この記事では、2022年発売モデルのPanasonic(パナソニック)のテレビブランドであるVIERA(ビエラ)について、最大の特徴を示す「セールスポイント」を明確化し評価を行いました。
セールスポイントとはそのテレビの「売り」であって、欲しいテレビを見定める重要なキーワードです。
映像を徹底的にこだわるなら、先端の技術で映像美を全面に出すモデル。
迫力ある音響システムが欲しいなら、スピーカー構成や出力の大きいことを掲げた機種を絞れる。
パナソニック・ビエラ2022年モデル、LZ2000・LZ1800・LZ1000・LX950・LX900・LX800のセールスポイントを知れば、テレビ選びの的が絞れます。
【この記事で解決する疑問と悩み】
- 2022年発売のパナソニックビエラの特徴
- シリーズごとのセールスポイントの違い
- 対象:LZ2000・LZ1800・LZ1000・LX950・LX900・LX800
長年製造業に従事し豊富な知見を活かした
分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
パナソニックビエラ2022モデル|LZ2000・LZ1800・LZ1000・LX950・LX900・LX800|
パナソニック・ビエラの2022年発売モデルの概要は以下の通り。
「詳細確認」ボタンから各モデルの詳細へジャンプできます。
LZ2000 | LZ1800 | LZ1000 | LX950 | LX900 | LX800 | |
---|---|---|---|---|---|---|
映像 | 有機EL | 有機EL | 有機EL | 液晶 | 液晶 | 液晶 |
音響 | 立体音響 | 立体音響 | 立体音響 | 立体音響 | 立体音響 | 立体音響 |
サイズ 展開 | 77v|65v|55v | 65v|55v|48v | 42v | 75v|65v|55v | 49v|43v | |50v|43v | 75v|65v|55v
進化 レベル | 中 | 高 | 低 | 低 | 低 | 中 |
デザイン | 普通 | 普通 | 普通 | 普通 | 普通 | 微妙 |
価格 | 高い | 高い | 高い | 高い | 普通 | 普通 |
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[4K有機ELビエラフラッグシップモデル]
LZ2000シリーズ|サイズ展開:77v・65v・55v|
[LZ2000 セールスポイント]
Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイNEOを中心とした新高画質技術
クラス最高レベルの立体音響スピーカーシステム
安全性を高める転倒防止機能とスィーベル機能で自由な視聴性を実現
高画質を実現する新技術
2022年のパナソニック・ビエラ・フラッグシップモデルは、その位置付けに恥じぬ最高レベルの高輝度有機ELパネルへアップデートされたことが最も大きなセールスポイントになります。
新型パネルと独自技術の融合
「NEO」を配した最新のパナソニック・ビエラ4K有機ELパネルは、3つの最新技術で成り立っています。
- 最新の高輝度有機ELパネル
- 独自設計を正確にトレースする自社内での組立(アッセンブリー)
- 特許出願中の独自放熱技術
高輝度技術によるハイコントラス化
明暗を細かくし映像に深みを与えるためにはコントラストの高さが重要ですが、同時に大きな障壁が生じることをご存知でしょうか?
高コントラスト化は自発光方式の有機ELテレビの得意技である反面、高輝度化しないとその真価が分かりづらいため想定以上に温度が上がる可能性があります。
有機ELテレビが高温化するとイメージリテンションという残像が残る不具合へ繋がりやすく、そのまま放置すると最悪の場合パネルが焼き付きます。
パナソニック・ビエラはこの矛盾する問題を自社の独自設計による放熱技術で対策を図りました。
最新のパネル制御技術
更に最適な電流制限をアルゴリズム化する「Bright Booster」をLZ2000では導入し、焼き付きなどの不具合対策を図ると同時に高画質な映像を実現しています。
映像の美しさは既に定評がある有機ELビエラですが、地味な改善施策の積み上げであることを理解すると納得しやすいですね。
他社と一線を画す音へのこだわり
高音質技術についても2022年のパナソニック・ビエラ・フラッグシップモデルらしい進化を遂げ、同クラス最大の出力とスピーカー構成は、映像進化と共に大きなセールスポイントとなります。
リアル立体音響対応の最新スピーカー構成
フラッグシップモデルであるLZ2000の大きな特徴は、正面のみならず、上と横にもリアルに音を響かせることが出来るスピーカー構成にあります。
