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4K有機ELテレビ パナソニック ビエラ GZシリーズの違いを比較

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GZ the difference IC

2019年度の製品として最高峰のGZ2000は、専門家が批評する有名な「VGP」「HiVi」にて、最高賞を含む高評価を得た。

このPanasonic最高傑作と言われる(毎回新製品は言われる?(笑))GZ2000を有する有機ELテレビのカテゴリーがGZシリーズ。

GZシリーズは3つの製品構成で成り立っていますが、では、これらの違いは何なのでしょうか?

忙しい皆さまに変わって、簡単に分かり易く解説して行きます。

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Panasonic 有機ELテレビ GZシリーズ

Panasonic 有機ELテレビ GZシリーズの概要を解説します。

基本情報は共通している

GZシリーズは3機種共に2019年度の製品で、有機ELパネルを採用した高画質モデル。サイズ展開も55型と65型の二種類というのも共通。

モデルシリーズ分類サイズ展開
2019夏
(19’7月)
VIERA
GZ
有機EL
テレビ
65v
55v

スリー(3)バリエーション

有機ELテレビは、2019年時点では最も高画質であるため、各社フラッグシップとして位置づけ販売しています。

有機ELパネルは韓国LG社製の独占市場であること、歩留まりが悪いことなど、コストミニマイズ要因が少なく全体的に高額。

パネル本体が足かせの技術ながら、Panasonicは独自の機能を盛り込み、差別化し、3つのバリエーションを打ち出しています。

最高モデル中間モデル廉価モデル
GZ2000GZ1800GZ1000

Panasonic VIERA GZ2000

GZ2000-1

GZ2000の特徴

  • BS4K/110度CS4Kダブルチューナー内蔵
  • 自社設計・組立のDynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ
  • 世界初※、テレビ一体型イネーブルドスピーカー搭載

Panasonic VIERA GZ1800

GZ1800-1

GZ1800の特徴

  • BS4K/110度CS4Kダブルチューナー内蔵
  • 進化した有機ELビエラの映像美とこだわりのスピーカーシステム
  • 立体音響Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)に対応

Panasonic VIERA GZ1000

GZ1000-1

GZ1000の特徴

  • BS4K/110度CS4Kダブルチューナー内蔵
  • 進化した有機ELビエラの映像美とこだわりのスピーカーシステム
  • 立体音響Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)に対応

Panasonic GZシリーズの違いはたったこれだけ

Panasonicの有機ELテレビ GZシリーズはたった2つの大きの違いで差別化されています。

もちろん、細かい部分でも違いがありますので、これらを明確にし、自身のライフスタイルに合わせた製品を選択しましょう。

GZシリーズ根本的な2つの違い

CHECK‼︎

  • 【画質】有機ELパネル
  • 【陰湿】スピーカー

後述しますが、これだけの違いで実勢価格(最安値)は同じラインのGZ1800、GZ1000と30%から50%も価格が上がるのです。

【画質】有機ELパネル

GZ2000GZ1800
GZ1000
自社設計・自社組立の
有機ELパネルを使用
従来通りLG社製の輸入パネルを
自社でチューニング

なに?どういうこと?ってなりますよね。

有機ELパネル本体はPanasonicが作っているわけじゃないし、自社で組立するだけで何でそんなに付加価値が出るのか分かりません。

自社設計し組立をすることは大々的に宣伝していますが、実際の画質がどのように変わったのか?良くなったのか?などは曖昧。

購入を検討する際は他社製品との比較は勿論、必ずG1800など「Panasonicの有機ELテレビ」との違いを納得することが肝要です。

国内で設計、組立をしているため、大量生産のパネル本体だけを買うよりもコストがかかっていることは間違いありませんが、「それだけ」なのかを自身で判断しましょう。

【音質】スピーカー

GZ2000GZ1800GZ1000
140W80W50W
ドルビー
アトモス
ドルビー
アトモス
ドルビー
アトモス
イネーブルド
スピーカー
疑似
イネーブルド化

