この記事では、パナソニックの4K液晶テレビであるビエラJX950の実機確認後の評価と買い時価格について、前モデルHX950との違いを比較することで分かりやすくレビューします。
テレビ選びでこんな疑問や悩みがありませんか?
- メーカー別の特徴(セールスポイント)が分かりにくい
- 自宅に設置可能なサイズで見やすいテレビが知りたい
- 欲しい機能やスペックの調査と比較が面倒
- 省エネ性能が高い頑丈なテレビはどれ?
- 旧モデルとの違いは?
- 購入したいけど最適な価格が分からない
そんなテレビ選びの疑問を解決します!
ここでは、パナソニック4K液晶ビエラ「JX950」の価格データが出揃い、実機もじっくり確認してきたので疑問と悩みを解決するレビューを行います!
今期は4機種展開のビエラですが、今回レビュー対象のJX950は一番上のハイエンドモデル。
有機ELフラッグシップ機同様に「独自構造・自社組み立てのプレミアム液晶ディスプレイ」が特徴の液晶最高峰のモデルですが、果たして実際に視聴すると違いが感じられるのか?
4K液晶ビエラ2021-2022モデルの違いは「【パナソニック4K液晶ビエラ】JX950・JX900・JX850・JX750シリーズ4機種の違いを解説」で確認して下さい。
それでは、JX950の購入価格目安と実機の感想を中心に「【VIERA JX950 レビュー】買い時価格と機能/HX950との違いを5つの視点で評価」について書きます。
【この記事で解決する疑問と悩み】
- JX950の機能全貌と評価結果
- JX950の価格推移と買い時価格
- JX950とHX950価格推移の違い
- JX950とHX950機能の違い
長年製造業に従事し豊富な知見を活かした分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
価格よりも機能を重視
こだわり派
価格がいくら高くても、こだわりの機能には絶対に妥協をしないのだ。
機能と価格のバランスを重視
リーズナブル派
自分の生活にマッチした買い物に拘り、価格に見合わない製品は絶対に購入しないわ。
機能そこそこで価格を重視
コスト重視派
価格が安ければ多少機能が劣っても構わない。一般家庭でハイスペックは不要だね。
JX950 総合評価(結論)
■JX950 総合評価結果
評価項目 | |||
---|---|---|---|
価格 | 4.0 | 2.5 | 2.5 |
セールスポイント | 3.0 | 4.0 | 4.0 |
視聴環境・設置 | 3.0 | 4.0 | 4.0 |
全機能 | 3.0 | 4.0 | 4.0 |
省エネ・寿命 | 3.0 | 4.0 | 4.0 |
総合評価 | 3.2 | 3.7 | 3.7 |
結論から言って、ビエラJX950は前モデルのHX950の進化が大きかった分、第一印象はマイナーチェンジの色合いです。
とは言え、地味ながら内部は大きくスペックアップしており、「独自構造・自社組み立てのプレミアム液晶ディスプレイ」の集大成の機種というイメージ。
そんなJX950と前モデルHX950との違いを中心に比較して行きましょう。
- 全部入りの4K液晶テレビにこだわりたい
- 前モデルHX950と同時期価格の差は妥当か?