立体音響技術は今や当たり前となりましたが、ほとんどのテレビが正面のスピーカーのみで擬似的に再現しているため、フラッグシップビエラのスピーカー構成は本格的だと言えるでしょう。
LZ2000では、従来のイネーブルドスピーカーとワイドスピーカーはそのままで、正面にラインアレイスピーカーを配置することで更に音を進化させました。
脅威の大出力
最大出力は残念ながらサイズによって変わりますが、従来の125Wからどのサイズも大幅に出力がアップ。
他社テレビの追随を許さない、フラッグシップビエラのみに与えられた大きなアドバンテージです。
- TH-77LZ2000(77v):170W
- TH-65LZ2000(65v):160W
- TH-55LZ2000(55v):150W
新たに導入したラインアレイスピーカーの影響が大きい部分ですが、音の安定度は飛躍的に安定する構造です。
ラインアレイスピーカーに注目
ラインアレイスピーカーの効果は大きく、音の干渉が少なくなり、よりクリアーな音質を実現します。
更に副次効果で以下のようなエンハンス(高める)効果に応用できるため、普段使いの時でも無駄に音量を上げることなく聞き取りやすい音を届けてくれるでしょう。
映画館の音響技術を家庭で再現するビエラの独自技術は、他の追随を許さない大きなセールスポイントです。
安全性と視聴性の両立
パナソニック・ビエラと言えば、吸着システムを採用した他社に無い安全性を考えた独自構造の卓上スタンドです。
また、吸着固定を活かし、65v/55vには前後30°の首振りが行えるスィーベル機能が搭載されていることもLZ2000のセールスポイントでしょう。
残念ながら77vにはスィーベル機能は非搭載で、同一シリーズ内で機能違いが生じる点はビエラを選ぶ際には注意する重要なポイントです。
万一の地震や小さな子供がいても安心安全
既に定番とも言えるビエラの特徴で、地震の際や小さな子供が寄りかかった場合でも事故を未然に防いでくれます。
実際にその吸着性能を前モデルで試しましたが、初期の頃から比べ、新しい機種になるほどその性能はアップしていると感じました。
くつろぐ方向へ画面を動かせる首振り機能
最近は他社のテレビでも見かけるようになったスィーベル(首振り)機能ですが、卓上スタンドの吸着システムを有すビエラは滑らずスムーズに角度を変えられ一歩先んじた感があります。
背面の掃除も行いやすく、外付け機器の接続の際も配線が手軽に行えるのも魅力的なポイント。
ただ、残念ながら搭載サイズは65vと55vに限られるため、77vの購入を検討している方は注意が必要です。
安全性や機能性を重視するとデザイン面が犠牲になります。それでもビエラらしさを演出したLZ2000は好みが分かれるところでしょう。
LZ2000セールスポイントの評価
評価:5.0
映像美、音響技術、AVに必要な要素がてんこ盛りで、引続き進化を続けているのだ。
評価:4.5
今期の有機ELパネルは元から高輝度へ進化しているから、パナソニックビエラの技術にマッチした感じだわ。
評価:3.0
映像については好みもあるけど、転倒防止対策を含め、間違いなくパナソニックの最新技術を全て網羅してるね。でも有機ELはいらない。
あとはコストとのバランスですね。
- 最先端の有機ELパネルを楽しみたい人
- 最高レベルのテレビ付属の音響システムが欲しい人
- コストにこだわらない人
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[4K有機ELビエラハイグレードモデル]
LZ1800シリーズ|サイズ展開:65v・55v・48v|
[LZ1800 セールスポイント]
JZ2000の技術であるDynamicハイコントラスト有機ELディスプレイを採用
360立体音響サウンドシステム(イネーブルドスピーカー)
安全性を高める転倒防止機能
前フラッグシップモデルと同じパネルを採用
2022年発売のパナソニック有機ELビエラのセカンド機であるLZ1800は、コストの安い買い切りの有機ELパネルから自社設計・組立のDynamicハイコントラスト有機ELディスプレイへアップデート。
映像レベルは前モデルのフラッグシップ機のJZ2000と同じ内容となったことが最も大きなセールスポイントです。
ただし、ビエラはシリーズ内格差があり、48v(48LZ1800)には非採用なので購入の際は注意して下さい。
2021年モデル最高の有機ELパネルを受け継ぐ
もし、品番が「LZ1800」でなく「LZ1000」であったら、従来通り外部調達の有機ELパネルをそのまま使用していたでしょう。
なぜなら、LZ1800の位置付けは単なるセカンドモデルではなく、ハイエンドとエントリーモデルの中間に当たるハイグレードモデルだからこそのこだわりがあるから。
そのこだわりは次項で解説する音響システムにも現れており、明らかにエントリーモデルの装備からは逸脱しているからです。
