【REGZA Z740XS レビュー】買い時価格と機能/Z740Xとの違いを5つの視点で評価

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Z740XSレビュー記事用のオリジナルアイキャッチ画像

新しいテレビが発表されるとワクワクが止まらない「えだまめくん(@edamamekun_ns)」です。

ちょっと時間が経過しましたが、東芝4K液晶レグザ「Z740XS」の価格推移が安定してきたので、実機をじっくり触ったインプレッションを早速レビュー!

今期の4K液晶テレビ市場は、ソニーブラビアの大きなモデルチェンジが印象的ですが、パナソニックビエラもきちんと今期のコンセンサスを果たしています。

一方で、東芝レグザは少し大人しい感じなのが気になりますよね。

確かに東芝レグザは機能的に一歩遅れた印象ですが、Z740XSの実機に触れると意外と良い感じで価格重視派にはチャンスかも?

メリットとデメリット、Z740Xとの違いを実機の感想を交え「【REGZA Z740XS レビュー】買い時価格と機能/Z740Xとの違いを5つの視点で評価」について書きます。

solution_article

【この記事で解決すること】

  • Z740XSの機能全貌と評価結果
  • Z740XSの買い時
  • Z740XSとZ740Xの価格推移の違い
  • Z740XSとZ740Xの機能の違い
この記事の著者
筆者(えだまめくん)の画像

長年製造業に従事し豊富な知見を活かした分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun

登場人物

価格よりも機能を重視

こだわり派

こだわり派

価格がいくら高くても、こだわりの機能には絶対に妥協をしないのだ。

機能と価格のバランスを重視

リーズナブル派

リーズナブル派

自分の生活にマッチした買い物に拘り、価格に見合わない製品は絶対に購入しないわ。

機能そこそこで価格を重視

コスト重視派

コスト重視派

価格が安ければ多少機能が劣っても構わない。一般家庭でハイスペックは不要だね。

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Z740XS 総合評価(結論)

テレビレビュー評価の総合評価(結論)をイメージさせるオリジナル画像

■Z740XS 総合評価結果


評価項目
A氏1B子1C氏1
価格4.05.05.0
セールスポイント2.03.03.0
視聴環境・設置3.03.53.5
全機能2.02.03.0
省エネ・寿命3.03.03.0
総合評価2.8
3.3
3.5

先ず最初に結論からお話しましょう。

気になる前モデルZ740Xとの違いは、「画質」と「音質」の最適化チューニングと一部のアップコンバート系ソフトのアップグレードのみです。

細かくはデザイン的に色調などの変化はありますが、基本的にはほとんど変化はなく、画質と音質の微妙な差に対する対価に納得するか否かが購入の大きなポイントとなるでしょう。

えだまめくん

他社の進化が大き過ぎて、世代的な格差が生じていることは確かです。

リーズナブル派

東芝レグザはZ740XS以降、アンドロイドTV化しているのも気になるわ。

こだわり派

2画面表示やタイムシフトマシンの今後が怪しいのだ。

\ メリット・デメリット /

■Z740XSが優れる点⤴︎

  • タイムシフト機能があるのでレコーダーが不要
  • 価格が安い(執筆時点)

■Z740XSが劣る点⤵︎

  • 内容的には単なるチューニング変更
  • ドルビーアトモスなど他社にある機能が無い
  • 他社の新製品と比較して導入技術が古臭い
えだまめくん

機能の優劣と金額の差に整合性を見出して選択して下さい。新機能であっても「不要」なら削除して考えることがポイントです。

他社の液晶テレビは以下のバナーリンクからチェックして下さい。

評価①|Z740XSの価格評価と買い時

テレビの価格評価と買い時をイメージさせるオリジナル画像

東芝4K液晶レグザは、満足度の高い機能の割にお求めやすい市場価格が魅力でしたが、前モデルのZ740XはAI技術を全面に押し出した「映像処理エンジン」の刷新によって価格水準がアップ!

