4K有機ELテレビ パナソニックビエラ HZ1000 ①セールスポイントの評価

では、各人の趣向を踏まえてこの製品を評価して行きましょう♪

高画質技術の進化は非常に評価しづらい部分です。ズバリ「高画質プロッセッサー」が変わったなど、物理的な変化があれば分かり易いのですが、メーカー内のチューニングだけで色合いに変化が生じるレベルだと判断が付きません。

一般の消費者がカタログを見ても分かり難いですね。技術名称はほぼ同じです。さりとて、有機ELの弱点を補うチューニングは施しているので、実際に視聴すると輝度がアップしたように感じます。一方、明確な進化がHDR規格の「Dolby Vision IQ」に対応したことです。

なお、輝度アップについては数値が公表されていないので「感覚」です。しかし、感覚的に明るい原因は前モデルより「年間消費電力量」が増加したことで何となく想像がつくかも？

ハード的にはほぼ違いは無いけど、蓄積したデータから最適な画質へ進化したと思えば間違い無いでしょう。

前モデルのGZ1000からドルビーアトモスは対応しています。しかし、依然セールスポイントには変わりないでしょう。

スピーカーについては「③の機能評価」でじっくりと評価しようと思っていました。スピーカー構成、出力に大きな変化があり、プラスにもマイナスにも取れるからです。

その通りです。貧弱な構成であることは間違いないのですが、完全に前モデルより悪いかどうかは好みが分かれるところなんです。

音に不満があればシアターバーを設置すれば良いでしょう。「③の機能」で解説しますが、HZ1000はHDMIが「eARC」へ進化しています。
では、ドルビーアトモスだけの評価をお願いします。

パナソニックの転倒防止スタンドについては、4K液晶テレビGX855でも採用されていた技術です。小さなお子さんが居る世帯では重宝するでしょう。

そうとも言えません。以前採用されていた4K液晶テレビGX855は一応ハイエンド機です。確かにデザイン性は好みが分かれますが、ぜひ安全性を優先して下さい。また、スイーベルと言う首ふり機能も付くので広いリビングでは使いやすいですよ。

首振りがあれば録画用の外付けハードディスクやゲーム機も楽に配線できますよ。でも、録画用外付けハードディスクはHZ1000に適合した信頼のある製品を選びましょう。

適合が明確な安心のハードディスクを選びましょう。
では、転倒防止スタンド＆スイーベル（首ふり）機能の評価をお願いします。

HZ1000は前モデルのGZ1000同様に「65型（インチ）」と「55型（インチ）」のツーサイズバリエーションです。

55型も65型も人気のあるサイズなので、テレビを設置する際のテレビ台やテレビスタンドの選択には困らないでしょう。
視聴環境作り（置き場所）は以下を参考に進めて下さい♪

HZ1000に最適なおすすめのテレビスタンドも探せます♪

では、これまで確認した有機ELビエラ HZ1000のセールスポイントについて総合評価を行ってもらいましょう。

映像、音響に目新しさは無いものの最適化はされています。また、ユーザー視点の改善はこだわり派さん以外では高評価でした。引続き設置スペースなどの「視聴環境」について評価を行いましょう。以下のリンクから移動して下さい。