この記事では、ハイセンスの4K液晶テレビである「A6H」と前モデルのA6Gとの違いを5つの視点で比較分析を行いました。
実機を確認と共に違いを分析することで妥当な市場価格を割り出し、A6Hのおすすめ度を分かりやすく評価レビューします。
また、5つの各視点では、A6Hと同世代である2022年モデルの新4Kハイセンス・テレビ間の違いも分かります。
- 価格の妥当性
- セールスポイントの進化
- 視聴性能アップの工夫
- 標準機能の進化
- 省エネ性・耐久性
わしは価格よりも機能を重視する「こだわり派」なのだ!
テレビ選びでこんな疑問や悩みがないだろうか?
- メーカー別の特徴(セールスポイント)が分かりにくい
- 自宅に設置可能なサイズで見やすいテレビが知りたい
- 欲しい機能やスペックの調査と比較が面倒
- 省エネ性能が高い頑丈なテレビはどれ?
- 旧モデルや他の新しいモデルとの違いは?
- 購入したいけど最適な価格が分からない
この記事では、そんなテレビ選びの疑問を解決できます!
私は機能と価格のバランスを重視する「リーズナブル派」よ。
実機を確認してからの執筆なので安心してね♪
\ スペックだけでは語りません! /
記事の内容は「A6Hを実際に操作」し「A6Hの機能を確認」を行った後なので、メーカースペックについて気になる点は忖度なしにコメントしています。
僕は機能そこそこで価格を重視する「コスト重視派」…
で、簡単でいいから先ずはA6HとA6Gの違いが知りたいね。
\ A6HとA6G違い /
進化ポイント | 残念ポイント |
---|---|
ゲーム性能 | 一部の利便性 |
ハイセンス4K液晶テレビ A6Hシリーズは、4K画像をリーズナブルな価格で楽しめる機能が絞られた機種で、前モデルA6Gの後継モデルです。
位置付けは国内ブランドの4K液晶テレビエントリーモデルの更に下という感じでしょうか。
それでは、購入価格目安と実機の感想を中心に「【ハイセンス A6H】A6Gとの違いとモデル間の違いを5つの視点で分析しおすすめ度を評価レビュー」について書きます。
長年製造業に従事し豊富な知見を活かした
分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
A6H 総合評価(結論)
A6H 総合評価結果
評価項目 | |||
---|---|---|---|
価格 | 3.0 | 4.0 | 4.0 |
セールスポイント | 2.0 | 3.0 | 3.0 |
視聴環境・設置 | 3.0 | 3.0 | 2.0 |
全機能 | 3.0 | 2.0 | 2.0 |
省エネ・寿命 | 3.0 | 5.0 | 5.0 |
総合評価 | 2.8 | 3.4 | 3.2 |
冒頭で解説したとおり、A6Hはハイセンステレビで最もリーズナブルな4K液晶テレビです。
結論を書くと、前モデルのA6Gからの進化はほぼありません。
ゲーム機能、VODラインナップの変化、この2つが唯一の違いです。
小さな変化だけですが、年次変わりで品番が変わったのでしょう。
品番が変わっただけで市場価格がアップしたら怒りたくなるわ。でも、家電なんかは同じパターンが多いのよね。
興味のないモデルだが、市場価格の比較が少し楽しみなのだ。
A6Hのメリット・デメリット
A6Hが優れる点⤴︎
- 最低限の機能に絞って価格を安く
- 豊富なサイズバリエーション
- ゲーム性能向上*
A6Hが劣る点⤵︎
- 内容的には一世代のモデル
- 拡張性の低さ
*前モデルA6Gと比較した場合
A6Hのメリット・デメリットで欲しい機能に漏れがないかをしっかり確認することがポイントです。
他社の液晶テレビは以下のリンクからチェックして下さい。
では、5つの評価ポイントを細かく確認しましょう。
評価①|A6Hの価格評価と買い時
A6Hは前モデルのA6Gと全く同じモデルと思って差し支えありません。
唯一、ゲームモードに関係する遅延時間の短縮が切り換えられるALLMが追加され、VODの選択バリエーションが変化した程度です。
この内容で前モデルのA6Gより価格差が発生するとは思えません。市場価格が答えを導き出します。
評価:3.0
このクラスになると信じられない価格なのだ。
評価:4.0
最低でもA6Gと同じ価格じゃないとね。
評価:4.0
同じ価格?