- 有機ELフラッグシップ機との機能違いに納得する
- 大型サイズを探している
JX950を求める購買層は贅沢な機能に期待しているはずです。
パナソニック4Kビエラシリーズの上位モデルはパネルとスピーカー構成で下位モデルと大きく差をつけています。高級志向のユーザがターゲットでしょう。
全部入りのハイエンドモデルは、機能の進化状況で前モデルとの価格差を判断したいわね。
対価に見合うテレビか見極めよう。
\ メリット・デメリット /
■JX950が優れる点⤴︎
- プレミアム液晶ディスプレイ
- 75型の大型サイズが選択可能
- オートAIによる高画質と高音質
- イネーブルドスピーカーによる物理的立体音声
- ステレオ音声の立体音響変換
- 最新のゲームモード
■JX950が劣る点⤵︎
- 55型未満のサイズ展開が無い
- 省エネ性能に進化なし
- 価格が高い
機能の優劣と金額の差に整合性を見出して選択して下さい。新機能であっても「不要」なら削除して考えることがポイントです。
では、細かく機能を解説します。
他社の液晶テレビは以下のバナーリンクからチェックして下さい。
評価①|JX950の価格評価と買い時
パナソニック4K液晶ビエラ JX950の価格について最も重要なポイントは、旧モデルHX950の同時期価格とどれだけの差があるかということ。
JX950が旧モデルHX950のマイナーチェンジなら、製造コストダウンを含め、同レベルの価格か下回ることが理想だと言えます。
JX950の購入を検討する場合、この点を理解して妥協価格を探ると安心です。
評価:4.0
液晶は最上位機種でも安くていいのだ。
評価:2.5
前モデルと比較すると明らかに割高だわ。
評価:2.5
なんか過大評価されてるのかな?それともサプライチェーンの関係?ちょっと高いね。
パナソニックビエラは盛り沢山の機能は確かなんですが、いつも値付けが強気な印象。だからトップになれないのかな?
TH-75JX950の価格推移と買い時
75型(TH-75JX950)は初値こそX9500Hと同等の価格でスタートしたものの、その後はX9500Hの最安値近辺で推移しているため買い時価格と言えます。
あくまでもソニーブラビアX9500Hとの比較ですが…。
買い時をズバリ言うわね!
■75型のJX950がどうしても欲しいなら
- 300千円前後なら即買い
■機能と価格のバランスにこだわるなら
- 280千円以下を狙って決算価格で勝負
- 但し、290千円前後でも魅力的
- 価格上昇への転換に注意
TH-65JX950の価格推移と買い時
65型(TH-65JX950)は初値から1万円以上高く始まり、その後1度もHX950の同時期価格を下回ることなく推移しています。
常に2万円近く高いわね。買い時をズバリ言うわね!
■65型のJX950がどうしても欲しいなら
- 250千円前後で妥協する
■機能と価格のバランスにこだわるなら
- 200千円以下を狙って決算価格で勝負
- 但し、210千円前後となったら結論を出す
- このまま割高なら買わない選択肢もあり
TH-55JX950の価格推移と買い時
55型(TH-55JX950)は初値から高く始まり、一旦小安くなるもその後は65型同様に割高な展開が続いています。
あらら、3万円も割高ね?買い時をズバリ言うわね!
■55型のJX950がどうしても欲しいなら
- 190千円前後が提示されれば買い
■機能と価格のバランスにこだわるなら
- 前モデル同等なら先ずは150千円以下
- 割高なら買わない選択肢もあり
評価②|JX950のセールスポイント
評価:3.0
液晶にしてはまずまずの内容なのだ。
評価:4.0
実際に見れば分かるけど、IPSらしいとても明るい映像だわ。
評価:4.0
表向きの変化はほとんど無いけど、中身は随分強化したね。
きちんと細かいスペックを見れば進化が感じられるはずです。実際に見た映像もビエラらしいでき。
パナソニック4K液晶ビエラ JX950とは
パナソニックビエラ:公式ページ
モデル | 2021夏(20'4〜6月) |
シリーズ | ビエラ JX950 |
分類 | 4K液晶テレビ |
サイズ展開 | 75v/65v/55 |
パナソニックビエラ「JX950」は「HX950」から進化した、ビエラで最も高機能なプレミアム(ハイエンド)4K液晶テレビです。
「75型サイズ」は今期から投入された新サイズで、前モデルでは存在していません(記事内ではソニーブラビアX9500Hと比較)。
前モデルと比較した位置付けのイメージは次の通り。
グレード | 前モデル | 新モデル |
---|---|---|
プレミアム | HX950 | JX950 |
ミドル | HX900 HX850 | JX900 JX850 |
エントリー | HX750 | JX750 |
JX950 3つのセールスポイント
- 高画質化の追求
- 高音質化の追求
- 安全と利便性を深掘りした機能性とサイズ展開
❶高画質化の追求
JX950最大のセールスポイントは前モデルから搭載された「プレミアム液晶ディスプレイ」で、従来は有機ELテレビのフラッグシップモデルだけの導入技術でした。
- 最適化を図るための「独自設計」
- 独自設計を忠実に再現する「自社工場組立」
- 性能を発揮させる「部材構成」の最適化
徹底した「ものづくり」のこだわりによって得られる効果は何か?気になりますね。
- 液晶ビエラ史上最高クラスの「高輝度」
- 同じく「高いコントラスト性能」
- 「薄型構造」の実現と「高いデザイン性」
JX950はこのパネル性能を更に活かすため、新たに5つの新技術を投入しました。
■【映像の疑問解決!】JX950とHX950との違い
- シーンに合わせた映像の最適化「オートAI画質」
- 「ハイブリッドトーンマッピング」で明部をリアルに再現
- HDR規格の拡大「HDR10+ ADAPTIVE」「Dolby Vision IQ」
- HDMI2.1規格の4K120p入力に対応「ゲームモード エクストリーム」
- プロ仕様の画質設定調整が実現する「キャリブレーション」
進化ポイントの細かい内容は「【パナソニック4K液晶ビエラJX950】前モデルHX950との違いと進化ポイントを解説」で是非ご確認下さい!
