今やテレビのスマート化は進み、VOD(Video On Demand)という動画配信サービスが最初から入っているのが当たり前の時代。
もちろん、テレビブランドによってその中身は多少違うものの、Amazonプライムビデオ(Amazon Prime video)を筆頭に、メジャーどころは概ね標準装備されています。
それなら「Amazon Fire TV Stick」は要らないよね?
いえいえ、そんなことはありません。
Amazonプライムビデオ(Amazon Prime video)を視聴する際、テレビに標準装備されたものと「Amazon Fire TV Stick」では操作感が違うのです。
また、VOD(Video On Demand)という動画配信サービスも目的によって多くの選択肢が用意され、テレビに標準装備されていないサービスも少なくありません。
中には、スマホやタブレットに特化されたサービスもあり、テレビの大画面では見れないものも…。
そんなテレビに標準装備されたVODサービス以外も、「Amazon Fire TV Stick」を使えば見れちゃったりします。
今回、「Amazon Fire TV Stick 4K」を購入したので、Amazonプライムビデオ(Amazon Prime video)を例にテレビ標準装備との違いと「Amazon Fire TV Stick」の選び方を解説します。
Amazonプライムビデオ(Amazon Prime video)はプライム会員になれば無料で視聴でき、その他多くのプライムなサービスが用意され元を取りやすいことで有名です。
もし、未だプライム会員で無いのなら、その他メリットを以下の記事で解説しているので参考して下さい。
なお、最新式の「Fire TV Stick 4K Max」は、ここで紹介する「Amazon Fire TV Stick 4K」よりもちょっとだけ進化しているので、予算に余裕がある方向けです。
- CPUが強化され動きがよりスムーズに
- Wi-Fi-6に対応したことで動画のロード時間がより早い
- HDR10+フォーマットに対応
- 本体の軽量化(約-5g)
- リモコンの変更
それでは、「Amazon Fire TV Stick 4K を購入した理由と選び方って?元から入ってるプライムビデオとの違いもを解説!」について書きます。
【この記事で得すること】
- Fire TV Stick製品の違い
- Fire TV Stickをおすすめする理由
- Fire TV Stickとテレビ付属のプライムビデオとの違い
長年製造業に従事し豊富な知見を活かした分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
有料放送に魅力を感じないから「fire tv stick 4k」!
昨今のテレビ離れ、いわゆる通常の放送を現代人はあまり見なくなりました。
理由は数多くあるでしょうが、正直言って「内容がつまらない」ことや「コマーシャルが煩い」という人が大半だと思います。
テレビを見ない人は有料放送を見ているわけでもない
テレビを見ない人たちは見たいコンテンツを探して「有料放送」を契約してるのでしょうか?
わざわざ有料放送を契約する人は、映画好きであったり、特定のスポーツや趣味に特化する場合がほとんどなので、全てが契約しているとは思えませんね。
結局スマホやパソコンに夢中
多くの場合、インターネットで情報を探す時間の割合が高く、テレビを見る暇がない(暇を作れない)方向へ行っています。
欲しい情報の大半はスマホやパソコンがあれば事足りるのですから。
買い物は実店舗で確認してネットで購入する時代
しかし、インターネットへの依存度が大きくなっていることは、テレビの視聴者離れだけではなく、実店舗での買い物客も減少していることに繋がっています。
多くの人は、インターネットで最も有利な価格を見つけ、そしてインターネット上で買い物を済ませてしまっています。
その際たるものが「Amazon」という巨大ショッピングサイトの存在。
インターネットを行う人の大半はAmazonのアカウントを持っています。
そして、頻繁に利用する人は翌日配送が行われる「Amazonプライム公式ページ(Prime)会員」という年会費が必要な特別会員に登録。
Amazonプライム会員の多くはそのメリットを十分利用していない
私がAmazonプライム会員になった理由は、購入を決めた商品を早く手元に入手したかったからです。
そんな理由だけでAmazonプライム会員になった人は多いと思います。
特に古くからの会員の多くは同じ理由で入会したのではないでしょうか?
そして、古くからのAmazonプライム会員に多いのは、買った品物が早く届くサービスだけではなく、他にも会員のメリットがあることを気づかない。
もしくは気づいていても活用していない人が確かに居るということです。
あなたは大丈夫ですか?
fire tv stick 4kでプライム会費の元を取ろう!
