この記事では、TVS REGZA(旧東芝)レグザの4K液晶 Mini LEDテレビである「Z970M」と前モデルのZ875Lとの違いを5つの視点で比較分析を行いました。
実機を確認と共に違いを分析することで妥当な市場価格を割り出し、Z970Mのおすすめ度を分かりやすく評価レビューします。
また、5つの各視点では、Z970Mと同世代である2023年モデルの新4Kレグザ間の違いも分かります。
- 価格の妥当性
- セールスポイントの進化
- 視聴性能アップの工夫
- 標準機能の進化
- 省エネ性・耐久性
わしは価格よりも機能を重視する「こだわり派」なのだ!
テレビ選びでこんな疑問や悩みがないだろうか?
- メーカー別の特徴(セールスポイント)が分かりにくい
- 自宅に設置可能なサイズで見やすいテレビが知りたい
- 欲しい機能やスペックの調査と比較が面倒
- 省エネ性能が高い頑丈なテレビはどれ?
- 旧モデルや他の新しいモデルとの違いは?
- 購入したいけど最適な価格が分からない
この記事では、そんなテレビ選びの疑問を解決できます!
私は機能と価格のバランスを重視する「リーズナブル派」よ。
実機を確認してからの執筆なので安心してね♪
\ スペックだけでは語りません! /
記事の内容は「Z970Mを実際に操作」し「Z970Mの機能を確認」を行った後なので、メーカースペックについて気になる点は忖度なしにコメントしています。
僕は機能そこそこで価格を重視する「コスト重視派」…
で、簡単でいいから先ずはZ970MとZ875Lの違いが知りたいね。
\ Z970MとZ875L違い /
進化ポイント | 残念ポイント |
---|---|
パネル レグザセンシング 画質調整 低反射対策/広視野角技術 ゲーム性能 音響性能 省エネ性能 一部の利便性 | 一部の利便性 |
前モデルのZ875L・Z870LからレグザのMini LED液晶シリーズが始まりました。
今期は様子見の前期から本格的な進化を遂げ、Z970Mで一気に4K液晶Mini LEDテレビを昇華させた本気度が伺えます。
画質、音質というコア部だけを見れば、間違いなく今期最強クラスのMini LED液晶テレビでしょう。
それでは、購入価格目安と実機の感想を中心に「【レグザ Z970M】Z875Lとの違いとモデル間の違いを5つの視点で分析しおすすめ度を評価レビュー」について書きます。
長年製造業に従事し豊富な知見を活かした
分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
Z970M 総合評価(結論)
Z970M 総合評価結果
評価項目 | |||
---|---|---|---|
価格 | 5.0 | 2.0 | 1.5 |
セールスポイント | 4.5 | 5.0 | 5.0 |
視聴環境・設置 | 4.0 | 4.0 | 4.0 |
全機能 | 4.5 | 4.5 | 4.5 |
省エネ・寿命 | 4.0 | 4.5 | 4.0 |
総合評価 | 4.4 | 4.0 | 3.8 |
先ず最初に結論からお話しましょう。
冒頭解説した通り、Z970MはTVS REGZA(旧東芝)の4K液晶Mini LEDレグザのフラッグシップモデルです。
サイズ展開は、画質の美しさを堪能できる85型と75v型、そして65v型の超大型サイズに特化したの3サイズ構成で、TVS REGZA(旧東芝)現時点での最高技術を有します。
更に、2023年12月に大迫力の超大型サイズ「100v型」が追加され、最終的には4サイズ構成へ。
今期は高画質技術のみならず、音響面でも大きな進化を果たし一気にMini LEDモデルの立ち位置を飛躍させました。
また、今期レグザの目玉技術、自動車の衝突安全技術にも使用される「ミリ波レーダー」を家庭用テレビに搭載したこともZ970Mの大きな話題でしょう。
前期から登場した4K液晶Mini LEDモデルに、ミリ波レーダーという変わった技術を搭載してきましたね。
テレビに車の技術を搭載して何がメリットなの?そもそもミリ波レーダーって何よ?
