この記事では、2022年発売モデルのハイセンスのテレビについて、「標準機能の違いと各モデルの機能評価」を行いました。
標準機能の違いが直接モデル格差へつながるため、欲しい機能が実装されていることを把握することは重要です。
映像美を優先させるのか?それとも音響システムか?はたまた外部接続やテレビゲームとの相性か?価格が安いだけでテレビを選んだら次の買い替えまで数年間後悔することになりかねません。
ハイセンス2022年モデル、U9H・U7H・A6Hの標準機能とモデルごとの機能格差を知れば、見たい、やりたいが思い通りのテレビが選べます。

【この記事で解決する疑問と悩み】
- 2022年発売のハイセンステレビの標準機能の把握
- シリーズごとの標準機能の違い
- 対象:U9H・U7H・A6H

長年製造業に従事し豊富な知見を活かした
分析が得意なブロガー
えだまめくん
edamamekun
ハイセンス2022モデル|U9H・U7H・A6H|
ハイセンスの2022年発売モデルの概要は以下の通り。
「詳細確認」ボタンから各モデルの詳細へジャンプできます。
![]() U9H | ![]() U7H | ![]() A6H | |
|---|---|---|---|
| 映像 | Mini LED 液晶 | 液晶 | 液晶 |
| 音響 | 立体音響 | 立体音響 | なし |
| サイズ 展開 | 75v|65v | 85v|75v|65v |55v|50v|43v | 75v|65v |55v|50v|43v |
| 進化 レベル | 高 | 中 | 低 |
| デザイン | 普通 | 普通 | 微妙 |
| 価格 | 普通 | 安い | 安い |
| 詳細確認 | 詳細確認 | 詳細確認 |
ハイセンス2022年モデル比較項目
「比較チェック」ボタンから各モデルの機能違い一覧へジャンプできます。
2022年モデルハイセンス機能比較ハイセンス・テレビ
2022年発売のハイセンス・テレビの機能を全てのラインナップ(U9H・U7H・A6H)で分かりやすく横並びで比較しました。
チューナー数
今や地デジやBS/CSチューナーのみならず、4K放送の受信に必要なチューナーも多チャンネル化が常識です。
特に沢山の番組を録り溜めて後で視聴することが多いテレビユーザーは、4K放送は2チューナー、地デジとBS/CSは3チューナーを備えた機種がおすすめです。
今期のハイセンス・テレビは、4Kの最も安いモデルであるA6H(4K=1、地デジBS/CS=2チューナー)以外はコンセンサスを満たしているので、ハイセンスに適合する外付けHDDを準備して見逃しを防ぎましょう。
2022年モデルのコンセンサス
2022年モデルのテレビに関するチューナー数のコンセンサスは、2021年モデルから変化はありません。
- 4K放送を見ながら別の4K放送が録画可能
- 地デジ3チューナー/BSCS3チューナー/4K放送2チューナー
- 2画面同時視聴
ハイセンス各モデルの比較
| 評価 項目 | U9H | U7H | A6H |
|---|---|---|---|
| 地上波 デジタル | 3 | 3 | 2 |
| BS/CS デジタル | 3 | 3 | 2 |
| BS/CS 4K | 2 | 2 | 1 |
| 4K 2番組 同時録画 | ❌ | ❌ | ❌ |
| 2画面 対応 | ❌ | ❌ | ❌ |
えだまめくん見た目のチューナー数が同じでも、4K放送2番組同時録画と4K放送の裏録が出来るテレビと出来ないテレビがあるので注意です。
リーズナブル派ハイセンスはコンセンサスを満たしたチューナー数でも、4K放送の録画が出来ないのが他社との大きな差ね。
ハイセンス・テレビは4K放送の録画対応に弱点はありますが、4K以外の放送は「裏録」と「同時録画」に対応可能(除くA6H)なので大容量の外付けHDDを同時に準備すると便利。
ただし、動作適合した安全な外付けHDDで視聴環境を整えることをおすすめします。
\ ハイセンス対応の外付けHDD情報はこちら! /