プライム会員になって十年近く経ちますが、プライムビデオのコンテンツは他社の有料放送と比較して見劣りするものと決めつけていました。
確かに、昔のプライムビデオは酷いものでしたが、改めて確認すると、随分と良くなり、驚いたのがつい最近です。
アマゾンプライムビデオは元を取り易い?
昔は、古いドラマを改めてレンタルすれば300円~500円/本程度したでしょうか?
2009年の放送時、夢中になって観ていた「JIN-仁-」をAmazonプライムで発見。第一期と第二期合わせて全22話を数日かけて一気に視聴!!
レンタルビデオであれば1巻に2話掲載としても11本分。
約3,300円~5,500円のレンタル料に換算でき、Amazonプライム年会費4,900円(月払は500円)の元を取った気分でした(笑)。
実はその前にノートPCで映画と連続ドラマを視聴していた
普段よく使用するPCは15インチのノートですが、実はプライムビデオを以前はこちらで視聴していました。
まあ「ながら鑑賞」が多かったため、画面の迫力や音声は気にせず、コンテンツの内容が分れば良い程度だったのですが・・・
段々と「せっかく55型の4Kテレビがあるのにな~」「55型の大画面だともっと面白いだろうな~」という、大画面の欲がふつふつと沸き始めました。
Amazon Fire TV Stick 4K 購入費も「元を取る」と決意
買った物の「元を取る」って、完全に自己満足の世界でしかありません。
それでも数字によって満足出来れば、お金を使う背徳感が少しでも薄れると思いませんか?
Amazon Fire TV Stick っていくらするのよ?
種類 | 価格 |
---|---|
Amazon Fire TV Stick | 4,980円 |
Amazon Fire TV Stick 4K | 6,980円 |
なんか高いか安いか分からない微妙な値段だと思いませんか?
これが1,980円なら即決ゾーンで、1万円以上なら余程のことが無ければ買わないだろうし、上手な値付けだと思います。
しかし、「検討する」ってことは気持ち的に「買いたい」という意思表示⁉
「買う」という後押しを自分自身で納得させる儀式を行いたいと思います(笑)。
Fire TV Stickで「元が取れてる」と暗示がかかる計算式
所有のテレビは4Kなので、やはり最上級の「Amazon Fire TV Stick 4K(6,980円)」を狙いたい。
先ほどの「レンタルビデオを借りたら?」という妄想で先ず計算してみましょう!
元が取れる「暗示」
- 24本分
- ドラマなら48話分
- 14本分
- ドラマなら28話分
うん、既に視聴したい映画やドラマでレンタル料300円の枠でも優に超えそうだ。
次に「元を取る前に壊れたらどうする?」か考えてみます。
Amazon Fire TV Stick は2種類、各々の保証期間ってどうなっているのでしょうか?
Fire TV Stickの保証
- Amazon Fire TV Stick
- Amazon Fire TV Stick 4K
- Amazon Fire TV Stick
- +1年は 980円
- +2年は1,390円
- Amazon Fire TV Stick 4K
- +1年は1,280円(値引中980円)
- +2年は1,480円
以前は通常の「Amazon Fire TV Stick」は保証期間が90日間でしたが、1年へ改良されました。
通常保証期間を考えると、「Amazon Fire TV Stick」と「Amazon Fire TV Stick 4K」との差はありません。
但し、有料延長保証を申し込むと若干「Amazon Fire TV Stick 4K」が高くなりますが、ほとんど誤差の範囲です。
基本的な1年保証でも、1年間あれば夏休みや正月休み、更にはGWも暇してる時には十分視聴時間を確保出来るから、24本(ドラマなら48話分)くらいなら軽くクリアーしちゃいますね!
これは「買い」一択ですね!!
念のため「Amazon Fire TV Stick」と4Kの違いを比較してみる
4Kテレビだからって、高価な「Amazon Fire TV Stick 4K」を選ぶ必要があるのか?
買うと決まれば気になりますね。
4Kのコンテンツ量は流石に現状ではそんなに多くは無いので将来に期待ですが、機能的に差額2,000円の価値があるかはしっかり検証すべきでしょう。
POINT
- 結論は、差額2,000円支払ってでも「Fire TV Stick 4K」を選択すべきです!
