ブラビアX80Jを購入する際の疑問と悩みにお答えします!
- X8000Hとの違い(進化)
- 今期のテレビ進化のトレンドとの違い
- X80Jの買い時価格とタイミング
ソニー4K液晶ブラビア「X80J」の価格データが出揃い、実機もじっくり確認してきたので疑問と悩みを解決するレビューを行います!
今期は4機種展開のブラビアですが、今回レビュー対象のX80Jは一番下のエントリーモデル。
上位ハイエンドモデルとは高画質プロセッサーで機種感の差が生じていますが、果たして実際に視聴すると違いが感じられるのか?
4K液晶ブラビア2021-2022モデルの違いは「【ソニー4K液晶ブラビア】X95J・X90J・X85J・X80Jシリーズ4機種の違いを解説」で確認して下さい。
ここでは、X80Jの購入価格目安と実機の感想を中心に「【BRAVIA X80J レビュー】買い時価格と機能/X8000Hとの違いを5つの視点で評価」について書きます。
【この記事で解決すること】
- X80Jの機能全貌と評価結果
- X80Jの価格推移と買い時価格
- X80JとX8000H価格推移の違い
- X80JとX8000H機能の違い
長年製造業に従事し豊富な知見を活かした分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
価格よりも機能を重視
こだわり派
価格がいくら高くても、こだわりの機能には絶対に妥協をしないのだ。
機能と価格のバランスを重視
リーズナブル派
自分の生活にマッチした買い物に拘り、価格に見合わない製品は絶対に購入しないわ。
機能そこそこで価格を重視
コスト重視派
価格が安ければ多少機能が劣っても構わない。一般家庭でハイスペックは不要だね。
X80J 総合評価(結論)
■X80J 総合評価結果
評価項目 | |||
---|---|---|---|
価格 | 4.0 | 4.5 | 4.0 |
セールスポイント | 3.0 | 2.0 | 2.0 |
視聴環境・設置 | 3.0 | 4.0 | 4.0 |
全機能 | 2.0 | 2.0 | 2.0 |
省エネ・寿命 | 3.0 | 4.0 | 4.0 |
総合評価 | 3.0 | 3.3 | 3.2 |
結論から言って、ブラビアX80Jは前モデルからほとんど進化の無いモデルです。
とは言え、前モデルのX8000Hが大幅に進化したためお得感は上がり、今期のブラビアはチューナー数が他社並みになったことを考える実は最下位モデルとしては良い出来なのです。
映像や音質に関しては目新しいセールスポイントは乏しいものの、ポテンシャル的には充実感のある内容なのはさすがソニー。
そんなX80Jと前モデルX8000Hとの違いを中心に比較して行きましょう。
- 前モデルX8000Hと価格に差が無いか
- 上位モデルのX85Jとの機能違いに納得する
- 価格にはこだわりたい
- 大型サイズ(または小型サイズ)を探している
X80Jを求める購買層は、リーズナブルな価格に期待しているはずです。
X90Jの記事でも書きましたが、今期のソニーブラビアは、4機種の内、真ん中の2機種で上手に差を付け、幅広い購買層の要求に応えています。
X80Jは最下位、即ちお求めやすい価格を要望する購買層へアプローチしているわけね。
選択肢が幅広いって言うのは嬉しいね。
\ メリット・デメリット /
■X80Jが優れる点⤴︎
- 65型から43型まで豊富なサイズバリエーション
- サイズに関係なく全て同じ仕様(装備)
- 自動音場補正
- チューナー数が他社並みへ改善
■X80Jが劣る点⤵︎
- スピーカー構成と出力(20W)
- 省エネ性能に進化なし
- 映像美が凡庸
機能の優劣と金額の差に整合性を見出して選択して下さい。新機能であっても「不要」なら削除して考えることがポイントです。
では、細かく機能を解説します。
他社の液晶テレビは以下のバナーリンクからチェックして下さい。
評価①|X80Jの価格評価と買い時
ソニー4K液晶ブラビア X80Jの価格について最も重要なポイントは、旧モデルのX8000Hと同程度の価格であるかどうか。
X80Jが旧モデルX8000Hとの置き換えなら、機能的に進化しつつ同レベルの価格であることが理想だと言えます。
明らかに機能が進化し、価格が下回っているなら尚更喜ばしいでしょう。
X80Jの購入を検討する場合、この点を理解して妥協価格を探ると安心です。
評価:4.0
液晶、しかも最下位なら安くて当然なのだ。
評価:4.5
出だしが好調だったから高評価なのよ。でも、ちょっと雲行きが怪しいわね。
評価:4.0
そう、最小は高評価だったけど、複雑な要因で価格が上がり始めたのかな?