しかし、Z740XSは機能の進化が乏しい分、価格が魅力の機種へ再び逆戻りしたのが嬉しいポイントです。

価格の評価

評価:4.0

こだわり派

既に液晶ハイエンド機の末期価格なのだ。まあ、値段なんてどうでもいいのだが。

評価:5.0

リーズナブル派

他社の新機能に興味が無いなら買いね。55型なんてワンランク下の価格帯だわ。

評価:5.0

コスト重視派

僕はタイムシフト目当てだから買いたくなっちゃうね。内容は古臭いけど、発売日は新しいことが魅力だ。

えだまめくん

お求めやすい市場価格が期待できそう♪
それでは各サイズの価格推移と買い時を明確にします。

65Z740XSの価格推移と買い時

65Z740XSと65Z740Xの価格推移と価格比較オリジナルグラフ

65型(65Z740XS)の価格落ち込みは激しく、初値から2ヶ月後には初値の62%、前モデルZ740Xの最安値と同じ190千円まで下げています。

リーズナブル派

買い時をズバリ言うわね!

■65型のZ740XSがどうしても欲しいなら

  • 190千円はハイエンド機としては末期の価格で買い!

■機能と価格のバランスにこだわるなら

  • 半年後の価格を待つ
  • 但し、170千円前後となったら結論を出す

55Z740XSの価格推移と買い時

55Z740XSと55Z740Xの価格推移と価格比較オリジナルグラフ

55型(55Z740XS)は価格の落ち込みが65型以上に大きく、初値から約10万円安、前モデルZ740Xの最安値とほぼ同じ130千円台まで下がっています。

リーズナブル派

買い時はズバリこうよ!

■価格最優先なら

  • 130千円台はミドルモデルの最安値と変わらないのでお買い得!

■最新機能にこだわるなら

  • ブラビア・ビエラのハイエンド機を選択すべし

50Z740XSの価格推移と買い時

50Z740XSと50Z740Xの価格推移と価格比較オリジナルグラフ

50型(50Z740XS)は発売日が2ヶ月遅れたため割安感がありません。

このサイズの価格トレンドは安定しており、今後も前モデルZ740Xの価格と同様の動きが予想されます。

リーズナブル派

このサイズは買い時が意外と簡単よ。

■最大50型までが選択肢でZ740XSが欲しいなら

  • 価格が大きく崩れることは期待できないので前モデルZ740Xの最安値110千円付近で妥協
  • 設置スペースが見直せるなら55型の方がコスパが良いタイミングがある

■55型と迷っているなら

  • 55型が130千円を割るなら55Z740XSを選択する
えだまめくん

値落ちが早すぎて、まだ下がると思っている人も多いかも?でも、価格には限界があるので欲張らないことがポイントです。

評価②|Z740XSのセールスポイント

レビュー対象のテレビのセールスポイントをイメージさせるオリジナル画像
セールスポイントの評価

評価:2.0

こだわり派

究極のチューニング技術で既存のシステムを昇華させた姿勢は素晴らしいが、所詮はマイナーチェンジ以下なのだ。

評価:3.0

リーズナブル派

実際に見た映像は確かに柔らかく綺麗になった印象。目新しさが無い分、市場価格に期待したいわ

評価:3.0

コスト重視派

タイムシフトマシンがレグザのポイントだけど、今後は雲行きが怪しいね。

えだまめくん

やはり評価は少し辛めですね。

東芝4K液晶レグザ Z740XSとは

Z740XSの公式ページ画像
画像:東芝レグザ公式

TVS REGZA株式会社:公式ページ

モデル2021春(20'3月)※
シリーズレグザZ740XS
分類4K液晶テレビ
サイズ展開65v/55v50v
※:50Z740XSは2021年5月発売

東芝レグザ「Z740XS」は「Z740X」から進化したTOSHIBA(東芝)液晶テレビの最高峰に位置するモデル。

末尾の「S」はレグザ15周年記念の「Special edition」という意味です。

Z740XS 3つのセールスポイント

  1. 高画質化の追求
  2. 高音質化の追求
  3. 放送済みの番組をいつでも見られる「タイムシフトマシン」

❶高画質化の追求

えだまめくん

映像処理エンジンやパネルについては変化が無いのですが、その性能をより高めるアップコンバート技術の進化がポイントです。

■進化した処理技術

Z740XZ740XS
美肌リアライザーPROナチュラル美肌トーン
地デジAIビューティPRO地デジAIビューティPROⅡ
ネット動画ビューティPROネット動画ビューティPROⅡ
おまかせAIピクチャーおまかせAIピクチャーⅡ

