Panasonic VIERA 液晶テレビ GX755の徹底評価。
前回の視聴環境に引続き、今回は最も重要?な「機能」の点から評価を行います。
上位機種のGX855よりも筐体が軽いため、機能がスカスカじゃないか?という懸念は如何に?
価格よりも機能を重視
こだわり派
価格がいくら高くても、こだわりの機能には絶対に妥協をしないのだ。
機能と価格のバランスを重視
リーズナブル派
自分の生活にマッチした買い物に拘り、価格に見合わない製品は絶対に購入しないわ。
機能そこそこで価格を重視
コスト重視派
価格が安ければ多少機能が劣っても構わない。一般家庭でハイスペックは不要だね。
では、各人の趣向を踏まえてこの製品を評価して行きましょう♪
4K液晶テレビ パナソニックビエラ GX755の「機能」を徹底解剖
購入者層で大きく要望が異なる「機能」面について解説しましょう。求める機能とマッチするか慎重に見極める箇所ですね。
先ずは機能面に関する皆さんの総合評価です。
評価:2.5
評価:2.5
有機ELテレビの最廉価版GZ1000と同様と見る?画質は仕方ないので、音質がカギね。
評価:2.3
基本性能は維持して、廉価版と言えど有機ELのGZ1000並みの内容なんだから評価はほぼ同じでは?
あらら、皆さん残念な顔。やっぱり筐体の軽重量通り、機能はスカスカだったのかな?詳細を確認しましょう。
ビエラGX755のチューナー数に係る機能評価
チューナー数に関する総合評価を最初に教えて下さい。
評価:3.0
このクラスからチューナー数を削り始めるんだな。
評価:2.5
地上波が2チューナーって?考えられないわ。
評価:2.3
凄いね、こんな所でコストダウン?地デジそのままで、4Kのダブルチューナー削った方が万人受けするよね。
GX755のチューナー数の個別評価内容は次の通りです。
地上波デジダル
- 2チューナー
2.0
もはや現代のテレビじゃないのだ。
2.0
録画をしない人しか使えないわ。
2.0
番組見ながら裏録できないじゃん。
BS/CSデジタル
- 2チューナー
2.0
何も言うことありません。
2.0
BSは人によっては不要だけど、あんまりだわ。
2.0
3チューナーに見劣りすることは否めないね。
BS/CS 4K
- 2チューナー
5.0
ここだけは普通に評価できるのだ。
3.0
取りあえずセールスポイントだわ。
2.0
ここだろ?削るとこ。
2画面対応
- ⭕️
3.0
まあ当たり前なのだ。
3.0
機能があるだけ評価するわ。
3.0
チューナー数から考えたら微妙。機能だけ評価だね。
いやぁー、いきなりスカスカの原因が出てしまいました。チューナー数減らされると結構不便なので、使途を含めてよく検討しましょう。
ビエラで注意したい外付けハードディスクの選び方
ビエラは使用可能な容量(TB)の上限や、適合機種が他社のテレビよりも柔軟性に欠けるので適合するハードディスクを探すのが少し大変。
そこで、面倒が無いよう「HDD パナソニックビエラにおすすめのテレビ録画用外付けハードディスク」でおすすめのHDD情報をまとめています。
パナソニックビエラ用のHDDをお探しの方は是非参考にして下さい。
適合が明確な安心のハードディスクを選びましょう。
次はネットワークの機能評価です。
裏録用のハードディスクは必ず準備!
ビエラGX755のネットワークに係る機能評価
ネットワークに関する総合評価を最初に教えて下さい。
評価:2.3
PanasonicのBluetoothは酷いけど、無いのはもっと酷いのだ。
評価:2.3
Bluetooth使わないけど、将来性が不安だわ。
評価:1.7
Bluetoothは今や標準。将来性がほんと無いね。
GX755のネットワークの個別評価内容は次の通りです。
無線LAN
- IEEE802.11a/b/g/n/ac
3.0
このクラスで「ac」規格まで準拠は凄いのだ。
3.0
付いてて良かったわ。
3.0
ここは普通に評価できたね。
Bluetooth
- ❌
0.0
いやはや、これはマイナスなのだ。
0.0
今時感が無いわ。もうマイナスよ!