思惑通り、初値から数ヶ月は買い時価格で推移していましたが、年末に近づくにつれ価格が上がっているのが気がかりですね。
XJ-65X80Jの価格推移と買い時
65型(XJ-65X80J)は初値から4万円程度安く始まり、その後はX8000Hの最安値以下を記録しつつ価格が上昇へ転じています。
買い時をズバリ言うわね!
■65型のX80Jがどうしても欲しいなら
- 140千円以なら即買い
■機能と価格のバランスにこだわるなら
- 130千円以下を狙って決算価格で勝負
- 但し、140千円前後でも魅力的
- 価格が上昇しているなら諦める
XJ-55X80Jの価格推移と買い時
55型(XJ-55X80J)は初値が2万円以上安く始まり、3ヶ月後にはX8000Hの最安値以下になったものの、その後は一転して価格が上昇傾向にあり割高なゾーンとなっています。
部品関係のサプライチェーンが影響してるのかしら?買い時をズバリ言うわね!
■55型のX80Jがどうしても欲しいなら
- 140千円前後で妥協する
■機能と価格のバランスにこだわるなら
- 再び100千円以下を狙って決算価格で勝負
- 但し、110千円前後となったら結論を出す
- このまま上昇を続けるなら買わない選択肢もあり
XJ-50X80Jの価格推移と買い時
50型(XJ-50X80J)は初値が1万円以上安く始まり、X8000Hの最安値付近まで一旦安くなるも、こちらも再び上昇を開始して割高な圏内に入っています。
やっぱり部品不足かしら?買い時をズバリ言うわね!
■50型のX80Jがどうしても欲しいなら
- 95千円前後が提示されれば買い
■機能と価格のバランスにこだわるなら
- 前モデル同等なら先ずは90千円以下
- 割高なら買わない選択肢もあり
XJ-43X80Jの価格推移と買い時
43型(XJ-43X80J)は初値が5千円ほど安く始まったものの、その後は堅調な動きだったがジリジリと値を上げている状況です。
ここも上がり始めてるわ。買い時をズバリ言うわね!
■43型のX80Jがどうしても欲しいなら
- 既存の安値付近を目標に交渉する
■機能と価格のバランスにこだわるなら
- 前モデル同等なら先ずは90千円以下を目指して交渉
- 理想的には70千円台だが割高なら買わない選択肢もあり
- 他社製品と比較する
X80Jは発売3ヶ月後が直近の買い場でしたが、今後の値上がり状況が気になります。海外生産品は当分この状態が続くかもしれません。
評価②|X80Jのセールスポイント
評価:3.0
液晶テレビの最下位には用がないのだ。
評価:2.0
実際に見た映像も確かにあまり進化を感じなかったわ。
評価:2.0
チューナー数増加だけが大きなポイント…。
映像面と音質面に進化が感じられないので、やはり評価は少し辛めですね。
ソニー4K液晶ブラビア X80Jとは
ソニーブラビア:公式ページ
モデル | 2021夏(20'4〜5月) |
シリーズ | ブラビア X80J |
分類 | 4K液晶テレビ |
サイズ展開 | 65v/55v50v/43v |
ソニーブラビア「X80J」は「X8000H」から進化した、ブラビアで最もお求めやすいエントリーモデルです。
前モデルにあった「75型サイズ」は今期のバリエーションでは存在していません。
X80J 3つのセールスポイント
- 高画質化の追求
- 高音質化の追求
- チューナー数の増加とGoogle TV化
❶高画質化の追求
映像処理エンジンやパネルについては変化が無いのですが、ゲーム性能が上がりました。
■進化した処理技術
X8000H | X80J |
---|---|
ー | オートHDRトーンマッピング |
ー | コンテンツ連動画質モード |
映像面に関する進化はほぼ皆無で、PlayStation5との連携機能が追加されただけ。
- オートHDRトーンマッピング
-
HDR調整を自動で最適化し、ゲーム内の明るいシーンと暗いシーンを映し出すことが出来る機能。
- コンテンツ連動画質モード
-
PlayStation5をテレビに接続するだけで最適なモードへ自動で変える機能。
■変化のない重要な高画質要素
高画質プロセッサー | HDR X1 |
超解像度エンジン | 4K X-Reality PRO |
