を実現しています。
とは言え、実際に使用した印象ではノイズキャンセル機能の強さをあまり感じられませんでした。
ハイレゾ対応(LDACコーディング対応)
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は前モデル同様にLDACコーディングに対応し、高音質なハイレゾ音質を楽しめます。
基本的はLDACに対応した再生機器が必要となりますが、既に手持ちなら良かった点として挙げられます。
コーデックについてはこちらをご参照下さい。
機能に対するコスパの良さ
実はSOUNDPEATS Capsule3 Pro+は前モデルより価格が5,400円もアップしています。
それでもコスパの良さを評価する理由はMEMSドライバー採用の他製品と比較して割安であることが理由です。
新しい技術のため、他社のバリエーションは3万円前後が主流で、1万円台で購入可能なSOUNDPEATS Capsule3 Pro+は機能を理解すればお買い得と言えるでしょう。
デメリット(気になる点)
- 販売価格の大幅アップ
- 使用可能時間が短くなった
- スポーツ時の使用には不向き
販売価格の大幅アップ
メリット面ではコスパの高さを賞賛しましたが、単純に支払う価格としては前モデルより5,400円アップ、約1.6倍もの定価になったことは前ユーザーからしたらショックでしょう。
しかし、最新のドライバーを採用し音質が大幅のアップしたこと、更に部材費の高騰や為替の影響を考えて冷静に判断すべきデメリット項目と言えます。
使用可能時間が短くなった
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+はイヤホン単体では8.0時間から6.5時間へ。ケース充電可能時間が52時間から43時間とバッテリー持続時間が短くなりました。
筐体は前モデルと全く同じ大きさであるため、パワーアンプチップが必要なMEMSドライバーへの変更が大きく影響しているのでしょう。
スポーツ時の使用には不向き
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の防水/防塵性能は前モデル同様に「IPX4」です。IPX4は水の無い環境を想定したレベルなので、強めの雨の日や大汗をかくような状況下での使用は少し気を遣うことになります。
また、イヤホンの形状と重さの影響で激しい運動時や汗を多くかきやすい環境では外れやすいと感じました。
詳しくはこちらの記事で。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+がおすすめの人
約半月、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+を使い倒して分かりました。SOUNDPEATS Capsule3 Pro+はこんな人におすすめです!でも、おすすめできない人もいますよ…
- 音質に対しコスパの良いイヤホンが欲しい
- 音場の広いイヤホンを楽しみたい方
- ノイズキャンセリング機能が欲しい
- LDACコーディング再生機器用のセカンドイヤホンが欲しい
- ウォーキングや散歩で手軽に使用したい
- 荷物を増やしたくない
- 激しい運動中に使用したい
- 水に濡れる環境で使用する
- 有線で充電するのが面倒
- 長時間使用したい(充電が面倒)
前モデルのSOUNDPEATS Capsule3 Proでは、まったりとナチュラルな音を楽しむことが目的の人に最適で、徹底的に音にこだわる人や激しい運動を行う人には物足りないイヤホンだと評価しました。
一方、今回レビューを行ったSOUNDPEATS Capsule3 Pro+は、激しい運動に向かないことは同じですが、「音にこだわる」という点では相当進化したモデルと言えます。
MEMSドライバーの採用がやはり大きな変化点。
音の派手さはありませんが、忠実な再現性と空間表現はオーケストラやライブ演奏を聞けば、まるでその会場に居るかと思えるような錯覚に陥ります。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は音へのこだわりがある人でも満足感が得られる、最も投資コストの小さい完全ワイヤレスイヤホンです。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro レビューまとめ
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+期間限定特別価格!
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は2024年Amazonプライムデーの事前セール開始日(7月11日)に発売されます。
事前セール期間と本番セール期間の間のみ使用可能な以下のクーポンコードとAmazonのページに掲載されるコードを併用することで25%オフで購入可能です。
割引適用期間:2024年7月11日〜17日 23:59まで
ページリンク:Amazon Capsule3 Pro+ページ
クーポンコード:CP3PLPRM36
価格:13,880円 → 10,404円(割引適用後)
この記事では「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+レビュー|旧Capsule3 Proとの違いも比較」について書きました。
約1年半ぶりのリニューアルですが、音質のクオリティーは格段に進化しました。
特に高音の伸び、空間表現が秀逸で、自然な音作りも個人的にはかなり好みの仕上がり。
と、レビューで書いても今までのイヤホンだと個体差があって人によっては違った印象を受けたかもしれません。
しかし、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+に新しく採用されたMEMSドライバーは製造のバラツキが小さく、個体差がほとんど無いことも隠れたメリット。
1万円前後のイヤホンだと思っていると、いい意味で期待を裏切るSOUNDPEATS Capsule3 Pro+はこんな人にこそ最適です。
- 臨場感ある再現性の高いイヤホンが欲しい
- 落ち着いた音を再現するイヤホンが欲しい
- ノイズキャンセリング機能が欲しい
- ハイレゾ対応のイヤホンが欲しい
- ウォーキングや散歩時もいい音で再生したい
- 長時間利用する
ハッキリ言って、臨場感の表現力は最高です!
- MEMSドライバー採用でこの価格はすごい
- 音の空間再現力が秀逸
- ノイズキャンセル性能が高い
- 価格の大幅アップ
- ワイヤレス充電不可
- 充電時間増加と使用可能時間の短縮
以上、えだまめくん(@edamamekun_ns)のSOUNDPEATS Capsule3 Proの実機レビュー報告でした。良い買い物をして下さい♪
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