この記事では、2022年発売モデルのPanasonic(パナソニック)のテレビブランドであるVIERA(ビエラ)について、見やすさや設置のしやすさを示す「視聴環境・設置性」を明確化し評価」を行いました。
テレビは「見るもの」なので、視聴性能と最適な高さで安全に設置することが重要です。
映像美を損なうことなくパネルの反射を抑える技術が備わっていても、視聴体制に応じた最適な置き方で視聴環境を整えないとせっかくの機能が無駄になるばかりか健康を害いかねません。
パナソニック・ビエラ2022年モデル、LZ2000・LZ1800・LZ1000・LX950・LX900・LX800の視聴環境性能と設置性を知れば、使用環境にマッチしたテレビが選べます。
【この記事で解決する疑問と悩み】
- 2022年発売パナソニックビエラの見やすさ対策
- シリーズごとの視聴・設置性能の違い
- 対象:LZ2000・LZ1800・LZ1000・LX950・LX900・LX800
長年製造業に従事し豊富な知見を活かした
分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
パナソニックビエラ2022モデル|LZ2000・LZ1800・LZ1000・LX950・LX900・LX800|
パナソニック・ビエラの2022年発売モデルの概要は以下の通り。
「詳細確認」ボタンから各モデルの詳細へジャンプできます。
LZ2000 | LZ1800 | LZ1000 | LX950 | LX900 | LX800 | |
---|---|---|---|---|---|---|
映像 | 有機EL | 有機EL | 有機EL | 液晶 | 液晶 | 液晶 |
音響 | 立体音響 | 立体音響 | 立体音響 | 立体音響 | 立体音響 | 立体音響 |
サイズ 展開 | 77v|65v|55v | 65v|55v|48v | 42v | 77v|65v|55v | 49v|43v | |50v|43v | 75v|65v|55v
進化 レベル | 中 | 高 | 低 | 低 | 低 | 中 |
デザイン | 普通 | 普通 | 普通 | 普通 | 普通 | 微妙 |
価格 | 高い | 高い | 高い | 高い | 普通 | 普通 |
詳細確認 | 詳細確認 | 詳細確認 | 詳細確認 | 詳細確認 | 詳細確認 |
テレビは視聴体制によって目線の高さが違うので、新しいビエラもサイズ別にテレビのセンター高さ位置を把握することが重要です。
[4K有機ELビエラフラッグシップモデル]
LZ2000シリーズ|サイズ展開:77v・65v・55v|
LZ2000シリーズ視聴性能の工夫
ブラックフィルターで反射軽減
有機ELテレビの美しさを表現するには、光をそのまま透過する透度の高いパネル表面処理(グレア)が理想ですが、映像が美しくなる反面、パネル表面にあたる光が反射しやすくなります。
なぜなら、グレアパネルは透明度が高いためパネル表面に光沢があり、それが光の反射を助長することが原因。
反射を抑制するには表面に入り込む光を拡散する処理(ノングレア)を行えば避けられますが、有機ELの発光も同時に拡散され映像品質がスポイルされます。
有機ELビエラLZ2000では、パナソニック独自のフィルターを採用し、映像美を維持したまま明るいリビングでも反射を抑える対策を施しています。
自動画質調整で高輝度を活かす
光の射し込む明るい部屋では、その明るさに負けないパネル輝度が求められます。
有機ELテレビはパネル輝度が弱点でしたが、LZ2000は同社最高輝度の有機ELパネルへ進化したので安心でしょう。
しかし、昼間に合わせ明るい画面を設定すると、夜間の視聴時では眩しく感じ、目の健康を損なうばかりか、無駄に電力を消費することに繋がりかねません。
LZ2000ではオートAI画質技術を応用し、部屋の明るさやコンテンツに合わせ自動で画質を調整するため、有機ELの弱点である昼間の見にくさを自動で緩和します。
スィーベル(首振り)機能で視聴向き調整
77v型には非搭載ですが、65v型と55v型はスィーベル(首振り)機能で、左右15°(合計30°)の角度まで視聴向きが変えられるため、視聴性能が高いLZ2000です。
卓上スタンドを使用したLZ2000で最適な視聴環境
卓上スタンド使用時のLZ2000シリーズのサイズ別(77v/65v/55v)寸法は上図の通り。
この寸法から割り出される最適な視聴高さとテレビ台に求められる重量を把握し、安全で健康に視聴可能なテレビ台を選定することが視聴性能の向上へ繋がります。
把握すべき重要な3つの数字を解説します。