スピーカーは明らかにスペックが異なります。GZ2000の特異性が目を引く

とは言え、イネーブル効果はGZ1800もうたっているので、大きな違いがあるかは個々の判断が必要でしょう。

音に拘りが無い人であれば、GZ1000で十分かもしれない部分です。

細かい違いについて

大きな違いは「セールスポイント」の部分だけであることは理解出来たと思います。では、同一の部分と細かい違いを明確にしましょう。

視聴環境

視聴環境の違いは重要です。

「見やすさ」という点は全く同じと判断出来ますが、自社設計、組立というメリットは購入者の判断しかありません。

一方、「設置スペース」は購入者の事情で大きく変わります。

GZ2000とGZ1000は設置スペース的には同じと判断出来ますが、重量が大きく違うのことは注意が必要。

また、GZ1800は特殊なスピーカー形状であることも忘れてはいけません。

評価項目GZ2000GZ1800GZ1000
視聴環境同じ同じ同じ
設置スペースコンパクト
重量がネック
横長コンパクト

機能

チューナー数、ネットワーク、端子関係は全て同じスペック。

映像機能および音声機能は前述した通り「大きな2つの違い」となります。

評価項目GZ2000GZ1800GZ1000
チューナー数同じ同じ同じ
ネットワーク同じ同じ同じ
外部端子同じ同じ同じ
映像機能自社組立完成輸入完成輸入
音声機能イネーブルド
ドルビーアトモス
疑似イネーブルド
ドルビーアトモス
ドルビーアトモス

省エネ性能

省エネ性能はスピーカー出力が大きく変わるためGZ2000は消費電力量が高い。

しかし、GZ1800との出力差は60Wで、出力差が30WのGZ1800とGZ1000に消費電力量の差と比較すると大きく違います。

有機ELパネルの弱点の一つにパネルの暗さがあります。自社設計・組立によってこの問題を多少クリアーしたのでしょうか?

大きく違いを感じない場合は、いたずらにランニングコストが増加することも覚悟しないといけません。

■55型

評価項目GZ2000GZ1800GZ1000
消費電力424W367W358W
年間
消費電力量
199
kWh/年
173
kWh/年
173
kWh/年

■65型

評価項目GZ2000GZ1800GZ1000
消費電力563W475W469W
年間
消費電力量
242
kWh/年
206
kWh/年
206
kWh/年

細かい違いはデザイン面など他にもありますので、自身の眼で確かめて下さい。

基本的には「設置場所に気を付ける」ことと「電気代の違い」を理解すればOKです。

GZシリーズの違いが理解出来れば、その違いに支払う対価の妥当性が見えてくるでしょう。

最も気になる価格差を事項で確認します。

Panasonic GZシリーズの価格差

Panasonic 有機ELテレビ GZシリーズの価格差について、各機種の初値から6ヶ月後の価格変遷を追ってみました。

その中から初値と最安値をピックアップし、機種ごとの価格差を確認します。価格は日々変化しますので、あくまでも「指標」として活用して下さい。

なお、参考までに前機種のフラッグシップ機(GZ1800相当)である「FZ1000」の価格推移を重ねました。

※1:価格は全て価格.comの最安値から引用
※2:グラフの初値は価格.comのグラフ開始価格

Panasonic VIERA GZ2000

ビエラGZ2000の55型と65型、それぞれの推移と価格を確認しましょう。

GZ2000 55型(vs.前機種 FZ1000)

GZ2000-55
初値最安値下落率
417千円327千円21.6%

値落ちしていないことが良く分かります。

発売から好調のGZ2000。特に55型については人気が高く品薄状態が継続。

別の有機ELテレビについては同様の事情が発生していないため、特別なパネル供給に問題があるのか?Panasonicのラインキャパの問題か?何れかです。

GZ2000 65型(vs.前機種 FZ1000)

GZ2000-65
初値最安値最安値
605千円520千円14.0%

割高な状況は55型と同じです。

オリンピック需要も絡め、タイトな状態は暫く続くでしょう。

Panasonic VIERA GZ1800

ビエラGZ1800の55型と65型、それぞれの推移と価格を確認しましょう。

GZ1800 55型(vs.前機種 FZ1000)

