4K液晶テレビ ソニー ブラビア X9500H ②最適な視聴環境を整える

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液晶テレビ

ソニーブラビア 液晶テレビ X9500Hの徹底評価。

前回のセールスポイントに引続き、2回目の今回は視聴環境の点から評価を行います。

 

登場人物
こだわり派

価格よりも機能を重視

こだわり派
こだわり派

価格がいくら高くても、こだわりの機能には絶対に妥協をしないのだ。


リーズナブル派

機能と価格のバランスを重視

リーズナブル派
リーズナブル派

自分の生活にマッチした買い物に拘り、価格に見合わない製品は絶対に購入しないわ。


コスト重視派

機能よりも価格を重視

コスト重視派
コスト重視派

価格が安ければ多少機能が劣っても構わない。一般家庭でハイスペックは不要だね。

 

えだまめくん
えだまめくん

では、各人の趣向を踏まえてこの製品を評価して行きましょう♪

 

4K液晶テレビ ソニーブラビア X9500H おすすめの「視聴環境」

ソニーブラビアの購入で皆さんが一番気になるのがパネル仕様でしょう。

ソニーは以前よりVA方式のパネルを採用しており、IPS方式のパネルに慣れた人にとって、これは買い替え時の大きな不安

何故?

横や斜めからの観やすさが大きく変わるからです。

とは言え、同じ液晶なのでパネル反射の問題などは気にする必要は無、輝度の面も十分に確保され明るい場所でも見やすい機種です。

また、ソニーのVAパネルは歴史も長く、他社の廉価版VAパネルと比較すれば多少明るく、横からの観やすさもそこそこ改善されています。

とりわけハイエンド機であるX9500Hは高輝度が売りの一つで明るさは数段上。

更に49型以外は「X-Wide Angle(エックス ワイド アングル)」が新たに搭載され、横や斜めからの視聴環境も改善されました。

本当に安心か?

VAパネルにこだわるソニー最高峰の4K液晶テレビブラビアX9500Hの視聴環境を評価して行きしょう。

 

  • X9500Hはハイエンド液晶テレビなので十分な輝度を確保
  • X9500HはX-Wide Angleが搭載され(49型以外)視野角も改善
  • X9500Hは直下型LED部分駆動バックライトなので光の白残りが少なく高画質

 

X9500Hに搭載のX-tended Dynamic Range PRO XDR

X9500H img05

 

ブラビアX9500Hには高輝度技術として「X-tended Dynamic Range PRO XDR」なるものが搭載されています。

簡単に説明すると、暗い部分には電流を抑え、明るい部分はより高めることでコントラストを増加させるわけですね。

もちろん、技術的にはソニー独自のアルゴリズムで行うわけですが、その膨大な処理をソニー最高の高画質プロセッサーが担うのです。

実はこの部分がバックライトを必要とする液晶テレビの弱点で、通常はどうしても光が漏れ、黒が白浮きしてしまいます。

有機ELテレビは自発光のため、黒い部分は発光を止めれば簡単に黒が再現出来ます。

即ち、液晶と有機EL最大の違いを縮める施策を施しているということ(重要)。

 

X9500Hに拡大搭載のX-Wide Angle

X9500G-03

 

「X-Wide Angle(エックス ワイド アングル)」が49型を除くX9500H全てのサイズに搭載されたことはセールスポイントで解説しました。

VAパネルの弱点である「横や斜めから見ると映像品質が極端に劣化」することに対する対策です。

この問題を緩和した液晶パネル方式がIPSですが、X-Wide Angleの映像もそれに近い仕上がりでした。

 

直下型LED部分駆動バックライト

直下型LED部分駆動バックライトについては、各社のハイエンド機では今や標準の仕様で、液晶バックライトの最高峰でしょう。

通常のLEDバックライトでは黒い部分も明るくなるため、結局明るい部分に合わせて輝度を調整せざるを得ませんでした(極端な話)。

LEDを部分駆動することで輝度を保ちつつ、コントラストを上げることを目論んだ技術というわけです。

先に解説した「X-tended Dynamic Range PRO XDR」は、更にこれを進化させるためのオプションですね。

こんな感じでX9500Hは視聴環境を改善しています。

一応、液晶パネルについて基本事項は見直しておきましょう。

 

X9500Hに搭載のVAパネルについて(おさらい)

有機ELテレビと比較して、LEDバックライトの液晶テレビは一般の視聴環境では見やすさの面でメリットが上回ります。

一方で、視野角、コントラストなどは有機ELテレビ が上回ります。

これら、液晶テレビ のデメリット同時に克服できる液晶パネルはないため、それぞれの弱点を緩和するパネルを好みで選択するしかありません。

 

