この記事では、2023年発売モデルのハイセンスのテレビについて、「標準機能の違いと各モデルの機能評価」を行いました。
標準機能の違いが直接モデル格差へつながるため、欲しい機能が実装されていることを把握することは重要です。
映像美を優先させるのか?それとも音響システムか?はたまた外部接続やテレビゲームとの相性か?価格が安いだけでテレビを選んだら次の買い替えまで数年間後悔することになりかねません。
ハイセンス2023年モデル、UX・U8Kの標準機能とモデルごとの機能格差を知れば、見たい、やりたいが思い通りのテレビが選べます。
【この記事で解決する疑問と悩み】
- 2023年発売のハイセンステレビの標準機能の把握
- シリーズごとの標準機能の違い
- 対象:UX・U8K
長年製造業に従事し豊富な知見を活かした
分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
ハイセンス2023モデル|UX・U8K|
ハイセンスの2023年発売モデルの概要は以下の通り。
「詳細確認」ボタンから各モデルの詳細へジャンプできます。
UX | U8K | |
---|---|---|
映像 | 液晶 | Mini LED液晶 | Mini LED
音響 | 立体音響 | 立体音響 |
サイズ 展開 | 75v|65v | 75v|65v |55v |
進化 レベル | 高 | 低 |
デザイン | 普通 | 普通 |
価格 | 普通 | 安い |
詳細確認 | 詳細確認 |
ハイセンス2023年モデル比較項目
「比較チェック」ボタンから各モデルの機能違い一覧へジャンプできます。
2023年モデルハイセンス機能比較ハイセンス・テレビ
2023年発売のハイセンス・テレビの機能を全てのラインナップ(UX・U8K)で分かりやすく横並びで比較しました。
チューナー数
今や地デジやBS/CSチューナーのみならず、4K放送の受信に必要なチューナーも多チャンネル化が常識です。
特に沢山の番組を録り溜めて後で視聴することが多いテレビユーザーは、4K放送は2チューナー、地デジとBS/CSは3チューナーを備えた機種がおすすめです。
今期のハイセンス・テレビは、この記事を執筆時点では全てのモデルがコンセンサスを満たしているので、ハイセンスに適合する外付けHDDを準備して見逃しを防ぎましょう。
2023年モデルのコンセンサス
2023年モデルのテレビに関するチューナー数のコンセンサスは、2022年モデルから変化はありません。
- 4K放送を見ながら別の4K放送が録画可能
- 地デジ3チューナー/BSCS3チューナー/4K放送2チューナー
- 2画面同時視聴
ハイセンス各モデルの比較
評価 項目 | UX | U8K |
---|---|---|
地上波 デジタル | 3 | 3 |
BS/CS デジタル | 3 | 3 |
BS/CS 4K | 2 | 2 |
4K 2番組 同時録画 | ❌ | ❌ |
2画面 対応 | ❌ | ❌ |
見た目のチューナー数が同じでも、4K放送2番組同時録画と4K放送の裏録が出来るテレビと出来ないテレビがあるので注意です。
ハイセンスはコンセンサスを満たしたチューナー数でも、4K放送の裏録画が出来ないのが他社との大きな差ね。
ハイセンス・テレビは4K放送の裏録画対応に弱点はありますが、4K以外の放送は「裏録」と「同時録画」に対応可能なので大容量の外付けHDDを同時に準備すると便利。
ただし、動作適合した安全な外付けHDDで視聴環境を整えることをおすすめします。
\ ハイセンス対応の外付けHDD情報はこちら! /
ハイセンスに適合する電源レスのコンパクトHDDがおすすめです♪
ネットワーク
家庭内の無線LANへ接続することで、テレビ放送だけでなくVODも活用でき視聴の幅が大きく広がります。
また、無線で繋がるBluetoothの活用範囲も広がり、無線対応のスピーカーへ接続するだけではなく、リモコンにも採用されていれば反応の悪さに悩むことも無くなります。
2023年モデルのコンセンサス
2023年モデルのテレビに関するネットワークのコンセンサスは、2022年モデルから変化はありません。
- Bluetoothで外部接続&リモコン操作
ハイセンス各モデルの比較
評価 項目 | UX | U8K |
---|---|---|
無線 LAN | ⭕️ | ⭕️ |
Bluetooth オーディオ | ⭕️ | ⭕️ |
Bluetooth リモコン | ⭕️ | ⭕️ |
VOD 対応 | ⭕️ | ⭕️ |
今期もレグザが未対応なのに、ハイセンスはBluetoothリモコンに対応しています。
どっちが高級機種なのか分かんないよ。一方で、VODは今や当たり前だね。
VODサービスについて、もっと詳しく知りたいならこちらを参考にして下さい。
Bluetoothで簡単にワイヤレスイヤホンも接続できます♪
ワイヤレスイヤホンを使用すれば、テレビの音量を気にせず大迫力の没入感に浸れます。
こちらのリンク→ワイヤレスイヤホン関連記事を参考にして下さい。
おすすめのワイヤレスイヤホンもレビュー!