映像技術の進化にどれだけの対価を払えるかが購入のカギね。
❷高音質化の追求
JX950の高音質技術基盤も、前モデルのHX950から踏襲した物理的立体音声を実現するスピーカー構成です。
JX950はこのスピーカー性能を更に活かすため、新たに2つの新技術を投入しました。
■【音質の疑問解決!】JX950とHX950との違い
- 「オートAI音質」の採用
- Bluetoothオーディオ連携
進化ポイントの細かい内容は「【パナソニック4K液晶ビエラJX950】前モデルHX950との違いと進化ポイントを解説」で是非ご確認下さい!
音響技術の進化にどれだけの対価を払えるかが購入のカギね。
❸安全と利便性を深掘りした機能性とサイズ展開
パナソニックビエラの上位モデルで嬉しい機能がこのスィーベル機能で、もちろんJX950にも装備されています(TH-75JX950は除く)。
配線する時やお掃除が簡単になる優れもの。
また、これもビエラらしい安全対策であるスタンドの吸着技術。
背面をビスで固定する必要が無いので、部屋の模様替えも楽々行えます。
JX950は更に3つの技術で利便性向上を図りました。
■【機能の疑問解決!】JX950とHX950との違い
- 新4K衛星放送 2番組同時録画(録画機能の進化)
- リモコンの進化
- サイズバリエーションの追加(75型)
進化ポイントの細かい内容は「【パナソニック4K液晶ビエラJX950】前モデルHX950との違いと進化ポイントを解説」で是非ご確認下さい!
リモコンの進化(Bluetooth化)は地味に嬉しい進化よ。
新4K衛星放送 2番組同時録画に対応するビエラにおすすめのHDDは「パナソニックビエラにおすすめのテレビ録画用外付けハードディスク」でまとめて紹介しています。
テレビ録画用外付けハードディスク選びの時間短縮でお使い下さい!
おすすめのハードディスクはこれ!
JX950の受賞歴
パナソニック4K液晶ビエラ「JX950」の外部評価について、有名な「VGP」「HiVi」の二団体について確認します。
なお、各団体の概要は以下の通り。
音元出版「PHILE WEB」主催のAVアワード≫VGP
1987年にスタートした国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワードです。プロが選んだベストセラー間違いなしのアイテムだけが、受賞の栄誉を勝ち獲ることができます。
ONGEN PUBLISHING CO.,LTD
AV専門誌「HiVi」によるアワード≫HiVi
登場したばかりのモデルを含め、現在市場に流通しているAV製品をジャンル、価格帯別に分類して真のお買い得モデル=「ベストバイ」製品を選出することが本企画の趣旨である。
Stereo Sound Publishing Inc.