❶ 床へ直置きした際の画面センター高さ
先ずはLZ2000に卓上スタンドを設置した場合の画面センター位置を把握します。
77v型 | 65v型 | 55v型 |
---|---|---|
587㎜ | 505㎜ | 443㎜ |
❷ 視聴体制による理想的なテレビ台の最大高さ
卓上スタンドを設置した際の画面センター位置から、視聴体制ごとに画面センター位置となるテレビ台の高さを明確にします。
テレビ視聴時は画面センター位置より目線が高い方が理想(最大500㎜上まで)なので、LZ2000の場合は下表の数字よりも低めのテレビ台を選定することが理想。
視聴体制 | 77v型 | 65v型 | 55v型 |
---|---|---|---|
床に 座る | 213㎜ | 295㎜ | 357㎜ |
低い ソファー | 413㎜ | 495㎜ | 557㎜ |
高い ソファー | 613㎜ | 695㎜ | 757㎜ |
ダイニング チェアー | 713㎜ | 795㎜ | 857㎜ |
❸ LZ2000サイズ別の重量
テレビ台を安全に使用するためには、テレビ台が耐えられる最大荷重を確認することが重要。
LZ2000の総重量(本体+卓上スタンド)の重さに対し、少なくとも5〜10kg以上耐荷重性能に余裕があるテレビ台を選びましょう。
77v型 | 65v型 | 55v型 |
---|---|---|
51.0kg | 29.5kg | 24.5kg |
LZ2000に最適なテレビ台の例
77v型の超大画面となると、直接床へ座って視聴する場合は高さ200㎜のテレビ台が理想的ですが、高耐荷重で超低床のテレビ台はあまり見かけません。
床へ直接座る場合は少しだけ目線が高くなりますが、高さ300㎜のテレビ台を使用すれば全ての視聴体制で適度な視聴環境を構築できます。
サイズ 中心高 | 床に 座る | 低 ソファー | 高 ソファー | ダイニング チェアー |
---|---|---|---|---|
77v型 887㎜ | やや高 | 適 | 最適 | 最適 |
65v型 805㎜ | やや高 | 適 | 最適 | 最適 |
55v型 743㎜ | 適 | 適 | 最適 | やや低 |
VESAを使用したLZ2000で最適な視聴位置
テレビ本体裏側にあるVESAという4つのネジ穴を使用すれば、壁掛けやテレビスタンドを使用して最適な高さでテレビ視聴が可能となります。
LZ2000の場合、VESA位置が全てのサイズで下よりのため、実際に設置した際は画面センターがイメージより高い感じとなるでしょう。
VESAを利用してテレビを設置する際は、重量とVESAサイズが適合することが必要ですが、壁掛けセットやテレビスタンドの適合条件も合致しているか確認が重要です。
パナソニック4K有機ELビエラ「LZ2000」に最適なテレビスタンド情報はこちらをご覧下さい。
録画性能
視聴性能はリアルな見やすさだけではなく、後日視聴するための録画性能も無視できません。
視聴を司るチューナー数が多いLZ2000では、裏録や2番組同時録画が可能なので大容量の外付けHDDを導入し、視聴環境を整えることが肝要です。
特にパナソニックビエラの場合は動作が保証されない外付けHDDもあるため、動作適合した安全な外付けHDDで視聴環境を整えましょう。
ビエラに適合する電源レスのコンパクトHDDもおすすめです♪
LZ2000視聴環境・設置性の評価
評価:4.5
わしの家は広いから置き場所には困らないのだ。
評価:4.5
有機ELパネルの見やすさ向上の改善努力は、さすがのパナソニックビエラだわ。
評価:4.0
卓上スタンドが省スペースタイプだから設置性は評価できるね。でも、有機ELパネルの反射は無くならないよ。
価格が高いというイメージを抜きにすると、ビエラは一般家庭での視聴性も考慮したものづくり体制が垣間見れます。
- 明るい部屋で視聴することが多い人
- 広いリビングで視聴位置を動かすことが多い人
- ソファーに座って視聴することが多い人
\ LZ2000の総合評価はこちら /
\ 前モデルの情報はこちら /
[4K有機ELビエラハイグレードモデル]
LZ1800シリーズ|サイズ展開:65v・55v・48v|
LZ1800シリーズ視聴性能の工夫
ブラックフィルターで反射軽減
有機ELビエラLZ1800では、フラッグシップモデルのLZ2000同様にパナソニック独自のフィルターを採用し、映像美を維持したまま明るいリビングでも反射を抑える対策を施しています。
詳しくは、LZ2000での解説をご覧下さい。
自動画質調整で高輝度を活かす