視野角が狭いという弱点を克服したIPS液晶パネル

視野角の狭さは液晶パネルの弱点として当たり前になっていました。

正面からの視認性は問題無くても、横からの視認性は暗く見難くなるという弱点を克服したのが「IPS液晶パネル」です。

IPS液晶パネルの登場で、家族が集まるリビングなど、全員が正面から視認できないシチュエーションでも綺麗な映像を見ることが実現しました。

しかし、鮮やかな映像となる一方、黒の白浮きが出るためコントラストは犠牲になったのです。

とは言え、日本国内の視聴環境では最も適したパネルであることは間違いありません。

発売当初は高級品でしたが、現在ではほんどのハイエンド液晶テレビがIPS液晶パネルを採用しています。

なお、有機ELテレビとほぼ同じ視野角ですが、有機ELの領域までは至っていません。

 

  • 鮮やかかつ優れた色再現
  • 視野角が広い(ほぼ有機EL並)

 

  • 遮光性が低い(黒がボケる)
  • コストが高め

 

深いコントラスト表現のVA液晶パネル

VA液晶パネルはIPS液晶パネルの弱点である「コントラスト」に強みがあります。しかし、逆に視野角が狭いのが弱点。

有機ELテレビが発売される以前より、コントラストの高さからマニア向けの機種に搭載されることが多かったのが特徴。

ソニーはこだわりを持って「VA液晶パネル」を以前から採用しています。

ちなみに、コントラストのレベルを数値化すると以下の表になります。

 

パネル方式白の明るさ黒の明るさ
有機ELパネル1,000,0001
VAパネル5,0001
IPSパネル2,0001

 

結局はコントラストでも有機ELには及ばないのが液晶パネルということになりますね。

 

  • 遮光性が高く黒の表現が秀逸
    (コントラストが高い)

 

  • 視野角が狭い
  • 色再現に偏りが生じやすい

 

えだまめくん
えだまめくん

安物のVAパネルは色が薄く味気ない映像ですが、X9500Hは鮮やかで豊かな色表現を実現しています。IPSパネルは少々ギラつき感のある鮮やかさですが、この辺りは好みや感じ方に差が出ますので、必ず自身で確認をしましょう。

X9500Hの視聴環境改善策は単刀直入で非常に分かり易いですね。

 

  • X9500Hは黒表現が得意な「VAパネル」を採用
  • VAパネルの弱点のみならず液晶全般の弱点克服施策も見逃せない

 

テレビサイズの選び方

4K液晶テレビのソニーブラビアX9500Hのサイズバリエーションは49型、55型、65型、75型の四つ。

前モデルX9500Gでは展開された「85型」がサイズバリエーションから無くなりました

それでも、ハイエンド液晶テレビの中では最も多いサイズバリエーション展開です。

大型サイズの価格が気になりますが、そこは後で確認しましょう。

その前に、サイズ選びの基本は知っておいて損は無いので、主な視聴ソース(4K or HD)を基準に一般的な解釈を解説します。

 

視聴距離4KフルHD
200cm(6畳)100型(インチ)52型(インチ)
350cm(8畳)190型(インチ)94型(インチ)

 

  • 地デジ放送メインの狭い部屋であれば「55型以下」を視野に
  • それ以外の場合は「65型」がおすすめ(予算次第)

 

コスト重視派
コスト重視派

普通は地デジメインだけど、有機ELテレビより買いやすい液晶テレビであれば、事情が許す限り、出来るだけ大きなものを選びたいね。

こだわり派
こだわり派

あれれ、85型が無くなってしまったのだ…。

 

視聴距離と画面サイズの記事はこちらから‼

 

視聴環境改善の評価

評価:

こだわり派
こだわり派

ここでも、有機ELテレビの画質に劣る液晶テレビの視聴環境なんて、今更語る必要もないのだ。

評価:

リーズナブル派
リーズナブル派

視聴環境の改善施策がホント分かり易いわ。実際の効果はともかく、購入者寄りの姿勢が伝わるので高得点を差し上げるわ。

評価:

コスト重視派
コスト重視派

IPSパネルの方が好きだけど、ソニーのこだわりは引続き評価するよ。買えないけど、画面サイズも豊富にあるのはソニーだけだね。

 

4K液晶テレビ ソニーブラビア X9500H おすすめの「設置スペース」

ソニーブラビア X9500H を設置する際に必要となる理想的なスペースを解説します。

実はここにも細かい改善点が。

テレビスタンドの幅が選択可能になりました(49型以外)。

また、重要な着目点ですが前モデルと比較して「軽量化」も図られています。

 