AV=オーディオビジュアル
2021 SUMMER(2021年「夏」)
パナソニック4K液晶ビエラ JX950の評価で目を引くのが「ビエラ共通技術」に関する高評価です。しかし、売りであるディスプレイの評価が意外と低いことが気になりますね。
■VGP(2021 SUMMER)
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
TH-75JX950 | 受賞 | ディスプレイ |
TH-65JX950 | 金賞 | ディスプレイ |
TH-55JX950 | 受賞 | ディスプレイ |
全サイズ | 総合金賞 | ホームビューイング ワールド |
全サイズ | 企画賞 | オートAI画質/オートAI音質 |
■HiViベストバイ・ディスプレイ部門
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
TH-65JX950 | 第3位 | ディスプレイ |
TH-55JX950 | 第2位 | ディスプレイ |
2021 WINTER(2021年「冬」~2022年)
年末の総合評価でもやはりディスプレイの評価はあまり高くありません。メーカー内の利便性が高評価なのは夏と変化の無い内容でした。
■VGP(2022)
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
TH-75JX950 | 受賞 | ディスプレイ |
TH-65JX950 | 受賞 | ディスプレイ |
TH-55JX950 | 受賞 | ディスプレイ |
全サイズ | 総合金賞 | ホームビューイング ワールド |
■HiViベストバイ・ディスプレイ部門
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
TH-65JX950 | 第3位 | ディスプレイ |
TH-55JX950 | 第2位 | ディスプレイ |
評価③|JX950に最適な視聴環境
評価:3.0
まあ液晶らしい出来栄えなのだ。
評価:4.0
軽量化がトレンドになっている中、重さは気になるけど卓上スタンドは使いやすくていいわ。
評価:4.0
輝度の高さは実際に見ればよく分かるよ。明るい部屋でも見やすいテレビだ。
おすすめの視聴環境
- JX950は高輝度液晶テレビなので明るく見やすい
- 重量級なので設置場所(置き場)は慎重に考える
- 大型のみのサイズ展開
おすすめの設置スペース
パナソニック4K液晶ビエラ「JX950」のサイズ展開は「75型」「65型」「55型」の大型スリーバリエーションです。
各サイズの詳細寸法は、上図を確認して下さい(クリックすれば拡大します)。
■HX950とJX950の重量比較(㎏)
重量項目 | 75型 | 65型 | 55型 |
---|---|---|---|
総重量 | 56.5 - | 39.5 39.5 | 28.5 28.5 |
本体 | 49.0 - | 34.5 34.5 | 23.5 23.5 |
卓上スタンド | 7.5 - | 5.0 5.0 | 5.0 5.0 |
耐荷重 | 60 | 40 | 30 |
■JX950の主要寸法(㎜)
重量項目 | 75型 | 65型 | 55型 |
---|---|---|---|
卓上設置幅 | 491 | 388 | 388 |
奥行 | 350 | 348 | 348 |
画面幅 | 1680 | 1451 | 1231 |
画面高 | 974 | 840 | 716 |
スピーカー部 | 約26.0 | 約20.0 | 約20.0 |
理想的な設置スペースを解説する前に、先ず着目して欲しいのが重量です。
前モデルと比較すると重量の変化はなく相変わらず液晶ビエラ最高峰は重量級なので、設置用の台は慎重に選ぶ必要があるでしょう。
但し、卓上スタンドは省スペースタイプなので設置台の幅は選択肢が広がります。
テレビのサイズ選定で悩んだら「テレビのサイズは【3つの基礎知識】で決める!液晶・有機ELどっちもおすすめです♪」を参考にして下さい。
最適な視聴位置を構築
一般家庭でテレビを視聴するパターン(上図)を参考に、JX950の理想的な視聴位置を構築します。
JX950はパネルにほとんど角度の無い垂直仕様なので、パネルセンターに合わせた設置がおすすめです。
理想的な高さで視聴できるテレビ台
- 総重量に注意(耐荷重性能は最大60㎏必要)
- 卓上スタンドは省スペースタイプで置き場を選ばない
参考までに比較的リーズナブルなテレビ台を紹介します。
コスト優先で選択するなら(最大65型)
- JX950画面センター高さ:65型(76㎝)55型(70㎝)
- 和室〜低ソファー環境に最適
- 人気商品なのでクチコミ多数
- 高級感が薄い
高さ調整可能で安心の朝日木材加工(最大55型)
- 31.8㎝と43.8㎝の2つの高さが選べほぼ全サイズで最適な視聴高さを実現可能