LZ1800の有機ELパネルは、2021年モデルのフラッグシップ機だったJZ2000に搭載された高輝度パネルが採用されています。
高輝度のメリットを活かすため、オートAI画質技術を応用し、部屋の明るさやコンテンツに合わせ自動で画質を調整するため、有機ELの弱点である昼間の見にくさを自動で緩和します。
詳しくは、LZ2000での解説をご覧下さい。
卓上スタンドを使用したLZ1800で最適な視聴環境
卓上スタンド使用時のLZ1800シリーズのサイズ別(65v/55v/48v)寸法は上図の通り。
この寸法から割り出される最適な視聴高さとテレビ台に求められる重量を把握し、安全で健康に視聴可能なテレビ台を選定することが視聴性能の向上へ繋がります。
把握すべき重要な3つの数字を解説します。
❶ 床へ直置きした際の画面センター高さ
先ずはLZ1800に卓上スタンドを設置した場合の画面センター位置を把握します。
65v型 | 55v型 | 48v型 |
---|---|---|
478㎜ | 416㎜ | 372㎜ |
❷ 視聴体制による理想的なテレビ台の最大高さ
卓上スタンドを設置した際の画面センター位置から、視聴体制ごとに画面センター位置となるテレビ台の高さを明確にします。
テレビ視聴時は画面センター位置より目線が高い方が理想(最大500㎜上まで)なので、LZ1800の場合は下表の数字よりも低めのテレビ台を選定することが理想。
視聴体制 | 65v型 | 55v型 | 48v型 |
---|---|---|---|
床に 座る | 322㎜ | 384㎜ | 428㎜ |
低い ソファー | 522㎜ | 584㎜ | 628㎜ |
高い ソファー | 722㎜ | 784㎜ | 828㎜ |
ダイニング チェアー | 822㎜ | 884㎜ | 928㎜ |
❸ LZ1800サイズ別の重量
テレビ台を安全に使用するためには、テレビ台が耐えられる最大荷重を確認することが重要。
LZ1800の総重量(本体+卓上スタンド)の重さに対し、少なくとも5〜10kg以上耐荷重性能に余裕があるテレビ台を選びましょう。
65v型 | 55v型 | 48v型 |
---|---|---|
24.0kg | 21.0kg | 21.0kg |
LZ1800に最適なテレビ台の例
65v型から48v型までサイズに開きがあるLZ1800では、全てのサイズに適合するテレビ台を探すのは至難の業です。
最も頻度の多い視聴体制を把握し、最適な視聴環境が構築できるテレビ台を選択しましょう。
サイズ 中心高 | 床に 座る | 低 ソファー | 高 ソファー | ダイニング チェアー |
---|---|---|---|---|
65v型 796㎜ | 適 | 適 | 最適 | やや低 |
55v型 734㎜ | 適 | 適 | 最適 | やや低 |
48v型 690㎜ | 適 | 最適 | やや低 | 低 |
VESAを使用したLZ1800で最適な視聴位置
テレビ本体裏側にあるVESAという4つのネジ穴を使用すれば、壁掛けやテレビスタンドを使用して最適な高さでテレビ視聴が可能となります。
LZ1800の場合、65v型と55v型のVESA位置が下よりのため、実際に設置した際は画面センターがイメージより高い感じとなるでしょう。
一方で48v型はほぼセンターなので、イメージ通りの設置が可能です。
VESAを利用してテレビを設置する際は、重量とVESAサイズが適合することが必要ですが、壁掛けセットやテレビスタンドの適合条件も合致しているか確認が重要です。
パナソニック4K有機ELビエラ「LZ1800」に最適なテレビスタンド情報はこちらをご覧下さい。
録画性能
視聴性能はリアルな見やすさだけではなく、後日視聴するための録画性能も無視できません。
視聴を司るチューナー数が多いLZ1800では、裏録や2番組同時録画が可能なので大容量の外付けHDDを導入し、視聴環境を整えることが肝要です。
特にパナソニックビエラの場合は動作が保証されない外付けHDDもあるため、動作適合した安全な外付けHDDで視聴環境を整えましょう。
ビエラに適合する電源レスのコンパクトHDDもおすすめです♪
LZ1800視聴環境・設置性の評価
評価:4.0
視聴性能向上を図る施策は評価するが、やはり輝度面は上位機種の方が優秀なのだ。
評価:4.5
前モデルでは最高輝度のパネルだしLZ1800も高評価だわ。でも、スィーベルは欲しかったわ。
評価:3.0
省スペースタイプの卓上スタンドは設置がしやすいね。でも、有機ELなりの見やすさだと思う。
視聴性能をとっても、LZ1800は今期最強の有機ELテレビセカンドモデルではないでしょうか?
