テレビで使うレコーダーとプレーヤーの接続端子と接続方法

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この記事では、アナログケーブル(RCA端子)とHDMI端子(ケーブル)を使用する機器の接続方法について解説します。

例えばこんな機器…

  • DVDプレーヤー/レコーダー
  • Blu-Rayプレーヤー/レコーダー
  • HDD内蔵のプレーヤー/レコーダー
  • Amazon Fire TV Stick など

それでは、「テレビで使うレコーダーとプレーヤーの接続端子と接続方法」について書きます。

この記事でわかること

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長年製造業に従事し豊富な知見を活かした

分析が得意なブロガー
えだまめくん
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テレビで使うレコーダーとプレーヤーの違い

DVDやBlu-Rayを見たいけど、「プレーヤー」と「レコーダー」の違いって何?

「プレーヤー」は再生だけを行う機器で、「レコーダー」は書き込み(記録)も行える機器です。

DVDプレーヤーとレコーダーの違い
  • プレーヤー:再生専用
  • レコーダー:再生と記録が行える

DVD用、Blu-Ray用(ほとんどはDVDも使用可能)は、プレーヤーとレコーダーの両方が存在します。

他にはDVDとBlue-Rayに対応したハードディスク内蔵のレコーダーがあり、相互のメディアでダビングが行えます。

プレーヤーとレコーダーの種類
  • DVD再生専用プレーヤー
  • DVD再生と書き込み可能なレコーダー
  • Blu-RayとDVDが再生可能なプレーヤー
  • Blu-Ray/DVD再生と書き込み可能なレコーダー
  • DVD再生/書き込み機能とHDDが一体になったレコーダー
  • Bli-RayとDVDへの再生/書き込み機能とHDDが一体になったレコーダー

上記が市販されるプレーヤーとレコーダーの主なバリエーションですが、下へ行くほど高価になると考えましょう。

テレビに接続する端子(ケーブル)の種類

テレビとプレーヤー/レコーダーを接続するためのケーブルは2つあります。

テレビに接続する端子ケーブル
  1. アナログ:RCA端子ケーブル
  2. デジタル:HDMI端子ケーブル

❶ アナログ接続:RCA端子ケーブル

テレビとDVDプレーヤーなどを接続するアナログケーブル
出典:amazon.co.jp

写真は皆さんお馴染みの「アナログケーブル(RCA端子)」です。

テレビがデジタル化される前からあったケーブルなのでご存じの方も多いでしょうが、若い人にはあまり馴染みが無いかもしれません。

色が着いている理由は、配線を分かりやすくするためで各色の役割は以下の通り

黄色の端子映像出力
赤色の端子音声出力
ステレオ右
白色の端子音声出力
ステレオ左
RCA端子の色

過去の映像遺産という観点では、VHSビデオを再生する機器もこの端子が必要となり、最新のテレビでもきちんと対応しているので安心して下さい(でも、いつか廃止されるでしょう)。

テレビにプレーヤー/レコーダーを接続するために最も手軽な方法が「アナログケーブル(RCA端子)」で、安いDVDプレーヤーのほとんどがこのケーブルでテレビへ接続します。

呼び方は様々で、ピン端子、3色端子ピンプラグ、ピンジャックとも呼ばれます。

❷ デジタル接続:HDMI端子ケーブル

テレビとDVDプレーヤーなどを接続するHDMIケーブル
出典:amazon.co.jp

もう一つの接続方法が写真の「HDMI端子(ケーブル)」です。

前述のアナログケーブル(RCA端子)は3つの端子で映像とステレオ音声を再生しますが、HDMIケーブルなら1つの端子同士で接続できることがメリット。

また、完全なデジタル伝送なので、映像と音声が忠実に再現できるため、新しいテレビとの相性も良いでしょう。

ただし、デジタル機器なのでいくつかのバージョンが存在しており、古いバージョンのHDMIケーブルだと使用できないことがあるので注意が必要です。

執筆時点での主なバージョン変遷は以下の通り。

HDMI 1.2 以前
スタンダード
HD対応
伝送帯域(Max)4.95Gbps
HDMI 1.4
ハイスピード
フルHD対応
伝送帯域(Max)10.2Gbps
HDMI 2.0
プレミアムハイスピード
4K映像に対応
伝送帯域(Max)18Gbps
HDMI 2.1
ウルトラハイスピード
8K映像に対応
伝送帯域(Max)48Gbps
HDMI主なバージョン