ハイセンスに適合する電源レスのコンパクトHDDがおすすめです♪

ネットワーク
家庭内の無線LANへ接続することで、テレビ放送だけでなくVODも活用でき視聴の幅が大きく広がります。
また、無線で繋がるBluetoothの活用範囲も広がり、無線対応のスピーカーへ接続するだけではなく、リモコンにも採用されていれば反応の悪さに悩むことも無くなります。
2022年モデルのコンセンサス
2022年モデルのテレビに関するネットワークのコンセンサスは、2021年モデルから変化はありません。
- Bluetoothで外部接続&リモコン操作
ハイセンス各モデルの比較
| 評価 項目 | U9H | U7H | A6H |
|---|---|---|---|
| 無線 LAN | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ |
| Bluetooth オーディオ | ⭕️ | ⭕️ | ❌ |
| Bluetooth リモコン | ⭕️ | ⭕️ | ❌ |
| VOD 対応 | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ |
えだまめくんレグザが未対応なのに、ハイセンスはBluetoothリモコンに対応してきましたね。地味に嬉しい進化です。
コスト重視派どっちが高級機種なのか分かんないよ。一方で、VODは今や当たり前だね。
VODサービスについて、もっと詳しく知りたいならこちらを参考にして下さい。

Bluetoothで簡単にワイヤレスイヤホンも接続できます♪
ワイヤレスイヤホンを使用すれば、テレビの音量を気にせず大迫力の没入感に浸れます。
こちらのリンク→ワイヤレスイヤホン関連記事を参考にして下さい。
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外部端子&エンターテインメント連携
外付けHDD接続には無くてはならないUSB端子。マルチに活躍するHDMI端子は最新バージョンに対応していることが重要です。
特に高解像度のゲーム機を利用するなら、ゲーム機能の対応状況も見逃してはなりません。
2022年モデルのコンセンサス
2022年モデルのテレビに関する外部端子&エンターテインメント連携のコンセンサスは、2021年モデルから変化はありません。
- USB3.0/USB2.0各1つ以上
- eARC対応(HDMI)
- HDMI2.1規格と4K120p入力対応(ゲーム)
ハイセンス各モデルの比較
| 評価 項目 | U9H | U7H | A6H |
|---|---|---|---|
| USB 端子 | USB3.0=1 USB2.0=1 | USB3.0=1 USB2.0=1 | USB2.0=2 |
| HDMI 端子 | 4 | 4 | 3 |
| eARC HDMI | ⭕️ | ⭕️ | ❌ |
| HDMI2.1 120p対応 | ⭕️ | ⭕️ | ❌ |
えだまめくん4Kの最廉価モデルA6Hは仕方ありませんが、その他上位モデルはきっちりコンセンサスを満たしています。
リーズナブル派内容的には最低限って感じだけど、使わない人にとっては十分ね。
入力端子の役割を理解すれば、もっとテレビを活用できます。