(4Kテレビ所有とそのテレビがHDCP 2.2対応であることが大前提)
仕様部分の違いを切り取って比較
項目 | Fire TV Stick 通常品 | Fire TV Stick 4K |
---|---|---|
本体長さ | 86㎜ | 108㎜ |
本体厚さ | 13㎜ | 14㎜ |
重量 | 32.0g | 53.6g |
オーディオ | Dolby Atmos Dolby Digital Dolby Digital+ サラウンド対応 | Dolby Atmos 7.1 サラウンド対応 2chステレオ 最大5.1ch |
Bluetooth | Bluetooth 5.0+LE <ペアリング> 対応スピーカー ヘッドホン | Bluetooth 4.2 5.0 BLE |
出力 | 1080p 720p 最大60fps | 2160p 1080p 720p 最大60fps |
通常の「Fire TV Stick」が第3世代へアップデートされたため、「Fire TV Stick 4K」との違いがほぼ無くなりました。
当然、「Fire TV Stick 4K」の場合は4K対応という大きな差はありますが、その他は本体サイズが大きく違うだけと考えても良いでしょう。
それでも、4K対応の「Fire TV Stick 4K」の方が、今後普及する4Kソースを考えると一歩リードしていると考えます。
POINT
- 普通の「Fire TV Stick」もアップデートで高機能に
- それでも4K対応の「Fire TV Stick 4K」の方が魅力的
主な共通基本性能
項目 | 共通 |
---|---|
プロセッサ | クアッドコア 1.7 GHz |
GPU | IMG GE8300 |
ストレージ | 8 GB |
Wi-Fi | デュアルバンド デュアルアンテナ wifi(MIMO) 802.11a/b/g/n/ac対応 |
保証 | 1年間 |
参考までに主要機能のスペックを明記します。
通常の「Fire TV Stick」が第3世代へアップデートし大差が無くなりましたが、今後、当然「Fire TV Stick 4K」もアップデートするはずで、その時のスペック差が楽しみです。
「Fire TV Stick」と「Fire TV Stick 4K」の違いである4K対応に、2,000円の差を埋める魅力を感じるかが大きなカギ。
Fire TV Stick 4K は買うべきか?
4Kテレビ所有者は2,000円の差額を支払ってでも、
Fire TV Stick 4K を買うべきでしょう(買いました)!
普通のハイビジョンテレビでは「fire tv stick」は買う価値が無いの?
これまでは4Kテレビ前提の解説でしたが、古いハイビジョンテレビにはFire TV Stickを購入する価値は無いのでしょうか?
結論は「価値あり」です!
現在のコンテンツは大部分がハイビジョンレベルで、4Kコンテンツ増加にはまだまだ時間がかかります。
また、4Kコンテンツが普通のFire TV Stickで見れないわけでは無いのでご安心下さい。
2,000円安い分「元を取る」にはより優位であることも否めない事実でしょう。
何より、第3世代へアップデートし性能が上がったことが魅力です。
Amazon以外でも買えますよ♪
最新式が良ければこちら!
- CPUが強化され動きがよりスムーズに
- Wi-Fi-6に対応したことで動画のロード時間がより早い
- HDR10+フォーマットに対応
- 本体の軽量化(約-5g)
- リモコンの変更
「fire tv stick 4k」の購入前に確認して!!
Fire TV Stick はAmazonプライムビデオ以外も視聴可能です♪
「Fire TV Stick」では、Amazonプライムビデオの他、YouTubeなどの無料コンテンツやNetflixなどの有料コンテンツにも対応しています。
また、最も大きなメリットは、スマホやタブレットでしか視聴できないコンテンツが大画面テレビで視聴できることです。
新しい4Kテレビには事前にコンテンツが組み込まれている
4Kテレビ以降は、各テレビにこれらのコンテンツが最初から組み込まれており、有料コンテンツの場合は各自契約を済ませば直ぐに視聴可能です。
しかし、若干古い機種では、本体のみでこれらのコンテンツを視聴することは行えないため、Fire TV Stickなどの外部装置が必要となります。
Amazonプライムビデオを観たいならAmazonプライム会員であることが前提
「Amazon Fire TV Stick」を利用する場合、購入者の多くはAmazonプライム公式ページの特典であるプライムビデオ視聴が目的です。
もちろん、YouTubeのような無料コンテンツをテレビで視聴したい場合もありますが、
自身が「Amazonプライム会員」であるかを購入前に確認して下さい!