簡単に言えばレーダーによって対象物との距離を一瞬で測る技術なのだ。テレビと視聴者の距離が常に正確に測れるのだ。
Z970Mのメリット・デメリット
Z970Mが優れる点⤴︎
- タイムシフト機能があるのでレコーダーが不要
- パネルと高画質アップスケーリングの進化*
- ミリ波レーダーにより最適な映像と音響を実現*
- アニメコンテンツの最適化*
- 低反射パネルの採用*
- レグザUSBパワーデリバリー*
- ゲーム対応力(4K=120P・VRR・ALLMなど)
- ドルビーアトモスとトップ&サイドツィーターで立体音響再現*
- スィーベル対応の省スペース卓上スタンド(75v/65v)
- HDMI端子の進化(eARC・HDCP2.3)*
- 省エネ性能の向上*
- 85v型、100v型の追加*
Z970Mが劣る点⤵︎
- 2画面表示機能が無い
- Bluetoothリモコン非対応
*前モデルZ875Lと比較した場合
Z970Mのメリット・デメリットで欲しい機能に漏れがないかをしっかり確認することがポイントです。
他社の有機ELテレビは以下のリンクからチェックして下さい。
では、5つの評価ポイントを細かく確認しましょう。
評価①|Z970Mの価格評価と買い時
TVS REGZA(旧東芝)4K液晶Mini LEDレグザのフラッグシップモデルZ970Mは、少しやりすぎ感があるほどモリモリの内容に仕上がっているので価格高騰が気になるところです。
一方で今期のTVS REGZA(旧東芝)4K液晶Mini LEDレグザはZ870Mというエントリーモデルも投入されています。
Z970Mに「お得感」があるのか?市場価格に注目です!
評価:5.0
フラッグシップ有機ELテレビと大差ない価格なのだ。
評価:2.0
やっぱりこれだけ詰め込むと高いわね。
評価:1.5
う〜ん、僕は安いMini LEDテレビでいいかな。
機能に対し納得のいく対価なのかをじっくり考えましょう。
100Z970M(100v型)の価格推移と買い時
100v型(100Z970M)は2023年12月に追加投入されたサイズです。
他社に比較可能なサイズが無いため、今回は同じZ970Mの85v型と価格差を比較させて頂きました。
85v型とのサイズ差による価格差は初値で480千円(+54%)、翌月は449千円(+65%)、2ヶ月後は411千円(+61%)とかなりの開きがあり高額です。
購買層は限定的だと考えられるので、価格差はあまり関係が無いのでしょう。
…買い時をズバリ言うわね!
100型のZ970Mがどうしても欲しいなら
- 1100千円前後の価格を狙う
機能と価格のバランスにこだわるなら
- キリの良い1000千円以下を目安に待つ
85Z970M(85v型)の価格推移と買い時
85v型(85Z970M)は前モデルにサイズバリエーションが無いため、前期のソニーブラビアX95Kの価格と比較しました。
さすがに割高感のあるブラビアと比較すると85Z970Mも若干安く感じられるではないでしょうか?
単純にソニーブラビアX95Kと比較した場合、初値翌月には買い頃感のある価格と言えます。
基本的に85v型ほどの超大型機種になると需要も限られてくるので、大きな価格低下は望めないと考える方が無難です。
買い時をズバリ言うわね!
85型のZ970Mがどうしても欲しいなら
- 700千円前後の価格を狙う
機能と価格のバランスにこだわるなら
- 発売半年後の安値、600千円台を目安に待つ
- 但し、600千円を切るようなら買い
75Z970M(75v型)の価格推移と買い時
75v型(75Z970M)の初値は、前モデルZ875Lの価格を大きく上回ってスタートし、その差は2ヶ月以降も縮まりません。
この差を維持すると想定した場合、前モデルZ875Lの最安価格を基準に400千円前後が安値の目安と予想されます。
基本的に85v型同様に、75v型ほどの超大型機種になると需要も限られてくるので、大きな価格低下は望めないと考える方が無難でしょう。
買い時をズバリ言うわね!