外部端子&エンターテインメント連携
外付けHDD接続には無くてはならないUSB端子。マルチに活躍するHDMI端子は最新バージョンに対応していることが重要です。
特に高解像度のゲーム機を利用するなら、ゲーム機能の対応状況も見逃してはなりません。
2023年モデルのコンセンサス
2023年モデルのテレビに関する外部端子&エンターテインメント連携のコンセンサスは、2022年モデルから変化はありません。
- USB3.0/USB2.0各1つ以上
- eARC対応(HDMI)
- HDMI2.1規格と4K120p入力対応(ゲーム)
ハイセンス各モデルの比較
評価 項目 | UX | U8K |
---|---|---|
USB 端子 | USB3.0=1 USB2.0=1 | USB3.0=1 USB2.0=1 |
HDMI 端子 | 4 | 4 |
eARC HDMI | ⭕️ | ⭕️ |
HDMI2.1 120p対応 | ⭕️ | ⭕️ |
各モデル、きっちりコンセンサスを満たしています。
内容的には最低限って感じだけど、使わない人にとっては十分ね。
入力端子の役割を理解すれば、もっとテレビを活用できます。
ハイセンスでDVDを再生するなら「テレビで見るための【DVDプレーヤー4選】安く買って簡単に接続する方法」でまとめて紹介しています。
映像機能
2023年のテレビ業界の話題は、液晶のバックライト精度を向上させ、有機ELに負けない高コントラスト化を実現する「Mini LED」技術です。
有機ELパネルの向上施策はもちろん、液晶パネルに「Mini LED」を採用した製品を発売しているのかも注目しましょう。
2023年モデルのコンセンサス
2023年モデルのテレビに関する映像機能のコンセンサスは、新たに「Mini LED液晶モデルの追加」が進化のカギとなります。
- AIアップコンバート
- HDR10+ ADAPTIVE&Dolby Vision IQ対応
- Mini LED液晶モデルの追加
ハイセンス各モデルの比較
液晶テレビ
評価項目 | UX | U8K |
---|---|---|
映像再現 | 4K | 4K |
パネル 方式 | ADS液晶パネル ダイナミックXディスプレイ Mini LEDバックライト 量子ドット | ADS液晶パネル Mini LEDバックライト 量子ドット |
輝度アップ | HI-VIEWエンジンX | HI-VIEWエンジン |
パネル 反射対策 | 低反射倍速XDRパネル | 従来通り |
自動 画質調整 | HDMI®入力自動画質調整 テクスチャー復元 環境光センサー | HDMI®入力自動画質調整 テクスチャー復元 環境光センサー |
広色域 | 量子ドット 64色軸色彩コントロール 美肌リアリティーアドバンスト | 量子ドット 美肌リアリティーPro |
高コント ラスト | ローカルデミング アドバンスト HDR再現処理 plus | ローカデミングPro HDR再現処理 plus |
HDR 規格対応 | HDR10 HDR10+ HDR10+ ADAPTIVE HLG Dolby Vision Dolby Vision IQ | HDR10 HDR10+ HDR10+ ADAPTIVE HLG Dolby Vision Dolby Vision IQ |
高精細 | HI-VIEWエンジンX AI 放送映像高画質処理アドバンスト AI ネット映像高画質処理アドバンスト AI オート画質調整 AIシーン別超解像処理 AIモーション別超解像処理 3段階超解像処理 輝き復元Pro エリア別適性露出復元 高精細ノイズ処理 | HI-VIEWエンジン AI 放送映像高画質処理 AI ネット映像高画質処理 AI オート画質調整 AIシーン別超解像処理 AIモーション別超解像処理 3段階超解像処理 輝き復元Pro エリア別適性露出復元 高精細ノイズ処理 |
倍速機能 | 倍速パネル | 倍速パネル |
映像 モード | ゲームモードPro スムースモーション960 HDMI2.1 VRR/ALLM対応 AMD FreeSync Premium™対応 | ゲームモードPro スムースモーション960 HDMI2.1 VRR/ALLM対応 AMD FreeSync Premium™対応 |
ハイセンスはMini LEDモデルの選択肢を広げてきました。
画質性能も少しづつ差をつけてるね。