残念ながら映像に関する心臓部については前モデルの「X8000H」と変わらず、新しいエンジンを積んだ上位モデルとは大きな差がある機種だと言わざるを得ません。
また、一つ上のX85Jに備わる「倍速機能」がX80Jには無いので、スポーツなど早いシーンでは少し見にくい映像です。
実機を確認した際も前モデルのX8000Hとの映像(特にムラ)の差は無く、進化が無いことが分かりました。
映像技術を見る限りでは、ゲーム使用時に限られた性能UPだけに差額が払えるかがカギですね。
❷高音質化の追求
X8000H | X80J |
---|---|
X-Balanced Speaker *バスレフ型スピーカー | X-Balanced Speaker |
音質についても進化と言えるものはありませんが、サイズに関係なく仕様は統一されました。
前モデルのX8000Hでは小型の49型と43型は少し落ちる「バフレフ型スピーカー」が採用されていましたが、X80Jではサイズに関係なく全てで「X-Balanced Speaker」が採用されました。
スピーカー構成はフルレンジx2で変更はありません。
49型と43型は進化と呼べますが、その他サイズは価格の差が生まれることは考えられない内容でしょう。
小型サイズはお買い得感は高まりました。
❸チューナー数の増加とGoogle TV化
前モデルX8000Hとの大きな違いは「チューナー数」が他社製品並みとなったこと。
X8000H | X80J |
---|---|
地デジ=2 BS/CS=2 4K放送=2 | 地デジ=3 BS/CS=3 4K放送=3 |
Android TV | Google TV |
ブラビアユーザーの不満点は、外付けハードディスク使用時の録画数に制約があることでしたが、他社同様のチューナー数と横並びになったことでブラビアの価値は大きく上がったと言えます。
また、テレビを動かすOSが「Android TV」から「Google TV」へ変更となりましたが、これは単に名称(ブランド名)の変更に過ぎません。
もちろん、名称変更時に機能追加やデザインの最適化が図られています。
コスパの高いX80Jが益々魅力的になる仕様変更がここですね。
チューナー数増加のブラビアにおすすめのHDDは「ソニーブラビアにおすすめのテレビ録画用外付けハードディスク」でまとめて紹介しています。
テレビ録画用外付けハードディスク選びの時間短縮でお使い下さい!
おすすめのハードディスクはこれ!
X80Jの受賞歴
ソニー4K液晶ブラビア X80Jは上位モデルでは無いので特別な評価は受けていません。
評価③|X80Jに最適な視聴環境
評価:3.0
安いから軽いのだ。
評価:4.0
今期はどのメーカーも軽量化に取り組んでいるわ。X80Jは元々軽かったX8000Hを踏襲してるから安心っだけど、やっぱり広い卓上スタンドは置き場を選ぶわね。
評価:4.0
実際に視聴して感じたのは、液晶らしく明るいところには強いってことかな。でもちょっと色目が荒いね。
おすすめの視聴環境
- X80Jは液晶テレビなので見る場所と時間を選ばない
- 元々軽量化なので設置場所(置き場)には困らない
- サイズが豊富なので選択肢が広い
おすすめの設置スペース
ソニー4K液晶ブラビア「X80J」のサイス展開は「65型」「55型」「50型」「43型」のフォーバリエーションです。
各サイズの詳細寸法は、上図を確認して下さい(クリックすれば拡大します)。
■X8000HとX80Jの重量比較(㎏)
重量項目 | 65型 | 55型 | 50型 49型 | 43型 |
---|---|---|---|---|
総重量 | 22.5 22.6 | 16.6 16.8 | 12.9 12.1 | 10.5 9.8 |
本体 | 21.6 21.7 | 15.7 16.0 | 12.3 11.6 | 10.0 9.4 |
卓上スタンド | 0.9 0.9 | 0.9 0.8 | 0.6 0.5 | 0.5 0.4 |
耐荷重 | 25 | 20 | 15 | 15 |
■X80Jの主要寸法(㎜)
重量項目 | 65型 | 55型 | 50型 | 43型 |
---|---|---|---|---|
卓上設置幅 | 1130 | 983 | 665 | 665 |