75型のZ970Mがどうしても欲しいなら
- 600千円前後の価格を狙う
機能と価格のバランスにこだわるなら
- 予想安値、400千円台を目安に待つ
- 但し、400千円を切るようなら買い
65Z970M(65v型)の価格推移と買い時
65v型(65Z970M)は、初値から前モデルZ875Lの価格より想定以上の高値で推移しています。
このまま価格差を維持した場合、前モデルZ875Lの最安値を基準にすると300千円前後が安値の目安と予想されます。
差額70千円以上を高いと思うか?安いと思うか?
購入判断の目安となります。
買い時はズバリこうよ!
早く65Z970Mを欲しいなら
- 400千円前後の価格帯で妥協する
機能と価格のバランスにこだわるなら
- 予想安値付近、300千円台を目安に待つ
- 但し、300千円以下なら買い
機能と価格のバランスでしょうか?物価高騰でしょうか?予想に反し安値を更新すれば嬉しいですね。
評価②|Z970Mのセールスポイント
評価:4.5
パネルと音響システムの進化は特筆ものなのだ。
評価:5.0
レグザセンシング、視聴者の距離や位置を捉えて映像と音声を最適化するとは凄い技術ね。
評価:5.0
Mini LEDは毎年進化しているね。3年後には僕にも買えるかな?
機能的には有機ELのフラッグシップモデル並み。そしてMini LED液晶としては最高水準と大きく進化を果たした感じです。
TVS REGZA(旧東芝)4K液晶Mini LEDレグザ Z970Mとは
TVS REGZA株式会社:公式ページ
モデル | 2023(23'4~12月) |
シリーズ | レグザZ970M |
分類 | 4K液晶テレビ |
サイズ展開 | 100v/85v/75v/65v |
東芝4K液晶Mini LEDレグザ「Z970M」は「Z875L」から進化したTVS REGZA(旧東芝)液晶テレビの最高峰に位置するフラッグシップモデル。
今期はここで紹介するプレミアムモデルのZ970Mが大幅な進化を果たし、エントリーモデルのZ870Mがマイナーチェンジという内容。
Z970M 3つのセールスポイント
- 新開発 Mini LED液晶広色域量子ドットパネルモジュール
- 立体音響対応をリアルに再現する音響システムZHD
- 最強の録画システム「タイムシフトマシーン」
ここが重要ポイント‼︎
- 新パネルはコントラストの深みがかなり向上していた
- 試聴位置を変えてもレグザセンシングが追従して音と映像の変化が感じられた
- 音質は大幅に改善され重厚感と立体感が増した
詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
TVS REGZA(旧東芝)・レグザ2023年モデル、X9900M・Z970M・Z870M・M550Mのセールスポイントの違いが全て確認できますよ。
映像エンジンの変化は無いもの、他の変化を見る限りフルモデルチェンジと言って過言ではないわ。
レグザセンシングを含め、相当本気ですね。
タイムシフトマシンに対応したHDDは「【レグザに最適】外付けHDDのおすすめ製品とタイムシフトマシン適合情報」でまとめて紹介しています。
テレビ録画用外付けハードディスク選びの時間短縮でお使い下さい!
Z970Mに適合する電源レスのコンパクトHDDがおすすめです♪
TVS レグザでDVDを再生するなら「テレビで見るための【DVDプレーヤー4選】安く買って簡単に接続する方法」でまとめて紹介しています。
Z970Mの受賞歴
TVS REGZA(旧東芝)4K液晶Mini LEDレグザ「Z970M」の外部評価について、有名な「VGP」「HiVi」の二団体について確認します。
なお、各団体の概要は以下の通り。
音元出版「PHILE WEB」主催のAVアワード≫VGP
1987年にスタートした国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワードです。プロが選んだベストセラー間違いなしのアイテムだけが、受賞の栄誉を勝ち獲ることができます。
ONGEN PUBLISHING CO.,LTD
AV専門誌「HiVi」によるアワード≫HiVi
登場したばかりのモデルを含め、現在市場に流通しているAV製品をジャンル、価格帯別に分類して真のお買い得モデル=「ベストバイ」製品を選出することが本企画の趣旨である。
Stereo Sound Publishing Inc.