■変化のない重要な高画質要素

映像エンジンレグザエンジンCloud PRO
パネル全面直下LEDエリアコントロール

前モデルZ740Xで注目された「クラウドAI」ですが、今期は他社も同様のAI技術を全面に押し出してきました。

「クラウドAI」という技術に関しては横並びの様相ですね。

進化をダイレクトに感じられる効果は次の通り。

  • 人肌の色合いが自然な質感で再現
  • クラウド技術を更に昇華させ地デジ映像をより高画質に
  • 画質特性、圧縮方式、解像度に合わせたネット動画の高画質化
  • 夜間のブルーライト抑制対策

実際に各映像技術を確認しましたが、色目の変化なのか?地デジ映像は確かに鮮やかさが増し、ネット動画も綺麗になっていました。

えだまめくん

映像の変化は輝度アップの効果が大きいと感じられます。

夜間のブルーライトを抑制する「おまかせAIピクチャーⅡ」に関しては、暗い場所での視聴が出来なかったため残念ながら未確認です。

技術的には「黄色味」がかかった色合いになると想定されるので、気になる人は必ずチェックすべきでしょう。

❷高音質化の追求

Z740XZ740XS
レグザ重低音バズーカオーディオシステム PROレグザ重低音バズーカオーディオシステム PROⅡ
えだまめくん

音質についても進化ポイントはチューニングのみです。

出力80Wを絞り出すスピーカーシステムの構成に変化はありません。チューニングを極限まで高めることで、音質のクオリティを前モデルより上げています。

音質的には低音の抜けが良くなったというのが実際に聞いてみた印象。

「見える部分」をあえて挙げるとしたら、Z740XSの特徴でもあるスピーカーグリルがメタルパンチングプレートとなり、高級感を醸し出すデザインへ刷新されたこと。

❸タイムシフトマシーン

regza_timeshift

東芝レグザの代名詞である「タイムシフトマシーン」はZ740XSでも健在です。

えだまめくん

タイムシフトマシンが無ければ大きく評価を落とすところでした。

少し気になるのが、REGZAの新しいラインナップが「android TV」化されたこと。

androidもしくはgoogle TVという路線が定着すれば機能制約が起こり、「レグザ」という立ち位置が今後大きく変わる可能性があります。

もしかしたら、Z740XSがレグザの魅力を詰め込んだ最終機種となる可能性も否定できません。

コスト重視派

レグザのハイセンス化は避けたいね。

タイムシフトマシンに対応したHDDは「HDD【2020版】東芝レグザ & ハイセンスにおすすめのテレビ録画用外付けハードディスク」でまとめて紹介しています。

テレビ録画用外付けハードディスク選びの時間短縮でお使い下さい!

裏録用のハードディスクは必ず準備!

Z740XSの受賞歴

AV機器評価団体の受賞履歴紹介をイメージさせるオリジナル画像

東芝4K液晶レグザ「Z740XS」の外部評価について、有名な「VGP」「HiVi」の二団体について確認します。

なお、各団体の概要は以下の通り。

音元出版「PHILE WEB」主催のAVアワード≫VGP

1987年にスタートした国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワードです。プロが選んだベストセラー間違いなしのアイテムだけが、受賞の栄誉を勝ち獲ることができます。

ONGEN PUBLISHING CO.,LTD

AV専門誌「HiVi」によるアワード≫HiVi

登場したばかりのモデルを含め、現在市場に流通しているAV製品をジャンル、価格帯別に分類して真のお買い得モデル=「ベストバイ」製品を選出することが本企画の趣旨である。

Stereo Sound Publishing Inc.