1年前の技術とは言え、前フラッグシップモデルのパネルを有するLZ1800は、クラス的には大幅な進化を遂げたモデルだと感じられるでしょう。
1年前の技術を有効利用することには大賛成です。パナソニックは上位技術を上手に下位モデルへ展開するので毎年ワクワクします。
セカンドモデルとは思えない音響システム
ビエラの音へのこだわりは、立体音響をデジタル技術で擬似的に創出するのではなく、映画館と同じようにスピーカー構成自体を立体音響に対応させることです。
従来の4K有機ELビエラのセカンドモデルでは平易なフルレンジスピーカーでしたが、LZ1800ではイネーブルドスピーカーが搭載され、音響レベルも大きなセールスポイントとなっています。
有機ELセカンド機初のイネーブルドスピーカー搭載
ハイエンドモデルのLZ2000と比較すると、ワイドスピーカーとラインアレイスピーカーの有無で見劣りしますが、イネーブルドスピーカーとウーハーを備える構成は明らかに他社のテレビを凌駕する内容。
ラインアレイスピーカーは前ハイエンドモデルJZ2000にも搭載されていなかったため、出力に差はあるものの、構成自体はハイエンドモデルと同等水準で区別できません。
パネル同様に音響性能もセカンドモデルとは思えない、ビエラらしい大幅な刷新を図ってきました。
安全性(転倒防止)
パナソニック有機ELビエラのセカンドモデルであるLZ1800にも、吸着システムを採用した独自構造の安全性が高い卓上スタンドが採用されています。
残念ながらスィーベル機能は非搭載ですが、独自構造の卓上スタンドはセールスポイントのひとつと言えます。
パナソニック公式ページより
(写真はLZ2000から引用)
全体のデザインは好みが分かれるところですが、使用環境や家族構成を優先に選ぶべき機能です。
LZ1800セールスポイントの評価
評価:4.5
わしは最新技術が大好きだが、前モデルのパネルは完成度の高さを評価しているのだ。
評価:5.0
他社のセカンドモデルと比較にならない豪華装備ね。価格が気になるけどとりあえずセールスポイントは満点だわ。
評価:3.0
う〜ん、これで他社のセカンドモデルと同じ価格なら有機ELテレビの価格破壊になるかも?結果は価格次第だね。
比較対象の有機ELテレビがどれなのか?比較が難しいところですが、市場価格が気になります。
- フラッグシップ並みの有機ELパネルこだわりたい人
- リアルな立体音響を楽しみたい人
- セカンドモデルの有機ELテレビに満足できない人
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[4K有機ELビエラスタンダードモデル]
LZ1000シリーズ|サイズ展開:42v|
[LZ1000 セールスポイント]
コンパクトサイズのフルスペック有機ELテレビ
安全性を高める転倒防止機能
フルスペック有機ELテレビ最小の42v型
有機ELテレビのサイズ展開は65v型と55v型が中心でした。
その理由は、自発光故の高コントラストで綺麗な映像美を堪能するためには大画面が最適であるという、既成概念が影響していたと考えられます。
しかし、大画面に傾倒すると使用環境が限られるというデメリットも生じます。
多様化する視聴環境に合わせ48v型が誕生し、今季は更に小型化された42v型が発売されたことにより、四畳半以下の部屋でも有機ELテレビの高画質を手軽に楽しめるようになりました。
コンパクトサイズでも自発光方式の美しさを
有機ELテレビと液晶テレビの大きな違いは発光方式にあります。
パナソニック公式ページより
液晶テレビは背後からライトを照射し発光させるため、不要な部分も明るくなりコントストが弱くなるというデメリットが生じます。
一方で有機ELテレビは画素ごとに独立して発光(自発光)するため、明暗がハッキリしたコントラストの高い美しい映像が実現可能。
LZ1000は42v型のコンパクトサイズにも関わらず、美しい有機EL画質が楽しめることが大きなセールスポイントです。
安全性(転倒防止)
パナソニック有機ELビエラのコンパクトモデルであるLZ1000にも、吸着システムを採用した独自構造の安全性が高い卓上スタンドが採用されています。
残念ながらスィーベル機能は非搭載ですが、独自構造の卓上スタンドはセールスポイントのひとつと言えます。
パナソニック公式ページより
(写真はLZ2000から引用)
小さな部屋やプライベートルームでの視聴が想定されるサイズですが、安全対策にも配慮されています。
LZ1000セールスポイントの評価
評価:4.0
小さいサイズには興味は無いが、有機ELテレビの選択肢を広げる展開は大歓迎なのだ。
評価:4.0
細かい内容は上位モデルに劣るけど、手軽に高画質を楽しめる点はいいわね。
評価:3.0
使い勝手の良さは魅力だけど、やっぱり価格が気になるね。