AV=オーディオビジュアル
2023 SUMMER(2023年「夏」)
Z970MはVGPから完璧な高評価を得ています。
ただ、HiViでは前モデルが評価対象となっているため、対象外としました。
VGP
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
全サイズ | 総合金賞 | 高画質と録画機能 |
全サイズ | 企画賞 | ミリ波レーダー |
85Z970M | 金賞 | ディスプレイ |
75Z970M | 金賞 | ディスプレイ |
65Z970M | 金賞 | ディスプレイ |
HiViベストバイ・ディスプレイ部門
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
85Z970M | 対象外 | ディスプレイ |
75Z970M | 対象外 | ディスプレイ |
65Z970M | 対象外 | ディスプレイ |
2023 WINTER(2023年「冬」~2024年)
2023年末のZ970Mの評価結果は、12月に投入された100v型がVGPで高評価となり、85v型、75v型もディスプレイ部門で最高評価の金賞でした。
一方、HiViでは唯一65v型のみが1位となり、VGPとは真逆の評価体型となっています。
VGP
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
100Z970M | 審査員特別賞 | 映像音響部会 |
100Z970M | 金賞 | ディスプレイ |
85Z970M | 金賞 | ディスプレイ |
75Z970M | 金賞 | ディスプレイ |
65Z970M | 受賞 | ディスプレイ |
HiViベストバイ・ディスプレイ部門
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
100Z970M | 対象外 | ディスプレイ |
85Z970M | 6位 | ディスプレイ |
75Z970M | 3位 | ディスプレイ |
65Z970M | 1位 | ディスプレイ |
評価③|Z970Mに最適な視聴環境
評価:4.0
液晶だから基本的には見やすいのだ。
評価:4.0
スィーベル対応の卓上スタンドが便利ね。100v型と85v型は非対応なのは仕方ないのかな?
評価:4.0
パネル反射対策も施してるし、高コントラストのMini LEDとして性能を発揮できるね。
100v型と85v型が卓上スタンドの形状が違うけど、100v型を除き省スペース対応なので設置場所も柔軟に選べそうです。
ここが重要ポイント‼︎
- 75v型と65v型のスィーベル(首振り)機能はスムーズだった
- ブルーライトカットの効果は体現できなかった
- 反射対策のパネルへの映り込みは緩和されていた
- 100v型は未確認
詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
TVS REGZA(旧東芝)・レグザ2023年モデル、X9900M・Z970M・Z870M・M550Mの試聴性能の違いが全て確認できますよ。
そう言えばやっぱり重量はかなり増加した感じね。
機能モリモリなので仕方ありません。ただ、卓上スタンドの重さの影響が大きくて、本体のみなら微増という感じです。
テレビのサイズ選定で悩んだら「テレビのサイズは【3つの基礎知識】で決める!液晶・有機ELどっちもおすすめです♪」を参考にして下さい。
\ Z970Mに適合するHDDとTV-stand情報はこちら /
評価④|Z875LとZ970Mの違いと機能進化
評価:4.5
有機ELフラッグシップモデル並みなのだ。
評価:4.5
ちょっとやり過ぎじゃない。
評価:4.5
何度も言うけど、惜しいのはリモコンが未だに赤外線ってところかな?