0.0
コスパ悪いね。僕もマイナス。
VOD(Video On Demand)
- 未対応:Android TV/FOD
5.0
これもあって良かったのだ。
5.0
一応、セールスポイントの一角。
3.0
あればきっと見る。
不評だったPanasonic Bluetoothの扱い。でも、皆さん将来性を考えていたから付いていないことに怒っているようですね。
無線ルーターは大丈夫?最新の高速化対応製品を選ぼう!
VOD(動画配信サービス)は、他にも多くの特典が付くAmazonプライムでプライイムビデオから試すのがおすすめです。
VOD(動画配信)は先ずプライムビデオから試そう♪
ビエラGX755の外部端子に係る機能
外部端子機能に関する総合評価を最初に教えて下さい。
評価:2.5
優しいわたし的にもほぼ最低点なのだ。
評価:2.7
なんかGX855とは凄い差があるように感じてきたわ。
評価:2.7
細かい違いだけど、これってボディブローのように後から効いてきそうだね。コスト重視とは次元が違う。
GX755の外部端子の個別評価内容は次の通りです。
USB
- USB3.0×1/USB2.0×1
2.0
三つじゃないのだ。
2.0
ここもコストダウン。
2.0
使い勝手悪そう。チューナー数に合わせた?
HDMI
- HDCP2.2×3
1.0
もう、この機種は論外なのだ。
2.0
拡張性は皆無ね。
2.0
高画質を狙ってないことが判明。
その他
- 各1つ
VIDEO/光デジタル音声出力/有線LAN/イヤホン・サブウーファー
3.0
あって当たり前なのだ
3.0
使う機会はないけど、一部には必要なんでしょうね。
3.0
古い機器も繋げるし、あって当たり前だよね。
明らかにスペックダウンを感じる内容で皆さん辟易してます。必要無い人にとっては関係ないので、きちんと見極めましょう。
HDMIケーブルは最高級品を選ぶと間違いありません。
端子類に必要なコードなど、買い忘れの確認にもおすすめです。
テレビ端子の基礎知識を再確認!
ビエラGX755の映像機能
映像機能に関する総合評価を最初に教えて下さい。
評価:3.4
少しづつ映像品質が劣化しているのだ。
評価:3.6
皆が知ってる技術は網羅してるけど、細かい部分がチープになってるわね。
評価:3.6
なんかズルい。良く見ないとスペックの差が分からないようなコストダウンのやり方だね。
GX755の映像機能の個別評価内容は次の通りです。
受信機能
- 4K放送まで対応
ハイビジョン(HD)/フルハイビジョン(FHD)/4K/8K
4.3
当たり前なんだな。
4.3
4Kは当然ですわ。
4.3
当たり前の4Kだね。
パネル方式
- 液晶LED
2.0
もう有機ELテレビから戻れないのだ。
3.0
コスパを考えると有機ELと同じ評価に落ち着くわ。
3.0
液晶で十分だって。
パネル反射改善
- ⭕️
4.0
まあ、どっちでも良いのだ。
4.0
具体的な施策は見えないけど、ノングレアだしね。
4.0
ノングレアの液晶なんでOK。
HDR対応
- 10+/HLG
3.0
これが限界なのだ。
3.0
ドルビービジョンが地味に無くなってるわ。
3.0
世界標準が1つ無いのは残念だね。
特異性
- 映像美のこだわり
2.0
選択肢に無いのだ。
2.0
GX855で満足した分、細かく減点。
2.0
価格の安さで我慢できるレベルかな?
細かいところでGX855と差を付けていますね。価格至上主義ならOKかもしれませんが、一番大事な映像部分。価格差なりの内容なのかは見極めが肝要です。
- カラーマネジメント回路「色忠実補正回路」を搭載
- 「エリアコントラスト制御」を搭載(シングル制御)
- 3方式のHDRフォーマットに対応(Dolby Visionなし)
- 素材解像度検出 4Kファインリマスターエンジン
- バックライトの制御を高速に行う「クリアモーション」を搭載
- 臨場感をアップするための「スポーツモード」を搭載
映像エンジン、コントラスト制御、HDR、倍速などがグレードダウン。AIも未搭載ですね。これは実際に観ればハッキリ分かるかな?
