4K有機ELテレビ ソニー ブラビア A8G ②最適な視聴環境を整える

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A8G IC 2

 

Sony BRAVIA 有機ELテレビ A8Gシリーズの徹底評価。

  1. 4K有機ELテレビ ソニー ブラビア A8G ①セールスポイントの評価
  2. 4K有機ELテレビ ソニー ブラビア A8G ②最適な視聴環境を整える
  3. 4K有機ELテレビ ソニー ブラビア A8G ③機能はおすすめ評価できるか?
  4. 4K有機ELテレビ ソニー ブラビア A8G ④総合評価と買い時を解説

今回は、第2回「A8Gに合う視聴環境」の点から評価を行います。

登場人物

価格よりも機能を重視

こだわり派

こだわり派

価格がいくら高くても、こだわりの機能には絶対に妥協をしないのだ。

機能と価格のバランスを重視

リーズナブル派

リーズナブル派

自分の生活にマッチした買い物に拘り、価格に見合わない製品は絶対に購入しないわ。

機能そこそこで価格を重視

コスト重視派

コスト重視派

価格が安ければ多少機能が劣っても構わない。一般家庭でハイスペックは不要だね。

えだまめくん

では、各人の趣向を踏まえてこの製品を評価して行きましょう♪

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4K有機ELテレビ ソニーブラビア A8G おすすめの「視聴環境」

BRAVIA A8G は上位機種のBRAVIA A9Gと同様に、カタログスペックにパネルの映り込み対策を謳っていません。

また、A9Gと大きく違うのが「4K高画質プロッセッサー」の質。

画面の映り込みが起こる主な原因は次の通り。

MEMO
  • パネル表面が「グレア(ピカピカしてる)」
  • 黒と白がくっきりと映る(ハイコントラスト)
  • 画面輝度が低く暗くなる

簡単に言うとこんな感じで、1番と2番は有機ELとの特性を活かし、より美しい映像を作り出すために必須の内容。

そして3番に関しては残念ながら有機ELの仕様と言うべき特性で、この問題を解決するために「4K高画質プロッセッサー」の質が求められます。

BRAVIA A8Gについてはパネル反射対策だけではなく、輝度の面についても、視聴環境を慎重に見極めることもお忘れなく。

なお、反射問題については実機を確認した範囲では、他社の有機ELテレビと同等か、若干映り込みが気になる程度(あくまでも主観です)。

昼間のリビングで使用することが多い場合は、輝度と合わせてしっかりと自分の眼で確かめて下さい。

ポイント
  • パネルの寿命が短い
  • 消費電力が大きい
  • パネルが焼き付く
  • 昼間のリビングでは見難い
  • 値段が高い(投資対効果が低い)

有機ELテレビの弱点を克服した?とは言い切れないポイントですね。

テレビサイズの選び方

Sony BRAVIA A8Gシリーズのサイズバリエーションは55型、65型の二つです。

残念ながらSonyの有機ELテレビシリーズで「77型」は上位機種のA9Gのみ。

A8Gは他社同様のツーバリエーションでの販売となります。

購入サイズの選択方法は、4K映像を見るかHD映像を見るかソースによって異なってくることを念頭に置き、以下をご一読下さい。

視聴距離4KフルHD
200cm
(6畳)
100型
(インチ)
52型
(インチ)
350cm
(8畳)
190型
(インチ)
94型
(インチ)

一般的に・・・

ポイント
  • 地デジ放送メインの狭い部屋であれば「55型」で十分
  • それ以外の場合は「65型」がおすすめ(予算次第)
  • 4Kソースの視聴を中心に捉えるなら77型も視野で検討できる
コスト重視派

地デジ中心の視聴か、4K映像のソースを中心に視聴するかが選択のカギ。最も、65型は一気に価格が上がるので「予算」も重要ですね。

こだわり派

65型では小さくて不満なのだ・・・。

視聴距離と画面サイズの記事はこちらから‼

パネルの大きさと反射対策の評価

評価:3.0

こだわり派

A9Gの77型が気になるのだ。でも、A8Gの大きさは他社同様なので、一応普通の評価なのだ。

評価:3.0

リーズナブル派

4K高画質プロッセッサーの影響ってどれくらいあるのかしら?正直、素人目には分かりづらいので、A9Gと同じ評価にするわね。Panasonicと比較したらマイナス1点だわ。