AV=オーディオビジュアル

2021 SUMMER(2021年「夏」)

Z740XSのサイズ展開の内、評価が最も高かったのが激戦区の55型でした。

■VGP

機種受賞結果部門・技術
65Z740XS受賞ディスプレイ
55Z740XS金賞ディスプレイ
50Z740XS金賞ディスプレイ
全サイズ技術賞ナチュラル美肌トーン

■HiViベストバイ・ディスプレイ部門

機種受賞結果部門・技術
65Z740XS第4位ディスプレイ
55Z740XS第3位ディスプレイ
50Z740XS第5位ディスプレイ

2021 WINTER(2021年「冬」~2022年)

新ライン投入の影響でVGP冬の評価は無く、HiViの評価も低迷。

■VGP

受賞なし。

■HiViベストバイ・ディスプレイ部門

機種受賞結果部門・技術
65Z740XS第4位ディスプレイ
55Z740XS第4位ディスプレイ

評価③|Z740XSに最適な視聴環境

テレビの最適な視聴環境をイメージさせるオリジナル画像
視聴環境の評価

評価:3.0

こだわり派

液晶で画質を追求するならVAパネルなのだ。

評価:3.5

リーズナブル派

卓上スタンドは省スペースタイプなのでOK。でも重量についてはちょっと気になるわね。ブルーライトカットは嬉しい改善点でもあるわ。

評価:3.5

コスト重視派

僕はIPS派だけど、最近のVAパネルは見やすくなったと思うよ。総合的には視聴環境を選ばないから及第点かな。

えだまめくん

ポイントは「見る場所を選ばない」「設置が行いやすい」こと。評価結果を先ず確認し、気になる部分をチェックして下さい。

おすすめの視聴環境

ポイント
  • Z740XSは輝度アップされ今まで以上に明るい部屋でも見やすい
  • Z740XSはパネル反射対策が施されているので見る場所と時間を選ばない
  • Z740XSはVA方式の液晶パネルのため視聴角度は正面がベスト
えだまめくん

Z740XSは一般家庭の視聴環境に最適な仕上がりです。パネル輝度はかなり上がりましたね。

コスト重視派

VAパネルは斜めから見ると画像が薄く暗くなる特性があるけど大丈夫?

えだまめくん

はい、実際に視聴した際に角度を変えて確認しましたが、特に不便を感じることはありませんでした。

リーズナブル派

わたしはダメだな、ちょっと気になる。ソニーブラビアの「X95J」は同じVAでも対策してるので比較すべきね。

おすすめの設置スペース

東芝4K液晶レグザ「Z740XS」のサイス展開は「65型」「55型」「50型」のスリーバリエーションです。

各サイズの詳細寸法は、上図を確認して下さい(クリックすれば拡大します)。

■Z740XSとZ740Xの重量比較(㎏)

重量項目65型55型50型
総重量33.0
27.0
21.5
20.0
19.0
17.5
本体26.4
26.1
19.8
19.2
17.3
16.8
卓上スタンド6.6
0.9
1.7
0.8
1.7
0.7
耐荷重352520
上段Z740XS /下段Z740X

■Z740XSの主要寸法(㎜)

重量項目65型55型50型
卓上設置幅672500500
奥行290236236
画面幅145312351118
画面高866743680
スピーカー部約50.0約50.0約50.0
えだまめくん

理想的な設置スペースを解説する前に、先ず着目して欲しいのが重量です。

前モデルZ740Xと比較すると大幅な重量増となっていますが、その要因の大半が卓上スタンドでした。

Z740XSの口コミでよく見かける「高級感アップ」については卓上スタンドの変更が大きく寄与している訳ですが、同時に重量増加に対応する耐荷重性を意識する必要性も出てきたことに注意です。

なお、55Z740XSと50Z740XSの卓上スタンドは同じものを使用しています。

テレビのサイズ選定で悩んだら「テレビのサイズは【3つの基礎知識】で決める!液晶・有機ELどっちもおすすめです♪」を参考にして下さい。

最適な視聴位置を構築

サイズ別理想的なテレビスタンドの高さイメージを解説したオリジナル画像
えだまめくん

一般家庭でテレビを視聴するパターン(上図)を参考に、X740XSの理想的な視聴位置を構築します。

Z740XSはパネルを約2~3度傾斜させたスラント設計なので、若干高めの設定がおすすめです。

理想的な高さで視聴できるテレビ台

ポイント
  • 総重量が重くなったZ740XSは耐荷重性能に注意
  • 卓上スタンドが省スペースタイプなのでバランスに注意
えだまめくん

参考までに比較的リーズナブルなテレビ台を紹介します。

コスト優先で選択するなら(最大65型)

  • Z740XS画面センター高さ:65型(75㎝)55型(72㎝)50型(69㎝)
  • 和室〜低ソファー環境に最適
  • 人気商品なのでクチコミ多数
  • 高級感が薄い

高さ調整可能で安心の朝日木材加工(最大65型)