- 一部の色をおしゃれに変えられる
- 耐荷重注意もOK
最大の75型まで対応可能な朝日木材加工のローボード
- 高さ31.8㎝でほぼ全サイズで最適な視聴高さを実現可能
- サイズは幅80㎝から177㎝まで6バリエーション
- 組立必要
理想的な高さで視聴できるテレビスタンド
背面のVESAポイント位置は上図を確認して下さい(クリックで拡大)。
JX950のVESA位置は全サイズ下側へ集中しており、テレビスタンドへ設置した後のパネルセンターが想定より高くなります。
おすすめのテレビスタンドについては「JX950に適合するテレビスタンドおすすめ6選と失敗しない選び方・パナソニックビエラ」で詳しく解説しています。
評価④|HX950とJX950の違いと機能進化
評価:3.0
液晶のくせに生意気な機能構成なのだ。
評価:4.0
JX950は今期のコンセンサスを全て網羅しているわ。
評価:4.0
機能も地味ながら進化しているね。
ポイントは今期の機能コンセンサスから外れていないこと。機能差と市場価格のバランスで選びましょう。
チューナー数
他社の同クラス製品に関する今期の開発トレンドの差を先ず確認し、JX950の「価値」を測るのがポイントです。
- 4K放送を見ながら別の4K放送が録画可能
- 地デジ3チューナー/BSCS3チューナー/4K放送2チューナー
- 2画面同時視聴
■HX950とJX950の違い
評価項目 | HX950 | JX950 |
---|---|---|
地上波デジタル | 3 | 変化なし |
BS/CSデジタル | 3 | 変化なし |
BS/CS 4K | 3 | 変化なし |
4K裏録 | ❌ | ⭕️ |
2画面対応 | ⭕️ | 変化なし |
相変わらず「全部入り」でさすがのビエラ。もちろん、今期のコンセンサスを踏襲しています。
チューナー数とそれに付随する機能は問題なしですね。
ネットワーク
- Bluetoothで外部接続&リモコン操作
■HX950とJX950の違い
評価項目 | HX950 | JX950 |
---|---|---|
無線LAN | ⭕️ | 変化なし |
Bluetooth | ❌ | ⭕️ |
VOD | ⭕️ | 変化なし |
唯一他社に遅れを取っていた「Bluetooth」の活用もクリアーしたのだ。
無線ルーターは大丈夫?最新の高速化対応製品を選ぼう!
外部端子&エンターテインメント機能
- USB3.0/USB2.0各1つ以上
- eARC対応(HDMI)
- HDMI2.1規格と4K120p入力対応(ゲーム)
■HX950とJX950の違い
評価項目 | HX950 | JX950 |
---|---|---|
USB | USB3.0×1 USB2.0×2 | 変化なし |
eARC | ❌ | ⭕️ |
HDMI2.1 120p対応 | ❌ | ⭕️ |
外部端子&エンターテインメント機能も今期のコンセンサスをクリアーね。
外部端子については「テレビに付いている入力端子の基礎知識|使途を理解して最適なテレビを購入」を確認して下さい。
HDMIケーブルは最高級品を選ぶと間違いありません。
映像機能
- AIアップコンバート
- HDR10+ ADAPTIVE&Dolby Vision IQ対応
■HX950とJX950の違い
評価項目 | HX950 | JX950 |
---|---|---|
映像再現 | 4K | 変化なし |
パネル | プレミアム液晶 ディスプレイ | 変化なし |
自動画質調整 | ❌ | オートAI画質 |
パネル反射対策 | △ | 変化なし |
広色域 | トーンマッピング | ハイブリッド トーンマッピング |
ゲームモード | ❌ | 4K120p入力 ALLM対応 *AMD FreeSync™ Premium対応 *VRR対応 |
画質調整 | ❌ | キャリブレーション |
HDR対応 | HDR10+ ADAPTIVE非対応 Dolby Vision IQ非対応 | HDR10+ ADAPTIVE対応 Dolby Vision IQ対応 |
他社が今期のコンセンサスをクリアーできないHDR対応についても、ビエラは唯一クリアーしたブランドだ。
音声機能
- Dolby ATMOS標準対応
- ステレオ音声の立体化
■HX950とJX950の違い
評価項目 | HX950 | JX950 |
---|---|---|
出力 | 60W | 変化なし |
スピーカー構成 | 4.0ch | 変化なし |
Dolby ATMOS | ⭕️ | 変化なし |
イネーブルドスピーカー | ⭕️ | 変化なし |
ステレオ音声立体化 | ⭕️ | 変化なし |
オートAI音質 | ❌ | ⭕️ |
Bluetoothオーディオ連携 | ❌ | ⭕️ |
今期のコンセンサスに留まらず、「全部入り+α」の最高音声機能です!