評価:3.0

コスト重視派

結局パネルの光沢を取れば有機ELの良さも半減するので、この辺りはどのメーカーも悩ましいはず。故に大差はないね。

4K有機ELテレビ ソニーブラビア A8G おすすめの「設置スペース」

Sony BRAVIA A8G を設置する際に必要となる理想的なスペースを解説します。

バリエーションは二つですが、A9Gより更に軽くなることは想像できますね。

KJ-55A8G(55型)

size KJ-55A8G

A8G 55型(インチ)の重量

総重量本体のみ卓上スタンドのみ
19.8㎏17.6㎏2.2㎏

A8G 55型(インチ) テレビ本体の必要スペース

理想的な
横幅
理想的な
縦幅
理想的な
奥行き
1,250㎜
(125㎝)
800㎜
(80㎝)
350㎜
(35㎝)

A8G 55型(インチ) テレビ台のサイズ

理想的な
横幅
理想的な
縦幅
理想的な
奥行
耐荷重
1,800㎜
以上
(180㎝)
360~450㎜
(36~45㎝)
400㎜
以上
(40㎝)
25㎏以上

KJ-65A8G(65型)

size KJ-65A8G

A8G 65型(インチ)の重量

総重量本体のみ卓上スタンドのみ
22.5㎏20.3㎏2.2㎏

A8G 65型(インチ) テレビ本体の必要スペース

理想的な
横幅
理想的な
縦幅
理想的な
奥行き
1,500㎜
(150㎝)
900㎜
(90㎝)
350㎜
(35㎝)

A8G 65型(インチ) テレビ台のサイズ

理想的な
横幅
理想的な
縦幅
理想的な
奥行き
耐荷重
2,700㎜
以上
(270㎝)
360~450㎜
(36~45㎝)
400㎜
以上
(40㎝)
30㎏以上

A8Gを理想的な高さで視聴できるテレビ台

ここでは、ブラビアA8Gを最適な高さに関する理由と、理想的な高さで視聴するためのテレビ台の高さに言及します。

サイズ別理想的なテレビスタンド高さイメージ

上図は、一般家庭でテレビを視聴するパターン別に、テレビサイズ毎に目線の高さをイメージした内容です。

視点の高さから左下の様にテレビ台やテレビスタンドの数値を算出していますが、基本は座椅子の高さを目線の中心線に置けば大抵のパターンに当てはまるのが分かるでしょう。

この図を参考に、ブラビアA8Gにマッチする理想的な視聴高さを探ります。

基本仕様を元に、Sony BRAVIA A8G を実際に設置する際の注意点をまとめます。

A8Gは卓上スタンドの形状に面白い工夫が隠れていますよ。

パネルのデザイン性とひと工夫ある「卓上スタンド」

卓上テレビスタンドの高さは標準よりやや低め
えだまめくん

寸法図から読み取れるクリアランスは約20~21mmです。デザイン性の高い有機ELテレビの中では比較的広いですが、それでもテレビ全体的で見ればクリアランスは狭い方になります。視聴位置には十分注意しましょう。

リーズナブル派

上位機種のA9G同様にA8Gも画面(パネル)が少し斜めになっているわね。この製品も目線が低い分、角度を使って視野を確保しているでしょ?スラント設計よね?

えだまめくん

クリアランスの少ないデザイン性が高い卓上スタンドは、見やすさを考慮し画面を約2~3度傾斜させているのはA9Gで既出ですね。

A8Gの卓上スタンドも軽いとは言えません
えだまめくん

A8Gの卓上スタンドは55型、65型共に2.2kgです。前面に出っ張っている分軽めですが、有機ELテレビの場合は高級感を出すために金属を使用したりしますので、液晶テレビの廉価版よりは重いですね。

コスト重視派

U字型の特徴ある形だね。

えだまめくん

良い所に気が付きました!実はこの卓上スタンド、反対方向にしても構わないのです。以下の写真のように拡張する際に非常に便利。

A8G-4
こだわり派

おーっ!評判のソニー純正のサウンドバーHT-X8500がピッタリくっつくのだ。まるでPanasonic GZ1800のようなのだ。

えだまめくん

パネルを上げて設置できるので、画面が重なることなくシアターバーを設置できます。なかなか面白い工夫ですね。

リーズナブル派

Sonyの有機ELテレビ2種を見る限り、一般家庭への設置に関しては特に気を遣うところもなく、よく考えられているわ。さすがね。

ポイント

ブラビアA8Gとテレビスタンドの相性

テレビスタンドとの相性が良いA8G
えだまめくん

他社の有機ELテレビと比較しても軽量な部類のA8Gは、もちろんテレビスタンドとの相性は抜群です。メーカーが設置対応を検証済であることを必ず確認してから設置して下さい。

リーズナブル派

どんなテレビスタンドを選べばいいの?