- 明るい部屋で視聴することが多い人
- 広いリビングの固定した場所で視聴することが多い人
- ソファーに座って視聴することが多い人
\ LZ1800の総合評価はこちら /
\ 前モデルの情報はこちら /
[4K有機ELビエラスタンダードモデル]
LZ1000シリーズ|サイズ展開:42v|
LZ1000シリーズ視聴性能の工夫
ブラックフィルターで反射軽減
有機ELビエラLZ1000では、フラッグシップモデルのLZ2000同様にパナソニック独自のフィルターを採用し、映像美を維持したまま明るいリビングでも反射を抑える対策を施しています。
詳しくは、LZ2000での解説をご覧下さい。
自動画質調整で高輝度を活かす
LZ1000でも高輝度のメリットを活かすため、オートAI画質技術を応用し、部屋の明るさやコンテンツに合わせ自動で画質を調整するため、有機ELの弱点である昼間の見にくさを自動で緩和します。
詳しくは、LZ2000での解説をご覧下さい。
卓上スタンドを使用したLZ1000で最適な視聴環境
卓上スタンド使用時のLZ1000シリーズの寸法は上図の通り。
この寸法から割り出される最適な視聴高さとテレビ台に求められる重量を把握し、安全で健康に視聴可能なテレビ台を選定することが視聴性能の向上へ繋がります。
把握すべき重要な3つの数字を解説します。
❶ 床へ直置きした際の画面センター高さ
先ずはLZ1000に卓上スタンドを設置した場合の画面センター位置を把握します。
42v型 |
---|
334㎜ |
❷ 視聴体制による理想的なテレビ台の最大高さ
卓上スタンドを設置した際の画面センター位置から、視聴体制ごとに画面センター位置となるテレビ台の高さを明確にします。
テレビ視聴時は画面センター位置より目線が高い方が理想(最大500㎜上まで)なので、LZ1000の場合は下表の数字よりも低めのテレビ台を選定することが理想。
視聴体制 | 42v型 |
---|---|
床に座る | 466㎜ |
低いソファー | 666㎜ |
高いソファー | 866㎜ |
ダイニングチェアー | 966㎜ |
❸ LZ1000サイズ別の重量
テレビ台を安全に使用するためには、テレビ台が耐えられる最大荷重を確認することが重要。
LZ1000の総重量(本体+卓上スタンド)の重さに対し、少なくとも5〜10kg以上耐荷重性能に余裕があるテレビ台を選びましょう。
42v型 |
---|
17.5kg |
LZ1000に最適なテレビ台の例
コンパクトサイズのLZ1000では高めのテレビ台が必要です。
最も頻度の多い視聴体制を把握し、最適な視聴環境が構築できるテレビ台を選択しましょう。
サイズ 中心高 | 床に 座る | 低 ソファー | 高 ソファー | ダイニング チェアー |
---|---|---|---|---|
42v型 652〜 772㎜ | 適 | 最適 | 最適 | 低 |
VESAを使用したLZ1000で最適な視聴位置
テレビ本体裏側にあるVESAという4つのネジ穴を使用すれば、壁掛けやテレビスタンドを使用して最適な高さでテレビ視聴が可能となります。
LZ1000の場合、VESA位置がやや下よりのため、実際に設置した際は画面センターがイメージより少し高い感じとなるでしょう。
VESAを利用してテレビを設置する際は、重量とVESAサイズが適合することが必要ですが、壁掛けセットやテレビスタンドの適合条件も合致しているか確認が重要です。
パナソニック4K有機ELビエラ「LZ1000」に最適なテレビスタンド情報はこちらをご覧下さい。
録画性能
視聴性能はリアルな見やすさだけではなく、後日視聴するための録画性能も無視できません。
視聴を司るチューナー数が多いLZ1800では、裏録や2番組同時録画が可能なので大容量の外付けHDDを導入し、視聴環境を整えることが肝要です。
特にパナソニックビエラの場合は動作が保証されない外付けHDDもあるため、動作適合した安全な外付けHDDで視聴環境を整えましょう。
ビエラに適合する電源レスのコンパクトHDDもおすすめです♪