パネルにホコリが溜ると見え難くなります。
ビエラGX755の音声機能
音声機能に関する総合評価を最初に教えて下さい。
評価:1.5
ラジオのスピーカーと同じイメージなのだ。
評価:1.5
Panasonicらしい特異性が無いのが残念でならないわ。
評価:1.5
うーん、今まで良い製品を見過ぎたせいかな?スペックが凄く見劣りする。
GX755の音声機能の個別評価内容は次の通りです。
出力
- 30W
2.0
頑張ったと思うが、しょせん30Wなのだ。
2.0
やっぱり見劣りするわ。
2.0
Panasonicは液晶に力入れてないね。
特異性
- なし(ドルビーアトモス後付け可)
1.0
わたしの視野に入らないテレビなのだ。
1.0
何かセールスポイント無いの?
1.0
得点が入るだけいいかも?
特異性(セールスポイント)が多いPanasonicだからこそ皆さん残念なんでしょうね。
サブウーファーで更に音質は上げられます。
でもね、上記のサブウーファーやドルビーアトモスが使えるPanasonic独自のシアターバーもあるから追加購入も手ですね。
GX755のスピーカーは純正のシアターバー接続で更に強化!
4K液晶テレビ パナソニックビエラ GX755の「省エネ」性能と想定寿命
有機ELテレビより月間2,000円以上は電気代を節約できる液晶テレビの最大メリットを深堀しましょう。
パネル寿命のメリットも見逃さないで下さいね。
ビエラGX755の省エネ性能
先ずは「省エネ」性能の評価を見てみましょう。やっぱり液晶の評価は高くなりますね。
評価:3.0
電気代をケチっても仕方ないのだ。
評価:5.0
これだけ見ちゃえば有機ELテレビで悩む必要なんて無いわね。液晶一択だわ。
評価:5.0
やっぱりランニングコストは一番大事。無理して有機ELテレビを買って、維持費に苦しめられるより絶対ハッピーだ!
せっかくなので、Panasonicの有機ELモデル「GZ1000」「GX755」と比較してみました。有機ELの中では消費電力量が低い機種ですが、それでも液晶のメリットは大きいですね。
サイズ | 機種 | 消費電力 | 年間消費 電力量 |
---|---|---|---|
55v型 | GX755 | 145 W | 148 kwh/年 |
GX855 | 176 W | 136 kwh/年 | |
GZ1000 | 358 W | 173 kwh/年 |
GX855の消費電力の低さに驚いていたけど、GX755は更に燃費が良いのね。でも、年間消費電力はあてにならないから注意よ!
年間消費電力は、家庭の事情で大きく変わるから、いくつかのパターンを同じ前提で比較すべきだろうけど、推して知るべしだね。
- 共働き世帯|独身世帯≫282時間
- 引退世帯|老後世帯≫486時間
- 大学生やフリーターニートの子供が居る世帯≫382時間
- カタログ値の年間消費電力
- 電力単価=24.00円/kWh
- 使用電気量は消費電力の70%で計算
- カタログ値 年間消費電力はそのままで計算
計算結果はやっぱり年間消費電力量と大きく乖離します。また、やはり有機ELテレビは液晶と比較すると2~3倍の電気代がかかることが分り、液晶の優位性が確認できます。
55v型(インチ)の比較
パターン | GX755 | GX855 | GZ1000 |
---|---|---|---|
① | 687円 | 834円 | 1,696円 |
② | 1,184円 | 1,437円 | 2,923円 |
③ | 931円 | 1,129円 | 2,298円 |
④ | 230円 | 272円 | 346円 |
本体も安いし、ランニングコストも安いし、機能面がマッチすればGX755も良いわね。
金額だけの問題じゃないのだ。
ビエラGX755のパネル寿命
「パネル寿命」に対する皆さんの評価です。結果は見えてますね。
評価:5.0
技術的な内容だけを評価すれば当然満点なのだ。
評価:4.0
生活の一部となっているテレビに気を遣う生活なんてできません。
評価:4.0
