TOSHIBA REGZA 液晶テレビ Z730Xシリーズの徹底評価。3回にわたり購入者目線からZ730Xの選択要素を評価してきました。
最後の4回目は、今までの総合評価と買い時を解説致します。
4K液晶テレビ東芝レグザ Z730Xの総合評価と最適な購入者像
皆さん、ここまでお付き合い頂きありがとうございます。最後に液晶テレビレグザZ730Xの総合評価と良い点、イマイチの点についてご意見下さい。最適な購入者像に関するお考えも聞かせて頂けると助かります。
評価項目 | |||
---|---|---|---|
セールスポイント | 4.3 | 3.7 | 3.3 |
視聴環境・設置 | 3.8 | 3.5 | 3.5 |
機能 | 3.4 | 3.3 | 3.0 |
省エネ性能 | 3.0 | 4.0 | 4.0 |
パネル寿命 | 5.0 | 4.0 | 4.0 |
価格 | 3.0 | 5.0 | 5.0 |
総合評価 | 3.8 | 3.9 | 3.8 |
買い時 | 液晶は嫌! | 候補ね! | 損は無いね |
東芝レグザZ730Xこだわり派の評価
最新機能と装備を重視するのだ。
- 画質に「とことん」まではこだわっていない人
- 有機ELテレビが買えない人には良い商品
- 有機ELテレビ一択だと比較外
- 音質や機能はまあまあだが、液晶画質では買うに値しない商品
液晶になると凄い差別だな・・・。
東芝レグザZ730Xリーズナブル派の評価
コストと機能のバランス重視よ。
- 同クラス液晶テレビではトップクラスの機能と質
- REGZAは他社と比較して安価な販売価格で有利(割安感あれば買い)
- パネル不具合(斑模様)の改善程度が気になる
- 液晶テレビの中では消費電力が大きい
- タイムシフトを駆使して過去録を視聴する人(家庭)
- 液晶テレビにも最高水準の機能を求める人
機能や画質、音質についてはトップクラスの評価。それでいてHisense傘下という悪評で市価は意外とリーズナブルなのが魅力ですね。
東芝レグザZ730Xコスト重視派の評価
価格に対してお得感が重要だね。
- モリモリの機能なのに価格が安めなのがgood!
- IPS液晶とタイムシフトは家族団らんのリビングに最適
- 消費電力が他社の同等品と比較して高めなのが不満
- ドルビービジョンなど、細かい部分で若干の機能落ちがある
- 同じ機能ならコスト重視でメーカー名などを気にしない人
- 録画機能(タイムシフト)の良さを理解している人
コスト重視でも機能的に我慢できる範囲は様々です。色々と我慢せずにフル装備を安く購入出来れば、ファミリー層にも負担は少なそうです。
4K液晶テレビ東芝レグザ Z730X の買い時は?
上記のグラフは前モデル(Z720X)と時期を合致させて価格推移を比較したものです(55型)。
なお、2020年2月に次期モデルのZ740Xが発売されたので、このグラフが最終版となります。
初値から6ヶ月の動向を見て分かる通り、前機種Z720Xの価格推移を見事にトレース。
Z720Xの最安値は初値の59%あたりですが、約10ヶ月後に記録しています。
一方、Z730Xは5ヶ月経過時で初値比66%が最安値なので残り7%下げることが単純に期待できるのでしょうか?
もし、Z720X同様であれば13万円前半の価格帯となり、機能的、サイズ的にかなり魅力的な商品となりますね。
しかし、世の中そんなに甘くありません。その頃には新製品が出て、現在の機能も魅力に陰りが出ることは否めません。
あくまでも「最安値」での検証なので、現時点でも最安値レベルならどう対応するか考えましょう。
では、65型についてはどんな状況なのか?
65型については前機種にはバリエーションが無かったため、下位機種の前モデルM520Xを比較対象としました。
初値から6ヶ月で底値を記録し、その後は再び上昇し、8ヶ月後に次期モデルのZ740Xが発売されました。
液晶テレビ、特に65型の大型サイズを検討している人の多くが、PanasonicとSonyの同等製品との比較を行うはずです。
すると判明するのが、最安値レベルで4~5万円ほどZ730Xが安いこと。
PanasonicのGX855であればZ730Xよりも4ヶ月後に発売されているので理解出来ますが、SonyのX9500Gは同じ頃に発売されています。
また、Z730Xは65型のみVAパネルを採用し、この点でもSonyのX9500Gと同様。
その他細かく機能の相違点はあるものの、ほぼ同等スペックでこの価格差は大きいでしょう。
この先数か月間、価格PanasonicとSonyの価格が下がるのを待つか、Z730Xを購入するか、この辺りが検討に入る時期でしょうね。
但し、次期モデルのZ740Xも同じ内容をトレースするとは限りません。しかし、参考になる事実でもあります。
前機種Z720Xの負を背負うZ730X?
Z720Xで露呈したパネルの斑問題、Z730Xでも問題になってるみたいね。
いやはや、Z730X発売当時は改善したと聞いていましたが、パネル製造工程の品質管理が悪いのかもしれません。現在ではLEDバックライトを各社採用してますから。REGZAだけって?
だからこそ、自分で発光できる有機ELテレビを選ぶべきなのだ。
真っ白な画面なんてそう多くないだろ?ほとんどが色付映像なんだから、普段使用じゃ分からないし、細かいことを気にするなって感じ。
こういうことをも「コスパ」の一部として検討内容へ含めれば良い話。得をすると思う人は買います。しょせん液晶と割り切るのも大事ね。
4K液晶テレビ東芝レグザ Z730Xの買い時と注意点
Z730Xは前機種のZ720Xの初値と比較して安く始まっているのは他の製品と同じ動向で、テレビの価格が下落傾向にある表れかもしれません。
それだけ大きな技術のゲームチェンジが無い証拠ね。新製品が出ても「マイナーチェンジ」っぽいもの。あっ!Z730Xも短命のZ720Xのマイナーチェンジだったわね。
それでも一応「東芝液晶テレビのフラッグシップ機」です。少しは頑張って欲しいものですね。
そんなに機能が変化していないなら、そりゃあ安いに越したことは無いよね。この位でテレビの機能は十分だよ。
忘れてはならぬ。有機ELテレビも安くなっているのだ。
安めのスタート価格から始まったZ730X。買い時を探って行きましょう♪
あくまでも「リーズナブル」にね。ここは私の意見に従ってよ。
- 最安値を待つなら55型で約60%(13.5万円前後)、65型で55%(17万円前後)
- 発売5ヶ月で70%を切っているので、同じレベルの提示があれば買いでも良い
- Panasonic、Sonyよりも割安と思う内容で納得して購入すべし
機能に大きな違いが無ければ「コスト優先」でOKだね。
ブランドイメージが悪いREGZAは、X930みたいに発売直後でも結構買い時が来るわ。Z730Xは販売店の提示タイミングを見逃さないで。
Z730Xも「買い時」に入っているといことで終結しましょう。問題点も含め、内容をここで熟知してから決めて行きましょう♪
良い買い物をして下さい♪
\この機種の最新モデル価格をチェック!!/
東芝レグザ関連の情報はこちら