せっかくここまでやってリモコンが?これもレグザの魅力です。
ここが重要ポイント‼︎
- 2画面対応が廃止されたのは不便〜ただ不要な人には関係ないでしょう
- Bluetooth非対応のリモコンはちょっと不便
詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
TVS REGZA(旧東芝)・レグザ2023年モデル、X9900M・Z970M・Z870M・M550Mの基本機能の違いと進化が全て確認できますよ。
いい加減リモコンをBluetoothにしないかな?立体音響ももっと応用して欲しいわ。
そこなんですよね〜。
Bluetoothで簡単にワイヤレスイヤホンも接続できます♪
ワイヤレスイヤホンを使用すれば、テレビの音量を気にせず大迫力の没入感に浸れます。
こちらのリンク→ワイヤレスイヤホン関連記事を参考にして下さい。
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評価⑤|Z970Mの省エネ性能とパネル寿命
評価:4.0
省エネ性能は求めないが、なかなかの進化なのだ。
評価:4.5
今までレグザに省エネ性能は求めてなかったけど、技術力が上がったのね。
評価:4.0
やっとレグザも購入者目線になった感じ。時代に乗り遅れてたからな〜
消費電力と年間消費電力量の比較
Z970Mは前モデルZ875Lと比較して消費電力、年間消費電力量共に改善されています。
普通の液晶テレビであるZ770Lより優秀です。
消費電力の比較(W)
SIZE | Z970M | Z875L |
---|---|---|
100v型 | 541W | - |
85v型 | 394W | - |
75v型 | 344W | 403W |
65v型 | 288W | 320W |
年間消費電力量の比較(kWh)
SIZE | Z970M | Z875L |
---|---|---|
100v型 | 342kWh | - |
85v型 | 283kWh | - |
75v型 | 210kWh | 307kWh |
65v型 | 209kWh | 267kWh |
他社Mini LEDテレビとの比較
サイズ展開のボリュームゾーンである75v型と65v型で、他社の最新液晶Mini LEDテレビと省エネ性能を比較しました。
性能を最大限発揮させた際に影響の大きい消費電力に着目すると、Z970Mの省エネ性能はほぼ真ん中であることが分かります。
他社Mini LEDテレビとの比較表
上段:消費電力
下段:年間消費電力量
モデル | 75v型 | 65v型 |
---|---|---|
REGZA Z970M | 210kWh | 344W209kWh | 288W
REGZA Z870M | 291W 166kWh | 249W 165kWh |
VIERA MX950 | 325W 214kWh | 270W 182kWh |
BRAVIA X95L | 459W 228kWh | 376W 219kWh |
AQUOS EP1 | 548W 252kWh | 416W 218kWh |
HISENSE UX | 340W 290kWh | 290W 245kWh |
HISENSE U8K | 285W 205kWh | 235W 185kWh |
省エネ性能は真ん中くらいですが、機能面を考えると仕方ありませんね。ただ、アクオスは相変わらず酷いものです。
詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
TVS REGZA(旧東芝)・レグザ2023年モデル、X9900M・Z970M・Z870M・M550Mの省エネ性能とパネル寿命の違いが全て確認できますよ。
前モデルから大幅に省エネ性能が向上しているわ。機能対効果が素晴らしいわね。
レグザとハイセンスは一気にMini LEDの立ち位置を変えてきましたね。
省エネ性能の考え方は「テレビの消費電力の基礎知識を知って省エネ家電を賢く選ぼう!」で詳しく解説しています。
有機ELテレビとの違いは「有機ELテレビを買わない5つの理由|特に引退世帯にはおすすめしないメリットとデメリット」で解説。
TVS REGZA(旧東芝)4K液晶Mini LEDレグザ Z970M評価レビュー|まとめ
本記事は「【レグザ Z970M】Z875Lとの違いとモデル間の違いを5つの視点で分析しおすすめ度を評価レビュー」について書きました。