LZ1000視聴環境・設置性の評価
評価:4.0
画面が小さい分、問題も少ないのだ。
評価:4.5
スィーベルは無いけど反射対策もあるしいい感じだわ。
評価:3.0
省スペースタイプの卓上スタンドは設置がしやすいね。コンパクトだから見やすいんじゃない。
有機ELテレビの視聴性を阻害する要因の一つに反射がありますが、画面が小さい分影響は少ないでしょう。
- コンパクトな部屋で視聴することが多い人
- 床に座って視聴することが多い人
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[4K液晶ビエラハイエンドモデル]
LX950シリーズ|サイズ展開:75v・65v・55v|
LX950シリーズ視聴性能の工夫
高輝度液晶パネルと自動画質調整で完璧を目指す
LX950の液晶パネルは、独自設計・自社組立の高輝度液晶パネルが採用されており、元々明るい部屋でも強い液晶テレビの見やすさに磨きがかかっています。
更に、オートAI画質技術を応用し、部屋の明るさやコンテンツに合わせ自動で画質を調整するため、あらゆる環境下で視聴環境を最適化します。
卓上スタンドを使用したLX950で最適な視聴環境
卓上スタンド使用時のLX950シリーズのサイズ別(75v/65v/55v)寸法は上図の通り。
この寸法から割り出される最適な視聴高さとテレビ台に求められる重量を把握し、安全で健康に視聴可能なテレビ台を選定することが視聴性能の向上へ繋がります。
把握すべき重要な3つの数字を解説します。
❶ 床へ直置きした際の画面センター高さ
先ずはLX950に卓上スタンドを設置した場合の画面センター位置を把握します。
75v型 | 65v型 | 55v型 |
---|---|---|
565㎜ | 478㎜ | 416㎜ |
❷ 視聴体制による理想的なテレビ台の最大高さ
卓上スタンドを設置した際の画面センター位置から、視聴体制ごとに画面センター位置となるテレビ台の高さを明確にします。
テレビ視聴時は画面センター位置より目線が高い方が理想(最大500㎜上まで)なので、LX950の場合は下表の数字よりも低めのテレビ台を選定することが理想。
視聴体制 | 75v型 | 65v型 | 55v型 |
---|---|---|---|
床に 座る | 235㎜ | 322㎜ | 384㎜ |
低い ソファー | 435㎜ | 522㎜ | 584㎜ |
高い ソファー | 635㎜ | 722㎜ | 784㎜ |
ダイニング チェアー | 735㎜ | 822㎜ | 884㎜ |
❸ LX950サイズ別の重量
テレビ台を安全に使用するためには、テレビ台が耐えられる最大荷重を確認することが重要。
LX950の総重量(本体+卓上スタンド)の重さに対し、少なくとも5〜10kg以上耐荷重性能に余裕があるテレビ台を選びましょう。
75v型 | 65v型 | 55v型 |
---|---|---|
52.5kg | 32.5kg | 22.5kg |
LX950に最適なテレビ台の例
LX950はフラッグシップ有機ELテレビ並みの重量が最大のネックです。
視聴性が最適である高さのテレビ台を選ぶことはもちろんですが、耐荷重についても最適なテレビ台を選びましょう。
サイズ 中心高 | 床に 座る | 低 ソファー | 高 ソファー | ダイニング チェアー |
---|---|---|---|---|
75v型 865㎜ | やや高 | 適 | 最適 | 最適 |
65v型 778㎜ | 適 | 適 | 最適 | やや低 |
55v型 714㎜ | 適 | 適 | 最適 | やや低 |
VESAを使用したLX950で最適な視聴位置
テレビ本体裏側にあるVESAという4つのネジ穴を使用すれば、壁掛けやテレビスタンドを使用して最適な高さでテレビ視聴が可能となります。
LX950の場合、全てのサイズでVESA位置が下よりのため、実際に設置した際は画面センターがイメージより高い感じとなるでしょう。