購入する際、バージョンの記載が無い場合もあるので、スタンダード、ハイ、プレミアムなどの名称で判断しましょう。

基本的には上位互換性はなく下位互換性はあるので、新たに購入するなら最も新しいバージョンを購入すれば間違いありません。

もう一つ重要なのがHDMIの端子形状で、主に3つの種類があることを認識しておきましょう。

タイプA標準サイズ
タイプBHDMI mini
ミニサイズ
タイプCHDMI Micro
マイクロサイズ
HDMI主な端子タイプ

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テレビとの接続方法

テレビへレコーダーやプレーヤーを接続する方法は簡単です。

前述の「❶ アナログ接続:RCA端子ケーブル」か「❷ デジタル接続:HDMI端子ケーブル」の何かでテレビと繋げばOK。

アナログ接続(RCA端子ケーブル)でテレビと接続

テレビにレコーダーやプレーヤーなどの外部機器をRCA端子ケーブル(アナログ)で接続する方法を解説したのが以下の画像です。

この画像に沿って、詳しい内容を解説します。

DVDレコーダーとテレビをアナログ端子(RCA端子)で接続する方法
アナログ端子で接続(DVDプレーヤーでの例)

プレーヤー/レコーダー側の接続

RCA端子ケーブルの色と接続するプレーヤー/レコーダー側端子部の色を合わせて接続します。

プレーヤー/レコーダー側の接続端子がいくつか存在する場合は、横並びであれば一番上の空き端子へ接続し、縦並びであれば一番左の空き端子へ接続しましょう。

テレビ側の接続

テレビ側への接続も、RCA端子ケーブルの色と接続するテレビ側端子部の色を合わせて接続します。

また、テレビ側の接続端子がいくつか存在する場合は、横並びであれば一番上の空き端子へ接続し、縦並びであれば一番左の空き端子へ接続しましょう。

接続しても映らない場合(アナログ端子)

接続後にレコーダーやプレーヤーでメディアを再生してもテレビに映らない場合は、以下の順序でトラブルシューティングを試みて下さい。

STEP
接続方法が間違っていないか?

ケーブルの色と接続機器側の色が合っているか確認

STEP
接続がきちんと行われているか?

ケーブルをきちんと深くまで差し込んでいるかを確認

STEP
接触不良がないか?

ケーブルか機器側の設定に埃やサビがあれば取り除いて再接続

多くの場合、以上の3点で解決しますが、もし症状が改善しないならレコーダーやプレーヤーを別のテレビへ接続して確認します。

別のテレビでも同様の症状であれば「ケーブルの断線」が考えられるので、ケーブルを変えて再試行を行います。

それでも正常に作動しなかった場合は「機器の故障」が疑われるため、メーカーへ保証対象の有無を確認しましょう。

トラブルが解決しない場合
  1. 別のテレビへ接続して確認
  2. ケーブルを変えて再試行
  3. 機器の故障を疑い保証確認

デジタル接続(HDMI端子ケーブル)でテレビと接続

HDMI端子ケーブルでデジタル接続する方法を解説したのが以下の画像です。

この画像に沿って、詳しい内容を解説します。

DVD/ブルーレイレコーダーとテレビをアナHDMI端子で接続する方法
HDMI端子で接続(Bru-rayプレーヤーでの例)

プレーヤー/レコーダー側の接続

接続するプレーヤーやレコーダーによってHDMI端子の数と役割が分かれている場合があるので、機器に記載された内容を先ず確認します。

解説写真の場合、機器側に2つのHDMI端子が搭載されていますが、左側のHDMI端子には「映像出力(映像・音声)」、右側のHDMI端子は「音声出力」と記載がありました。

接続する目的はプレーヤーやレコーダーで再生する映像と音声なので、この場合は左側のHDMI端子へ接続します。

テレビ側の接続

新しいテレビの場合、テレビ側に接続可能なHDMI端子の数が4つ以上存在することがあります。

特別な記載が無い場合はどのHDMI端子を選択しても大丈夫なので、接続機器と最も近い場所にあるHDMI端子か、番号の若いHDMI端子へ接続しましょう。

通常複数のHDMI端子が存在する場合、1番のHDMI端子にARCなどの特別な機能が備わっていますが、特に使用する目的が無ければ問題ありません。

HDMI端子の番号は、テレビで機器の選択を行う際に必要となります。

接続しても映らない場合(HDMI端子)

プレーヤーやレコーダーを再生してもテレビに映らない場合は以下の順序でトラブルシューティングを試みて下さい。

STEP
接続不良がないか?