Mini LEDであることが重要なのだ。
前Mini LEDモデルも十分な機能だったから、普及モデルのU8Kも古さを感じないわね。
4Kはもちろん、せっかく美しいパネルでテレビを視聴できるなら、美しいままで録画できるハイセンス・テレビ適合の大容量外付けHDDを導入することをおすすめします。
\ ハイセンス対応の外付けHDD情報はこちら! /
ハイセンスに適合する電源レスのコンパクトHDDがおすすめです♪
音声機能
ここ数年、ドルビーアトモスによる立体音響技術搭載の機種が当たり前となっています。
2021年モデルからは立体音響ソースのみならず、通常のステレオソースも立体音響化する傾向にあり、2023年モデルの展開も引き続き注目。
立体音響はデジタル技術で擬似的に表現されますが、例えば今期もパナソニック・ビエラの上位機種は映画館に近いスピーカー構成で他社とは一線を画しています。
2023年モデルのコンセンサス
2023年モデルのテレビに関する音声機能のコンセンサスは、2022年モデルから変化はありません。
- Dolby ATMOS標準対応
- ステレオ音声の立体化
ハイセンス各モデルの比較
液晶テレビ
評価項目 | UX | U8K |
---|---|---|
立体音響 | Dolby ATMOS | Dolby ATMOS |
ステレオ音声 立体音響化 | ❌ | ❌ |
スピーカー 出力 | 82W | 40W |
スピーカー 構成 | 6.2.2ch | 2.1.0ch |
自動 音質調整 | 自動音量制御 | 自動音量制御 |
今期のハイセンスも通常ステレオサウンドの立体化に遅れを感じます。ただ、スピーカー構成は立派です。
今期のハイセンスは、UXに搭載されたイネーブルドスピーカーとサイドスピーカーが注目だね。
Mini LED普及機のU8Kは前モデルより音声機能が落ちるので注意よ。液晶ハイエンド機並みね。
2023年モデルハイセンス機能評価ハイセンス・テレビ
2023年発売のハイセンス・テレビの機能を全てのラインナップ(UX・U8K)で評価しました。
また、この記事独自の視点とそれぞれのモデルにマッチする購買層も明確にしています。
4K液晶ハイセンス UXシリーズの機能評価
評価:4.0
安さが売りのハイセンスとは思えない内容なのだ。
評価:3.5
細かいことを気にしなければ国内ブランドのMini LEDモデルと大差無い感じね。
評価:3.5
余計な機能にこだわらなければ十分な内容だ。
映像、音質と重要な部分をしっかり進化させた感じ。これだけあれば不安なく使用できます。
- お得な価格で高性能なテレビを買いたい人
- 高品質なMini LEDを試したい人
- ブランドにこだわりが無い人
\ UXの総合評価はこちら /
\ 前モデルの情報はこちら /
\ UXに適合するHDD & TV-stand情報はこちら /
4K液晶ハイセンス U8Kシリーズの機能評価
評価:3.0
価格と機能のバランスが良さそうなのだ。でも、わしはこのクラスに興味はないのだ。
評価:3.0
お手軽にMini LEDを楽しみたい購買層にはこれくらいの機能が丁度良いわ。
評価:3.0
Mini LEDテレビがどこまで安くなるか楽しみだ。
普及タイプのMini LEDテレビですが、機能面が大幅に劣るという感じは受けません。
- コスパの良いMini LEDテレビを買いたい人
- ブランドにこだわりが無い人
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標準機能の評価まとめ2023年モデルハイセンス・テレビ
評価モデル | |||
---|---|---|---|
UX | 4.0 | 3.5 | 3.5 |
U8K | 3.0 | 3.0 | 3.0 |
この記事では2023年発売のハイセンス・テレビの標準機能の違いと各モデルの機能評価を行いました。
昨今のテレビ業界の目玉は、液晶テレビのバックライトに「Mini LED」を採用した機種をエントリーすることですが、ハイセンスは高機能機と普及機の2モデルを投入し選択肢の幅まで広げてきました。
とは言えハイセンスなので、何もコスパが良いモデルとして狙い目になることは間違いありません。
特に普及モデルのU8KがMini LEDの価格をどこまで下げるか注目です。
良い買い物をして下さい♪
ハイセンスに適合する外付けHDDをお探しならこちらの記事をご活用下さい♪