ハイセンスでDVDを再生するなら「テレビで見るための【DVDプレーヤー4選】安く買って簡単に接続する方法」でまとめて紹介しています。

映像機能
2022年のテレビ業界の話題は、液晶のバックライト精度を向上させ、有機ELに負けない高コントラスト化を実現する「Mini LED」技術です。
有機ELパネルの向上施策はもちろん、液晶パネルに「Mini LED」を採用した製品を発売しているのかも注目しましょう。
2022年モデルのコンセンサス
2022年モデルのテレビに関する映像機能のコンセンサスは、新たに「Mini LED液晶モデルの追加」が進化のカギとなります。
- AIアップコンバート
- HDR10+ ADAPTIVE&Dolby Vision IQ対応
- Mini LED液晶モデルの追加
ハイセンス各モデルの比較
液晶テレビ
| 評価項目 | U9H | U7H | A6H |
|---|---|---|---|
| 映像再現 | 4K | 4K | 4K |
| パネル 方式 | ADS液晶パネル Mini LED量子ドットバックライト | ADS液晶パネル(75v/55v) VA液晶パネル(85v/65v/50v/43v) 直下型LEDバックライト | ADS液晶パネル(75v/65v/55v/43v) VA液晶パネル(50v) 直下型LEDバックライト |
| 輝度アップ | NEOエンジンPro | NEOエンジンPro | NEOエンジンLite |
| パネル 反射対策 | 従来通り | 従来通り | 従来通り |
| 自動 画質調整 | HDMI®入力自動画質調整 テクスチャー復元 | HDMI®入力自動画質調整 テクスチャー復元 | テクスチャー復元 オート画質 |
| 広色域 | 量子ドット 64色軸色彩コントロール 美肌リアリティーPro | 64色軸色彩コントロール 美肌リアリティーPro | 美肌リアリティー |
| 高コント ラスト | ローカルデミング Pro HDR再現処理 plus | HDR再現処理 plus | 従来通り |
| HDR 規格対応 | HDR10 HDR10+ HDR10+ ADAPTIVE HLG Dolby Vision Dolby Vision IQ | HDR10 HDR10+ HDR10+ ADAPTIVE HLG Dolby Vision Dolby Vision IQ | HDR10 HLG |
| 高精細 | NEOエンジン Pro AI 放送映像高画質処理 AI ネット映像高画質処理 AI オート画質調整 AIシーン別超解像処理 AIモーション別超解像処理 3段階超解像処理 輝き復元Pro エリア別適性露出復元 高精細ノイズ処理 | NEOエンジン Pro AI 放送映像高画質処理 AI ネット映像高画質処理 AI オート画質調整 AIシーン別超解像処理 AIモーション別超解像処理 3段階超解像処理 輝き復元Pro エリア別適性露出復元 高精細ノイズ処理 | NEOエンジンLite AI ネット映像高画質処理 4K復元 エリア別クリア復元 クリアノイズ処理 |
| 倍速機能 | 倍速パネル | 倍速パネル | なし |
| 映像 モード | ゲームモードPro スムースモーション960 HDMI2.1 VRR/ALLM対応 AMD FreeSync Premium™対応 | ゲームモードPro スムースモーション960 HDMI2.1 VRR/ALLM対応 AMD FreeSync Premium™対応 | ゲームモード (低遅延/ALLM/PC60p対応) |
えだまめくんハイセンスは新たにMini LEDモデルを投入してきました。コンセンサス通りの動きですね。
コスト重視派機能の差を色分けすると、液晶はモデルごとの画質格差がよく分かるね。
こだわり派細かいことはいいのだ。Mini LEDを出すことに意味があるのだ。
リーズナブル派通常の液晶テレビで良ければ、U7Hはまあまあの機能構成だわ。
4Kはもちろん、せっかく美しいパネルでテレビを視聴できるなら、美しいままで録画できるハイセンス・テレビ適合の大容量外付けHDDを導入することをおすすめします。
\ ハイセンス対応の外付けHDD情報はこちら! /