サブウーファーで更に音質は上げられます。
JX950のスピーカーは純正のシアターバー接続で更に強化!
評価⑤|JX950の省エネ性能とパネル寿命
評価:3.0
液晶は画質が悪い分省エネ性能や寿命が長いのだ。
評価:4.0
省エネ性能は他社のハイエンド機と比較して中間ね。
評価:4.0
スペック的には前モデルと変わらないけど合格だ。
省エネ性能に長けた液晶テレビですが、機種によって結構な差があることをしっかり把握して下さい。
省エネ性能
- ソニーブラビア XRJ-65X95J:294W・254kWh/年
- TVSレグザ 65Z740XS:336W・196kWh/年
■HX950とJX950の違い
サイズ | 評価項目 | HX950 | JX950 |
---|---|---|---|
75型 | 消費電力 | ー | 359W |
年間消費電力量 | ー | 216kWh/年 | |
65型 | 消費電力 | 254W | 254W |
年間消費電力量 | 145kWh/年 | 144kWh/年 | |
55型 | 消費電力 | 219W | 219W |
年間消費電力量 | 131kWh/年 | 130kWh/年 |
省エネ性能は変化無しで、今期のコンセンサスもクリアーしているわ。
省エネ性能の考え方は「テレビの消費電力の基礎知識を知って省エネ家電を賢く選ぼう!」で詳しく解説しています。
パネル寿命
液晶 | 有機EL |
---|---|
約6万時間 | 約3万時間 |
■生活パターン別
パターン | 液晶 | 有機EL |
---|---|---|
昼間留守が多い (共働き家庭など) | 18年 | 9年 |
一日中家にいる (引退世帯など) | 10年 | 5年 |
昼夜逆転家族がいる | 13年 | 7年 |
液晶テレビのパネル寿命は有機ELテレビより優秀なことは既知ですね。
有機ELテレビとの違いは「有機ELテレビを買わない5つの理由|特に引退世帯にはおすすめしないメリットとデメリット」で解説。
パナソニック4K液晶ビエラ JX950評価レビュー|まとめ
本記事は「【VIERA JX950 レビュー】買い時価格と機能/HX950との違いを5つの視点で評価」について書きました。
HX950とJX950の違いに関して疑問を解決すると共に、買い時価格の悩みも解消したでしょうか?
今期のパナソニック4K液晶ビエラJX950は表向きマイナーチェンジの色合いが強いですが、中身は大幅に強化され、見えないところはきちんとモデルチェンジされていました。
その進化が価格差に現れているのか?価格は上昇傾向ですが、進化に価値を見出せるか否かを冷静に分析するべきでしょう。
以上、えだまめくん(@edamamekun_ns)のレビュー報告でした。良い買い物をして下さい♪
\ 最新価格をチェック‼︎ /
\ メリット・デメリット /
■JX950が優れる点⤴︎
- プレミアム液晶ディスプレイ
- 75型の大型サイズが選択可能
- オートAIによる高画質と高音質
- イネーブルドスピーカーによる物理的立体音声
- ステレオ音声の立体音響変換
- 最新のゲームモード
■JX950が劣る点⤵︎
- 55型未満のサイズ展開が無い
- 省エネ性能に進化なし
- 価格が高い
購入前の現物確認ポイントは「【失敗しない現物確認方法】テレビの選び方に関するおすすめ情報」で解説。
■前モデル「HX900」の記事もどうぞ!
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