GZ1800-55
初値最安値最安値
333千円226千円32.1%

一時、初値からの値下がり幅は旧製品同様の水準まで行きましたが、再び上昇していることから、GZ2000を諦めたユーザーがGZ1800へ流れてきていると推察されます。

但し、旧製品のFZ1000だけと比較した場合、実質的な価格は若干安めなので、同スペックの新製品を割安に購入出来るという割り切った考え方もあり。

GZ1800 65型(vs.前機種 FZ1000)

GZ1800-65
初値最安値最安値
534千円394千円26.2%

GZ1800は、55型と比較して65型は通常の値落ちレベルと同様なのでおススメです。

Panasonic VIERA GZ1000

ビエラGZ1000の55型と65型、それぞれの推移と価格を確認しましょう。

GZ1000 55型(vs.前機種 FZ1000)

GZ1000-55
初値最安値最安値
292千円217千円25.7%

廉価版の有機ELテレビはあまり人気が無いため、通常は旧製品の値落ちと大差のない動きをしますが、GZ1000の55型は比較的割高です。

GZ1000 65型(vs.前機種 FZ1000)

GZ1000-65
初値最安値最安値
494千円354千円28.3%

GZ1000の55型は割高に推移している一方、65型はリーズナブルな展開が続いています。

このレベルになると、多少の価格差よりも高級志向へ傾くユーザーが多いため、思い切った値引きを狙える可能性も出てくるでしょう。

パナソニックビエラGZシリーズ価格比較結果

各機種ごとの価格差を確認します。

差額を見ることで、現製品の中でどれがお買い得なのかを判断しましょう。

55型

(単位:千円)

初値最安値 GZ2000GZ1800GZ1000 
GZ2000327 -▲101
▲30.9%
 ▲110
▲33.6%
GZ1800226+101千円
44.7%
 - ▲9
▲4.0%
GZ1000217+110千円
50.7%
+94.1%- 

一時的な安値を拾っている影響でしょうか?GZ1800とGZ1000の価格差はほとんどありません。

この2機種の違いは「スピーカー」だけです。

一方、フラッグシップ機のGZ2000はこの2機種よりも50%前後高い。即ち、1.5倍の価格。

そして大きな違いは「自社設計・組立のパネル」と「スピーカー」です。この違いに10万円を上乗せ出来るのかを考えましょう。

65型

(単位:千円)

初値最安値 GZ2000GZ1800GZ1000 
GZ2000520 -▲126千円
▲24.2%
▲ 166千円
▲31.9%
GZ1800394 +126千円
32.0%
 -▲ 40千円
10.2%
GZ1000354 +166千円
46.9%
+40千円
11.3%
- 

65型は各機種ごとの差が明確に出ました。

GZ2000はGZ1800よりも32%高く、GZ1000より47%高い相場のようです。

一方、GZ1800はGZ1000よりも11%高いという結果に。

55型ではGZ2000とGZ1800の価格差は101千円でしたが、65型は126千円。

やはり、55型と比較して価格差は少ないと判断できます。

Panasonic GZシリーズは何を選べば良いのか?

答えは簡単。

有機ELテレビの弱点を理解し、美しさを求めるからこそGZシリーズが候補に挙がったわけです。

日本での組立、音への新たな挑戦、これらの付加価値に10万円以上の価値を見出せるなら迷わずGZ2000を買うべきでしょう。

しかし、これらに魅力を感じないのであれば、55型はGZ1800を、65型はGZ1000を視野に購入を検討するべきです。

但し、価格は日々変わりますので、費用対効果を中心に検討する場合は新しい情報を必ず入手し、再考するよう注意して下さい。

GZ2000は現状、技術的には最先端であることは間違いありません。

しかし、価格も最上級であることも否めない機種であり、コスパが高いとは言えません

最も、コスパは個々の感性で大きく変わることも否めない事実です。

有機ELテレビの弱点である「パネル寿命」や「省エネ性能」が気になる人は買うべき機種ではありません。

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