  • 31.8㎝と43.8㎝の2つの高さが選べほぼ全サイズで最適な視聴高さを実現可能
  • 一部の色をおしゃれに変えられる
  • 耐荷重注意

最大77型まで対応可能な朝日木材加工のローボード

  • 高さ31.8㎝でほぼ全サイズで最適な視聴高さを実現可能
  • サイズは幅80㎝から177㎝まで6バリエーション
  • 組立必要

理想的な高さで視聴できるテレビスタンド

背面のVESAポイント位置は上図を確認して下さい。

50Z740XSのVESA位置は安定しており、テレビスタンドへ設置した後の目線高さがほぼセンター位置となります。

一方、65Z740XSと55Z740XSは少しだけ低めになるので、テレビスタンドを検討中の方は頭の片隅にでも覚えておいて下さい。

おすすめのテレビスタンドについては「Z740XSに適合するテレビスタンドおすすめ6選と失敗しない選び方・東芝レグザ」で詳しく解説しています。

評価④|Z740XとZ740XSの違いと機能進化

類似テレビ機種との違いと機能進化紹介をイメージさせるオリジナル画像
全機能の評価

評価:2.0

こだわり派

全体的に二昔前の機能なのだ。もはやコスト以外で選ぶしかない機種なのだ。

評価:2.0

リーズナブル派

私も同感。新機能が必要か否かの問題よりも、レグザの技術力を疑うわ。

評価:3.0

コスト重視派

僕的にはどうでもいいかな。実際市場価格は他社よりかなり安いし、新機能に魅力が無ければお買い得だと思うよ。

えだまめくん

ポイントは今期の機能コンセンサスから外れていないこと。機能差と市場価格のバランスで選びましょう。

チューナー数

他社の同クラス製品に関する今期の開発トレンドの差を先ず確認し、X740XSの「価値」を測るのがポイントです。

今期のトレンド
  • 4K放送を見ながら別の4K放送が録画可能
  • 地デジ3チューナー/BSCS3チューナー/4K放送2チューナー
  • 2画面同時視聴

■Z740XとZ740XSの違い

評価項目Z740XZ740XS
地上波デジタル9変化なし
BS/CSデジタル3変化なし
BS/CS 4K2変化なし
4K裏録⭕️変化なし
2画面対応⭕️変化なし
えだまめくん

チューナー数に関しては前モデルZ740Xとの違いは無く、タイムシフトマシンのお陰で今期の開発トレンド以上の内容です。

ネットワーク

今期のコンセンサス
  • Bluetoothで外部接続&リモコン操作

■Z740XとZ740XSの違い

評価項目Z740XZ740XS
無線LAN⭕️変化なし
Bluetooth変化なし
VOD⭕️変化なし
こだわり派

ネットワーク機能も前モデルZ740Xとの違いは無いが、他社と比較すると「Bluetooth」の活用が劣っているのだ。

無線ルーターは大丈夫?最新の高速化対応製品を選ぼう!

外部端子&エンターテインメント機能

今期のコンセンサス
  • USB3.0/USB2.0各1つ以上
  • eARC対応(HDMI)
  • HDMI2.1規格と4K120p入力対応(ゲーム)

■Z740XとZ740XSの違い

評価項目Z740XZ740XS
USBUSB3.0×2/USB2.0×2変化なし
eARC変化なし
HDMI2.1
120p対応
ALLMのみ
リーズナブル派

マニアックな技術だけど、音質やゲームにこだわる人はZ740XSの選択肢は無さそうね。

外部端子については「テレビに付いている入力端子の基礎知識|使途を理解して最適なテレビを購入」を確認して下さい。

HDMIケーブルは最高級品を選ぶと間違いありません。

映像機能

今期のコンセンサス
  • AIアップコンバート
  • HDR10+ ADAPTIVE&Dolby Vision IQ対応

■Z740XとZ740XSの違い

評価項目Z740XZ740XS
映像再現4K変化なし
バックライト全面直下LED変化なし
パネル反射対策⭕️変化なし
高画質技術AIアップコンバート変化なし
HDR対応Dolby Vision非対応
HDR10+ ADAPTIVE非対応
Dolby Vision非対応
コスト重視派

Dolby Visionに関しては非対応だけど、HDR10+ ADAPTIVEには対応したしHDRについては特に問題無いでしょう。

音声機能

今期のコンセンサス
  • Dolby ATMOS標準対応
  • ステレオ音声の立体化

■Z740XとZ740XSの違い

評価項目Z740XZ740XS
出力80W変化なし
スピーカー構成4.2ch変化なし
Dolby ATMOS変化なし
立体音声コンバート変化なし
えだまめくん

ハード面に関してはクラス最高レベルですが、相変わらず立体音声技術が遅れているのが残念です。

サブウーファーで更に音質は上げられます。

Z740Xのスピーカーは純正のシアターバー接続で更に強化!