KJ-49X9500H(49型)

KJ-49X9500H(49型)は2020年秋以降に発売予定。

49X9500H size

X9500H 49型(インチ)の重量

総重量本体のみ卓上スタンドのみ
14.4kg13.3kg1.1kg

 

X9500H 49型(インチ) テレビ本体の必要スペース

理想的な横幅理想的な縦幅理想的な奥行き
1,200mm
(120cm)
800mm
(80cm)
350mm
(35cm)

 

X9500H 49型(インチ) テレビ台のサイズ

理想的な横幅 理想的な縦幅 理想的な奥行き 耐荷重
1,600mm以上
(160cm)
400~500mm
(40~50cm)
350mm以上
(35cm)
20kg以上

 

49型については残念ながら卓上スタンド(脚)の幅を調整できません

買換え時は設置環境を確認して下さい。

 

KJ-55X9500H(55型)

55X9500H size

X9500H 55型(インチ)の重量

総重量本体のみ卓上スタンドのみ
18.1kg16.8kg1.3kg

 

X9500H 55型(インチ) テレビ本体の必要スペース

理想的な横幅理想的な縦幅理想的な奥行き
1,250mm
(125cm)
800mm
(80cm)
350mm
(35cm)

 

X9500H 55型(インチ) テレビ台のサイズ

理想的な横幅 理想的な縦幅 理想的な奥行き 耐荷重
1,800mm以上
(180cm)
360~450mm
(36~45cm)
400mm以上
(40cm)
20kg以上

 

55型以上は卓上スタンド(脚)の幅が調整可能です。

調整可能と言っても、卓上スタンドの方向を内側にするか外側にするかの二種類しかなく、最大で1230mm、最小で807mmの幅が必要。

省スペースタイプの東芝レグザの液晶テレビは600mm前後なので、最小でもそれよりも広い幅が求められます。

一方、重量は前モデルよりも1kg程度軽くなり、ハイエンド液晶の中では最も軽いテレビとなりました。

テレビスタンドや壁掛けが容易に行えるスペックでしょう。

KJ-65X9500H(65型)

65X9500H size

X9500H 65型(インチ)の重量

総重量本体のみ卓上スタンドのみ
23.7kg22.3kg1.4kg

 

X9500H 65型(インチ) テレビ本体の必要スペース

理想的な横幅理想的な縦幅理想的な奥行き
1,500mm
(150cm)
1000mm
(100cm)
350mm
(35cm)

 

X9500H 65型(インチ) テレビ台のサイズ

理想的な横幅 理想的な縦幅 理想的な奥行き 耐荷重
2,700mm以上
(270cm)
360~450mm
(36~45cm)
400mm以上
(40cm)
30kg以上

 

65型についても卓上スタンド(脚)幅の選択が可能で、軽量化も実現しています。

本体のみで22.3kgの質量は、テレビスタンドや壁掛けも十分視野に入るでしょう。

また、テレビ台への設置についても細かい制約無しで検討可能です。

 

KJ-75X9500H(75型)

75X9500H size

X9500H 75型(インチ)の重量

総重量本体のみ卓上スタンドのみ
35.6kg33.1kg2.5kg

 

X9500H 75型(インチ)テレビ本体の必要スペース

理想的な横幅理想的な縦幅理想的な奥行き
1,800mm
(180cm)
1100mm
(110cm)
400mm
(40cm)

 

X9500H 75型(インチ) テレビ台のサイズ

理想的な横幅 理想的な縦幅 理想的な奥行き 耐荷重
2,700mm以上
(270cm)
360~450mm
(36~45cm)
500mm以上
(50cm)
40kg以上

 

75型は現行では未だ特殊サイズの部類です。

しかし、X9500Hでは他サイズ同様に卓上スタンド(脚)幅の改善、軽量化が図られ、きちんと一般使用を想定。

唯一注意したいのが「テレビスタンド」の選択でしたが、75型は重量が適合内であればほとんどは大丈夫

詳しくは次項で解説します。

 

ソニーブラビアX9500H設置の注意点

X9500Hの強みは、前モデルに引続き豊富なサイズ展開。

最大75型ですが、重量的は比較的軽いため一般的なテレビ台やテレビスタンドの使用が可能!