なんかパネルが10年もっても、他が壊れるっていう人がいるけど、僕はそんな経験ないよ。やっぱ、パネル寿命が大事だね。
では、引続きパネル寿命の評価状況を確認しましょう。一般的には有機ELパネルの寿命は液晶の半分と言われています。
液晶 パネル | 有機EL パネル | ブラウン管 |
---|---|---|
6万時間 前後 | 3万時間 前後 | 2万時間 前後 |
生活パターンに当てはめてみなよ。液晶の方が断然有利なのが分るはず。
パターン | 液晶 パネル | 有機EL パネル | ブラウン 管 |
---|---|---|---|
昼間留守が多い (共働き家庭など) | 18年 | 9年 | 6年 |
一日中家にいる (引退世帯など) | 10年 | 5年 | 3年 |
昼夜逆転家族がいる | 13年 | 7年 | 4年 |
安くて頑丈な液晶テレビは嬉しいですよね。
液晶なんて買わないし、壊れたら買い替えるからどうでもいいのだ。
皆さんそんなに裕福じゃないですよ…。投資対効果は人によって大きく違いますね。
共働き世帯とか、昼間はテレビを観ない世帯だとあまり差は感じないわね。
いずれにしても有機ELテレビの異常な価格と比較してはダメだね。
4K液晶テレビ パナソニックビエラ GX755 現物確認の注意点
ここまでで、テレビ買替の絞り込みが行えました。GX755をターゲットにした人は「現物確認」で何を注意すれば良いのでしょうか?
現物確認のポイントをは次の3点でしたね。基本に沿って、GX755の具体的な現物確認方法を解説しましょう。
- 映像の好み(品質)
- 音の特性(音質)
- そしてデザイン性
詳しくは「【失敗しない現物確認方法】テレビの選び方に関するおすすめ情報」で紹介しています。
映像の好み(品質)
GX755は液晶テレビなので、有機ELテレビとは根本的に違うこと、同じ液晶でも上位機GX855に劣ることを理解しましょう。その上で「納得できる内容」であるかを先ずは判断します。
まず、他社製品との比較よりGX855と単純に「好みの色」を確認するのだ。
その通り。上位機のGX855と比較して、価格差を埋めるメリットがあるのかを見極めましょう。
GX755に関しては、先ずはGX855から妥協できるかが重要。そして最後に他社の同一レベルの製品と比較しようね。
スペックを見る限り上位機種のGX855とは差があるので、価格差と妥協点の一致が不可欠。ただ、他社製品も決して忘れてはいけません。
音の特性(音質)
スピーカーの評価は結構シビアだけど、外付けでドルビーアトモスが付いたシアターバーも使用可能ですよ?
何度も言うが、音にも好みがあるからワット数が大きいことだけに惑わされず「好きな音」として感じるか感性を磨くのだ。
音が気に入らない→シアターバー購入なら、ちゃんと上位機種のGX855との価格差を考慮しなきゃダメよ。
妥協できるか否かだけが焦点だと思うね。
ここもGX855や他社との比較が大事。他社はもっと大容量のスピーカーを採用してたりします。
デザイン性
テレビ脚が4本っていうのが目立つだけ?なんとなく正面からも違和感をかんじるんですが・・・。
サイズスペックをよく見るのだ。横幅が49型より55型が薄いのだ。明らかに筐体に何らかの違いがあるので、サイズで悩んでいる人は「横もきちんと確認」するのだ。
正面の違和感って、パネル枠の太さじゃない?GX855と写真を比較してみて。GX755の「パネル枠の太さ」に我慢できるかしら?
テレビを支えるだね。4本足のテレビは注意が必要。安っぽいテレビに多いし、置き場を選ぶこともある。デザインが気に入ればOKだけどね。
皆さんのアドバイス、赤字の部分がカギですね。
せっかくなら、GX755を最適な位置で視聴できるテレビスタンドも用意すれば完璧です。
「テレビ台」の選び方のコツはここから
「テレビスタンド」の選び方に迷ったらここ!
4K有機ELビエラGX755に最適な視聴環境となるテレビスタンド
最後にGX755の評価をまとめたので、以下のリンクから移動して下さい。
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