VESAを利用してテレビを設置する際は、重量とVESAサイズが適合することが必要ですが、壁掛けセットやテレビスタンドの適合条件も合致しているか確認が重要です。
パナソニック4K液晶ビエラ「LX950」に最適なテレビスタンド情報はこちらをご覧下さい。
録画性能
視聴性能はリアルな見やすさだけではなく、後日視聴するための録画性能も無視できません。
視聴を司るチューナー数が多いLX950では、裏録や2番組同時録画が可能なので大容量の外付けHDDを導入し、視聴環境を整えることが肝要です。
特にパナソニックビエラの場合は動作が保証されない外付けHDDもあるため、動作適合した安全な外付けHDDで視聴環境を整えましょう。
ビエラに適合する電源レスのコンパクトHDDもおすすめです♪
LX950視聴環境・設置性の評価
評価:4.0
明るい環境では液晶の優位性を評価するが、映像美はやはり有機ELの方がわしは好きなのだ。
評価:4.0
特に目新しい技術は無いけど、パネルの輝度はクラス最強だとわたしは感じるわ。
評価:4.0
省スペースタイプの卓上スタンドは良いけど、重量的にはマイナスなんだよね。
高輝度のパネル、省スペース卓上スタンドなど、視聴性能レベルが高い一方、重量もメガトン級です。
- 明るい部屋で視聴することが多い人
- 広いリビングの固定した場所で視聴することが多い人
- ソファーに座って視聴することが多い人
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[4K液晶ビエラハイグレードモデル]
LX900シリーズ|サイズ展開:49v・43v|
LX900シリーズ視聴性能の工夫
高輝度液晶パネルと自動画質調整で完璧を目指す
LX900の液晶パネルは、49v型にはIPS方式、43v型はVA方式の高輝度の液晶パネルが採用されており、明るい部屋でも見やすい液晶テレビに仕上がっています。
更に、オートAI画質技術を応用し、部屋の明るさやコンテンツに合わせ自動で画質を調整するため、あらゆる環境下で視聴環境を最適化します。
卓上スタンドを使用したLX900で最適な視聴環境
卓上スタンド使用時のLX900シリーズのサイズ別(49v/43v)寸法は上図の通り。
この寸法から割り出される最適な視聴高さとテレビ台に求められる重量を把握し、安全で健康に視聴可能なテレビ台を選定することが視聴性能の向上へ繋がります。
把握すべき重要な3つの数字を解説します。
❶ 床へ直置きした際の画面センター高さ
先ずはLX900に卓上スタンドを設置した場合の画面センター位置を把握します。
49v型 | 43v型 |
---|---|
376㎜ | 340㎜ |
❷ 視聴体制による理想的なテレビ台の最大高さ
卓上スタンドを設置した際の画面センター位置から、視聴体制ごとに画面センター位置となるテレビ台の高さを明確にします。
テレビ視聴時は画面センター位置より目線が高い方が理想(最大500㎜上まで)なので、LX900の場合は下表の数字よりも低めのテレビ台を選定することが理想。
視聴体制 | 49v型 | 43v型 |
---|---|---|
床に 座る | 424㎜ | 460㎜ |
低い ソファー | 624㎜ | 660㎜ |
高い ソファー | 824㎜ | 860㎜ |
ダイニング チェアー | 924㎜ | 960㎜ |
❸ LX900サイズ別の重量
テレビ台を安全に使用するためには、テレビ台が耐えられる最大荷重を確認することが重要。
LX900の総重量(本体+卓上スタンド)の重さに対し、少なくとも5〜10kg以上耐荷重性能に余裕があるテレビ台を選びましょう。
49v型 | 43v型 |
---|---|
19.0kg | 16.0kg |
LX900に最適なテレビ台の例
LX900は小型サイズなので少し背の高いテレビ台で最適な視聴高さを構築できます。
耐荷重性能30kg、高さ調整可能なテレビ台が最適でしょう。
サイズ 中心高 | 床に 座る | 低 ソファー | 高 ソファー | ダイニング チェアー |
