Panasonic VIERA 有機ELテレビ GZ1800の徹底評価。
前回のセールスポイントに引続き、今回は視聴環境の点から評価を行います。
価格よりも機能を重視

価格がいくら高くても、こだわりの機能には絶対に妥協をしないのだ。
機能と価格のバランスを重視

自分の生活にマッチした買い物に拘り、価格に見合わない製品は絶対に購入しないわ。
機能よりも価格を重視

価格が安ければ多少機能が劣っても構わない。一般家庭でハイスペックは不要だね。

では、各人の趣向を踏まえてこの製品を評価して行きましょう♪
4K有機ELテレビ パナソニックビエラ GZ1800 おすすめの「視聴環境」
従来の有機ELテレビの弱点の内、「昼間のリビングでは見難い」と言う問題をPanasonic GZ1800は緩和する施策を講じています。
なお、内容はGZ2000と同様です。
- パネルの寿命が短い
- 消費電力が大きい
- パネルが焼き付く
- 昼間のリビングでは見難い
- 値段が高い(投資対効果が低い)
パネル反射と視聴性は改善された?
黒再現と暗部階調表現に優れた有機ELビエラならではの忠実性を、普段の明るいお部屋でも視聴いただくために、周囲の光と反射の影響を抑え、黒の締まりを良くするブラックフィルターを採用。ハイコントラストな映像を満喫できます。(Panasonic公式サイトより)
GZ2000は自社設計・組立によりハイコントラストパネルを実現しましたが、GZ1800は従来通り輸入パネルを自社で味付けしています。
ブラックフィルターの採用はGZ2000の特権かと思っていましたが、実はPasonic有機ELテレビGZシリーズ全体で採用されている視認性向上対策の自社技術です。
視認性の高さや光の反射具合については現物確認が必要ですが、輝度アップにより明るいリビングへの適応力を増したことは間違いありません。
評価できるのは、Panasonic側がきちんと有機ELテレビの弱点を知り、対策を行ってきた所です。
この機種であれば、極端に反射する要素がなければ、通常の使用には差し支えないレベルとなりました。

自宅のリビングは採光が良くて、有機ELテレビは諦めていたけどこれなら大丈夫そうね。でも、必ず自分の眼で確かめなくっちゃね。
テレビサイズの選び方
Panasonic GZ1800のサイズバリエーションは55型と65型の二つです。
購入サイズの選択方法は、4K映像を見るかHD映像を見るかソースによって異なってきます。
視聴距離 | 4K | フルHD |
---|---|---|
200cm(6畳) | 100型(インチ) | 52型(インチ) |
350cm(8畳) | 190型(インチ) | 94型(インチ) |
- 地デジ放送メインの狭い部屋であれば「55型」を視野に
- それ以外の場合は「65型」がおすすめ(予算次第)

普通は地デジメインでしょ?65型なんて高過ぎで買う気にならないよ。

有機ELの特性上、超大画面が無いのが残念なんだな。
視聴距離と画面サイズの記事はこちらから‼
評価:

GZ2000と比較すると新しさに欠けるのだ。そして、所詮有機ELテレビは65型まで。私の自宅には小さいのだ。
評価:

全モデルでデメリット対策を行う姿勢はヨシ!自分の眼で確かめて評価しないとね。
評価:

超高価な65型は考えられないけど、見やすく改善されたことは評価が高いね。
4K有機ELテレビ パナソニックビエラ GZ1800 おすすめの「設置スペース」
Panasonic GZ1800 を設置する際に必要な理想的なスペースを解説します。
TH-55GZ1800
GZ1800 55型(インチ)の重量
総重量 | 本体のみ | 卓上スタンドのみ |
---|---|---|
29.0kg | 21.0kg | 8.0kg |
GZ1800 55型(インチ) テレビ本体の必要スペース
理想的な横幅 | 理想的な縦幅 | 理想的な奥行き |
---|---|---|
1,250mm (125cm) | 800mm (80cm) | 350mm (35cm) |
GZ1800 55型(インチ) テレビ台のサイズ
理想的な横幅 | 理想的な縦幅 | 理想的な奥行き | 耐荷重 |
---|---|---|---|
1,800mm以上 (180cm) | 360~450mm (36~45cm) | 400mm以上 (40cm) | 30kg以上 |
55型の場合、質量が約29kg(本体21kg)と軽いためテレビ台の選択幅は多いです。
但し、スタンド型も通常選択肢に入る重量ですが、スピーカー部が特殊なため奥行に関して細かくチェックする必要があります。
グッドデザイン受賞のテレビスタンド(60型までのサイズ)
60型まで40kg以下ならV2タイプを選択。
この製品の対応表では「TH-55GZ1800」は取付可能!
(最新情報は必ずご自身で確認して下さい)
TH-65GZ1800
GZ1800 65型(インチ)の重量
総重量 | 本体のみ | 卓上スタンドのみ |
---|---|---|
36.0kg | 27.0kg | 9.0kg |
GZ1800 65型(インチ) テレビ本体の必要スペース
理想的な横幅 | 理想的な縦幅 | 理想的な奥行き |
---|---|---|
1,500mm (150cm) | 950mm (95cm) | 350mm (35cm) |
GZ1800 65型(インチ) テレビ台のサイズ
理想的な横幅 | 理想的な縦幅 | 理想的な奥行き | 耐荷重 |
---|---|---|---|
2,700mm以上 (270cm) | 360~450mm (36~45cm) | 400mm以上 (40cm) | 40kg以上 |
ハイスペックの有機ELテレビ、影の弱点が重さです。
しかし、GZ1800の場合は65型でも36.0kgとGZ2000よりは軽いというメリットが。
とは言え、前述した通りスピーカー部が特殊なため、スタンド型を選択する際は慎重に選びましょう。
グッドデザイン受賞のテレビスタンド(60型を超える場合)
この製品の対応表ではV3タイプを使用すれば「TH-65GZ1800」は取付可能!
(最新情報は必ずご自身で確認して下さい)
80型まで50kg以下ならV3タイプを選びましょう。
なお、ブラウン管テレビで使用していたテレビ台を流用する場合、前面のスピーカーが凸部に当たる可能性もあるので現状把握は重要です。
テレビ台の買換えも視野に入れることが必要な機種です。
BAROCCA(バロッカ)のような、耐荷重50kgと十分な性能を備えデザイン性も良い台が、高級な有機ELテレビとの相性が良いでしょう。
嬉しいのは「完成品」で納品される所です。細かい工夫もあり、完成品のため送料が高いのにかなりのヒット商品であることも頷けます。
更に、天然木に拘る人には嬉しい「無垢材」を使用した製品もあります。

スピーカー部は独特のデザイン・機能で評価できるけど、やっぱり置き場所は選ぶな。

まあ、うちなら寝室や書斎用の追加機種レベルなので、どこでもOKなのだ。

GZ2000よりも軽いというメリットは嬉しいですが、スピーカー部を考慮してテレビ台選びは慎重に行うべきですね。

でも、普通のテレビ台なら選択肢は広いし、状況次第では余計な出費は必要ないかもしれないわね。
評価:

広いテレビ台なら何でも良さそうなのだ。
評価:

GZ2000よりもテレビ台の選択肢が広がるし、現状品も流用出来る可能性があることは嬉しいわね。
評価:

テレビを買うのに色々考えること自体無駄な時間じゃないか?でも、多少軽くなってるのは良いね。
4K有機ELテレビ GZ1800の「視聴環境」総合評価

では、これまで確認したGZ1800の視聴環境について総合評価を行ってもらいましょう。
Panasonic VIERA GZ1800の評価
今すぐ「GZ1800」が欲しい人は価格だけでも調べましょう♪
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