奥行 | 338 | 338 | 286 | 286 |
画面幅 | 1462 | 1243 | 1126 | 972 |
画面高 | 912 | 787 | 718 | 632 |
スピーカー部 | 約12.0 | 約12.0 | 約12.0 | 約12.0 |
理想的な設置スペースを解説する前に、先ず着目して欲しいのが重量です。
前モデルと比較すると重量の変化はほとんどなく、軽量なX8000H遺伝子を継いでいます。65型でも設置用の台をあまり選ばないでしょう。
但し、卓上スタンドはスペースを取るタイプなので要注意です。
テレビのサイズ選定で悩んだら「テレビのサイズは【3つの基礎知識】で決める!液晶・有機ELどっちもおすすめです♪」を参考にして下さい。
最適な視聴位置を構築
一般家庭でテレビを視聴するパターン(上図)を参考に、X80Jの理想的な視聴位置を構築します。
X80Jはパネル角度が少しだけ傾斜しているので若干低めの設置がおすすめですが、まあ、あまり気にしなくてもいいでしょう。
理想的な高さで視聴できるテレビ台
- 総重量についてはさほど気にしなくてよい(耐荷重性能は最大25㎏で十分)
- 卓上スタンドはワイドタイプなのでテレビ台の幅は要注意
参考までに比較的リーズナブルなテレビ台を紹介します。
コスト優先で選択するなら(最大65型)
- X80J画面センター高さ:65型(77㎝)55型(71㎝)50型(67㎝)43型(63㎝)
- 和室〜低ソファー環境に最適
- 人気商品なのでクチコミ多数
- 高級感が薄い
高さ調整可能で安心の朝日木材加工(最大65型)
- 31.8㎝と43.8㎝の2つの高さが選べほぼ全サイズで最適な視聴高さを実現可能
- 一部の色をおしゃれに変えられる
- 耐荷重注意もOK
最大の65型まで対応可能な朝日木材加工のローボード
- 高さ31.8㎝でほぼ全サイズで最適な視聴高さを実現可能
- サイズは幅80㎝から177㎝まで6バリエーション
- 組立必要
理想的な高さで視聴できるテレビスタンド
背面のVESAポイント位置は上図を確認して下さい。
X80JのVESA位置は全サイズ下側へ集中しており、テレビスタンドへ設置した後のパネルセンターが想定より高くなります。
おすすめのテレビスタンドについては「X80Jに適合するテレビスタンドおすすめ5選と失敗しない選び方・ソニーブラビア」で詳しく解説しています。
評価④|X8000HとX80Jの違いと機能進化
評価:2.0
今期のコンセンサスに届かない機能もあるのだ。
評価:2.0
やったわね!チューナー数がやっと他社並の数になったわ。でもそれだけよ…。
評価:2.0
そう、今期のブラビアはチューナー数がまともになったことが一番嬉しいね。でもさ、その他はほとんど進化なしだね。
ポイントは今期の機能コンセンサスから外れていないこと。機能差と市場価格のバランスで選びましょう。
チューナー数
他社の同クラス製品に関する今期の開発トレンドの差を先ず確認し、X80Jの「価値」を測るのがポイントです。
- 4K放送を見ながら別の4K放送が録画可能
- 地デジ3チューナー/BSCS3チューナー/4K放送2チューナー
- 2画面同時視聴
■X8000HとX80Jの違い
評価項目 | X8000H | X80J |
---|---|---|
地上波デジタル | 2 | 3 |
BS/CSデジタル | 2 | 3 |
BS/CS 4K | 2 | 3 |
4K裏録 | ❌ | ⭕️ |
2画面対応 | ❌ | 変化なし |
相変わらず「2画面同時視聴」は行えませんが、その他今期のコンセンサスを踏襲しています。
チューナー数がやっと他社と同列になりました。これだけでも今期のブラビアは大きな進化と言えます。
ネットワーク
- Bluetoothで外部接続&リモコン操作
■X8000HとX80Jの違い
評価項目 | X8000H | X80J |
---|---|---|
無線LAN | ⭕️ | 変化なし |
Bluetooth | ⭕️ | 変化なし |
VOD | ⭕️ | 変化なし |
ネットワーク機能に関しては流石ソニーなのだ。エントリー機でも「Bluetooth」の活用が素晴らしいのだ。
無線ルーターは大丈夫?最新の高速化対応製品を選ぼう!