今期は他のメーカーも42v型をバリエーションに入れてきましたが、内容的にはほぼ互角です。
- 四畳半以下の部屋で有機ELテレビを楽しみたい人
- 高画質な環境でゲームを楽しみたい人
- 二台目の有機ELテレビを検討している人
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[4K液晶ビエラハイエンドモデル]
LX950シリーズ|サイズ展開:75v・65v・55v|
[LX950 セールスポイント]
自社設計・組立のプレミアム液晶ディスプレイ
360立体音響サウンドシステム(イネーブルドスピーカー)
安全性を高める転倒防止機能
4K液晶テレビで最も丁寧に作られたパネル
2022年のパナソニック4K液晶ビエラのハイエンドモデルであるLX950最大のセールスポイントは、高輝度にこだわる独自設計・自社組立の液晶パネルです。
有機ELビエラのフラッグシップモデルから始まったこの技術は、前モデルのJX950から採用され、LX950でも引続きJX950と同じパネルが使用されています。
パネル性能に大きな進化はありませんが、生産性向上でより安定したパネルへ仕上がっているはずです。
4K液晶テレビ唯一のイネーブルスピーカー採用モデル
LX950では引続き前モデルのJX950で採用されたイネーブルスピーカーが搭載され、立体音響ソースをより緻密に再現できる大容量スピーカー構成であることも特徴的なセールスポイントです。
「DYNAMIC SOUND SYSTEM」から「360立体音響サウンドシステム」へ名称は変わりましたが、出力と構成自体に前モデルからの変化はありません。
音響面もハード的な進化はありませんが、液晶テレビでは唯一のイネーブルドスピーカー搭載なので価値あるモデルです。
安全性
パナソニック4K液晶ビエラのハイエンドモデルであるLX950にも、吸着システムを採用した独自構造の安全性の高い卓上スタンドが採用されています。
前モデル(65JX950/55JX950)に搭載されていたスィーベル機能が無くなったことは残念ですが、独自構造の卓上スタンドは引続きセールスポイントのひとつと言えます。
パナソニック公式ページより
(写真はLZ2000から引用)
リビングで使用することが想定されるモデルなので、安全機能は選択肢を決める大きな要素と言えます。
LX950セールスポイントの評価
評価:4.0
進化しているとは言えないのだ。でも、完成度の高さは認めるのだ。
評価:4.5
他社は軒並みMini LED搭載の液晶テレビを発表しているけど、ビエラは変更無しか…。でも、内容的には十分だわ。
評価:4.0
既存の液晶テレビではトップレベルの技術なのは間違い無いので、新技術にこだわりが無い人は今期が買い時かもね。
パナソニック・ビエラは、Mini LEDテレビの発表を今期は見送るのでしょうか?まあ、価格的には確かに時期尚早ですね。
- 高輝度のIPS液晶テレビが欲しい人
- リアルな立体音響を楽しみたい人
- Mini LEDなどの新技術はまだ必要の無い人
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[4K液晶ビエラハイグレードモデル]
LX900シリーズ|サイズ展開:49v・43v|
[LX900 セールスポイント]
上位モデル同様の高画質技術
ドルビーアトモスによる立体音響対応
安全性を高める転倒防止機能
小型サイズでも手抜きの無い映像美
LX900は49vと43vの小型サイズ構成で、パネル本体も上位モデルのような独自設計・自社組立でもありません。
また、ビエラのお家芸とも言えるIPSパネルも49vのみで、43vはVA方式のパネルが採用されています。
しかし、映像を制御するシステムは上位モデルと同等で、小型サイズとしては贅沢なバックボーンが備わっていることがセールスポイントのモデルです。
4K液晶ビエラの小型サイズで高輝度なテレビを選ぶならLX900一択になります。
立体音響再生も可能
小型サイズで最低限のスピーカー構成ですが、ドルビーアトモスによる立体音響に対応していることが音響面のセールスポイントになります。
また、Bluetoothによるオーディオ連携機能はこのモデルより下には付属しません。
映像面にこだわった小型モデルなので、立体音響対応はやはりマストです。
安全性
パナソニック4K液晶ビエラの小型ハイグレードモデルであるLX900にも、吸着システムを採用した独自構造の安全性の高い卓上スタンドが採用されています。
省スペース設計の卓上スタンドも設置場所を選びません。
パナソニック公式ページより
(写真はLZ2000から引用)
寝室などで使用する際はこの安全装備が武器となります。
LX900セールスポイントの評価
評価:3.0
小さい液晶テレビに興味は無いのだ。
評価:3.0
小型の液晶テレビに贅沢装備を求める人には少し中途半端かも?