ハイセンスに適合する電源レスのコンパクトHDDがおすすめです♪

音声機能
ここ数年、ドルビーアトモスによる立体音響技術搭載の機種が当たり前となっています。
2021年モデルからは立体音響ソースのみならず、通常のステレオソースも立体音響化する傾向にあり、2022年モデルの展開も引き続き注目。
立体音響はデジタル技術で擬似的に表現されますが、例えばパナソニック・ビエラの上位機種は映画館に近いスピーカー構成で他社とは一線を画しています。
2022年モデルのコンセンサス
2022年モデルのテレビに関する音声機能のコンセンサスは、2021年モデルから変化はありません。
- Dolby ATMOS標準対応
- ステレオ音声の立体化
ハイセンス各モデルの比較
液晶テレビ
| 評価項目 | U9H | U7H | A6H |
|---|---|---|---|
| 立体音響 | Dolby ATMOS | Dolby ATMOS | ❌ |
| ステレオ音声 立体音響化 | ❌ | ❌ | ❌ |
| スピーカー 出力 | 70W | 40W | 30W=75v 20W=65v/55v/50v 14W=43v |
| スピーカー 構成 | 4.1.2ch | 2.1.0ch | 2.0.0ch |
| 自動 音質調整 | 自動音量制御 | オートボリューム | 自動音声モード |
えだまめくんハイセンスも通常ステレオサウンドの立体化に遅れを感じます。ただ、エントリーモデル以外は立派なスピーカー構成ですね。
コスト重視派今期のハイセンスは、U9Hに搭載されたイネーブルドスピーカーが注目だね。
リーズナブル派エントリーモデルのA6H以外は上出来だわ。
2022年モデルハイセンス機能評価ハイセンス・テレビ
2022年発売のハイセンス・テレビの機能を全てのラインナップ(U9H・U7H・A6H)で評価しました。
また、この記事独自の視点とそれぞれのモデルにマッチする購買層も明確にしています。
4K液晶ハイセンス U9Hシリーズの機能評価

評価:4.0
こだわり派安さが売りのハイセンスとは思えない進化を感じるのだ。
評価:3.5
リーズナブル派今年のハイセンスは新しい技術に素早く対応したわね。
評価:3.5
コスト重視派細かいところに不満はあるけど、他社のハイエンドモデルと遜色ない出来だね。
えだまめくんMini LEDバックライト搭載が注目される中、きちんと標準機能もアップしてきました。
- お得な価格で最新機能のテレビを買いたい人
- Mini LEDを試したい人
- ブランドにこだわりが無い人
\ U9Hの総合評価はこちら /

\ 前モデルの情報はこちら /

\ U9Hに適合するHDDとSTAND情報はこちら /


4K液晶ハイセンス U7Hシリーズの機能評価

評価:3.0
こだわり派価格と機能のバランスが良いのだ。でも、わしはこのクラスに興味はないのだ。
評価:3.0
リーズナブル派お手軽に高機能を楽しみたい購買層にはストライクな感じだわ。
評価:3.0
コスト重視派やはり今期も最高コスパ機種の座はハイセンスかな?
えだまめくん他社のハイエンドまで機能性は高くないものの、変なミドルクラスよりも標準機能は上ですね。
- コスパの良いテレビを買いたい人
- ブランドにこだわりが無い人
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4K液晶ハイセンス A6Hシリーズの機能評価

評価:3.0
こだわり派価格なりの装備なのだ。
評価:2.0
リーズナブル派U7Hからの機能開きが大きすぎない?
評価:2.0
コスト重視派とりあえず4K対応のテレビが欲しい人向けだ。
えだまめくんかなり機能を絞った印象で、多分4Kチューナー内蔵テレビで最廉価モデルとなるでしょう。
- 4Kチューナー内蔵テレビをとことん安く買いたい人
- 機能とブランドにこだわりが無い人
\ A6Hの総合評価はこちら /

\ A6Hに適合するHDDとSTAND情報はこちら /


標準機能の評価まとめ2022年モデルハイセンス・テレビ
評価モデル | ![]() | ![]() | ![]() |
|---|---|---|---|
| U9H | 4.0 | 3.5 | 3.5 |
| U7H | 3.0 | 3.0 | 3.0 |
| A6H | 3.0 | 2.0 | 2.0 |
この記事では2022年発売のハイセンス・テレビの標準機能の違いと各モデルの機能評価を行いました。
今期のテレビ業界の目玉は、液晶テレビのバックライトに「Mini LED」を採用した機種を各社ラインナップしていることですが、ハイセンスもその1社。
昨年はマイナーチェンジの感が強かったですが、今期は大幅な刷新となり、益々ハイセンスらしいコスパの良いモデルへ進化しました。
Mini LEDモデルに挑戦するかコスパの高い高機能モデルか、バリエーションは少ないけど明確な選択肢が必要な今期のハイセンスです。
良い買い物をして下さい♪
ハイセンスに適合する外付けHDDをお探しならこちらの記事をご活用下さい♪

