内容的には2世代前のリーズナブルモデルだよ。下がらないとね。
なんと!65v型で10万円切るんだ⁉︎
それでは各サイズの価格推移と買い時を明確にします。
75A6H(75v型)の価格推移と買い時
75v型(75A6H)は前モデルのA6Gよりも高く始まりましたが、初値から3ヶ月後には安定期に入った模様。
75v型は前モデル価格を下回ったので、目論み通りと言えます。
買い時はズバリこうよ!
75型のA6Hがどうしても欲しいなら
- 130千円前後の価格を狙う
機能と価格のバランスにこだわるなら
- 前モデルの安値付近120千円前後を狙う
- ハイセンスはAmazonで安値を更新することが多いので注視
- ハイセンスは価格安定後は大きく下がらないので注意
65A6H(65v型)の価格推移と買い時
65v型(65A6H)も前モデルのA6Gよりも高く始まりましたが、初値から3ヶ月後には安定期に入った模様。
75v型は前モデル価格とほぼ同じ価格で始まったので、少し様子見がいいでしょう。
買い時はズバリこうよ!
65型のA6Hがどうしても欲しいなら
- 95千円前後の価格を狙う
機能と価格のバランスにこだわるなら
- 購入ゾーンの90千円前後を狙う
- ハイセンスはAmazonで安値を更新することが多いので注視
- ハイセンスは価格安定後は大きく下がらないので注意
55A6H(55v型)の価格推移と買い時
55v型(55A6H)も前モデルのA6Gよりも高く始まりましたが、初値から3ヶ月後には安定期に入った模様。
55v型は前モデル価格を若干下回っているので、目論み通りと言えます。
買い時はズバリこうよ!
55型のA6Hがどうしても欲しいなら
- 80千円前後の価格を狙う
機能と価格のバランスにこだわるなら
- 購入価格ポイントの70千円前後を狙う
- ハイセンスはAmazonで安値を更新することが多いので注視
- ハイセンスは価格安定後は大きく下がらないので注意
50A6H(50v型)の価格推移と買い時
50v型(50A6H)は前モデルのA6Gよりも高く始まりましたが、初値から3ヶ月後には安定期に入った模様。
50v型は前モデル価格を下回ったので、目論み通りと言えます。
買い時はズバリこうよ!
50型のA6Hがどうしても欲しいなら
- 60千円前後の価格を狙う
機能と価格のバランスにこだわるなら
- 購入価格ポイントの55千円前後を狙う
- ハイセンスはAmazonで安値を更新することが多いので注視
- ハイセンスは価格安定後は大きく下がらないので注意
43A6H(43v型)の価格推移と買い時
43v型(43A6H)も前モデルのA6Gよりも高く始まりましたが、初値から3ヶ月後には安定期に入った模様。
43v型は前モデル価格を下回ったので、目論み通りと言えます。
買い時はズバリこうよ!
43型のA6Hがどうしても欲しいなら
- 60千円前後の価格を狙う
機能と価格のバランスにこだわるなら
- 購入価格ゾーンの50千円前後を狙う
- ハイセンスはAmazonで安値を更新することが多いので注視
- ハイセンスは価格安定後は大きく下がらないので注意
やはり予想通り前モデルのA6Gを下回った価格を付けています。データを参考にして上手に買ってください。
評価②|A6Hのセールスポイント
評価:2.0
ただ画像が映し出される機械なのだ。
評価:3.0
無駄な機能を削ぎ落としたことがセールスポイントだから、物足りなさは仕方ないわね。
評価:3.0
テレビを見ることだけが目的ならこれでいいんじゃない。
機能が少ないことがセールスポイントって訳じゃないんですよね。その先の低価格が重要なんです。
ハイセンス 4K液晶テレビ A6Hとは
ハイセンス・テレビ:公式ページ
モデル | 2022夏(22'7月) |
シリーズ | ハイセンス A6H |
分類 | 4K液晶テレビ |
サイズ展開 | 75v/65v 55v/50v/43v |
ハイセンスの新しい4K液晶テレビ「A6H」は、無駄な機能を極力省いたリーズナブルモデルです。
テレビを見ることだけを考えれば、最も安く購入できる4K液晶テレビの一つ。
A6H 2つのセールスポイント
- 不要な機能を削ぎ落としたリーズナブルモデル
- ゲーム性能の向上
ここが重要ポイント‼︎
- 映像はハイスペックモデルと比較すると荒く暗いと感じる
- 音質は高音域が目立つ耳障りな感じ
詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
ハイセンス・テレビ2022年モデル、U9H・U7H・A6Hのセールスポイントの違いが全て確認できますよ。
75v型でもハイスペックモデルの50v型より安いのね。
手軽の大画面を試したい人や商用に使用するにはコストがかからず便利なモデルです。
ハイセンス・テレビに対応したHDDは「【ハイセンスに対応】おすすめの外付けHDDとテレビ適合情報」でまとめて紹介しています。
テレビ録画用外付けハードディスク選びの時間短縮でお使い下さい!