HDMI端子でうっかりミスの多くが、差し込みの不十分からくる「接触不良」です。
一度外して、再度しっかりと挿し込んでみましょう。

STEP
HDMIケーブルが古くないか?

HDMIのバージョンが古い場合があるので最新のものへ変えましょう。
また、HDMI端子と機器間の相性によって上手く作動しない場合もあります。

STEP
端子側の接触不良はないか?

長期の間HDMI差し込み端子部を使用してない場合、埃が溜まっている場合があるので確認して下さい

多くの場合、以上の3点で解決しますが、もし症状が改善しないならプレーヤーやレコーダーを別のテレビへ接続して確認します。

別のテレビでも同様の症状であれば「ケーブルの断線」が考えられるので、ケーブルを変えて再試行を行います。

それでも正常に作動しなかった場合は「機器の故障」が疑われるため、メーカーへ保証対象の有無を確認しましょう。

トラブルが解決しない場合
  1. 別のテレビへ接続して確認
  2. ケーブルを変えて再試行
  3. 機器の故障を疑い保証確認

接続ケーブルによるメリットとデメリット

テレビにレコーダーやプレーヤーを接続する主な方法を2つ解説しましたが、それぞれの良い点(メリット)とちょっと気になる点(デメリット)も明確にしておきましょう。

アナログ接続(RCA端子ケーブル)でテレビと接続する場合

アナログ接続(RCA端子ケーブル)の場合、単純に映像と音の信号を送るだけなので、差し込み場所を間違えない限り不具合が発生することは少ないです。

ただし、テレビ側、プレーヤー/レコーダー側それぞれ3つの端子に接続する必要があり間違いやすいのも事実。

そして最も気になる点は、アナログ接続なので画質も音質もデジタルに劣るという点です。

DVD専用のプレーヤーはアナログ接続(RCA端子ケーブル)専用が多く、デジタル再生を行いたい場合はHDMIで接続できるBlu-Rayプレーヤーを選べばDVDも再生可能です。

良い点
メリット
気になる点
デメリット
接続不具合が少ない
ケーブルが安価
差し込みが3点で間違い安い
画質/音質が良くない

デジタル接続(HDMI端子ケーブル)でテレビと接続する場合

デジタル接続(HDMI端子ケーブル)は、情報をデジタルデータで送るため画質と音質の劣化が無いことが大きなメリットで、接続も双方のHDMI端子へ差し込むだけなので簡単。

ただし、デジタル機器は常に進化するためHDMIケーブルにもバージョンが存在し、新しいバージョンを選択すれば古いバージョンに対応しますが、その逆は機能しないので注意しましょう。

価格もピンキリで、同じバージョンでもオーディオビジュアルにこだわるような高価格帯から、千円前後で買えるものまで広範囲で選択が可能です。

良い点
メリット
気になる点
デメリット
画質/音質が良い
差し込みが1点なので簡単
安価なケーブルも選べる
バージョンが古いと使用できない
高機能品は価格が高い

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HDMI/RCA端子ケーブルを使ったテレビへの接続方法まとめ

この記事では「テレビで使うレコーダーとプレーヤーの接続端子と接続方法」について書きました。

昔から存在するアナログ方式のRCA端子ケーブルは色を合わせて接続するだけなので、間違いなく接続すれば大抵の場合は問題なく接続できます。

しかし、デジタル方式のHDMI端子ケーブルはケーブル本体にバージョンが存在し、テレビと接続機器に合致したバージョンのケーブルを使用する必要があります。

ただ、新しい機器になるほどHDMI端子ケーブルの方が優れた映像と音を再生するので、古いDVD機器以外はHDMI端子ケーブルの最新バージョンを使用する方が良いでしょう。

配線が得意な人にとっては当たり前の情報かもしれませんが、不安のある人の参考となれば幸いです。

以上、えだまめくん(@edamamekun_ns)のHDMI/RCA端子ケーブルを使ったテレビへの接続解説でした。良い買い物をして下さい♪

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