えだまめくん

はい、詳しい内容はA8G専用のページがあるので、以下のリンクから確認して下さい。

失敗しない「テレビスタンド」の選び方~7つの重要ポイントを解説

BRAVIAの純正テレビスタンドもありますが・・・
えだまめくん

A9Gの記事でも紹介した、BRAVIAは壁に穴を開けることなく設置できる壁寄せタイプのテレビスタンドも用意されています。

A9G-8
こだわり派

高級感があるし、家の壁に穴を開けないのが良いのだ。

えだまめくん

10万円以上するカデンツァ製のオリジナルAVラックなので高級感はバッチリです。ソニーストアで販売されているので、気になる方は調べてみましょう。

ブラビアA8G とテレビ台の相性

軽いけど耐荷重性には注意!
えだまめくん

BRAVIA A8Gは65型でも22.5kgと、有機ELテレビでは最軽量。ハイエンドの液晶テレビよりも軽いのです。有機ELパネルの軽さを活かした珍しい製品ですね。耐荷重性は30kg以上あれば大丈夫なので、選択肢は結構広いです。

リーズナブル派

耐荷重性の高いテレビ台は高級なものが多いので助かるわ。

えだまめくん

参考までに比較的リーズナブルなテレビ台を紹介しています。

コスト優先で選択するなら(最大65型)

  • 高さ28.2㎝でほぼ全サイズで最適な視聴高さを実現可能
  • 人気商品なのでクチコミ多数
  • 高級感が薄い

高さ調整可能で安心の朝日木材加工(最大65型)

  • 31.8㎝と43.8㎝の2つの高さが選べほぼ全サイズで最適な視聴高さを実現可能
  • 一部の色をおしゃれに変えられる
  • 耐荷重に注意

最大77型まで対応可能な朝日木材加工のローボード

  • 高さ31.8㎝でほぼ全サイズで最適な視聴高さを実現可能
  • サイズは幅80㎝から177㎝まで6バリエーション
  • 組立必要
コスト重視派

ブラウン管テレビ用の台を流用する際はこちらを注意!

注意‼︎

  • 卓上テレビスタンドの脚がきちんと設置出来ること
  • 転倒防止対策が行えること

ソニーブラビアA8G 設置スペースの最終評価

えだまめくん

それでは、BRAVIA A8G の設置スペースに関して最終評価を行って下さい。

テレビの設置環境の評価

評価:5.0

こだわり派

有機ELパネルが軽いっていうことを忘れてたのだ。機能が沢山で重い機種ばかりだと却って新鮮に映るのだ。

評価:4.0

リーズナブル派

有機ELテレビで重さを気にしないって最高ね。卓上スタンドも工夫があって設置スペースだけを見れば高評価だわ。

評価:3.0

コスト重視派

4Kチューナーって重いのか?軽い理由はそれだけじゃ無いだろうが、「有機EL=高級」っていう図式もそろそろ飽きてきたから良いんじゃない。

テレビ台、テレビスタンド選びは「おしゃれでおすすめなテレビ台選びで最も重要な基礎知識を忘れていませんか?」で書いた通り耐荷重性能が重要です。

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4K有機ELテレビBRAVIA A8Gの「視聴環境」総合評価

えだまめくん

では、これまで確認したSony BRAVIA A8Gの視聴環境について総合評価を行ってもらいましょう。

視聴環境の総合評価

評価:4.0

こだわり派

輝度と反射対策はかなり評価が下がるが、設置スペース的にはほぼ満点なのだ。故に4点なのだ。

評価:3.5

リーズナブル派

有機ELの場合、映り込みはある程度許容。卓上スタンドの工夫でプラス0.5点ね。

評価:3.0

コスト重視派

このクラスになると普通の液晶テレビ並にやっと扱えるね。反射は知らんけど。

えだまめくん

トータル的には他社と同じ水準の評価。しかし、最軽量というところは気にする人には気になるところ。次は大きく評価が下がりそうな「機能」について評価します。以下のリンクから移動して下さい。

 

 

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