---|---|---|---|---|
49v型 694〜 814㎜ | 適 | 最適 | 最適 | 最適 |
43v型 658〜 778㎜ | 適 | 最適 | 最適 | やや低 |
VESAを使用したLX900で最適な視聴位置
テレビ本体裏側にあるVESAという4つのネジ穴を使用すれば、壁掛けやテレビスタンドを使用して最適な高さでテレビ視聴が可能となります。
VESAを利用してテレビを設置する際は、重量とVESAサイズが適合することが必要ですが、壁掛けセットやテレビスタンドの適合条件も合致しているか確認が重要です。
パナソニック4K液晶ビエラ「LX900」に最適なテレビスタンド情報はこちらをご覧下さい。
録画性能
視聴性能はリアルな見やすさだけではなく、後日視聴するための録画性能も無視できません。
視聴を司るチューナー数が多いLX900では、裏録や2番組同時録画が可能なので大容量の外付けHDDを導入し、視聴環境を整えることが肝要です。
特にパナソニックビエラの場合は動作が保証されない外付けHDDもあるため、動作適合した安全な外付けHDDで視聴環境を整えましょう。
ビエラに適合する電源レスのコンパクトHDDもおすすめです♪
LX900視聴環境・設置性の評価
評価:3.0
このサイズの液晶テレビは全く興味が無いのだ。
評価:4.0
サイズ的にどこでも置けて、狭い部屋なら視聴性も問題無いわ。
評価:4.0
省スペースタイプの卓上スタンドだし、重量も軽いからいいね。43v型はVAパネルだから横からの視聴には注意だ。
小型サイズでハイスペックが売りのLX900なので、置き場や視聴性は普通に問題ないでしょう。
- 小ぶりの明るい部屋で視聴することが多い人
- 視聴体制が混在するところで使用する人
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[4K液晶ビエラエントリーモデル]
LX800シリーズ|サイズ展開:75v・65v・55v・50v・43v|
LX800シリーズ視聴性能の工夫
オートAI画質
LX800はエントリーモデルなので液晶パネルの輝度はハイスペック機に及びません。
しかし、上位モデルにも採用されているオートAI画質によって、部屋の明るさに合わせ視聴環境を最適化します。
卓上スタンドを使用したLX800で最適な視聴環境
卓上スタンド使用時のLX800シリーズのサイズ別(75v/65v/55v/50v/43v)寸法は上図の通り。
この寸法から割り出される最適な視聴高さとテレビ台に求められる重量を把握し、安全で健康に視聴可能なテレビ台を選定することが視聴性能の向上へ繋がります。
把握すべき重要な3つの数字を解説します。
❶ 床へ直置きした際の画面センター高さ
先ずはLX800に卓上スタンドを設置した場合の画面センター位置を把握します。
75v型 | 65v型 | 55v型 | 50v型 | 43v型 |
---|---|---|---|---|
561㎜ | 498㎜ | 438㎜ | 401㎜ | 342㎜ |
❷ 視聴体制による理想的なテレビ台の最大高さ
卓上スタンドを設置した際の画面センター位置から、視聴体制ごとに画面センター位置となるテレビ台の高さを明確にします。
テレビ視聴時は画面センター位置より目線が高い方が理想(最大500㎜上まで)なので、LX800の場合は下表の数字よりも低めのテレビ台を選定することが理想。
視聴体制 | 75v型 | 65v型 | 55v型 | 50v型 | 43v型 |
---|---|---|---|---|---|
床に 座る | 239㎜ | 302㎜ | 362㎜ | 399㎜ | 458㎜ |
低い ソファー | 439㎜ | 502㎜ | 562㎜ | 599㎜ | 658㎜ |
高い ソファー | 639㎜ | 702㎜ | 762㎜ | 799㎜ | 858㎜ |
ダイニング チェアー | 739㎜ | 802㎜ | 862㎜ | 899㎜ | 958㎜ |
❸ LX800サイズ別の重量