A6Hに適合する電源レスのコンパクトHDDがおすすめです♪
ハイセンスでDVDを再生するなら「テレビで見るための【DVDプレーヤー4選】安く買って簡単に接続する方法」でまとめて紹介しています。
A6Hの受賞歴
ハイセンス 4K液晶テレビ「A6H」の外部評価について、有名な「VGP」「HiVi」の二団体について確認します。
なお、各団体の概要は以下の通り。
音元出版「PHILE WEB」主催のAVアワード≫VGP
1987年にスタートした国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワードです。プロが選んだベストセラー間違いなしのアイテムだけが、受賞の栄誉を勝ち獲ることができます。
ONGEN PUBLISHING CO.,LTD
AV専門誌「HiVi」によるアワード≫HiVi
登場したばかりのモデルを含め、現在市場に流通しているAV製品をジャンル、価格帯別に分類して真のお買い得モデル=「ベストバイ」製品を選出することが本企画の趣旨である。
Stereo Sound Publishing Inc.
AV=オーディオビジュアル
2022 SUMMER(2022年「夏」)
上位モデルが評価対象となるため、A6Hは審査対象外でした。
VGP
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
全サイズ | 対象外 | ディスプレイ |
HiViベストバイ・ディスプレイ部門
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
全サイズ | 対象外 | ディスプレイ |
2022 WINTER(2022年「冬」~2023年)
ハイセンス4K液晶A6HはVGPからの評価はあるも、HiViの評価は対象外になっています。
VGP
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
全サイズ | コスパ大賞 | コスパの高い4K液晶テレビ |
75A6H | 受賞 | ディスプレイ |
65A6H | 受賞 | ディスプレイ |
55A6H | 受賞 | ディスプレイ |
50A6H | 受賞 | ディスプレイ |
43A6H | 受賞 | ディスプレイ |
HiViベストバイ・ディスプレイ部門
機種 | 受賞結果 | 部門・技術 |
---|---|---|
全サイズ | 順位なし | ディスプレイ |
評価③|A6Hに最適な視聴環境
評価:3.0
このレベルならこんなものだと思うのだ。
評価:3.0
卓上スタンドがワイドタイプだから設置場所の広さに注意が必要だわ。その他施策もプアーね。
評価:2.0
高評価を与えられるほどの視聴性能とは思えないね。
基本的に4Kハイセンスの最廉価モデルなので過剰な期待はできません。
ここが重要ポイント‼︎
- ワイドタイプの卓上スタンドは置き場所によっては滑りそう
- パネルは全体的に少し暗めなので輝度に期待はできない
- 筐体は若干安っぽさを感じた
詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
ハイセンス・テレビ2022年モデル、U9H・U7H・A6Hの試聴性能の違いが全て確認できますよ。
結局少し前の液晶テレビって感じなのよね。
視聴性能も機能を絞ってきました。
テレビのサイズ選定で悩んだら「テレビのサイズは【3つの基礎知識】で決める!液晶・有機ELどっちもおすすめです♪」を参考にして下さい。
\ A6Hに適合するHDDとSTAND情報はこちら /
評価④|A6GとA6Hの違いと機能進化
評価:3.0
価格なりの装備なのだ。
評価:2.0
U7Hからの機能開きが大きすぎない?