前期から落ち着きを取り戻した感じのレグザですが、今期はこのTVS REGZA(旧東芝)4K液晶Mini LEDレグザのZ970MとZ870M、フラッグシップ有機ELレグザを重点的に強化してきました。
特にZ970Mの進化は大きく、他社を含め最高レベルのMni LEDテレビに仕上がっています。
更に2023年12月には「100v型」が追加投入され本気度が伺えます。
以上、えだまめくん(@edamamekun_ns)の実機評価レビュー報告でした。良い買い物をして下さい♪
Z970Mのメリット・デメリットのまとめ
\ メリット・デメリット /
Z970Mが優れる点⤴︎
- タイムシフト機能があるのでレコーダーが不要
- パネルと高画質アップスケーリングの進化*
- ミリ波レーダーにより最適な映像と音響を実現*
- アニメコンテンツの最適化*
- 低反射パネルの採用*
- レグザUSBパワーデリバリー*
- ゲーム対応力(4K=120P・VRR・ALLMなど)
- ドルビーアトモスとトップ&サイドツィーターで立体音響再現*
- スィーベル対応の省スペース卓上スタンド(75v/65v)
- HDMI端子の進化(eARC・HDCP2.3)*
- 省エネ性能の向上*
- 100v型、85v型の追加*
Z970Mが劣る点⤵︎
- 2画面表示機能が無い
- Bluetoothリモコン非対応
*前モデルZ875Lと比較した場合
Z970MとZ875Lの違いまとめ
\ Z875Lとの違いまとめ /
項目 | Z875L | Z970M |
---|---|---|
サイズ | 75v/65v | 100v/ | 85v/75v/65v
高画質化 | Mini LED広色域量子ドット液晶パネル | (100v型は量子ドット非対応) | 新開発 Mini LED液晶広色域量子ドットパネルモジュール
レグザエンジン ZRα | ||
- | ミリ波レーダー高画質 | |
クラウドAI高画質テクノロジー | ||
ネット動画AIビューティZRα | ネット動画ビューティPRO | |
AI ナチュラル フォーカス テクノロジー | AI ナチュラル フォーカス テクノロジーPRO | |
美肌AIフェイストーンZRα | ナチュラルフェイストーンPRO | |
地デジAIビューティZRα | 地デジAIビューティPRO | |
おまかせAIピクチャーZRα | おまかせAIピクチャーPRO | |
3次元カラーリマスターZRα | 3次元カラーリマスターPRO | |
- | アニメ顔検出 | |
64色軸リッチカラーイメージコントロール | ||
Mini LEDエリアコントロール | Mini LEDエリアコントロールPRO | |
HLG/Dolby Vision IQ | HDR10/HDR10+ ADAPTIVE||
AI HDRオプティマイザーZRα | AI HDRオプティマイザーPRO | |
ローカルコントラスト復元 | ||
4段再構成型超解像 | ||
新 マルチアングル自己合同性超解像 | ||
4K液晶倍速パネル | ||
ブルーライト制御 | ||
- | (100v型は低反射パネル) | 低反射 ARコート|
- | (100v型は非対応) | 高視野角ワイドアングルシート|
高音質化 | 重低音立体音響システムZP | 重低音立体音響システムZHD |
- | ミリ波レーダー高音質 | |
ドルビーアトモス対応 | ||
トップツィーター | トップ・サイドツィーター | |
70W | 75v/65v=112W 85v=82W 100v=60W | |
Bluetoothオーディオ連携 | ||
オーディオキャリブレーション | ||
おまかせAIサウンド | ||
リモコン | Bluetooth非対応 | |
機能 | 卓上スタンド調整 | 75v/65v=スィーベル 85v=卓上スタンド幅調整 100v=ワイド調整負荷 |
2画面表示非対応 | ||
HDMI=4 | ||
4K/120P入力対応 | ||
VRR/ALLM対応 | ||
オートゲームアジャスト | ||
瞬速ゲームモード | ||
Apple Airplay2、スクリーンミラーリング | ||
Premium対応 | AMD FreeSync™||
- | レグザUSBパワーデリバリー | |
タイムシフトマシン |
\前モデルの情報はこちら♪ /