評価:3.0
43vサイズのVAパネルはビエラを買う意味が分からなくなっちゃうけど、IPSはやっぱり斜陽なのかな?ちょっと不安だ。
自社対応のパネルは限られたサイズのみで仕方ありませんね。でも、ほぼフル装備なので内容的にはハイグレードです。
- 高輝度の小型液晶テレビが欲しい人
- 小型サイズでも機能に妥協したく無い人
- Mini LEDなどの新技術はまだ必要の無い人
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[4K液晶ビエラエントリーモデル]
LX800シリーズ|サイズ展開:75v・65v・55v・50v・43v|
[LX800 セールスポイント]
大画面からコンパクトモデルまで幅広い選択肢
ドルビーアトモスによる立体音響対応
43v〜75vまで選択肢の広いパネルサイズ
LX800は4K液晶ビエラのエントリーモデルとなるため、映像性能に目立ったポイントが無い一方で、豊富なサイズ展開で選択肢が広いことがセールスポイントになります。
エントリーモデルは余計な機能が無い分、価格が安く抑えられるため幅広い購買層が狙えるからです。
メインテレビの買い替えの際は思い切った大型サイズが選べ、2台目以上の追加購入に最適な小型サイズも選べるでしょう。
4K液晶ビエラLX800は、ニーズによってサイズが選びやすいモデルです。
過去の実績を見ると、ハイエンドの55vと変わらない価格でワンサイズ以上アップできるので選択に迷いますね。
立体音響再生が復活
前モデルのJX750で残念だったのがドルビーアトモスの廃止でした。
しかし、LX800では再びドルビーアトモスによる立体音響に対応したことが音響面では大きなセールスポイントになります。
今期の4Kビエラは全てのモデルでドルビーアトモスを復活させたことが嬉しいニュースです。
LX800セールスポイントの評価
評価:2.0
このクラスはわしは買わないのだ。
評価:3.0
ドルビーアトモスも付いてるし、思い切って超大型の75v型に挑戦するには良いモデルだわ。
評価:3.0
装備的に安いはずなのに、パナソニックブランドで割高感があれば失敗するね。世界戦略するにもその点がネック。
4K液晶ビエラのエントリーモデルは二代続けて短命だったので、LX800の存続期間が気になります。
- ワンサイズ大きなテレビが欲しいが予算が無い人
- 安く小型サイズのテレビを手に入れたい人
- パナソニックブランドにこだわる人
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セールスポイント評価まとめ2022年モデルパナソニック・ビエラ
評価モデル | |||
---|---|---|---|
LZ2000 | 5.0 | 4.5 | 3.0 |
LZ1800 | 4.5 | 5.0 | 3.0 |
LZ1000 | 4.0 | 4.0 | 3.0 |
LX950 | 4.0 | 4.5 | 4.0 |
LX900 | 3.0 | 3.0 | 3.0 |
LX800 | 2.0 | 3.0 | 3.0 |
2022年発売のパナソニック・ビエラのセールスポイントを見ると、マイナーチェンジ感は否めません。
なぜなら、パネル技術の売りであった独自設計・自社組立の横展開も概ね終了し、フラッグシップモデルでさえ微々たる改善に留まり、液晶ハイエンドモデルに至っては前モデルの継続でした。
音響技術については有機ELビエラで進化を遂げたものの、液晶テレビについてはパネル同様に前モデルのスライドです。
特に気になるのが、他社で続々ラインナップされ始めた「Mini LED」を採用した液晶テレビが発表されなかったことでしょう。
逆に考えれば成熟された完成度の高いテレビと言え、その代表が前モデルの技術を集約した有機ELセカンドモデルのLZ1800です。
マイナーチェンジは工業製品の熟成であり、安定度の高いテレビを求めるなら今期のパナソニック・ビエラはお買い得だと言えます。
良い買い物をして下さい♪