評価⑤|Z740XSの省エネ性能とパネル寿命

レビュー対象テレビの省エネ性能とパネル寿命の解説をイメージさせるオリジナル画像
省エネ・寿命の評価

評価:3.0

こだわり派

わしは電気代なんぞ気にしないが、数字的にZ740XSは省エネモデルとは言えないのだ。

評価:3.0

リーズナブル派

同じ液晶テレビの中でも、4K液晶レグザのハイスペックモデルは他社よりも消費電力が高いことは事実よ。

評価:3.0

コスト重視派

ランニングコストに注意すべき機種だよね。最近は有機ELテレビの普及機も省エネになってきたから慎重に選ぶべきだ。寿命が長いからまあいいか。

えだまめくん

省エネ性能に長けた液晶テレビですが、機種によって結構な差があることをしっかり把握して下さい。

省エネ性能

今期のコンセンサス
  • パナソニックビエラTH-65JX950:254W・144kWh/年 
  • ソニーブラビアXRJ-65X95J:294W・254kWh/年

■Z740XとZ740XSの違い

サイズ評価項目Z740XZ740XS
65型消費電力336W変化なし
年間消費電力量196kWh/年変化なし
55型消費電力271W変化なし
年間消費電力量175kWh/年変化なし
50型消費電力250W変化なし
年間消費電力量163kWh/年変化なし
リーズナブル派

機能差が少ないことが消費電力に変化が無いことでよく分るわね。でも、他社より機能が落ちるのに電気代は一人前だわ。

省エネ性能の考え方は「テレビの消費電力の基礎知識を知って省エネ家電を賢く選ぼう!」で詳しく解説しています。

パネル寿命

液晶有機EL
約6万時間約3万時間

■生活パターン別

パターン 液晶 有機EL
昼間留守が多い
(共働き家庭など)
18年9年
一日中家にいる
(引退世帯など)
10年5年
昼夜逆転家族がいる13年7年
えだまめくん

液晶テレビのパネル寿命は有機ELテレビより優秀なことは既知ですね。

有機ELテレビとの違いは「有機ELテレビを買わない5つの理由|特に引退世帯にはおすすめしないメリットとデメリット」で解説。

東芝4K液晶レグザ Z740XS評価レビュー|まとめ

レビュー対象テレビの最終まとめ報告をイメージさせるオリジナル画像

本記事は「【REGZA Z740XS レビュー】買い時価格と機能/Z740Xとの違いを5つの視点で評価」について書きました。

東芝4K液晶レグザのハイエンド機「Z740XS」は、アニバーサルモデルということで大きな機能チェンジはありませんが、レグザの魅力が全て詰まった魅力的な機種です。

他社のハイエンド機と比較すると進化が遅れていることは否めませんが、その分市場価格が安く推移しているため液晶ハイエンド機への乗り換えには最適なタイミングでしょう。

価格重視で中間機種や廉価機種を選ぶ予定なら、東芝4K液晶レグザハイエンド機「Z740XS」も比較対象にするチャンスです。

以上、えだまめくん(@edamamekun_ns)のレビュー報告でした。良い買い物をして下さい♪

\ 最新価格をチェック‼︎ /

\ メリット・デメリット /

■Z740XSが優れる点⤴︎

  • タイムシフト機能があるのでレコーダーが不要
  • 価格が安い(執筆時点)

■Z740XSが劣る点⤵︎

  • 内容的には単なるチューニング変更
  • ドルビーアトモスなど他社にある機能が無い
  • 他社の新製品と比較して導入技術が古臭い

購入前の現物確認ポイントは「【失敗しない現物確認方法】テレビの選び方に関するおすすめ情報」で解説。

2021-2022モデル東芝REGZA
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