外部端子&エンターテインメント機能
- USB3.0/USB2.0各1つ以上
- eARC対応(HDMI)
- HDMI2.1規格と4K120p入力対応(ゲーム)
■X8000HとX80Jの違い
評価項目 | X8000H | X80J |
---|---|---|
USB | USB3.0×1 USB2.0×1 | 変化なし |
eARC | ⭕️ | 変化なし |
HDMI2.1 120p対応 | ❌ | 変化なし |
USBの数はちょっと物足りないし、ゲーム性能は流石にこのレベルではフル装備にはならないわね。ゲーマーはX85Jを選ぶべきだわ。
外部端子については「テレビに付いている入力端子の基礎知識|使途を理解して最適なテレビを購入」を確認して下さい。
HDMIケーブルは最高級品を選ぶと間違いありません。
映像機能
- AIアップコンバート
- HDR10+ ADAPTIVE&Dolby Vision IQ対応
■X8000HとX80Jの違い
評価項目 | X8000H | X80J |
---|---|---|
映像再現 | 4K | 変化なし |
バックライト | LED | 変化なし |
高画質プロセッサー | HDR X1 | 変化なし |
超解像エンジン | 4K X-Reality PRO | 変化なし |
パネル反射対策 | △ | 変化なし |
高画質技術 | 最適化 | 変化なし |
HDR対応 | HDR10+ ADAPTIVE非対応 | 変化なし |
HDR10+ ADAPTIVEには非対応で、AIアップコンバートはちょっと微妙な古い仕様で明らかにエントリーモデルって感じ。
音声機能
- Dolby ATMOS標準対応
- ステレオ音声の立体化
■X8000HとX80Jの違い
評価項目 | X8000H | X80J |
---|---|---|
出力 | 20W | 20W |
スピーカー構成 | 2.0ch | 2.0ch |
Dolby ATMOS | ⭕️ | 変化なし |
自動音場補正 | ❌ | ⭕️ |
ステレオ音声の立体化は上位機種のみ。
ステレオ音声の立体化は上位のX85Jでも外れていたので仕方ありませんね。自動音場補正は数少ない進化です。
サブウーファーで更に音質は上げられます。
X80Jのスピーカーは純正のシアターバー接続で更に強化!
評価⑤|X80Jの省エネ性能とパネル寿命
評価:3.0
液晶は画質が悪い分省エネ性能や寿命が長いのだ。
評価:4.0
他社よりちょっと省エネ性能に劣るけど、まあ及第点ね。
評価:4.0
半分のサイズが前モデルより悪くなったんだ。
省エネ性能に長けた液晶テレビですが、機種によって結構な差があることをしっかり把握して下さい。
省エネ性能
- パナソニックビエラTH-65JX750:182W・153kWh/年
- TVSレグザ 65M550K:206W・113kWh/年
■X8000HとX80Jの違い
サイズ | 評価項目 | X8000H | X80J |
---|---|---|---|
65型 | 消費電力 | 250W | 241W |
年間消費電力量 | 192kWh/年 | 216kWh/年 | |
55型 | 消費電力 | 207W | 207W |
年間消費電力量 | 161kWh/年 | 189kWh/年 | |
50型 | 消費電力 | 120W | 157W |
(旧49型) | 年間消費電力量 | 112kWh/年 | 148kWh/年 |
43型 | 消費電力 | 108W | 118W |
年間消費電力量 | 97kWh/年 | 105kWh/年 |
55型以上は省エネ性能が少し悪化したけど、50型と43型では逆に良くなったのね。不思議だわ。
省エネ性能の考え方は「テレビの消費電力の基礎知識を知って省エネ家電を賢く選ぼう!」で詳しく解説しています。
パネル寿命
液晶 | 有機EL |
---|---|
約6万時間 | 約3万時間 |
■生活パターン別
パターン | 液晶 | 有機EL |
---|---|---|
昼間留守が多い (共働き家庭など) | 18年 | 9年 |
一日中家にいる (引退世帯など) | 10年 | 5年 |
昼夜逆転家族がいる | 13年 | 7年 |
液晶テレビのパネル寿命は有機ELテレビより優秀なことは既知ですね。
有機ELテレビとの違いは「有機ELテレビを買わない5つの理由|特に引退世帯にはおすすめしないメリットとデメリット」で解説。
ソニー4K液晶ブラビア X80J評価レビュー|まとめ
本記事は「【BRAVIA X80J レビュー】価格推移で分かる購入タイミングと機能を5つの視点で比較評価」について書きました。
X8000HとX80Jの違いに関して疑問を解決すると共に、買い時価格の悩みも解消したでしょうか?
今期のソニー4K液晶ブラビアは上位2モデルと下位2モデルで明確な差があり、X80Jを含む下位モデルは前モデルからの進化は小さいという印象。
機能格差並みの価格差を考慮しつつ検討すべき機種と言えます。
但し、チューナー数の増加は喜ばしい進化なので、他社の同クラス機種と比較するこをおすすめします。
以上、えだまめくん(@edamamekun_ns)のレビュー報告でした。良い買い物をして下さい♪
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■X80Jが優れる点⤴︎
- 65型から43型まで豊富なサイズバリエーション
- サイズに関係なく全て同じ仕様(装備)
- 自動音場補正
- チューナー数が他社並みへ改善
■X80Jが劣る点⤵︎
- スピーカー構成と出力(20W)
- 省エネ性能に進化なし
- 映像美が凡庸
購入前の現物確認ポイントは「【失敗しない現物確認方法】テレビの選び方に関するおすすめ情報」で解説。
■前モデル「X8000H」の記事もどうぞ!
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