評価:2.0
とりあえず4K対応のテレビが欲しい人向けだ。
かなり機能を絞った印象で、多分4Kチューナー内蔵テレビで最廉価モデルとなるでしょう。
ここが重要ポイント‼︎
- 少し前のテレビという感じ
詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
ハイセンス・テレビ2022年モデル、U9H・U7H・A6Hの基本機能の違いと進化が全て確認できますよ。
機能を絞って安くなってるから、機能がプアーなのは当たり前ね。
そうです、A6Hは割り切って購入するモデルです。
Bluetoothで簡単にワイヤレスイヤホンも接続できます♪
ワイヤレスイヤホンを使用すれば、テレビの音量を気にせず大迫力の没入感に浸れます。
こちらのリンク→ワイヤレスイヤホン関連記事を参考にして下さい。
おすすめのワイヤレスイヤホンもレビュー!
評価⑤|A6Hの省エネ性能とパネル寿命
評価:3.0
何もついてないので電気代は低くて当たり前なのだ。
評価:5.0
中型以上のサイズなら最高レベルの省エネ性能だわ。
評価:5.0
これで機能が豊富なら最高だけど…。まあ、省エネ性能だけを評価すれば満点。
前モデルからほとんど変更が無いため、省エネ性能は引き続き良好です。
詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
ハイセンス・テレビ2022年モデル、U9H・U7H・A6Hの省エネ性能とパネル寿命の違いが全て確認できますよ。
国内ブランドの省エネ性能向上モデルの上を行くわね。機能と省エネ性能のバランスを取るのは難しいわ。
国内メーカーはそこに挑戦中なんですよ。
省エネ性能の考え方は「テレビの消費電力の基礎知識を知って省エネ家電を賢く選ぼう!」で詳しく解説しています。
有機ELテレビとの違いは「有機ELテレビを買わない5つの理由|特に引退世帯にはおすすめしないメリットとデメリット」で解説。
ハイセンス 4K液晶テレビ A6H評価レビュー|まとめ
本記事は「【ハイセンス A6H】A6Gとの違いとモデル間の違いを5つの視点で分析しおすすめ度を評価レビュー」について書きました。
A6Hは機能に期待できない4K対応の液晶テレビであることをきちんと理解し、割り切って購入すべきモデルです。
ただ、大画面サイズも用意されているので、色々な用途に安い投資で使用できるのも魅力でしょう。
75v型の超大画面がスマホより安い。ものは考えようです。
以上、えだまめくん(@edamamekun_ns)の実機評価レビュー報告でした。良い買い物をして下さい♪
A6Hのメリット・デメリットのまとめ
\ メリット・デメリット /
A6Hが優れる点⤴︎
- 最低限の機能に絞って価格を安く
- 豊富なサイズバリエーション
- ゲーム性能向上*
A6Hが劣る点⤵︎
- 内容的には一世代のモデル
- 拡張性の低さ
*前モデルA6Gと比較した場合
A6HとA6Gの違いまとめ
\ A6Gとの違いまとめ /
項目 | A6G | A6H |
---|---|---|
サイズ | 75v/65v 55v/50v/43v | 75v/65v 55v/50v/43v |
高画質化 | 直下型LED | 直下型LED |
ADS方式 75v/65v/55v/43v VA方式 50v | ADS方式 75v/65v/55v/43v VA方式 50v | |
バックライトブーストフィルム | バックライトブーストフィルム | |
NEOエンジンLite | NEOエンジンLite | |
AI ネット映像高画質処理 | AI ネット映像高画質処理 | |
4K復元 | 4K復元 | |
エリア別クリア復元 | エリア別クリア復元 | |
クリアノイズ処理 | クリアノイズ処理 | |
テクスチャー復元 | テクスチャー復元 | |
オート画質 | オート画質 | |
美肌リアリティー | 美肌リアリティー | |
HDR再現処理 | HDR再現処理 | |
HDR10/HLG | HDR10/HLG | |
高音質化 | 2.0.0ch | 2.0.0ch |
30W=75v 20W=65v/55v/50v 14W=43v | 30W=75v 20W=65v/55v/50v 14W=43v | |
Eilex PRISM | Eilex PRISM | |
自動音量制御 | 自動音量制御 | |
リモコン | Bluetooth非対応 | Bluetooth非対応 |
機能 | HDMI=3 | HDMI=3 |
ゲームモード (低遅延/HDR再現処理) | (低遅延/ALLM/PC60p対応) | ゲームモード
\前モデルの情報はこちら♪ /