まだ入会していない人はこちらの記事で詳しく解説しています♪
もし、Amazonプライム会員ではない場合は、以下のサイトから詳しい内容を確認しましょう。
「Amazon Fire TV Stick」はAmazonプライム会員がメリットを享受できる機器です。
Amazonプライムビデオのコンテンツがバンドルされていない4Kテレビを購入した皆さん!
Amazon Fire TV Stick 4K を買っちゃった方が幸せですよ!
4Kが対応が欲しい人は
こっち
Fire TV Stick 4K
\ 最新機種はこちら! /
- CPUが強化され動きがよりスムーズに
- Wi-Fi-6に対応したことで動画のロード時間がより早い
- HDR10+フォーマットに対応
- 本体の軽量化(約-5g)
- リモコンの変更
テレビ付属のPrime Videoとの違い
Amazonプライムビデオをテレビ付属のソフトで視聴する場合と、Fire Stick TV を利用して視聴する場合との違いを触れておきます。
視聴の始め方が違う
(例:東芝レグザの場合)
チェック!
- Fire Stick TV起動=「入力切替」
- Prime Video起動=「みるコレ」
Fire Stick TVは外部接続機器の扱い、Prime Videoは内部ソフトという訳ですね。
使用感の違い
これは明らかに違います。
何が違う?それぞれの長所と短所をまとめてみました。
Fire Stick TV を使用してPrime Video を観る
Fire Stick TVを改めて考えると、結構良い面が多いことが分ります。
明らかに作品一覧が華やかで、別機器として扱うためテレビを観たりPrime Videoを観たりという行ったり来たりがし易いですね。
- 入力切替ボタンで機器を選択するだけ
- 立ち上がりは早い
- おすすめの新着作品を分かり易くピックアップし表示
- テレビ本体とは別の機器なのでテレビを観たり停めたりの操作が行い易い
- 作品の選択が直感的
- 選択したコンテンツが直ぐに始まる
一方、短所としてあえて挙げるとしたら、別機器として追加のインフラが必要なこと。
- コンセントが必要(余計に電気代もかかる)
- HDMI端子が一つ埋まる
- 別機器としての投資
テレビ内のソフトでPrime Videoを観る
テレビ付属のソフトでプライムビデオを視聴するメリットって、実はとっても少ないのです。
- 余計な機器を接続しないで済む
逆に短所は沢山浮かびます。
いやー、テレビのリモコンってもっさりしているので、Prime Video視聴までの2クリック必要なのは意外と気になります。
だからNetflixなんかの大手はワンクリックボタンを付けさせたのでしょうね。
そして、せっかくPrime Videoをクリックしても数秒ソフトの立ち上げに時間がかかるんです。
更に画面が現れても「単に作品が並ぶだけ」。
Fire Stick TVのようなわくわく感は皆無ですね。
- リモコンのボタンを押したあと、更にPrime Videoを選択する手間
- ソフトの立ち上げ時間が発生する
- 作品一覧の表示が地味(ピックアップされない)
- 途中停止してテレビ→再び視聴する際、再度ソフト立ち上げに時間がかかる
- コンテンツが始まる前に別の作品紹介があって余計な時間がかかる
Fire TV Stickは買うべきか?結論
はっきり言って「Fire Stick TV」を使用した方が便利だし楽しい。
でも、最初からPrime Videoがテレビに入っていたらきっとFire Stick TVは買わなかったでしょう。
多分、Fire Stick TVを使用した人しかこの違いは分からないと思います。
既に購入したテレビにPrime Videoが入っていても、Prime Videoがお気に入りであればFire Stick TVを購入しても損は無いですよ。
また、テレビに無くてFire Stick TVにあるVODサービスや、通常は大画面未対応でFire Stick TVにあるVODサービスがお目当てなら買っても損はありません。
結局どれにします?
4Kが対応が欲しい人は
こっち
Fire TV Stick 4K
\ 最新機種はこちら! /
- CPUが強化され動きがよりスムーズに
- Wi-Fi-6に対応したことで動画のロード時間がより早い
- HDR10+フォーマットに対応
- 本体の軽量化(約-5g)
- リモコンの変更
Amazonプライムの特典をまとめました♪