テレビ台を安全に使用するためには、テレビ台が耐えられる最大荷重を確認することが重要。
LX800の総重量(本体+卓上スタンド)の重さに対し、少なくとも5〜10kg以上耐荷重性能に余裕があるテレビ台を選びましょう。
75v型 | 65v型 | 55v型 | 50v型 | 43v型 |
---|---|---|---|---|
32.0kg | 21.5kg | 16.0kg | 11.5kg | 9.0kg |
LX800に最適なテレビ台の例
LX800はサイズバリエーションが豊富なので、サイズと重量によって最適な視聴高さが構築できるテレビ台を選びましょう。
75v/65vに最適なテレビ台
サイズ 中心高 | 床に 座る | 低 ソファー | 高 ソファー | ダイニング チェアー |
---|---|---|---|---|
75v型 879㎜ | やや高 | 適 | 最適 | 最適 |
65v型 816㎜ | やや高 | 適 | 最適 | 最適 |
55v/50v/43vに最適なテレビ台
サイズ 中心高 | 床に 座る | 低 ソファー | 高 ソファー | ダイニング チェアー |
---|---|---|---|---|
55v型 756〜 873㎜ | 適 | 適 | 最適 | 最適 |
50v型 719〜 839㎜ | 適 | 適 | 最適 | 最適 |
43v型 660〜 780㎜ | 適 | 最適 | 最適 | やや低 |
VESAを使用したLX800で最適な視聴位置
テレビ本体裏側にあるVESAという4つのネジ穴を使用すれば、壁掛けやテレビスタンドを使用して最適な高さでテレビ視聴が可能となります。
VESAを利用してテレビを設置する際は、重量とVESAサイズが適合することが必要ですが、壁掛けセットやテレビスタンドの適合条件も合致しているか確認が重要です。
パナソニック4K液晶ビエラ「LX800」に最適なテレビスタンド情報はこちらをご覧下さい。
録画性能
視聴性能はリアルな見やすさだけではなく、後日視聴するための録画性能も無視できません。
2チューナーのLX800は上位機種に劣りますが、裏録が可能なので大容量の外付けHDDを導入し、視聴環境を整えることが肝要です。
特にパナソニックビエラの場合は動作が保証されない外付けHDDもあるため、動作適合した安全な外付けHDDで視聴環境を整えましょう。
ビエラに適合する電源レスのコンパクトHDDもおすすめです♪
LX800視聴環境・設置性の評価
評価:3.0
エントリーモデルの液晶テレビはこんなものなのだ。
評価:3.0
このクラスになると流石に上位モデルより画面が暗く感じるけど、普通の家なら十分な明るさよ。
評価:2.0
卓上スタンドがワイドなんで置き場所を選ぶ機種だね。
サイズバリエーションの豊富さが売りのLX800ですが、やはりクラス並みの内容といった感じです。
- 光の影響を受けにくい部屋で視聴することが多い人
- テレビ本体の幅と同じサイズ以上のテレビ台が用意できる人
\ LX800の総合評価はこちら /
\ 前モデルの情報はこちら /
視聴環境・設置性の評価まとめ2022年モデルパナソニック・ビエラ
評価モデル | |||
---|---|---|---|
LZ2000 | 4.5 | 4.5 | 4.5 |
LZ1800 | 4.0 | 4.5 | 3.0 |
LZ1000 | 4.0 | 4.5 | 3.0 |
LX950 | 4.0 | 4.0 | 4.0 |
LX900 | 3.0 | 4.0 | 4.0 |
LX800 | 3.0 | 3.0 | 2.0 |
この記事では2022年発売のパナソニック・ビエラの視聴性と設置性ついて評価を行いました。
また、最適な視聴環境を構築する際に必要な知識と、最適なテレビの置き方についても情報を発信しています。
高機能で高価なビエラを選んでも、そのテレビに適した視聴環境を整えないとせっかくの機能も無駄になってしまいます。
見落としがちな視聴環境についても購入の検討材料とすることをおすすめします。
良い買い物をして下さい♪