それ以上のサイズがラインナップへ加わったら、純正品か筐体にマッチしたテレビ台選びが肝要です。

 

ブラビアX9500Hとテレビスタンドの相性

えだまめくん
えだまめくん

嬉しいニュースです!!
グッドデザイン賞受賞で有名な、EQUALS大型テレビ用テレビスタンドの対応スペックが見直されました

具体的には次の通りです。

 

 

えだまめくん
えだまめくん

これでテレビスタンドの選択肢は75型(80型まで)、耐荷重50kgまでがひとつの目安となります。

X9500Hの75型は本体のみで「33.1kg」なので選択は十分可能!
ソニー純正品と大いに迷うところです。

リーズナブル派
リーズナブル派

近い将来、65型や75型が主流の時代になりそうだわ。

えだまめくん
えだまめくん

但し、あくまでも「耐荷重50kg」までであることに留意して下さい。付属品を載せるのであればその重量も加味しましょう。
思わぬ事故を避けるためです。

 

32~60型まで40kg以下ならV2タイプ

えだまめくん
えだまめくん

75型までのX9500Hは、最新の適応表に準拠していればOKですね。

リーズナブル派
リーズナブル派

色も選べるし、生活環境の違いは「高さ」で解決しちゃうわ。

 

75型はブラビア純正テレビスタンドも選択肢に

えだまめくん
えだまめくん

ソニーブラビアは、純正で壁に穴を開けることなく設置できる壁寄せタイプのテレビスタンドも用意されています。

 

A9G-8

 

こだわり派
こだわり派

高級感があるし、家の壁に穴を開けないのが良いのだ。

えだまめくん
えだまめくん

10万円以上するカデンツァ製のオリジナルAVラックなので高級感はバッチリです。ソニーストアで販売されているので、気になる方は調べてみましょう。

 

ブラビアX9500Hとテレビ台の相性

えだまめくん
えだまめくん

ブラビアX9500Hは65型でも卓上スタンド込みで23.7kgと更に軽くなり、75型で35.6kg。各重量を加味して、耐荷重性を選択しましょう。

リーズナブル派
リーズナブル派

75型は耐荷重性の高い、高級なテレビ台を選びたいけど、重量的には結構選択肢は多そうね。

えだまめくん
えだまめくん

予算のある人は高いけど耐荷重50kgと十分な高級感のあるBAROCCA(バロッカ)がおすすめです。基本的には純正のテレビスタンドが一番合いそうですね。

コスト重視派
コスト重視派

X9500Hでブラウン管テレビ用の台を流用する際はこちらを注意!
脚の幅が調整できるようになったけど、それでも省スペースタイプよりは広く、使用できない場合もあるので事前にサイズを確認しないとね。

  • 卓上テレビスタンドの脚がきちんと設置出来ること
  • 転倒防止対策が行えること

 

 

更に、天然木に拘る人には嬉しい「無垢材」を使用した製品もあります。

 

ソニーブラビア X9500H 設置スペースの最終評価

えだまめくん
えだまめくん

それでは、ソニーブラビア X9500Hの設置スペースに関して最終評価を行って下さい。

 

テレビの設置環境の評価

評価:

こだわり派
こだわり派

どんなに大きいテレビでも設置可能な家なのだ。

評価:

リーズナブル派
リーズナブル派

卓上スタンドの工夫、これはポイントアップね。ここでの辛辣な評価が伝わったのかしら?

評価:

コスト重視派
コスト重視派

うん、卓上スタンドはホントに嬉しい改善だね。思いっきり広げたデザインも美しいし、この手の卓上スタンドにありがちな「安っぽさ」を払拭した出来栄えだね。

 

4K液晶テレビ ソニーブラビア X9500Hの「視聴環境」総合評価

えだまめくん
えだまめくん

では、これまで確認したソニーブラビア X9500H の視聴環境について総合評価を行ってもらいましょう。

 

視聴環境の総合評価

評価:3.8

こだわり派
こだわり派

液晶テレビについてはどれも同じ得点なのだ。わしのレベルになると特に大きな違いは感じられないのだ。

評価: 3.8

リーズナブル派
リーズナブル派

ボリュームゾーンの55型も視野角改善が施され、今期で最高レベルに昇華した感じね。X9500シリーズがどうして人気なのか分かった気がするわ。

評価: 3.5

コスト重視派
コスト重視派

貧乏人だって良いテレビが欲しいけど、ソニーは置き場所を選ぶことがネックだったんだよね。でも、その心配も少しだけ緩和されたね。

 

えだまめくん
えだまめくん

機能的にあまり変化が感じられないX9500Hでしたが、丁寧に視聴環境を評価すると、購入者寄りの細かい改善が良く理解できました
視野角改善、設置場所を拡大させる施策、軽量化など、明らかに前モデルのX9500Gより優秀な機種と言えます。

あとは価格ですよね~ソニーじゃ無理か。

次は気になる「機能」について評価しましょう。以下のリンクから移動して下さい。

 

 

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